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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

団塊世代への期待

2007-02-25 19:27:31 | 生活
「農地・水・環境保全向上対策」への参加は、要件となっている「特別栽培米」の作付けに対応できない農家が2割ほどあったので、結局不参加となった。

市役所の担当に、「環境の保全向上のためには、賛同できる農家だけでも参加できるようにすべきではないか」と質問したところ、「国の指導なので私に言われても困る」という回答が返って来たのに驚いた。
同じ「出来ない」でも、もっと気の利いた答え方があるはず。
制度趣旨を十分に理解し、自分の頭の中で咀嚼していないからこんな回答しかできないのだと思われる。
この程度の対応ならアルバイトでも出来るので、別に高い給料を払って職員にやらせる必要は無い。

何度か開催された集落営農の説明会でも感じたことだが、市役所やJAの職員は、資料の内容や問題点を十分に把握していないため、単なるパイプ役の機能さえ果たしていないように見える。
質問に対する回答もポイントを外し、すれ違いになることが多かった。

昨夜の祝賀会で、同席していた知り合いの市役所の課長にその疑問をぶつけたら、「そういう不満が市役所に寄せられることが多い」とのことだった。
市役所も会社の「社員教育」と同様の課題を抱えているようだ。

しかし、社員教育は内部の研修よりも「お客様に鍛えられる」のが一番効果的。
裏を返せば、今まで市民や組合員が職員をあまり鍛えて来なかった事の証明とも言える。

大量退職に伴い農業に参入して来る団塊世代には、是非、この「鍛える役割」も担ってもらいたいもの。



日の出前に北西に向って通過する白鳥。夕方は逆方向に戻って行く。
飛んでいる鳥を写したのは初めての経験。
肉眼では大きく見えても、写真では小さくなってしまう。
コメント (6)
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