みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

祭司の務めと備え

2024年05月18日 | 出エジプト記

出エジプト記 30章1−21節

 金曜日夕方、市の中心部に出ようと最寄りの停留所でバスを待っていたのですが、時間になってもバスは来ません。アプリで調べてみると、そこを通る2系統のバスのどちらも、1時間に一本程度しか走っていません。ストライキのようです。地下鉄も工事のために26日まで運休。結局近くのスーパーで買い物をして徒歩で戻って来ました。

 30章前半には三つのことが命じられています。1−10節には香を焚くための祭壇を作り、聖所に置くことと、祭司はここで朝と夕に香りの高い香を焚く務めをします。香を焚くことは神への祈りを象徴しています。それは民のために祈ること、とりなすという務めです。

 何度も確認することばですが、ペテロの手紙第一2章9節に、キリスト者の立場が並んでいます。それは「選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神のものとされた民」です。大祭司イエスとともに、私たちもまた祭司としての務めをいただいています。

 11−16節には、人口登録のこと、その折に20歳以上の者は一人半シェケルずつの主への奉納物を納めるべきことが命じられます。15節に目が留まります。貧富の差が設けられていないということです。

 洗盤(17−21節)は、聖所の周りの庭に置かれます。聖所の務めに就く祭司が手を洗うためのものです。手や足をきよめる時、祭司は自分の内側がきよめられる必要をも覚えたのではないかと想像します。神への礼拝のプログラムを形だけ「こなして」いるのではないだろうかとの問いを、このような命令を読む中で覚えます。

 幸いな週末、そして聖霊降臨日をお迎えになりますように。


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