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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

「それでも地球は回る」

2007-02-23 19:57:01 | 生活
「環境保全向上対策」について集落で議論した際に、集落営農とゴチャマゼに捉えている人が多く、理解して貰うまでに時間がかかった。
何回も集まって議論しているのに配布された資料を見ない人が多いお粗末な状態だったので、「もっと勉強して欲しい」とオジサンは常識的な意見を述べたつもりだったが、問題発言として後になって物議を醸し出した。

発言のみが問題視され尾ひれも付いて、悪い噂となって広がった。
正論を吐いたつもりでも、噂という無責任な代物にかかると「とんでもない異端児」のレッテルが貼られるようだ。

これまで地区内の集まりがあっても、殆んどの参加者が意見を述べないのを不思議な現象だと思って眺めていたが、このような噂話しが一人歩きすることを恐れていたためかと合点がいった。

サラリーマン時代から数々の舌禍事件は経験済みなので、つまらない噂話しに振り回される程ヤワではないが、世間の評判を後生大事にしている我が家の年寄りは、世間の判断が常に正しいと信じている。
最近になってその噂を耳にしたバアチャンは、ショックを受けて体調を崩してしまった。
実体の無い全く無責任な「噂」とか「世間」とかに振り回されるのは、情けない話しだと思うが、結果的にとんでもない親不孝となってしまった。

しかし、常に意思表示が明確なオジサンがこの種の噂の主となる可能性は今後とも大なので、今回の経験が免疫となることを願うしかない。
オジサンは、集落のガリレオ・ガリレイを目指して孤軍奮闘するつもりでいる。



集落の日の出。
昔は「天動説」が多数説だった。
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与作の世界

2007-02-22 17:57:07 | 景色
趣味の山仕事をするのは今月で終えるようオバサンから厳命されている。

午後は初めて川向の山林に出かけた。境界も良く判らない場所なので様子見のつもりだったが、何とか我が家の山林を特定できたので、早速持って行った長尺ノコギリで枝打ちを始めた。

地形が影響しているのか日当たりの関係かは分からないが、タラノキがいっぱい出ている場所を見つけた。
後で周辺の下草を刈り払ってやれば、素晴らしいタラノキ林ができそうなので、枝打ちにもついつい力が入りノンストップで夕方までやり通した。



脚立を使う枝打ちは脚で身体を支える形になるので、最近太腿の筋肉がパンパンとなっているが、今日は脚立無しだったし、うるさい草刈機も使わなかったので楽しく「与作の世界」を堪能できた。

仕事の進み具合に満足した後、音程の狂った「与作」を歌いながら帰路についた。

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景色

2007-02-21 18:03:30 | 景色
霜後には、特段景色の素晴らしいところがある訳ではないが、夜の星空はなかなか見ごたえがある。
一関で暮したことが無い末娘は、来るたびに星空の美しさに驚嘆の声をあげていた。
内陸に位置しているのと街の灯りからも遠く離れているのが幸いしているのかもしれない。

特に冬の星空は抜群だが、残念ながら手持ちのカメラでそれを写し撮ることはできない。



昨日、今日と朝は零下7度と冷え込んだが、快晴の素晴らしい天気だった。
星空の代わりに、日の出直前の「空と雲」を何回かに分けて紹介したい。
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詐欺&脅迫

2007-02-20 17:52:56 | 生活
毎日のように迷惑メールが10件程度入る。
その中に「○×事務局」なるところから毎日届く督促メールがある。
「アダルトサイトのビデオを鑑賞した代金10万円を振り込め」という内容だ。
契約した覚えもサイトを見た覚えも無いので無視している。

オジサンは渡辺淳一の世界は好きだが、アダルトサイトには興味が無い。
そもそも此処は未だにISDN回線しか使えないので、動画をダウンロードするには大変な時間を要するので、そんなヒマは持ち合わせていない。

メールの内容にも不審な点が目立つ。
・ 会社名や所在地が明示されていない。
・ 利用プロバイダーが違っている。
・ 「期限を過ぎたので法的手段を取る」といいながら三ヶ月近くもメールでの督促が続いている。

せめて会社名ぐらい確認したいと思い、問い合わせ用フリーダイヤルに電話したが、案の定出なかった。
今流行りの「振り込め詐欺」の類だと思われる。
最近は、通常の督促以外に「このまま放置すると関係各所に情報を開示する」という脅迫までして来ている。
個人情報保護に全く無頓着な点も、イカガワシイ業者ならでは。

こんな脅しに驚き、慌てて振り込む人も居るのではないか、と気の毒に思いながら眺めている。



近くに住んでいる叔母の家の福寿草の群生(一部)。
昨年より一月ぐらい早い。
ここにはバッケも出ているので、写真撮影は早々に済ませ、福寿草を踏まないように注意しながらバッケ採りに精を出した。
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六次産業の展開

2007-02-19 18:50:49 | 生活
第四回「いちのせき熟年起農塾」が「団塊の世代等を中心とした定住交流及び起農促進に関する懇談会」と併せて開催された。
他県から岩手に移住して農業を営んでいる団塊世代四名の方のお話を聞き、大変勉強になった。

その後、(有)一関ミートの石川社長から「企業経営者からみた当地方の農業農村の魅力について」と題する講和があった。
石川社長は養豚業からスタートし、現在では食肉加工から販売までを展開し成功している県内でも著名な方。

「一次産業としての農業だけでなく、二次産業の加工と出来上がった製品を販売する三次産業も含めた六次産業を展開すれば、農業に未来はある。」
との示唆に富むお話しに感銘を受けた。
何せ、その模範例を実績で示している方だけに説得力がある。

たまたま今日はオバサンが確定申告に出かけたが、一次産業としての農業所得を計算すると微々たる金額にしかならない。好きで選んだ道なので自分達は十分に満足しているが、これを次世代に自信を持って引き継げるかというと、やや自信がない。

石川社長は、三人の子供さんを「農業にプライドを持つ後継者に育てるため、米国の農場ステイに出した」という。
良き経営者は良き教育者でもあるようだ。

良き教育者になれなかったオジサンは、良き経営者にもなれない可能性が高い。
折角、いいお話しを聞いたが、二次、三次と手を広げても、コケルのが関の山かもしれない。



堤を棲みかにしている白鳥達。
いつも帰って来た夕方に撮ろうとして失敗していたので、今朝、餌場に飛び立つ前に撮影した。
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