みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

「私だけは特別だ」

2015年03月14日 | ゼパニヤ書

ゼパニヤ書 2章4節―3章8節

 きょうはJRのダイヤ改正日。上野と札幌を結んでいた寝台特急北斗星は消え、東京と金沢をつなぐ北陸新幹線が開通します。北斗星が走り始めた頃、客車の方向幕に「札幌」と書いてあるのを上野駅で見て、不思議な気持ちになったことを思い出しました。

 最寄り駅の時刻表も大幅に変わりました。時刻表で無印というといちばん多く向かう行き先駅ということですが、それがきのうまでは「上野」でしたがきょうからはなんと「小田原」! その他、「熱海」「伊東」「沼津」などという行き先があります。上野と東京をつなぐ「上野東京ライン」が開通したので、東海道線への直通列車が増え、「上野行き」が大幅に減ったのです。…とまあ、趣味の世界になるとこんなにも饒舌になってしまいます。

 ペリシテ、モアブとアモン、クシュ、アッシリヤというと、どれもが旧約聖書時代にはイスラエルの近隣の国々。いろいろな確執がありました。神はこれらをそのわざにしたがって正しくおさばきになるというのです。特に強大な力ゆえに「私だけは特別だ」とうそぶくアッシリヤが獣の通る町となると切り捨てます。「高慢は破滅に先立つ」のです。しかしそれは、イスラエルを贔屓(ひいき)しているということではありません。主の目はエルサレムに注がれているのです。

 自分の力を誇って高慢になるのではなく、このような者を神が愛し救ってくださったことに感謝し、神をほめたたえて「私は特別だ」と言えるさいわいを覚えました。


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