転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今月来月は、ラジオでフランス語を聴く目的がハッキリしている。
仏語検定2級の面接に役立ちそうな口頭表現を、
ひとつでも多く拾って覚えることだ。
応用編のトリュフォーのインタビューなど、最適な教材ではないか。
こういうものを素材に、想定できる質問と答えを
自分なりに書き出して、表現をストックしておこうと思っている。

二次試験は1月27日(日)だ。
あと一ヵ月しかない、と思うと、かなりゼツボー的な気分になるが、
ほかにすることは無いのだし、今はこれを目標に勉強するのみだ。
ちょうど年明けから娘の私大出願が始まり、
月半ばには大学入試センター試験もあるのだが、
私がこうやって他に熱中できることを持っていたのは、
娘にとっても私にとっても、良かったのではないかと思っている。
「一生に一度!」という中学受験ほどのプレッシャーでは無いにしても、
やはり、娘の入試ともなれば私だって多少なりとも緊張するわけだし、
こういうときは、あまり娘のことに集中しないほうが身のためなのだ。

それで、仏検の最終結果発表は、2013年2月21日(木)、
またしても試験後に1ヵ月近く待たされることになる。
十日前後でネットでの結果閲覧を可能にしてくれる英検とは違い、
仏検は規模がさほどでないせいか、万事のんびりしている。
……しかし、2月20日過ぎって、
ひえ~、これって娘の入試が終わって合否が出始めている頃だよぅ(T_T)。

……あ、ってゆーか!!
きょうだか明日だかに世界は終わるんだっけ。それとも明後日だった!?
いずれにしても、それならもう勉強を開始する暇(いとま)も無い感じだな。
人類滅亡の前に年賀状を印刷しておかないといけないし、
とりあえずきょうのところは、勉強は、後にするかなっと(殴)。

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11月18日に受けた実用フランス語技能検定試験2級一次試験
の結果が、昨夕、郵送されて来た。
基準点61点のところ、68点で合格していた(T_T)。
試験後の自己採点と照らし合わせてみると、各設問の得点は、

 筆記試験
  1(前置詞選択穴埋め)………2点(4点満点)
  2(日本語対応文完成穴埋め)………2点(10点満点)
  3(動詞選択活用同義文完成)………8点(10点満点)
  4(長文穴埋め選択)………8点(10点満点)
  5(文選択対話文完成)………10点(10点満点)
  6(長文内容正誤判定)………14点(14点満点)
  7(対話文完成穴埋め選択)………6点(10点満点)
 書き取り試験………8点(14点満点)
 聴き取り試験
  1(対話内容把握穴埋め)………4点(8点満点)
  2(談話内容把握)………6点(10点満点)

という内訳だったようだ。
女の語り手なのに、私はすべて男性形で書き取っていたという、
あの勝手に性転換させていたディクテが、14点満点中8点はあった。
やはり一律に、ミスひとつにつきマイナス1点という採点では無いようだ。
1箇所ミスしたが満点だった、という体験談も以前読んだことがあるので、
ミス2つとか3つごとに、マイナス1点と数えるとか、
語そのものが抜けたときと、活用語尾が違っただけのときでは
減点の仕方が異なるとか、何か仏検特有の決まりがあるのだろうと思う。

ともあれ、なんとか2級一次合格までは辿り着けた。長かった(T_T)
(2級の記録:2011年秋季受験結果2012年春季受験結果)。
基準点をぎりぎり上回っただけとは、とても効率的(爆)な合格だった。

それで、次なる関門は1月27日に行われる二次試験だ。
今回か、来年春季検定のいずれかで二次を通過しないと、
このせっかくの一次合格が無効になり、また出直しになってしまう。
だかしかし、二次は、試験官とのフランス語会話……。
どうするよ(大汗)。
私は、自慢じゃないが、前回仏語検定準2級の二次試験を終えた日以来、
フランス語だけで人様と会話したことなど、一度もございません(爆)。
きょうから女優になって、見えない誰かと仏語会話することにします。

