ペテロの手紙第二 1章1−11節
今週土曜日に、教会の少年野球チームの春の大会があります。きのうは大会前最後の練習日。ここ数年負け続けの部員たちに何とか勝利の喜びを味わってほしいと、きのうはいつもより延長して練習をしたようです。「うん。一勝できるかもしれないな」とは監督の一言。「勝ちました」という報告を楽しみにしています。
きょうから「ペテロの手紙第二」を読みます。「みことばの光」36頁にある「ペテロの手紙第二を読む前に」によれば、この手紙は皇帝ネロによる激しい迫害の下にあったペテロが自分史が間近だと察知していた時期に記されたものです。外からは迫害、そして内部では偽教師の台頭という問題にさらされる教会に宛てて、キリストへの信仰、そしてその信仰による救いが確かだということを確認しているのです。
心に留めたのは、「信仰には…を加えなさい」という5−7節のことば。一人のキリスト者の成長の姿をたどれるようなことばが並んでいます。「みことばの光」が書くように、注目すべきは信仰から始まり愛で終っているということ。何はさておいてもイエス・キリストを信じる信仰がスタート。そこからすべてが始まるのだということを改めて知らされます。
そして一つ一つの事柄は正しい努力の積み重ねによって成るというのです。野球の試合での一勝もそうだと思います。