転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



facebookのポゴ仲間情報によると、ポゴレリチは現在、
上海まで来ているらしい。ついに、アジア到達!
東京公演まであとちょうど半月だ。
ポゴ氏アジア公演の日程は、
12月5日 中国 上海 Shanghai philharmonic Music Hall
12月7日 中国 北京 National Centre for the Performing Arts
12月9日 中国 香港 Hongkong Cultural Centre
12月11日 中国 広州 Xinghai Concert Hall
12月14日 日本 東京サントリーホール

上記すべてリサイタルで、プログラムは
リスト: 巡礼の年第2年「イタリア」から ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)
シューマン: 幻想曲 ハ長調 op.17
ストラヴィンスキー: 「ペトルーシュカ」からの3楽章
ブラームス: パガニーニの主題による変奏曲 op.35

東京公演に関してのお問い合わせは、KAJIMOTO

日時:2014年12月14日 (日) 19:00 開演 (18:30 開場)
会場:サントリーホール
出演 ピアノ: イーヴォ・ポゴレリッチ
料金:S¥13000 A¥10000 B¥7000 C¥5000


追記:ここ(#波哥2014钢琴独奏音乐会#)をチェックしているとなかなか面白い。
上海到着時と思われる写真が出ているし、広州公演のチラシも見られる。
『神級 鋼琴大師』、……(悶絶)。

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西島秀俊の厳し過ぎる結婚条件 耐えた妻に“プロ彼女”の声(livedoor / 女性自身)
『アラフォー女性たちに悲鳴の嵐が巻き起こった。11月19日、西島秀俊(43)が結婚することを発表したのだ。お相手は16歳年下の元会社員女性のAさん(27)。』『西島の結婚観について、本誌では4月に「厳し過ぎる結婚の7条件」を報じている。いずれもかつて彼自身が語っていたことだが、総合すると次のとおりだ。』

……ということで、西島秀俊の求める条件なるものが列挙されているわけだが。

1、仕事のワガママは許すこと
2、映画鑑賞についてこない
3、目標を持ち一生懸命な女性
4、“いつも一緒”を求めない
5、女の心理の理解を求めない
6、メール返信がなくてもOK
7、1カ月半会話なしでも我慢すること

私から見ると、夫の仕事のワガママ、は内容次第なところがあるが
(起業のために○億円勝手に借金しておいて返済は妻頼み、とかはヤメテ)、
2~7に関しては、むしろ歓迎したいくらいだ。
私は一人っ子のせいか、「ぼっちがデフォ」なので、
なんだかんだと構ってくれたがる人との生活はおそらく長続きしないし、
自分のために何かをして貰いたいという気持ちも、あまりない。
基本、やりたいことは、自分の思う通りに一人でやるのが最善だと思っている。

しかし仮に、これほど妻を構わない夫でありながら、
自分は妻からあれこれと手を掛けて貰うことを望んでいるのだとしたら、
本当にサイテーの夫であると私は思う。
すなわち、自分は上記七箇条を掲げているにも関わらず、
妻の仕事に関するワガママを認めず、
妻の映画鑑賞に干渉し、
妻が何かに一生懸命になっていると、家事はどうなっているんだ等と文句を言い、
自分の気分次第で妻と一緒に居たがり、
男性心理を理解しろと要求し、
メールの返信がないと不平を言い、
妻と一ヶ月半、話をする機会がないと「会話が無い」と怒り出す、
……という男だったら、私は願いサゲである。

私は目下、西島氏からも誰からもプロポーズされていないので、
こんなことを青筋立てて言う必要など、ないのではあるが(爆)。

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西川貴教がTVロケで見せた金銭感覚に驚き「10億はイケる」(livedoor News)
『21日の『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)では、T.M.Revolutionの西川貴教が両親に家を買うという企画が放送された。』『家具屋へ立ち寄ったご一行。大きなソファが「本革ですべて張ると175万円くらい」と説明されるも、西川は「ふ~ん」と返事するのみ。さらに「今、うちで使ってるやつは1脚200万円」と明かし、「リーズナブルですよね」と店内を見て回った。』『その後は今回お目当ての物件へ。昭和11年に建築された地上2階・地下1階の大豪邸である。大広間は52帖、照明器具も140年前のものだといい、まるで舞踏会の会場だ。しかも、この建物は国が指定する登録有形文化財になっている。西川も「文化財!?」と驚いていた。』『この物件、果たしていくらなのか。西川は10億から12億円くらいではと予想した。ケンコバがいくらまでならお金を出せるのか問うと、「10億はイケる」と西川。』