べっせべっせ どでゅぼば~ ぼそへそふ~
でフランス語を表現していたのは、秋里和国だったかな(^_^;。
あの漫画とあんまり変わらんよワタシのフランス語は。

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首相「迷惑かけた」と陳謝…8閣僚落選の閣議(読売新聞)
『政府は18日午前、衆院選後初めてとなる閣議を開き、全閣僚が出席した。』『選挙に臨んだ12閣僚のうち、現行憲法下で最多の8閣僚が落選したこともあり、野田首相は「本当に迷惑をかけた」と陳謝したという。』『閣議後の記者会見では、落選閣僚から、年内解散に踏み切った首相への“恨み節”が相次いだ。』『田中文部科学相は「(首相の)独りよがりだ。政治がわからないというか、ラック・オブ・イマジネーション(想像力の欠如)だ」とこき下ろし、国民新党の下地郵政改革相も「(2012年度補正)予算を通し、税制改正を終わらせた後に選挙をすれば(よかった)。『近いうち』という言葉にあまりにも重みを置きすぎた」と苦言を呈した。』

与党から野党になるときその政党がどうするか、
落選した議員が何を発言するか、有権者は見ていると思う。
少なくとも私はその都度、とても興味を持って注目している。
野田首相には、今回、私はかなり同情的だ(笑)。
解散を決定したことの責任は確かに首相にあるが、
民主大敗の結果を受けて、その通りにご本人も認めている。
選挙の夜からこのかたの、この人の「敗者の弁」には
私は共感を覚えるし、いささかの異論も無い。
しかしマキコさんの話は、最初の( )内に補った主語が間違ってるだろ。


市川團十郎、発熱で南座公演休演(スポーツ報知)
『歌舞伎俳優・市川團十郎(66)が18日、かぜによる体調不良のため、京都・南座公演「吉例顔見世興行」を休演した。昼の部「梶原平三誉石切」の梶原平三は中村翫雀(53)が、夜の部「船弁慶」の弁慶は中村橋之助(47)が代役した。』『南座によると、團十郎は17日の公演を終えた後、夜になって発熱などで体調を崩し、大事をとって休演したという。19日以降の出演は未定。公演は26日まで行われる。』

昨日の昼、この件を私が最初に知ったときのニュースの見出しは、
『團十郎、緊急入院!』だったので、焦った(^_^;。
どうやらそれは誤りで、急いで受診したときの様子を
そのように報道されたということらしい。
昨夜のニュースでは、『入院は否定』というのが出ていた。
急に出られなくなるのは、この時期だし、胃腸風邪ではないか、
と私は直感的に思ったのだが、違うかしら。
あれだと、どんなに基礎体力があろうと意志が強かろうと、出演は無理だ。
しかしいずれにせよ、團十郎ほどのキャリアの役者が休演するのだから
それなりに、体調がかなり悪かっただろうということは想像できる。
私のように、「風邪だわヤバいわ寝とこう」という世界ではなく、
『大事を取って』と言っても、そのニュアンスは一般人とは違う。
彼らは簡単には舞台に穴を空けたりしない。
それでも休演を決定した以上、心身ともにつらい状態だろうと察せられるが、
後々のためにもここは大事にして、必要な休養を取って頂きたいと思う。


紅白出場者50組の全曲目が発表に!!(ザ・テレビジョン)
『12月31日(月)にNHK総合で放送される「紅白歌合戦」の曲目が、12月18日同局で発表された。』

初出場の美輪明宏が何を歌うのか、私はずっと発表を待っていたのだが、
白組で(爆)、『ヨイトマケの唄』だということだ。
紅白を全部観る勢いは私には無いが、ここだけは聴きたいと思っている。
しかし、これは特別な唄だ。私はきっと、涙なしには聴けないだろう。
そういえば、友人某氏から教えて頂いたことなのだが、
18日に69歳で亡くなった米長邦雄永世棋聖が、11月26日のTwitterで、
NHK紅白に美輪明宏が初出場。ヨイトマケの唄が久し振りに聴けそうで、今から楽しみです。
と書いていらっしゃった。
様々な思いを乗せて、美輪様のヨイトマケが大晦日の夜、
私達の心に、深く力強く響くことになるだろう。

