霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

電気柵

2014-08-16 21:07:29 | 環境
話しが前後するが、先日の台風は夜に風か強かった程度で済んだ。
翌朝の産直で生産者仲間同士の挨拶は「被害が無くて良かったね」だった。

ところが、夕方後山の畑に行ったら風で倒されたトウモロコシが電気柵を押し倒し、電源との接点が外れて電気が流れない状態になっていた。
周辺に棲む熊や狸にとっては「千載一遇のチャンス」となったらしく天塩にかけて育てたトウモロコシ畑は悲惨な状態だった。

倒れた電線等を修復し電気柵は直ぐに復旧させたが、一度味をしめた動物達は雨に濡れた草で電流が弱くなる機会を捉え頻繁に訪れている。

それでも後山のトウモロコシ畑で一番最後に種を蒔いた畑は被害に遭っていなかったので今朝収穫をしようと思ったら、昨夜の内にほぼ全滅
状態となっていた。

これに懲り、これから収穫期を迎える家の後の畑の電気柵は、一番安定的に電気が流れるソーラー式に急遽取り換えた。



併せて電線の下の雑草も刈り取ったのでテスターで電流を確認したら最高値を示していた。

反省事項の多い今年のトウモロコシ作りとなったが、その中でも電気柵の利用方法は見直すべき点が多々あったので来年に向け
活かさねばならない。


コメント (2)
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