転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



チリ沖で昨日発生した地震の影響で、
きょうは朝から津波の警報が出ていた。
太平洋岸を中心に、最大で3メートルの津波が予想され、
最初は大津波警報で、晩になってようやく津波警報に変わった。
在来線や新幹線などのへの影響も大きく、
地域によっては避難を余儀なくされた方々も多かったようだ。
ひとたび、なんらかの大きな自然災害が起こると、
我々人間など、ひとたまりもないと、改めて思った。

・・・という大変さは、よくわかるのだが、
そのために、きょうはテレビ画面のほうも大変なことになっていた。
どこの局も、一日中、日本列島地図を出し、
津波の危険がありそうな海岸線を色分けして映していたのだ、
番組内容に関係なく。
勿論、こんなときだから警報は必要だし最優先なのは当然だ。
しかしそれと同時に、通常の内容の番組を放映するのは
実際のところ、かなり無理があったのだ。

インタビューされている人の顔の下半分が富山湾、
字幕の一部は既に中国山地の下あたり。
警報と一緒に、いつもの番組をいつも通り放映をするのであれば、
緊急事態とは言え、列島地図との画面構成を
もうちょっとなんとか考えられなかったのだろうか。

将棋番組を観ていた主人など、
将棋盤の右半分が、ちょうど本州西部から下に隠されてしまい、
いくら待っても、どこに何を打っているのか、皆目わからず、
首を曲げたり、画面を左側から覗き込んだりした挙げ句、
「意味ないやんけ!」
と怒っていた。

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昨日は昼頃から用事で出かけて、帰りに広島駅付近で、
広場にある大きなテレビ画面で、女子フィギュアの表彰式を観た。
ロシェット選手に続いてコールされた浅田選手は、
綺麗だけれど硬さの残る表情で、客席からの歓呼の声に応えていた。
私はそれを見て、この日の結果を知った。
銀メダルを取ったことが、こんなに「ショック」である選手なんて、
世界中探しても普通そんなにいない。
浅田真央は凄いところまで来ていたんだなあと思った。

晩になって録画を観た。
オリンピック女子フィギュアで、トリプルアクセルを見せて貰ったのは、
92年のアルベールビルの伊藤みどり以来だった。
しかも浅田真央の今回のトリプルアクセルは、通算三回成功したのだ。
フィギュアがスポーツである以上、これは世界に誇って良いと思う。
今後、もし将来的に、解釈や採点方法や時代感覚が変われば、
『優れたスケーター』の定義そのものは揺れ動くかもしれないが、
『史上初、オリンピックの女子フィギュアでトリプルアクセル三回成功』
という彼女の記録は、どんな世の中になろうと不変の偉業だ。

スポーツにはいろいろな種目があるが、
私は自分が全く運動神経がないせいもあって、
ああいう見事なアスリートが到達した技術を見るのが好きだ。
人類がどこまで身体能力を高めることができるか
(どれだけ速く走れるか・泳げるか、高く跳べるか、等々)
を追求しているのがスポーツだと、私は常々思っているので、
浅田真央のように特殊な才能に恵まれた選手達には、
今後も、技の頂点を目指し、記録を打ち立てて欲しいと思っている。
それが人類の進歩の歴史を作り記録を残して行くことになるからだ。

・・・ときに、トリプルアクセルでこんなに盛り上がっているのに、
どうして伊藤みどりのコメントを見かけないのだろう?
浅田真央の前にトリプルアクセルを実際に跳んでみせた人は、
オリンピックに限って言えば、伊藤みどりだけであり、
長い歴史の中で、まだたった二人、という状態なので、
私は彼女がなんと言うか、とても興味を持って待っていたのだが、
解説でも現地レポでも全然姿を見なかった気がする。
私が見ない、ワイドショーには出ていたのだろうか?


