右腎臓結石の検診で朝から泌尿器科に行った。
去年の3月の初めと4月の下旬に無痛性の血尿があって、
そのあと連休前に、静脈性腎盂尿管撮影検査(DIP)を受けたら、
画像上は9ミリと思われる石が、右の腎盂にあることがわかった。
しかし、それ以上の症状がなく、血尿もすぐ治まってしまったので、
当面は数ヶ月に一度の定期検査で良いということになり、
あれ以来、自覚症状は何もなく、石が出た気配も全くないまま、
エコー検査と検尿だけで、淡々と一年が過ぎようとしていた。
それで、きょうもまた、いつもの調子で気軽に検診に行ったのだが、
な、なんと。
「エート、あなた、いつから来てるんだっけ。去年の4月から?
まあ、たまにはちゃんと確認しておいたほうがええですかね」
と、先生が突然仰って、手始めに採血をすることになった。
なんでそんなこと、急に思いつくんだよ(泣)。
私は検査が嫌いなんだよ。
採血や注射ごときなら痛いヤツでもナンボでもして貰って構わないが、
何か異常があるかもしれないと恐れながら結果を待つことの方が、
その何倍も何十倍も怖くて嫌いなのだ。
かなり以前のことだが、なんだかんだと毎月、血液検査した内科医がいて、
私は財布も心もぼろぼろになり、最後にとうとうバックレたことがあった。
あれから、検査検査と言い出す医者のところへは、
極力、近寄らないように気をつけて、よく見極めていたつもりだったのに、
今更こんな、・・・ああ、イヤ過ぎてノイローゼになりそうだ。
ストレスでまた良性発作性頭位目眩が起きたら、どうしてくれるんだよ。
それも、最初は何とかいう腎臓関係の値だけ調べる予定だったのだが、
「最近、健康診断やっとる?」
と訊かれ、採血は2年間やっていなかったので、つい正直に、
「一昨年から、特に何も、やってません」
と答えてしまい(←突然の検査指示に、私は動揺していたのである)、
「ほんじゃ、ええ機会だわね。ついでにやっとくか」
といろいろ付け加えられ、スピッツ(試験管)四本分の採血になった。
どんだけ検査項目多いんだよ(--#)。
詳しく調べれば調べるほど、異常を指摘される確率も上がるんだよ(--#)。
そして、いつものようにエコーで背中から腎臓を診られたが、
「言っちゃー悪いんだけど、脂肪があるからよく見えないんよね」
とミもフタもないことを言われ、そういえば大昔、妊婦健診の腹部エコーでも、
「脂肪のせいで、画像が荒いなあ」
と主治医に呟かれたことを、まざまざと思い出した。
物思いにフケって憮然となった私を尻目に、先生はカルテを書きながら、
「造影剤までは、せんでええけど、CTだけ撮っとこうね。次の検査でええから」
と仰った。ああもう、そんなジラさないで、いっぺんにやって下さい(T.T)。
きょうの血液検査の結果は一週間後にわかるそうだ。
まったく、ウカツだった。
まさか今日、泌尿器科で健康診断するハメになるとは思わなかった。
これでも、血圧を診てくれている内科に行くときは、
万が一ということがあるかなと、多少は注意していたんだがな。
注意ったって、心の準備と財布の準備だけだったけどもよ。
こんなことなら、もちょっと運動してダイエットしてから
今回の検査を受けるべきだった(違います)。
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