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数日前、このブログのアクセス解析を見ていたら、
『音羽会新年会 中止?』
という検索語で来て下さった方があったのだが、
中止ではありません
予告されてからしばらく具体的な話が出なかったので、
今年は無いのか?と心配になられた方もあったかもしれないが、
昨日、音羽会から案内が来た。

このところ何年も、1月の音羽屋は国立劇場で復活狂言を手がけているので、
お正月は、国立劇場で初芝居を楽しみ、夜は新年会に出席、
というのが音羽会会員として最高の過ごし方だ。
宝塚ファンの方ならば、お茶会合わせでムラあるいは日比谷に行く、
という状況を想定して下されば、おわかり頂けることと思う。

初春歌舞伎公演「夢市男達競(ゆめのいちおとこだてくらべ)」(国立劇場)
音羽屋 尾上菊五郎・尾上菊之助 公式サイト

菊五郎ファンの私としては、国立劇場で公演を観てから、
華やいだ気分のまま、タクシーで意気揚々と新年会に向かう、
という新春の一日を過ごしたいのはヤマヤマなのだ。
しかし、今年の新年会は私にとって、あまりにも日取りが悪い。
よりによって、1月19日(土)だ、
センター試験の日なのだっ(泣)!!
別に主婦の私がセンターを受けるわけではないので、構やしない、
娘も「おらんでも、ええ」と言いは、した。
が。
この日、この日はっ、娘に弁当が要るのだ!!

また弁当だよ!!

ポゴレリチの六ヶ所村公演といい、音羽会新年会といい、
どーしてどーして、私が是が非でも弁当を作らねばならない日に、
みんなこうやって巧みにぶつけて来るかね(T_T)。

幸か不幸か、このあと、菊五郎も菊之助も2月の公演予定は無い。
旦那さんのほうは、引き続き3月もお休みとのことだ。
私は、心置きなく娘の受験につきあえ、というワケなのだな。

ええい、再来年からは、もう毎年、1月は東京だ。
そう思って耐える(涙)。

ちなみに、アクセス解析に『音羽会新年会 中止?』が出ていた同じ日、
『富司純子 夫 浮気』という検索語でおいでになった方もあった(爆)。

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衆院選は予想通りというか、若干予想以上ではあったが、
ほぼ、事前の評判通りで、意外さの無い結末だった。
広島など、「未来の党」の亀井静香が出ていた広島6区以外は、
開票開始と同時に、軒並み自民党候補に当確が出た。
衆院選2012:自民大勝294・民主57・維新54…議席確定(読売新聞)

私としては、選びづらい選挙だった。
どの党にも「それは勘弁して欲しいわぁ」と思う面があり、
しかし私がここで縷々エラソーに述べてきた理屈で言えば、
我慢できないなら、私が立候補しないといけないので(爆)、
そうしなかった以上は、どこかに入れるしかなかった。
だから消去法で、納得はしていないが他よりは我慢できるかもしれない、
と思った党と候補者に入れた。

前回の選挙後にも書いたが、自分の入れた候補が通っていようがいまいが、
出た結果については、私は常に受け入れる、という考えだ。
どこが与党でも、自分にできる協力はしたいと、いつも思っているし、
また今後、新たな選挙や国民投票などという展開になるときには、
意志の表明は必ずして行くつもりだ。
ちなみに、昨夜の野田総理の会見は、私は適切な内容だったと思っている。
政権交代への国民の熱い期待に、民主党が応えられなかった、
それがすべてだと私も思った(自民党の小泉進次郎も同じことを言っていた)。
そして、今更言ってもせんないことではあるのだが、
戦後長い間皆が忘れていた、変な方向のナショナリズムが再燃してきたのは、
民主党政権のヘタさ加減が原因だったと、その点、私は心から不快に思っている。