追記
中日新聞に、伊藤みどりのコメントがひとつ掲載されていたようだ。
ネットで引用記事を見ただけなので、本体は確認できていないが、
『18年ぶりに五輪女子で花開いた3A
しかもSPで史上初ならフリーで2度も初めて。自分を褒めて。
同じ山田コーチの門下生が引き継いでくれた。
五輪は4年に一度来るが歴史を塗り替えることはそうない』
等と語っていたそうだ。

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日本では十年ぶり、いやそれ以上だ、
彼が協奏曲をやるなんて。
本当に嬉しいことだ。


・・・・・・が。
国際フォーラムのホールAがどんなところか、
彼は、理解しているのだろうか。
東京のコレは、ヨーロッパの、どっかの湖畔の音楽祭とは違う、
ということも、ちゃんと、了解しているのだろうか。

何より、交響曲とセットなのに、この一回の演奏会に、
一時間しか与えられていないということを、
本当の本当に、わかっているだろうかっっ(逃

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン東京

5月3日 14:30-15:30
ホールA
イーヴォ・ポゴレリッチ(ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ヤツェク・カスプシク(指揮)
エルスネル:交響曲ハ長調作品11
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21
S4000 A3000 B1500 中高生500

ラ・フォル・ジュルネの歩き方

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2010の
記者発表が2月23日に行われたが、その席上、
ポゴレリチが参加することが発表されたそうだ。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2010記者発表
(CLASSICA - What's New!)

現時点では、何日の何時にどこで何を弾くことになるのか、
ポゴレリチ出演についての詳細は発表されていないし、
公式サイトにもタイムテーブルそのものがまだ掲載されていない。
しかしこういう公の場で言われたことなのだから、
決定ではあるのだろう。

ポゴレリチが、本当に、弾くのか(汗)。
いや勿論嬉しい、とても嬉しいには違いないのだが、
彼が、こういう催しに理解を示すとは、意外だった(逃)。

普通のリサイタルより短い構成になるだろうから、
来日公演用に持ってきた曲の中から選んで弾くのか、
それとも、ラ・フォル・ジュルネ用に別のものを手がけるのか。
詳細発表を楽しみに待ちたいと思う。

ちなみに、これは間違いなく「イーヴォ」のほうだ。
「ロヴロ」ではない。某氏が確認して下さった。

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KISS関連『重大発表』とは
KISS関連で何かあるらしいと、一応注目して待っていたのだが
わかったことは、3月2日、Classic Rockをスポンサーに、
ロンドン北部、チャリングクロスのマーキー・クラブとかいう、
収容人数800ほどの会場で、KISSがスペシャル・ライブを行う、
・・・という、どうも、これが『重大発表』だったらしい。
地元ロンドンのファンにとってはオオゴトなんだろうとは思うが、
極東の我々から見ると遠すぎて、めっちゃちっちゃいオオカミだった。

心ここにあらず
午後から、PTA役員会があってA中に行った。
会議の前に地区会役員の仕事もあり、学食で待ち合わせたのだが、
ちょうど、1時から作業しようという約束になっていたので、
地区会メンバーのうちのひとりは、堂々と遅刻して来た。
家で、浅田真央選手の、女子シングルSPの滑走を観ていたのだ(--#)。
学食では、A中高の生徒さんたちも昼食の続きで大勢喋っていて、
『真央ちゃん、何点?』『73点かなんか』と会話していた。
ヲイ。なんでキミらがリアルタイムでそれ知ってんの。
学食にテレビは無いし、携帯電話も一切禁止の筈よね!?
2時からのPTA役員会のほうも、今日はあまり出席率が良くなかった。
全く悪気はなくても、あまりにもテレビ中継に見入っていたせいで、
役員会のことを最後まで思い出さなかった、
という人が、結構、いたのではないかと思った。

呉智英、喝破
先日来の国母選手の騒動について、呉智英先生が喝破なさっている、
というので、『週刊ポスト』を買って来た。
私が、呉智英先生と(一方的に)出会ったのは88年夏で、
『「アグネス論争」を読む』(JICC出版局)というブックレットの中で、
先生が目の覚めるようなことを書いていらしたのが馴れ初めだ。
今回の国母騒動についても、独自のご見解で斬れ味が良かった。
目下、販売中の雑誌なので詳しく書くことは控えたいと思うが、
国家の代表として参加する選手の『ドレスコードの意味』と、
現代日本の若者の、『無自覚』の構造について、
呉先生ならではの批判と主張が心地よかった。
これ一本のために買った『週刊ポスト』だった。

