転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



アクセス解析を見ると、ようやく『税についての作文パクリ』で
このブログに来られる方の数が、先週あたりから目に見えて減ってきた。
中学校の二学期が、どこもほぼ、始まったということなのだろう。
それで皆さん、自分なりの、良い作文が書けましたか(笑)。

さて、今朝の解析を見ると、入れ替わりのように、
『通訳案内士試験』で来られた方々がいくらかあった。
昨日は、平成23年度通訳案内士試験の第一次試験が行われたからだ。
私もそうであったように、受験された方々の目下の最大の関心事は、
「一次試験の平均点はどのくらいか」
「邦文試験で60点未満の科目は不合格なのか」
「とりあえず今、二次試験準備をすべきかどうか。何をしたら良いか」
等々だろうと思う。

私が去年、経験した範囲では、日本政府観光局は平均点等を公表しないので、
自分が合格圏内かどうかは、予備校等の発表するデータから占うしかなかった。
昨年は8月29日に一次試験があった後、一週間以内のうちに、
ハロー通訳アカデミーCEL英語ソリューションズが、
まず第一段階として、予想平均点を概算で発表した
2010年9月4日:通訳案内士試験 その後)。

残念ながら、ハロー通訳アカデミーのほうは、今年の2月に閉校になったので、
今回も同様の活動があるかどうかわからないのだが、
去年は、ハローは試験の半月後9月12日に改めて模範解答会を行い、
そこまでのところで集まった受講生たちの自己採点結果を集計し、
より細かい数字の「合格点の最新予想」を、13日夜に公表した。
またCELのほうも、結果分析を進め、予想合格点の更新をサイトにUPした
2010年9月14日:通訳案内士試験 その後・2)。

受験生にとって、一次試験の結果が正式に来るまでの間、
手に入れることのできる判断材料は、昨年に関してはこれだけだったと思う。
ほかに通訳試験予備校に所属していれば、校内での合否予想や二次試験指導を
独自に受けることが出来たのではないかと思うが、
私はどこの学校にも行っていなかったので、
一般に公開されたものしか、見ることは出来なかった。

邦文試験(地理・歴史・一般常識)については、各科目およそ60点が合格の目安、
と政府観光局サイトに書いてあるのだが、これは厳密な合否ラインではない。
私の知っている範囲では、平均点に関わらず60点あればまずは合格、
平均点が60点より低いときは調整が入り、50点台からも合格が出るし、
ひどく難度の高い試験だったときには、自己採点40点台でも合格した例がある、
……ということだったので、自己採点で60点未満でも、即座に悲観することはないと思う。
私自身も昨年の一般常識は、自己採点56点か59点のいずれかだったが、合格していた。
また、昔の試験制度と異なり、現在は科目ごとの合否判定なので、
邦文三科目の合計点がいくつ以上でなければならない等の基準は、無い。

一次試験の自己採点結果がどうであれ、また予備校の平均点予想が何点であれ、
二次試験の準備は、今、できるだけ早く始めるのが良いに決まっている。
一次通過の望みは薄いと思っていても、「まさかの合格」が来ることはあるし、
そのときに勉強できていなかったら、自分でチャンスを棒に振るようなものだ。
また、結果的に、今年の一次合格が仮にできなくても、
この資格を取る気持ちに変わりがないなら、
二次試験はいずれ必ず受けなくてはならないものなのだし、
そもそも今後、通訳ガイドとして仕事をするつもりなのであれば、
口述試験に対応できる程度の口頭表現力は、最低限の条件だろう。

……とは言え、理屈はそうでも、実際の私は去年のこの時期には、
一次試験の採点の行方ばかりが気になり、二次試験の準備などする気になれなかった。
一次試験の出来が不本意だった場合、ここしばらくは何も手につかなくても
無理もないことだと思う。
不真面目なことを言うようだが、実際の二次は12月の初めで、まだ時間があるから、
9月くらいまでは多少、自分を甘やかすところがあっても良いのではないだろうか。
来月は、過去問と模範解答などを読み上げる程度のウォームアップから入って、
10月くらいから実戦的な項目について仕上げて行けば良いと私は思う
2011年2月8日:通訳案内士 二次(口述)試験用の勉強内容)。

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昨年度の通訳案内士試験受験の際、「日本地理」の対策のために使った、
「都道府県別地図帳」を広げて、先日、改めて福島県を見ていたら、
太平洋岸に『原発銀座』という記述があったので、胸をつかれた。
ここにそのような名前が書かれていたことを、私はすっかり忘れていた。

地図帳だから、どこの県のページを見ても、
主立った山脈や平野、湖、主要な観光地などの名称が載っていて、
福島も阿武隈高地、阿武隈川、磐梯山、猪苗代湖、会津盆地、福島盆地、
等々の有名な箇所が掲載されており、私はいずれにも○印をつけたり、
簡単な説明を書き加えたりしてチェックした跡が残っているのだが、
『原発銀座』のところには、何も書き入れていなかった。
この箇所は少なくとも昨年夏までの時期には、全くと言ってよいほど、
私の関心を引いていなかったということだ。