主人がたまたま観ていた番組だったので、私もだいたい内容を知っているのだが、
西川氏とて10億には躊躇はしており、簡単に「イケる」と言ったのではなかった。
「10億では、首くくるとこまでは、いかへん」
という言い方をしていたと思う(^_^;。
右から左にとは行かなくても、絶対に契約できない金額ではない、ということだろう。

結局は記事にもある通り、この豪邸は予想外の2億9000万円で
西川氏には不可能という価格ではなかったのだが、
ご両親の家という前提からして、段差が多いし広すぎる、等の理由から
「今んとこ買う気は15パーセントくらい(しかない)」
と西川氏がシビアに判断して、終わった(笑)。

ちなみにソファが175万円、は私でも驚かない。
うちのソファの場合は数万円だったと思うが(爆)、
カーテン一枚で数十万円という世界のインテリア系読み物を
趣味でしょっちゅう眺めているので、ある程度以上の家具となれば、
100万円台は出さないといけないだろう、という感覚は私にもある(^_^;。
たとえて言うなら、自分が10万円しない電子ピアノしか持っていなかった頃から、
しばしば各種ピアノカタログを入手して眺めていたので、
ヤマハのグランドC3なら200万円、と知っていた、みたいなもんだ
(100万円台のソファなら、スタインウェイ級の話ではない(^_^;)。

番組の趣旨として、西川氏が景気よくブっ飛んだ金銭感覚を披露する、
というのが前提になっていただろうし、西川氏も承知の上で出演したのだろうから、
番組中の発言は単純にエンターテインメントだと思えば良いが、
それにしても西川氏がえらく景気がイイのは本当だ。
世の中どこもかしこも冷え込んでいるというのに、彼のお財布事情はいつも温かそうだ。
現在のマンションでも、愛犬うぃさんは個室を持っており(笑)、
そこに専用のバスルームまであるという、アメリカ式(爆)の暮らし方をなさっている。
都内の150平米以上のマンションにはそういう欧米仕様のが多いよね(^_^;。

そういえば西川氏は、前にもあった。
友人が5000万円を返してくれなかったという一件が。
5000万円あれば、広島ならまあまあ良いマンションがひとつ買える。
でも西川氏にとっては、それはお友達に貸してあげちゃう金額なのだねぇ(^_^;。


追記(11月26日):西川氏は今年も紅白歌合戦に出られるとのことだ(娘経由情報)。
おめでとうございます~!!
第65回NHK紅白歌合戦 出場歌手(NHK)

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今週はずっと忙しくて睡眠不足だったせいか、昨日は体がだるく、
おまけに仕事中に咽喉が痛くなってきて、
シマッタ、いよいよ風邪か!?とイヤな気がしたが、
今朝は、休日なのを良いことにいつもより2時間近く寝坊したら、
咽喉の痛みはなくなっていた。助かった(^_^;。
実は本日、ちょうど1年ぶりにTOEIC公開テストを受験したのだが、
そういうわけで、体調に問題のない状態で行けたことは、良かった。

試験そのものに関しては、私は、
昨年からアメリカ人・カナダ人・イギリス人のいる職場で
パートとはいえ、英語を聴く機会が格段に増えたので、
もしかして今回Listeningだけは伸びてるかも、と期待して行ったのだが、
案に相違して、別に、解きやすくなったという感触は無かった(爆)。
あるとき突然にデキるようになる、
などというミラクルは、やはり起こらないものだな(^_^;。
ただ、今回はPart3と4に関して、選択肢を見ながら聴き、コレが答えだな、
と話の途中で(頭の中で)チェックすることはできるようになった。
それが唯一の進歩だった。

