便利さを追求するあまり環境問題が二の次となったことでも分かる通り、
3R作戦も循環型農業も手が掛かるのが難点で、事業としてはペイしないと
思われるが、労務費ゼロカウントの「年寄りの農業」なるが故に辛うじて
成り立っている。
それにしても、鶏の給餌に一日一時間(30分×2回)を要しているのは掛け過ぎ
なので、省力化のため餌のメニューを朝は「米糠をブレンドしたオカラ」と
牡蠣殻のみとし午後はその他の屑米や購入飼料等に切り分けることにした。
それによって、与える餌の総量は変わりないが給餌時間を3割ほど削減出来
るようになった。
冬の間は鶏の世話に時間を掛けられることもあって、寒い中にも関わらず
産卵率は好調に推移している。