霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ワイルドな収穫作業

2014-08-15 20:13:34 | 野菜
トウモロコシの収穫は「朝どり」を原則とし少しでも新鮮な状態でお客様に届くように
配意しているが、先日の朝市に対応する際は前日の夕方収穫とせざるを得なかった。
案の定「朝どり」と比較すると鮮度はかなり劣っていて、改めてトウモロコシは「朝どり
に徹すべし」と再認識した。

「しあわせコーン」は種蒔き日をずらして別の畑にも作付けしていたので、昨日の賞味期限
を過ぎた畑は早々に諦め今朝は新しい畑に向った。
何とそこには熊が侵入し座って食べ散らした跡が何か所か残っていて、しかも時間があまり
経過していない雰囲気だったので、こわごわの収穫となった。

気になるトウモロコシの出来はソコソコだったが、畝間の雑草退治が不十分だったため風の
通りが悪く腐乱気味のものが多かった。
それらは踏み倒し、良品だけを選んで収穫して何とか「道の駅」の需要に対応できるだけの
収量を確保できた。


(この一週間、収穫と販売だけで過ごしているうちに、秋収穫の枝豆畑は雑草畑になって
 しまった。その救出が来週の最優先課題となっている)

今年のトウモロコシは失敗の連続をした上に獣害にも遭って散々な状況となっている。
それでも産直のお客様から「美味しかったよ」と声を掛けられると「ヨシ、来年も」となる。
もともと人間が単純に出来ているのかもしれない。


コメント (1)
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