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右腎臓結石の検診で朝から泌尿器科に行った。
去年の3月の初めと4月の下旬に無痛性の血尿があって、
そのあと連休前に、静脈性腎盂尿管撮影検査(DIP)を受けたら、
画像上は9ミリと思われる石が、右の腎盂にあることがわかった。
しかし、それ以上の症状がなく、血尿もすぐ治まってしまったので、
当面は数ヶ月に一度の定期検査で良いということになり、
あれ以来、自覚症状は何もなく、石が出た気配も全くないまま、
エコー検査と検尿だけで、淡々と一年が過ぎようとしていた。

それで、きょうもまた、いつもの調子で気軽に検診に行ったのだが、
な、なんと。
「エート、あなた、いつから来てるんだっけ。去年の4月から?
まあ、たまにはちゃんと確認しておいたほうがええですかね」
と、先生が突然仰って、手始めに採血をすることになった。

なんでそんなこと、急に思いつくんだよ(泣)。
私は検査が嫌いなんだよ。
採血や注射ごときなら痛いヤツでもナンボでもして貰って構わないが、
何か異常があるかもしれないと恐れながら結果を待つことの方が、
その何倍も何十倍も怖くて嫌いなのだ。
かなり以前のことだが、なんだかんだと毎月、血液検査した内科医がいて、
私は財布も心もぼろぼろになり、最後にとうとうバックレたことがあった。
あれから、検査検査と言い出す医者のところへは、
極力、近寄らないように気をつけて、よく見極めていたつもりだったのに、
今更こんな、・・・ああ、イヤ過ぎてノイローゼになりそうだ。
ストレスでまた良性発作性頭位目眩が起きたら、どうしてくれるんだよ。

それも、最初は何とかいう腎臓関係の値だけ調べる予定だったのだが、
「最近、健康診断やっとる?」
と訊かれ、採血は2年間やっていなかったので、つい正直に、
「一昨年から、特に何も、やってません」
と答えてしまい(←突然の検査指示に、私は動揺していたのである)、
「ほんじゃ、ええ機会だわね。ついでにやっとくか」
といろいろ付け加えられ、スピッツ(試験管)四本分の採血になった。
どんだけ検査項目多いんだよ(--#)。
詳しく調べれば調べるほど、異常を指摘される確率も上がるんだよ(--#)。

そして、いつものようにエコーで背中から腎臓を診られたが、
「言っちゃー悪いんだけど、脂肪があるからよく見えないんよね」
とミもフタもないことを言われ、そういえば大昔、妊婦健診の腹部エコーでも、
脂肪のせいで、画像が荒いなあ」
と主治医に呟かれたことを、まざまざと思い出した。
物思いにフケって憮然となった私を尻目に、先生はカルテを書きながら、
「造影剤までは、せんでええけど、CTだけ撮っとこうね。次の検査でええから」
と仰った。ああもう、そんなジラさないで、いっぺんにやって下さい(T.T)。

きょうの血液検査の結果は一週間後にわかるそうだ。
まったく、ウカツだった。
まさか今日、泌尿器科で健康診断するハメになるとは思わなかった。
これでも、血圧を診てくれている内科に行くときは、
万が一ということがあるかなと、多少は注意していたんだがな。
注意ったって、心の準備と財布の準備だけだったけどもよ。
こんなことなら、もちょっと運動してダイエットしてから
今回の検査を受けるべきだった(違います)。

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KISS関連の、英語圏某掲示板では、先週あたりから、
『火曜日午後に大きな発表があるらしい』
という話題で、ファンが盛り上がっている。
時差があるから、アメリカでTuesday's Surpriseと言うなら、
日本では明日水曜日になるか?