Readingのほうはもう、最近はろくに何もやっていないのが祟り、
単語の使い方はわからないし、長文も頭に入らないしで、いつも以上に難儀した。
Part 5では不可算名詞にうっかりanotherをつけてしまう基本的なミスをしたし、
Part 7などはもう、設問を読んでも、
はい!?そんな話、本文のどこに書いてあったの!?
みたいなのが結構、何問もあった。

オマケに、帰宅してから気付いたのだが、
私はどうやら、試験会場に自分の受験票A票を置いてきたようだった。
顔写真つきのB票は会場で回収されており、
残ったA票に記載されているのは受験番号と住所氏名だけで、
個人情報ではあるが、受験後に必要という書類ではない。
だからきっと、会場に忘れてきたからと言って、
少なくとも受験手続き上の問題になることはないだろう、と思うのだが、
こんなところにも自分のマヌケさ加減が現れているようで、うんざりした。

やはり、1年に一度の受験では、あまり、タメにならないかもしれない。
健康診断じゃあるまいしな。
スコアアップを本気で目指すなら、数ヶ月に一度は受けたほうが良さそうだ。
それで、帰宅してすぐ、次回1月の受験を申し込んだ。
来月、ポゴレリチの来日公演を聴いたら、頭が壊れる可能性が高いのだが、
最悪コンディションで受けてどのくらいのスコアになるかを試すのも、
自分のためには、この際、良いのではないかと考えることにした。


*******************

<付:12月15日Web結果発表>(12月22日スコアシート到着)
L475 R470  Total 945


L・Rとも前回よりダウン、トータルでも前回より20下がった。
±25の測定誤差があるというのは公式的に認められているが、
下がる方向というのは、やはり気分の良くないものだ(--#)。
唯一評価できるのは、Readingに関しては一定以上の緻密さが維持できている、
という点くらいだろうか。

TEX加藤様の11月TOEIC正解数換算表(TOEICオタクのブログ)を参照したところ、
今回の私の誤答数は、Lで6ミス・Rで5ミスだったらしいことがわかるが、
最近のTOEICのListeningに関しては、スコアには反映されても
Abilities Measuredのグラフには含まれていない問題が、
どうやら毎回何問かはあるらしいので、
実際の誤答はもっと多かった可能性もあり、
素点を厳密に割り出すことはできないようだ。

ともあれ、せっかくTOEICの世界に久しぶりに戻ってきたので、
このまま継続して、来年前半は集中的にTOEICをやってみようと思っている。
既に1月の公開テストは申し込んであるので、年末年始の休暇はお勉強あるのみ。

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やめたわけでは、ない(汗)。
聴いては、いる。

スペイン語については、私は依然として極端な入門者であり続けているのだが、
しかしこうして何年か、漫然とでも(殴)聴き続けていると、
ゼロだった頃よりは遙かに様々なことが、頭の中に定着したと思う。
基本的な動詞の活用はできるようになったし、
自力でスペイン語作文のできない文でも、解答例を聴けば音声だけで、
スペイン語文がどうなっているかを頭の中で再現できるくらいには、なった。
全くやったことのない言語、……たとえばイタリア語やドイツ語などに較べたら
この程度のスペイン語でも、「ちょっとだけ出来る」と言える程度にはなったわけだ。

一方、フランス語のほうは中級者の底辺くらいの力にまで落ちたと思っている。
一時期は気合いを入れて仏検2級合格まで持っていったが、
もともと、フランス語は私にとってなんら必然性のない言葉だったので、
かつて背伸びして身につけた知識のほとんどは、簡単に抜け落ちてしまった。
今の私にあるのは、「さすがにこのへんは忘れない」という基本的なレベルの、
直説法現在と複合過去を中心とする、基礎的な文法力だけで、
条件法や接続法の活用や用法は、もはや、まだらにしか残っていない(汗)。

