霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

畝間の草刈り その二

2014-08-26 21:00:19 | 
枝豆の「湯あがり娘」が終わってから次の枝豆の収穫が始まるまで空白期間が生じている。
ここ数年は中断することなく産直に出し続けていただけに主力商品のビジネスチャンスを
逸しているような気がしてならない。
しかし、一方で連日「収穫から出荷までの作業」が続くと「他の仕事が進まない」という
難点もあったので「こんな中休みも捨てたもんじゃない」という気もしている。


(作柄が順調な「庄内七号」の畑)

今日は秋の主役となる「庄内五号」、「庄内七号」それに「秘伝」の草刈りに精を出した。
枝豆が隠れるぐらい伸びた雑草を刈り取った跡はスッキリして気持ちがいい。
その爽快感が次の畑に行く活力を与えてくれる。

長雨で培土機が入れず大きな被害となった昨年も草刈機を使った今の手法を活用したら
被害を抑えられたのかも知れない。

 
 
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いもち病

2014-08-25 20:56:11 | 
失敗を恐れずチャレンジする精神は未だ残っている。
稲作に「豚堆肥は不向き」と一般的に言われているが、近くに一関ミートさんの
養豚場があるので「折角の資源を活用しない手は無い」と昨秋から田んぼに活用
することにしていた。

田植え時はかなりの「粗植」でみすぼらしかっが田んぼが、堆肥の効果で7月に
入ると見違えるように立派になり「稲刈り」が楽しみになっていた。



ところが二週間前から一部にイモチ病が発生し急速に拡大しそうな勢いとなって
しまった。
稲作での農薬使用は田植え直後の「除草剤散布のみ」とし、カメムシ防除やイモチ
予防はしていない。

豚堆肥を使うと「イモチと倒伏の可能性が高くなる」と聞いてはいたが、初挑戦の
今年は「結果をみてから考えよう」と思っていた。
しかし、イモチが蔓延すると収穫量が激減することから加賀長さんのアドバイスを
受け急遽防除剤を散布することにした。




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来年こそは・・・

2014-08-24 19:21:04 | 野菜
失敗する度に「来年こそは」と決意を新たにするのだが、翌年も「五十歩百歩」で似たような
失敗を繰り返しながら徒に年数だけを重ねて来たような気がしないでもない。
もし「失敗の数ほど成功がある」とするならば、既に大成功者になっているはずなのだが・・・。



電気柵が機能せず獣害にあって収穫ゼロとなったトウモロコシ畑に立派なヒエが実を付け
林立している。
こんな立派なヒエを育てるつもりは全く無いのだが毎年同じような失敗を繰り返している
証明なのかもしれない。





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畝間の草刈り

2014-08-23 19:08:57 | 
昨日は早朝から雷雨に見舞われた。
その後静かだったのは午前中だけで午後は四方八方で雷鳴が轟く中で「こわごわの農作業」となった。

前日同様に突然の雨で「ずぶ濡れ」を覚悟していたが幸い明るい内は降らなかった。
暗くなるに連れて雷鳴よりも稲妻の天体ショウが目立つようになり、怖さを忘れて暫し見惚れてしまった。

雷雨となったのは夜が更けてからのことだった。



雨続きなので畑仕事は避けるべきだが、理想形の100点満点を目指していると昨年のように0点になる
恐れがある。
雨上がりだが予定していた枝豆の「畝間の草刈り」を早朝から精力的にこなした。

梅雨の時期から真夏にかけては草を刈っても直ぐに復活してしまうが、朝夕が涼しくなるこれからは
雑草の勢いは弱まるし生長した枝豆が日陰を作って妨げになる。
雑草が作物に支障を来すぐらいまで伸びる頃には収穫が済んでいると思われる。

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電気柵の反省

2014-08-22 20:13:15 | 野菜
早朝の雷雨が過ぎた後の収穫で今年のトウモロコシの収穫を全部終えた。

今年は発芽率が悪い畑が多かったり収穫適期を外してしまったこと等で「失敗の年」と言えるが、
その中でも一番の大きな失敗は電気柵が機能しなかったことに尽きる。

台風の風でトウモロコシもろとも電気柵が倒されたこともあったが、それ以上に雑草による電気
ロスをタイムリーに解消できなかったことが大きい。
特に後山は他の作物の畑も含め全体を電気柵で囲っているためメンテで一周するだけでも結構な
時間を要し手が回らなかった。


(電気柵本体に接続するアース。さび等で腐食すると使えなくなるので洗ってからビニール袋に
 入れて保管する)

そんな失敗の反省を踏まえ来年は、
・トウモロコシ畑を分散させない。
・囲う範囲をトウモロコシ畑に限定する
・雑草対策は「草刈り」ではなく「管理機で耕耘する」ことに改めメンテ稼働を減らす
等の見直しを図りたい。


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