良いほうのビッグ・ニュースという前提で
ファンの予想としては、ツアー予定公表、新アルバム制作の発表、
または新たな企画のDVDボックスの発売、等々が上がっている。
一般的にバンドに関して、ファンが最も大騒ぎする重大発表は、
『解散』または『活動停止』、次点は『メンバーの脱退』だが、
メンバーの誰かが亡くなるなどの決定的なことがなければ、
こういうのは結局のところ、いつだって修復可能な話だから、
この世の終わりのように驚き慌てることではないと思う。

だいたいが、KISSに関しては、ファンは既に免疫が出来ている。
あれは10年前だったか、大々的な解散宣言をして、
感動のフェアウェル・ワールド・ツアーの真っ最中に、
ドラムのピーター・クリスがいきなり脱退し、ツアー中断、
挙げ句の果てには、解散撤回→永久活動宣言。
短期間に、あれだけ泣いたり驚いたり喜んだり次々させられたら、
こっちは気が変になり、もう何も信じない(T.T)、という心境になったものだ。

まあ、今だったら例えば、
スター・チャイルド(ポール)を誰か別の人が襲名する、
とでも言われたら、私も一度は大いに落胆するかもしれない
(これには根拠がある。ポール・スタンレー本人が、近年、
『自分が居なくてもKISSは存続できる』と発言している)。
しかしそれだって、スター・チャイルド1世と2世が
性懲りもなく(爆)並んで出て来るようになる可能性もあるし、
ジーンがついている限り、メンバーの交替でさえ最大限に演出され、
ビジネス・チャンスとして活かされるだろう。

それより、本当に明日、何らかの発表があるのかどうか、
ということのほうが、目下は注目だ。
あるとしたら、どの程度のものを『重大発表』というのか、とか。
こんなのは、以前ときどき、宝塚関係の掲示板でも、あった。
『○日に何かある!』
などと思わせぶりなスレッドが立って、
すわ一大事、誰某の退団か、大規模な組替えか、
はたまた超目玉となる上演予定作品の発表か、
と皆で当日まで騒ぐだけ騒いで、
だのに肝心の○日になっても結局、歌劇団からは何一つ発表などなく、
掲示板にはトピ主を罵倒するレスだけ何十も続いたりしたものだった。
悪いことが何も無くて、とりあえず良かったのに、
無ければ無いで、皆、怒るのだった。

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楽器店でグランドピアノの試弾会をやっていたので、行った。
YAMAHAのC6XA・C5L・C3XA・C3があって、
平日昼ということで空いていたため、
それぞれほぼ15分ずつ、全部弾かせて貰った。

うちのアプライトではいくら強打しても頼み込んでも、
私が耳の中で待ち望んでいるような音は出ないのだが、
C6XAほどの楽器となると、私程度の腕前でも、それなりにイイ音がした。
バレンボイムもどきの遙か手前くらいの出来映えだったが、
そうだ!こういう感じだ!と、良い気分で納得できるような、
充実したフォルティシモの和音が、ちゃんと鳴った。
こういうふうに鳴って!と願ったら、楽器のほうで私の微妙な変化を捉えて、
過不足なく応えてくれる、というのは、実に素晴らしいことだった。
アレだ、ボーゲンしかできない初心者でも、志賀高原に行けば、
ラクラク滑れるようになったと錯覚できる、スキーの話と同じだ。
広島の芸北だと、全然思い通りに降りられないのだ、
私みたいにヘタな人間は(←実話)。

ただ、C6XA・C5Lの二台は防音のレッスン室に置かれていたので、
一般の住居より広いとは言え、楽器の近くに壁や天井が来ていて、
弾いた音が細大漏らさずダイレクトに返ってくるのが、良し悪しだった。
どんな些細な音でも全部耳元に戻って来るのは、大変有り難いことではあるが、
本来的な「演奏」というのは客席のあるところでするものだろうから、
狭い場所に籠もって弾いて、自分が聴いて「良し!」と思う音が、
演奏会の場で本当に良いものなのかどうかは、また別の問題だろう。
少なくとも私は、間近で鳴っている音がホールならどう響くものであるか、
頭の中で変換できる能力はないし、そのような経験も積んでいない。