つまるところ、スペイン語にはもともとの期待値が低いので特に不満はないが、
フランス語はあきらかに駄目になったという残念さがある。
来年からは現・職場も二年目ということで、多少なりとも余裕ができることを
今は願っている。
趣味のフランス語に、もう一度時間をかけられるようになりたいものだ。

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KISS関連で重大発表が17日にある、
……というのは、実は少し前から耳にしていた。
数日前、来年3月に来日する・東京公演はあるが武道館ではないらしい、
という話がネットに出てきたので、これのことだろうな、とも思っていた。

しかし、昨夜、というか今朝、日付が変わってすぐの時間帯に、
ファンクラブKISS ARMY JAPANから来たメールで、私はブっ飛んだ。

2015年2月から3月にかけて、KISSの来日公演が全国5都市
(名古屋、大阪、広島、仙台、東京)で決定しました!!


うきゃ~~~、広島公演があるのか!!
どうすりゃいいんだ、チケットとかチケットとかチケットとか!!

そ、それに2月~3月ってアンタ、
海老蔵の『源氏物語』と重なったりしないだろうね!???(殴)
後日記:大丈夫だった。海老蔵の広島公演は3月4日(水)。)


追記1:以下の件も、KISSファンの間では数日前から言われていた。
ネットのKISS Armyたちの情報はかなり正確であることがわかった。

ももクロとKISSが衝撃コラボ曲発表へ(日刊スポーツ)
『ももいろクローバーZが、デビュー40周年を迎えた米ロックバンドKISSとのコラボシングルを発売することが16日、分かった。来年1月28日に発売する。曲名は今後発表するが「ももクロ盤」「KISS盤」の2形態で発売するほか、世界120カ国で配信も実施する。来年3月3日に行うKISSの東京ドーム公演にも出演する。』『KISSのポール・スタンレー(62)は「ロックでスタイリッシュで、ももクロ史上に残る特別な曲を作ることができると確信した。彼女たちの振り付けはサムライであり、相撲であり、芸者であり、ただただ美しかった。心の底から訴えてくる音楽になった」』『ジーン・シモンズ(65)は「私たちはももクロを知っているし、コンサートがすばらしいこと、日本のスターだということも知っている。スーパースターガールズと同じステージに立ってみたい」と、40周年ツアーを締めくくる東京ドーム公演での共演を楽しみにしているようだ。』

相撲であり、って何!?ってか誰!?
……と、それはともかく、私は多分これで、
ももクロのCDを初めて買うことになるのだろうね(^_^;。
あらしちゃん(尾上松緑)も、ももクロが好きだった筈。
大谷廣松さんとご一緒に、いかがでしょうか、東京ドーム(逃)。


追記2:ツアー日程判明。
KISS来日公演2015(KISS ARMY JAPAN Official Fan Club)
2/23(月) 名古屋/日本ガイシホール Open:18:00 Start:19:00
2/25(水) 大阪/大阪城ホール Open:18:00 Start:19:00
2/26(木) 広島/広島サンプラザ Open:18:00 Start:19:00
2/28(土) 仙台/セキスイハイムスーパーアリーナ Open:17:00 Start:18:00
3/3(火) 東京/東京ドーム (ももいろクローバーZ特別参戦) Open:17:30 Start:19:00

どうする!?一世一代と思ってVIPパッケージを申し込むか!??
東京まで行って宿泊したと思えば、Ultimate Meet & Greet Packageでも……、
い、いや、疲れているからこんな発想になるのかな私は。もちつけ自分。

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ヒトが忙殺されているときに、こんな大物をUPするのは、やめてくれ(爆)。
これまでにも断片的には出ていた映像なのだが、完璧版は初登場ではないだろうか。
特に、後半のガスパールの映像は、私は完全に初めて観た。
80年代初期の、非常に若いときのポゴレリチの演奏だ。

Ivo Pogorelich - "Gaspar de la Nuit"(YouTube)

制作はイギリスの民放テレビ局ITV(番組名は『The South Bank Show』)で、
ナレーションは、だからイギリス英語、
番組中の取材に答えるポゴレリチはスラブなまりの英語を喋るが、
ポゴレリチとケジュラッゼ女史の夫婦の会話はすべてロシア語、
なのになぜか全編スペイン語の字幕がついている(爆)。