昨今では連日のニュースでたびたび耳にするようになった、
南相馬市、双葉町、富岡町、などの場所にまたがる海岸線沿いに、
この『原発銀座』の文字は、印刷されていた。
ここに、第一・第二の両発電所を合わせて十基もの原子炉が並んでいたことの意味を、
私は昨年まで、ほとんど考えたことがなかったのだ。
ちなみにこの地図帳では、扱っているのは原則的に地形に関する情報であって、
新潟や福井など、ある程度の数の原発が集まっている場所にさえ、
発電所に関する記載も名称も全く出ていない。
福島にだけ、原発のことが特別に書かれているのだ。

各種の「あやかり銀座」はあちこちに見られ、
どこも、人の多く集まる賑やかな場所の名前として親しまれている。
それらの大半は繁華街や商店街だ。
しかし、特異的なほど原子力発電所が多く建てられたための『原発銀座』とは、
今となっては、なんという皮肉な名称なのだろう。
原発のあるがゆえに街の栄えることを願った、
地元の方々の思いは真実であり、切実なものであったと思うし、
ここから提供された電力のお陰で、地元ではなく首都圏が、
快適な生活を享受できたことも事実だった。
そして今や福島第一原発は、原発事故の現場として世界中に知られる場所となった。
『原発銀座』の名を、そもそもの由来とは全く別の意味で、
私はもう二度と、忘れることはないと思った。

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(この話題は、二つ前の記事から始まっています)

受験勉強の間、私は通販でハロー通訳アカデミーの書籍を買い、
それらと、ハローの植山学院長の無料メルマガに全面的に頼ったが、
勿論、ほかにも優れた通訳予備校はいろいろあると思うし、
探せば、受験用書籍も各種市販されているのかもしれない。
私が目にした中では、法学書院・岸 貴介 監修の、
通訳ガイド 地理・歴史・一般常識 完全対策
通訳ガイド 地理・歴史・一般常識 過去問対策
のシリーズは、過去問と解説が収録されていて使いやすそうだった。
この本がハローの過去問より良いのは、解説が全年度に付いている点で、
欠点は、過去問がたった5年分ほどしか掲載されていないことだと思った。
この本を使って更に過去問練習の分量を増やしたい場合には、
amazonなどで過去の年度の中古本を遡って探すと良いかもしれない。

一次試験の英語については、比較的たくさんの対策本が市販されている。
スクール等に所属せずに勉強することも、さして難しくないと思う。
私は深く考えずに、外国語試験免除の特典を利用したが、
英検1級取得者であっても、免除を受けずに一次の英語から受験するのが、
本当は良いのではないかと、試験が終わってから思った。
どの科目も、通訳ガイドとして働く候補者を選抜するためのものだから、
日本観光や日本紹介に主眼を置いた出題になっており、
一次の英語筆記についても、受験のために勉強して身につくことが
そのまま二次の口述試験でも活かされるのではないかと感じた。

*****************

学習者としての立場から言えば、通訳案内士試験の魅力は、
「日本について勉強できる」ということに尽きる。
この試験に合わせて勉強をすることで、私は、
自分がこれまであまりにも当たり前に感じていた、日本の歴史や文化、
住んでいながら無頓着だった日本の地理や観光名所などについて、
改めて、系統立てて学ぶ貴重な機会を得られたと思っている。

一方、この試験に関して一番辛かったのは、
「待ち時間が長い」ということだった。
試験そのものも長丁場だが、何より合格発表までが長過ぎた。
真夏の暑さに耐えて一次試験を受けに行ったのに、
結果が出るのは、季節もすっかり変わって晩秋になってからだったし、
そのすぐあとに二次試験に行ったのに、これまた最終結果が出るまでには、
年が明けて更に立春まで待たねばならず、本当に長かった(汗)。
年に一度しか試験がないというのも、気持ちの面でプレッシャーになった。

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通訳案内士の口述試験は、語学力だけの試験ではない。
英検1級なら概ね、社会人としての常識と英語力の問題と思うが、
通訳案内士の場合は、英語で観光案内ができなくてはならないのだから、
外国人観光客に、日本の文化や日常生活について、
わかりやすく説明できる知識や感覚が必要とされる。
これは普通、そのための勉強をしないと、身につけられないだろう。

ただ、英検1級の二次より良いのは、こちらの口述試験は、
試験委員との「対話」形式であるということだ。
英検で、2分間スピーチをして保たせることのほうが、私にはキツかった。
それに較べたら、通訳案内士は基本的に、訊かれたことに答えるのだから、
会話としてのリズムがあり、自分の返答の仕方によっては、
得意分野へと話を誘導することも可能で、やりやすい面があった。