それと、投票率の低さは大変残念だったと思うのだが、
一部の政治家や運動の人達が言いたがる、
『若い世代や無党派層が選挙に参加していたら、結果は違っていたのに』
という意見には、私は半分しか賛成していない。
そうかもしれないが、やはり同じだったかもしれない。
それどころか、更に自民党が大勝していた可能性だって、否定はできない。
投票に行かなかった有権者たちが、もし実際に投票行動をしていたとして、
彼らが皆、或いは大半、自民党・公明党以外の政党に入れた筈だ、
と皮算用するなんて、目算が甘くないか。
意思表示すらしていない、得体の知れない層のことを、
安易にそのまま自分側に組み入れて勘定するなんて、
そんな感覚でモノを言っているから、受け入れられないのではないか?

『国民は騙されている』『目を覚まして!』系の話をする人についても、
私は同じようなことを感じている。
相手が自分と同じ主張にならないのは、『真実を知らないからだ』、
というのは、随分と単純で安直だと、私は思う。
『自分と同じことを知ったら、相手も自分と同じ考えになる筈だ』、
果たしてそうだろうか?
私の乏しい人生経験の中でさえも、同じ出来事に遭遇し同じ体験をしても、
そこから考えることは、随分と人それぞれに違っていた。
人の経てきたものは様々だし、その心はとても複雑なものだと思う。
私自身にしても、ネットで『これが真実!』的な話は、
いわゆる右系も左系もいろいろと真面目に読んだが、
支持する人たちの熱意には感銘を受けても、内容に同意するとは限らなかった。
惑わされない私こそ正しい!と言いたいのではなくて、
単に、『真実』なるものを知らされてもなお、私は意見が違った、という話だ。

まあ、そういった諸々はともかくとして、前回選挙のあと、
『人生最後に見た選挙が民主党の圧勝だなんて!』
と怒り狂った保守派の実家母(83)は、多分、今朝は溜飲を下げているのだろう。
佐藤愛子先生じゃないが、やはり憤怒は生きるエネルギーだったか。
実家母に関しては、めでたいことだった。
2009年のは人生最後の選挙ではなかったことが、明らかになったしな。

そして私は、『道ひとすじ― 不破哲三とともに生きる』(上田七加子)
を、ついに買った。
これから楽しみに読むつもりだ。
思えば、前回選挙のあと私は、『マルクスは生きている』(不破哲三)を
読んだのだった。
選挙のたびに、不破哲三のところへ帰りたくなるのは、
有権者としての私が、どっか寂しいからなのかしらん(爆)。
私がまだ読んでいない彼の著作は100冊以上あるので、
このぶんなら、あと100回選挙があっても安心ということだな(爆爆)。

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12月14日のポゴレリチのパリ公演に関して、
ヴァイオリニストでパリ管弦楽団副コンサートマスターでいらっしゃる、
千々岩英一様が、連続的にツイートして下さいました。
パリのポゴレリッチとリスト奈波 響様による『まとめ』)

本当にありがとうございました!
日本に居ながらにして、最新の演奏会の手応えを感じることができ、
同時に、来日公演時のポゴレリチの演奏を改めて思い返しました。

**********

上記で特に重点的に触れられているのが、
当夜のリサイタル最後の曲目だったリストのソナタに関してなのだが、
千々岩様がそこで紹介して下さっていた、
同曲のヴァイオリン・ソロ版の演奏がまた、強烈だった。
Giora Schmidt - Liszt Piano Sonata in B minor for Solo Violin(YouTube)

弦で聴くと、この曲は、ピアノの平均律の和声感とは別世界にあり、
リストはこんなものを書いていたのかと、かなり意外だった。
リストの天才を改めて痛感するとともに、
ピアノ曲を、弦楽器奏者の方が聴かれるときには、
私のようにピアノを中心にしか聴いて来なかった者とは、
いろいろな点で異なる箇所を、聴き取られているのだろうなと思った。