ちなみに、私のシツコい観察の結果によると、
ポゴレリチは話し声の音域が結構広い人だ。
サイン会で何か命令しているときなどは、低い野太い声で喋るのだが、
この番組ではヨソ行きなのか、とても可愛い高い声でお話しになっている(逃!)。

……などとゆーくだらんことより、もっと検証すべきことが多々ある映像なのだが、
もう本当に私は今、忙しくて忙しくて、せねばならないことが山積みなので、
ゆっくりパソコンをやっている時間がない。
今も仕事(持ち帰り仕事)を一件、印刷し終わって、
ちょっと、と思ってネットに繋いだら、この動画を見つけてしまった。
再生時間50分43秒とか、……いやもう全然無理(爆)。
12月27日、すなわち御用納めになるまでは、
私は居ないと思ってくれたまえ(←誰に言っている?)。

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忙しくてここに書く機会を逸していたのだが、
10月20日に会社指定の某健診センターで健康診断があった。
私は本当は非常にイヤだったのだが、昨今は雇用側の義務として、
従業員にこういうものを受けさせることになっているので、
私だけ断るというわけには行かなかったのだ(汗)。

その結果用紙が、昨日出勤したら私の机の上に置かれていた。
有り難いことに、今時なので個人情報として封がされていた。
……ということは、私の腹周りが何センチであるかということについて、
主任やマネジャーは知らないと思って良いのだろうか。
およそ、女のサイズとしては桁違いだからね私のは(爆)。

恐る恐る開いてみたら、「身体」が「C」(=太りすぎだから)、
「心電図」が「C」(=完全右脚ブロックがあるから←実生活上は問題がない)、
「血圧」は「E(治療中)」(=通院していることは自己申告したので)、
……の3カ所にチェックがついていたが、ほかの項目は一応「A」だった。
「Hb1Ac」が「5.5」あって、以前は5.0前後じゃなかった!?と一瞬思ったが、
これは健診の基準が去年からNGSP値に変更になったためだった。
NGSP値で5.5ということは、過去のJDS値での計算では5.1あたりだから、
そんなに急激に上昇したという数字ではなかった(汗)。

これだけ肥満していて血圧も高いのだが、検査時点(食後6時間)で
中性脂肪106、血糖87、Hb1Acが前述の通り5.5ということで、
メタボリックシンドロームの基準には一応該当しないという診断だった。
ただし、予備軍ではあった。当たり前だ。
この私がメタボでなかったら、世の中、誰がメタボだというのだ。

ともあれ、これで覚えた。
この会社ではおそらく年中行事のひとつとして、
ポゴレリチの誕生日あたりに健康診断があるのだな。
やーねーもー(--#)。

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12月14日のポゴレリチ東京公演を満喫するため、最近の私は予習に余念が無い。
リストのダンテソナタは田村響のCD(2009年11月録音)、
シューマン幻想曲はエリソ・ヴィルサラーゼのCD(1994年6月トゥレーヌ音楽祭ライブ)、
ペトルーシュカはアブデル・ラーマン・エル=バシャの
CD『Russian Virtuoso Piano Works』(2006年5月録音)、
という私にとってベストの面々によるディスクを連日聴いている。
よくもまあこれだけ、私の中でトップランクにいる弾き手が並んだものだ、
と改めてラインナップの自分的充実(笑)に感激した。
……裏を返せば、ポゴレリチの今回のプログラムはやはり凄いな(^_^;、と。
ブラームスのパガニーニ変奏曲だけは、私にとっての決定版という演奏が見当たらず、
思案の末、園田高弘『ブラームス・アルバム』を聴くことにした。
ベートーヴェンもそうだが、私にはいつも、迷ったときの園田先生(^_^;。

