転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昨日は、実用フランス語技能検定試験の2級一次試験を受けに行った。
今回で通算三度目の受験だった。
前回6月の春季検定のときは、ろくに勉強していなかったうえに、
5月にポゴレリチ来日公演があったばかりで、私の頭は破壊されていた。
あの状態でも「受験すればなんとかなるかも」と思っていたなんて、
当時の私は、あまりにも仏検とポゴレリチをなめていた(爆)。
それで今回は、ひととおりの反省をし、出直しの気分で臨んだ。

折しも、この秋から、
私の『なんちゃってフランス語』をどうにかしよう、
と決心したところだった
ので、
……と言っても実質10月以降だから、まだ1ヶ月ほどにしかならないが、
とにかく最近は、これまでになく丁寧にフランス語を勉強した。
うっとうしくていつも後回しにしていた、不規則動詞の活用を、
直説法現在・半過去・単純未来、条件法・接続法現在、について、
最低限、口頭で確認し、アクサン記号の動くものは書いて確認し、
忘れたときは何度でも例のノートに書き出して、見直すようにした。

御蔭で今回の仏検では、動詞の活用の設問と読解問題に関しては、
かなり手堅く得点できた気がした。
問題が例年より易しかった可能性もあるとは思うが、
過去二回受験した2級一次試験のいずれと較べても、
筆記だけは、格段に良い点数が取れたと思う(←本人比(^_^;)。
ディクテ(全文書き取り)の採点基準がわからないので、
合計するとまだまだの点数になってしまうかもしれないのだが、
これでスベっていても、勉強の方法は会得した手応えがあったし、
確実に次に繋がると思うことができたので、今回は満足だ。
やはり、今の私程度の学習段階では、
仏語力=語彙力と言っても過言ではないと、改めて思った。

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ところで、英検の場合は、試験翌日に解答速報が公式サイトに出るが、
仏検は試験後に即、会場で「正解及び解答例」が貰えることになっている。
これは、私が仏検受験に行くようになった2005年から既にそうだった。
試験が終わる頃になると、教室出口に、正解のプリントが人数分用意され、
各自一枚ずつ取って出るようにと、解散前に監督者から指示がある。
これさえ貰ってあれば、もう、やろうと思えば帰り道にも、
大体の採点が、自分で出来てしまうわけだ。

昨日は、試験会場の建物から出た、すぐのところで、
大学生とおぼしき若い女の子たちが、正解例を読みながら、
「全然、だめ……(T_T)」
「もう……。シにたい……(T_T)」
と絶望していた。
その時点で私自身は、まだ全く自分の出来を調べていなかったが、
駄目駄目な経験は過去にいくらでもしているので、
彼女たちの『シにたい』気持ちは、それだけで、よ~くわかった。

死ねばいい!!
と、私の中でトート閣下が言った(逃)。

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