**********

以前のポゴレリチをご存知の方からは、
今回のポゴレリチがとても痩せて見えた、とも教えて頂いた。
確かに、5月の来日公演のとき既に、以前より体重を落とした様子だったし、
以後も、ヨーロッパでの公演を写真を見ると、夏から秋にかけて、
更に減量したのが見てとれた。
まあ、ここ何年かは体重100キロはあったと思うので(爆)、
いくら2メートル近い長身でも、ダイエットすべきだったのは明白なのだが、
あまり痩せると、ファンとしてはまたそれはそれで心配だったりする。
何しろ、彼の場合もう、『髪、切った?』というのさえ無いし、
基本情報というと、あとは太った痩せたくらいしかなくて……(逃)。

ただ、私の25年に渡るシツコい(爆)観察では、総じて、
ポゴレリチは痩せているときのほうが、演奏は冴えている。
特に、先の夫人が亡くなって以後は、彼は体調の悪いときには
体重も増えていたように見受けられるので、
体重管理ができるようになった、ということなのであれば、
むしろ今の状態は、改善と取るべきなのだろう。
今年は演奏会をキャンセルしなかったし、それどころか一貫して実に活動的で、
演奏内容への評価も概ね、過去にないほど高かったので、
恐らく、調子はとても良いのだろう。
……と思うことにしよう(^_^;。

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現地時間では、まだほんの何時間か前の出来事なのだが、
イーヴォ・ポゴレリチが、12月14日金曜日の夜、
パリ19区104文化センターでリサイタルを行った。
そして、それをお聴きになった方々のご感想を、英語や日本語で、
今朝は起床直後から次々と、ネットで読ませて頂くことができた。
日本時間の昨夜、この演奏会に出かける前にパリ在住の友人某氏が、
「果報は寝て待て」
との言葉を残してネットから姿を消されたのだが、
うむ、全くもって至言であった!

皆様のご感想から、私は、
「自分が5月に聴き取ったものは、やはり間違っていなかった!」
という確かな手応えを得ることができた。
これが何より嬉しかったことだった。
演奏家としてのポゴレリチは今、かつてなく充実した状態にあって、
彼の追求する世界はますます色濃く、個性的に輝いているようだ。
プログラムは結局、主催者サイトの記載通りで、
前半が、ショパンのソナタ2番、リストのメフィストワルツ、
後半が、ショパンの夜想曲作品48-1、リストのロ短調ソナタ、
アンコールは無し、……ということで来日公演と同じ構成だった。

私の期待したオール・ベートーヴェンのプログラムは、
まだ「出し惜しみ」状態のようだが、それも良いと思う。
彼は若い頃から、次々と新しい曲を弾くピアニストではなかった。
むしろ、限られた同じ曲と長く一緒に過ごす過程で、
見事な熟成そのもののように、
完成度の高まっていくところを聴かせてくれるのが、
ポゴレリチという演奏家の醍醐味なのだ。

ちなみにこのところ、しばしば興味深く思っているのは、
彼を80年代にしか聴いたことのなかった方が
久しぶりに今年のリサイタルを聴かれると、大抵、
「やっぱり相変わらず凄いですねー!」
という方向で、褒めて下さることだ(笑)。
なるほど、途中を全部すっ飛ばして、
最初と最近だけをダイレクトにくっつけると、そういうことになるのか。
いや、もう、正味の話、ここに来るまでの間と言ったら、
ホントにえらいことだったのだ、特にこの数年!
「無限」地獄とか、百物語とか!知らんだろうけど(^_^;!!

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僕の英会話「放置したのは自民政権」 維新・橋下氏(朝日新聞)
『ゆとり教育を許してきたのは自民党政権だ。英語教育も、僕なんか10年たってしゃべれるのはグッドモーニングだけ。頭に来たので大阪市は小学校1年生から英語教育をやる。大阪市のこどもは高校卒業するまでに日常会話できる。国全体でやったらいいが、日本の英語の先生の職域を守るため、日本の教育委員会はやらない。英語の教員なんて(教員)免許なんかどうでもいい。アジアで英語をしゃべれないのは日本人だけ。僕も国際会議に呼ばれる。中国人も韓国人もベトナム人もタイ人も英語べらべら。僕だけ通訳がついている。みんなゲラゲラ笑いながら英語で会話している。僕は通訳入っているから1分後にゲラゲラ笑う。何でこんな人間になってしまったのか。日本の英語教師が英語をしゃべれないからだ。総入れ替えしたらいいが、教員組合は認めない。放置していたのは自民党政権じゃないか。(自民党政権に)もう一度戻すのか。僕は嫌だから、日本維新の会を立ち上げた。(福岡市内での街頭演説で)』