一般的な意味では、予習などしないでいきなり演奏会を聴くのでも良いのだが、
ポゴレリチに関しては、何らかの前提となる演奏を知ったうえで聴くほうが面白い、
と私は思っている(もちろん、人それぞれで良い。飽くまで私は、だ)。
ポゴレリチは多くの場合、私の先入観を良い意味で根こそぎにしてくれるので、
「うっ、そうか!!こんな曲だったのか……!!」
と息をのむ瞬間が幾度もあり、それが私には堪えられない快感(爆)となるのだ。
やはり、ポゴレリチを聴くなら、驚いてなんぼ、ではないだろうか。
最初から最後まで思った通りで、良かった良かったと納得して家路につく、
などという演奏会は、ポゴレリチがすっかり枯れるか私が尼僧のように悟るか、
何かよくよくのことが起こらないと、あり得ないだろうと思う。

ところで、前述のヴィルサラーゼのCDはライブのシューマンアルバムで、
『幻想曲』作品17に続き、アンコールとして演奏されたのであろう『献呈』が
最後に収録されている。
1970年に12歳のポゴレリチがモスクワから休暇で一時帰国したときに
ベオグラードで彼を特集するテレビ番組が制作されたことがあり、
そこで少年時代のイーヴォが演奏していた曲の中のひとつが、
このシューマン・リストによる『献呈』だった。
私の知る限り、1980年に演奏家としてデビューしてからのポゴレリチは、
公の場でこの曲を取り上げたことはない。
一方『幻想曲』は、これまでの三十年を超える演奏活動の中では一度も弾いたことがなく、
今シーズンのプログラムで初めて俎上に載せた曲だ。
『幻想曲』のすぐあとに『献呈』が続いているという曲順は、偶然なのだがまるで、
私の知る、最も新しいポゴレリチと、最も昔のポゴレリチが、並んでいるみたいに聞こえる。
作曲家の人生も演奏家の人生も、ヴィルサラーゼの懐の深い演奏に抱かれているようで、
こうして聴くと、実に感動的な幕切れだなと改めて思った。

……ということで、引き続き、予習を頑張ります。
ちなみに、この学習に関しては、試験が済んだら反芻はしても、復習はしない(爆)。

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今夜は会社の飲み会があった。
と言っても私は飲めないから、ひたすらウーロン茶だったのだが、
自分が支度をしなくても晩ご飯になったことは嬉しかった(殴)。

アメリカ人スタッフのH氏が、以前仕事で出雲にいたことがあると言うので、
かつて松江に3年住んでいた私としては、共通の話題があり、助かった。
「神話のふるさとだからかなぁ、出雲は東京より20年遅れたままだね」
とH氏は言った。
20年とはヒドい、と私は反論しようとしたが、
例えば山陰本線には自動改札が未だに導入されていない、という事実を考えてみるならば、
H氏の定義は一概に的外れとも言えないかもしれなかった。

「それにセブンイレブンが無かったよ。ローソンはあったけど」
確かに、時期は違うが私が松江にいたときもセブンイレブンが無く、
私がゴミ袋としてストックしていた、いつのものかも不明なセブンのレジ袋を
現地の友人が珍しがったものだった。
そういえば、島根ではないが、鳥取にはスタバが来ていない、
という話も最近まであったな(汗)。

出雲では夜遅くまで開いているスーパーが見当たらなかったため、
H氏の知っていたアメリカ人は、その地元のローソンに頼り切りで、
ポンタカードのポイントの貯まり具合がただごとでなかったそうだ。
H氏は更に言った。
「夜はどこのお店も早く閉まっちゃうでしょ。
だから出雲でのボクにはナイトライフってものが無かったね」
しかしまあ、それは広島も東京から見ればそのようなものだろう。
9時半にもなれば本通り商店街は終わるし、バスの最終が10時半頃という地域も多い。

「特に冬場の日常は、どこで遊ぶことも出来なかった。
なんしろ雪は積もるし、毎日が寒くて天気の良い日が全然なくて、
地元の日本人には冬眠の習慣があったし、通りに出ても人影がなかった」

をい待て待て
んなこと、アメリカに帰って喋ってないだろうな!?
文字通りかと思われるってば!!
どうかすると今でも普通にサムライやニンジャがいると思われてんだから、
神話の里なら、人間が冬眠する程度のミステリーは納得されそうだぞ??

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