その点、きょうのC3XAとC3の二台は、楽器店内のフロア突き当たりの、
「サロン」と呼ばれる広い場所に並べて置かれていたので、
こちらのほうでは、空間的広がりの中で響く音を捉えることが出来た。
狭いレッスン室で反射するように響く音の中で30分過ごした後だったので、
サロンに出てきたら、一瞬、耳にフィルターが入ったかと思ったくらい、
同じ曲(ベートーヴェンのソナタ5番の第一楽章)でも響きが違った。
しかし慣れたら、こちらのほうが本来の響き方であり聞こえ方だろう、
ということが、分かってきた。

標準的なピアノだとは思うが、私は案外、C3が気に入った
(概ね、数字が小さいほど楽器サイズも小さく、値段も安くなる)。
勿論、調律の仕方や置く場所によっても随分違って来るだろうけれど、
弾いた感触と、返ってくる音とが、自然に咬み合っていて、
感触の掴みやすいピアノだと思った。
ベートーヴェンのほか、モーツァルトのソナタなども弾いて遊んだ。

試弾終了後にアンケートがあり、弾いた型番、感想、などを
無記名で答えるようになっていた。
C6XAが素晴らしかったことを大書しておいた
商品サイト:YAMAHA C6XA概要(ヤマハ株式会社))。
また、『価格について』という項目があったので、
遠慮無く『高い』に○をつけておいてあげた(逃)。

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うちでは長らく、娘には決まった「小遣い」というものがなかった。
なぜなら、娘はお金の要るような趣味を持たなかったからだ。
娘は基本的に、小さな世界で生きており、
好きなのは絵を描くことで、紙は家にあるもので満足していたし、
画材は、入学祝いに貰ったり、親切な先輩が譲って下さったりして、
充分に足りていた。

娘の着るものや食べるもの、勉強の本や文房具などは、
当然のことながら、すべて親のほうで払っていて、
書籍に関しては主人が寛大なのでこれまた大抵買ってやっていた。
例外的に、「日曜は友達と映画観る。お昼はマック」などのとき、
1000円~2000円くらいの間で、目的に応じて渡していた。

しかし、中3も終わりの今、娘は月決めのお小遣いが欲しくなった。
絵画教室の帰りにBOOK-OFFに行ってコミック本を物色したり、
昨年あたりからハマった西川貴教のCDやDVDを買ったりするのに、
親に頼んでそのぶんの代金が貰えたときに買う、というのではなくて、
お小遣いの範囲でやりくりしたり、何ヶ月か頑張って目標額まで貯める、
という具合に自分でやって行こうと考えるようになったのだ。

今時の、高校1年生のお小遣いと言ったら月額いくらが普通なのだろう。
私自身が高校生だった30年ほど前に、貰っていたのは、確か月額3000円で、
途中、成績が上がったとき、別に私は頼まなかったのに、
親のほうで5000円に増額してくれた。
私は極端な浪費癖はなかったが、全く計画性もなく、
前借りなどしないかわりに、あるだけ使い、貯金など全然しなかった。
使い途はレコードと書籍・雑誌が大半だったと思う。

ということで、ちょっとネットで検索してみた。
『高校生 小遣い 月額』

出てきた答えは、5000円から10000円あたりが普通のようで、
昔と違うのは、「携帯電話の支払を小遣いに含むかどうか」
という点であるようだった。
娘の場合、携帯は通話とメールしかしないので使用料は安く、
主人の口座から家族全員の代金が月々、引き落とされている。
なので、現状であれば娘は自分で携帯の支払はしないから、
小遣いは月5000円前後もあれば、良かろう、と私は判断した。

よし。4月から毎月5000円渡すから、その範囲でやりなさい。
と言ったら、娘はとても喜んだ。そして言った。
「わ~い。毎月2000円は貯金しよう♪五ヶ月で1万円になるよね?
ご利用は計画的に♪」

うむ。九九は、出来ているようだった。
貯めるだなんて、私の娘にしては、えらく堅実だなと感心してしまった。
計画的なご利用が本当にできるのかどうか知らんが。

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