私は橋下氏の政治的な見解を総括したいわけではないし、
維新の会についても、賛成とも反対ともここには書かないが、
この英語教育に関する恨み節には、マイった(笑)。
日本の英語教育を改善しなくてはならない、
という点については、世の中の大半の人が反対はしないと思うのだが、
「未だに私がグッドモーニングしか言えないのは、自民党のせい」
というのは、やり過ぎでトンデモの領域に入っている。
渦中にある人は、なんとか有権者を説得したくて話に熱が入り、
論点を際立たせるために極端な言い回しに走るものだとは思うが、
ここまで行くと、10年も何やっとったオマエの英語が出来なさ過ぎだヴォケ(逃!)。


・よくわかってないのに投票するなんて無責任なことできない、
多忙過ぎて、各政党や候補者の主張内容を詳細に検討する暇がない、
……という本末転倒な人のために(!)、素晴らしいサイトが各種ある。
選挙前に見ておきたいサイト7選(www.さとなお.com)
特に、『自分の考えと一番近い政党はどこかがわかるサイト 3選』は
忙しい人のみならず、日頃から政治に意見を持っている人も含めて、
多くの有権者にとって役に立つサイトではないかと思う。
これらの設問を読んで答えることで、自分の考えを総点検できるし、
もし回答に迷う箇所があれば、そこだけ重点的に調べ直せば良い。
ちなみに、私の中には保守系の価値観も無いことはないのだが、
傾向としてリベラルなことが好きなのだそうで(そうだったのか)、
そして相変わらず、共産党との親和性が高い、ということが確認できた(爆)。
うぅむ、今の共産党は、…いや~、困ったな。どうするのがいいかね(爆)。
とりあえず、『道ひとすじ― 不破哲三とともに生きる』(上田七加子)を
買おうと思いつつ買ってないので、この際、買います(笑)。


・同時に、最高裁裁判官の国民審査もある。
私は、どこの裁判所より最高裁には馴染みだ。
なんたって国立劇場の隣だかんね(殴)。
……などという、不謹慎な話はこの際、ナシにして、
日頃から、最高裁の司法判断に強い関心を持ち判決全文を読んでいる、
という人は、そんなに居ないと思うが、違うだろうか。
しかしこういう機会に改めて眺めてみると、最高裁において、
様々な経歴の裁判官が、それぞれの考えを表明していることがわかる。
最高裁裁判官国民審査の参考資料(BLOGOS)
などをとっかかりに、共感あるいは反感を強く覚えた判決があれば、
自分なりに検索して、考えてみると良いかもしれない。少なくとも、
「うちの名字と、よう似た人がおったけ、ありゃ?思うてのぅ」
などという、かつての、うちの舅みたいなチェックポイントは駄目だし
(そんな理由で何か印をつけられた裁判官は、たまったもんじゃありません)、
「よーわからんので、とりあえず、一番最初の人にマルつけといた」
という、どっかのおかーさんみたいなことをしないように、
お互いに気をつけたいものです(^_^;
(辞めて欲しいと思う裁判官に、×をつけて意思表示するのが本当です。念のため。
残って欲しいと思う裁判官の名前の上には、何の印もつけない)。

