昨日の昼過ぎ、赤荻の叔母(ジイチャンの妹)の訃報通知が突然届き、
故人の実家の役目として直ぐにお焼香に駆け付けた。
叔母は、ほぼ認知症気味のまま12年余を施設で過ごし、90歳を目前に
彼岸に旅立った。
今日から葬儀までの日程は以下の通り。
6日入棺、7日火葬、8日通夜、9日葬儀
通常であれば8日が葬儀だが「友引」なので避けたようだ。
幸い農閑期なので、その全てに二人で参列するつもりでいる。
(「道の駅」裏の駐車場からの今朝の景色)
入棺の際、葬儀の担当から「お棺に入れてはいけない物が三つある」と
説明があった。
一つ目は硬貨⇒以前は許されていたが燃え残るため今は禁止されている。
二つ目は薬 ⇒ 故人が薬を飲んで生き返ったら混乱する。
三つ目は生きている人の写真⇒故人に引きずられて亡くなった例がある。
とのこと。
三つ目は分からないでもないが、二つ目は単なるコジツケで本当の理由は
別にあるのかもしれない。
なお、妻は指導に従い祖母(故人の母)の遺品だった百円札を入れてあげた。
叔母は、農家に嫁ぎ身を粉にして働きながら三人の優秀な息子を育て上げ、
大満足の人生だったに違いない。
防大を卒業し任務を全うした次男が昨年病死したことを知らずに済んだ
のは逆に幸せで、彼の地で顔を合わせて驚くかもしれない。
まだ元気だった当時、夫婦揃ってしばしば我が家を訪れ、ジイチャン、
バアチャンと飲食を共にしながら談笑していた姿が偲ばれる。
合掌