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・きょうの『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングは、
T.M.Revolutionだということを、今さっき、Twitterで知った。焦った。
私以上に、これは娘にとって貴重ではないかっ!
昨日も今朝も、彼女は何も言っていなかったから知らないに違いない。
えらいこっちゃ。録画せな。
しかし、日頃テレビをいじらないから予約なんかやったことがない。
どーやるんだっけ。なんか画面に番組表が出れば良かったような……。
私は、やおらテレビの前に座って、動物のカンで適当にいじって、
どうにかさきほど、番組を選び、設定をして録画予約を入れおおせた。
ハードディスクの残量の見方も会得したので、
娘が既に入れていた予約一覧を参照し、録画モードも同じものを選択した。
まあ、これで多分、何かは録れるだろう。録れますように。なむなむ。
笑っていいとも!(フジテレビ)

・クリスマスイブには、T.M.R.と全日本プロレスのコラボによる、
男子限定ライブが、横浜文化体育館で行われる。
T.M.R. LIVE REVOLUTION '12 -Strikes Back X-
娘と私は男子でないため、初めから全くお呼びでなく、
更に娘は受験生なので、映画館での同時生中継を観に行くことも
さすがに断念せざるを得なかった。
それで我が家では、かわりにニコ生での中継(有料)を観ることにした。
T.M.Revolution男子限定ライブ、映画館&ニコ生で生中継(ナタリー)
なんたって、武藤敬司やぞ。
観んでどうする。

・春には、両国国技館でBASARAのイベントがあり、
3月30日・31日両日とも、T.M.Revolutionが出演することになっている。
バサラ祭2013~春の陣~
この時期には、どう転んだとしても、とにかく娘の受験は終わっている筈だ。
どこかに合格していれば、入学式の直前時期ではあるが、週末だし、
国技館までこれを観に行くことは、きっと可能だろう。
どうする?と訊ねたら、娘は、
「受かったら、行く」
と言った。入試結果が良ければ、意気揚々と行けるが、
そうでなかったときは、とてもそんな気になれないだろう、と。
なるほど。その気持ちはよくわかる。
しかし、入試の結果が出揃ってからでは、チケットが無いのではないか。
そうなれば、そのときか?さあ、さあ、ここが思案のしどころよ。
ちなみに私は、国技館の話をするのに、「蔵前」と二度も言い間違え、
どっからタイムスリップして来やがった人間かと、主人に呆れられた。

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高3の2学期も終わりに近づき、もしかするときょうが、
娘にとっては、高校生活最後の「お弁当」の日だったかもしれない。
このあとも勿論まだ学校はあるのだが、学期末に向かっては
テスト返しやハレルヤコーラスの練習(笑)など特別時間割で、
お弁当持ちで7時間授業、という普通の日は、もう無いようだ。
また、3学期は、補習並のセンター試験対策授業のあとは自由登校になり、
その次に皆が集まるのは、卒業礼拝前日の2月28日という予定なのだが、
いずれも普通の授業日ではない。

ああ。
思えば、桜吹雪に迎えられて入学した6年前の春から、
私は来る日も来る日も、娘にお弁当を作った。
小さかった娘が、いまや私の背丈を追い抜いて、もうじき18歳。
彼女が私の作ったお弁当を持って、朝、学校に行く、
という当たり前の日常が、ついに終わるのか……。
そう思い、今朝は、いつも以上に心を込めて……

などという甘いことを、このワタシが考えるかっ!

ハッキリ言おう。
今朝の弁当もでっちあげだった。娘よ、すまん。
朝はぎりぎりまで寝ていたので、飛び起きて凄い勢いで一個作った。
間に合った。
6年もやれば、そりゃもう、間に合わせのテクだけは達人の域だ。

ああ、素晴らしい開放感だっ!!(殴)。
やっと、やっと、長かった弁当作りの日々が終わるのだ。
娘の体育祭の弁当を作らねばならなかったために、
ポゴレリチの六ヶ所村公演に行くのを断念した
ことを、私は一生忘れない。
娘の弁当箱は(「弁当」にあらず)、
娘が下宿生活を始めるときには持たせてやる。
これからは、必要あれば自分で作れ。

……こんなことを思う私には、きっといつかバチが当たるだろう。
近い将来、社会人になった娘が家に舞い戻ってきて、
またぞろ、私の作った弁当を持って会社に行く、
などという生活になったら、どぼじよう(涙)。

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