口述試験用の勉強には、やはりハロー通訳アカデミーの教本に頼った。
生徒でない外部の者に、これだけ各種教材を販売してくれる学校が、
ほかにあるのかどうか詳しく知らないが、
私にとってはハローと出会えたことの意味は、二次試験においても大きかった。
口述試験の実態など、この学校のテキストがなかったら、
どこの予備校にも所属していない私が、これほど詳細には把握することは
できなかったと思う。

まず、日本の文化や生活について説明するためのネタ本として、
日本的事象 英文説明300選
という、ハローの学院長・植山源一郎 著の本を買った。
これを9月から毎日5ページずつ音読して覚え、知らない単語はノートに書き出した。
清酒と焼酎の違いを説明したり、たこ焼きの材料や作り方を描写したり、
というのは、普通の英語とは違う(汗)とつくづく思った。

11月の一次発表で合格がわかってからは、
高校生の娘にこの本を持たせて試験委員の役をやらせた。
娘には、見出し語から適当に目についたものを選んで、
「What is Okonomiyaki?(お好み焼きとは何ですか)」
「What is Bunraku?(文楽とは何ですか)」
などのかたちで、矢継ぎ早に質問してくれるように頼んだ。
娘はテレビを見つつ、言うだけは言ってくれた(爆)。

それ以前に、去年春頃からかなり不定期にだが英会話学校にときどき行っていた。
これは一昨年の英検1級二次試験のときに、無料体験を受けて歩いた中で、
最も価格の安かったスクールで(爆)、多いときは1ヵ月に二回、
そうでないときは全然行かない月もあったり、月一回だったりしたが、
試験内容の概略を説明して、個人レッスンをして貰った。
普通の会話学校なので、担当教師が通訳案内士試験の実際を
細かく把握しているとは言いかねたが、それはそれで、
先入観なしの対話練習をすることができて、良い経験になったと思っている。
現実にガイドとして働くときは、口述試験の試験委員とは違い、
先入観も前提も何もない観光客が相手なのだから、
「素」でいろいろと訊きたいことを訊いてくれたのは、ためになった。

ほかには、同じくハローの、
英語第2次試験対策 時間帯別問題群と模範回答
英語第2次試験対策 特訓セミナー1 テキスト
英語第2次試験対策 特訓セミナー2 テキスト
英語第2次試験対策 特訓セミナー3 テキスト
通訳案内士試験第2次英語口述試験レポート 2010年受験用
を隅々まで読んだ(モノによっては試験日が迫ってからは割引価格で買えた)。
こうした本には、口述試験でどのような質問が実際に出され、
それらについて、どの程度の答え方をすれば合格点が取れるかが、
具体的に書かれていて、自分にとっての目安を得るのに大いに役立った。

試験直前には、ハローのサイトにUPされた、
英語第2次試験直前予想問題60題 模範解答と日本語訳付き
をダウンロードしプリントアウトして使った。
これはハローのテキストからの抜粋のような内容に近かったので、
試験場にも持参し、待ち時間にも最後まで目を通した。

*****************

本番の口述試験は、自然な笑顔を保ち、視線を合わせて答えることを心がけた。
立て板に水のような英語ペラペラを、躍起になって披瀝するよりも、
少々詰まっても、質問に誠実に答えようとするほうが、ガイドとして好ましいと思う。
通訳ガイドは、自分が主役になって英語自慢をアピールする立場ではなく、
お客様の旅が快適で楽しいものになるように、お手伝いをする仕事なのだから。
概して、明瞭な声でゆっくり話すほうが、聴き取りやすい英語になると私は思った。

知識のあやふやな部分について、運悪く(笑)訊かれる場合もあるが、
黙り込んだり、「わかりません」で終わったりはしないで、
Do you mean~?(~という意味合いですか?)と聞き直して時間を稼いだり(殴)、
As far as I know(私の知っている範囲では)などと逃げを打ちながら(爆)でも
その場で言えるだけのことを言って、つなぐべきだと思った。

また、口述試験は面接なので、服装はきちんとしていなくてはいけない。
就職の面接試験を受けると考えて、礼儀をわきまえ、かつ、
通訳ガイドとして現場に立つことを前提にした服装をするのが良いと思う。
具体的には、あまり派手でない色合いのスーツあたりが無難だろうし、
男性ならネクタイをするべきだろう。
私が試験場で見かけた方々も皆、普通に会社に行くような服装だった。
試験の場で、敢えて常識に挑戦することに意義があるとは私は思わない。

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このところ、『通訳案内士 試験』などの検索ワードで、
ここに来て下さる方々がいらっしゃるようなので、
いくらかでもお役に立てればと思うのと、
今のうちに記録として、自分のために残しておきたいという気持ちもあり、
今回、私のやった勉強内容を書いておきたいと思う。

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一次の筆記は、外国語・日本地理・日本歴史・一般常識の四科目だが、
英語の場合は、英検1級を持っていれば外国語試験が免除される。
私もこの特典を出願の際に申請したので、一次は邦文試験のみだった。

どのような試験を受けるときも、その試験に特化した勉強をする、
というのが、私の考えでは一番の近道だ。
一般的な英語で書かれた日本史案内書を読むとか、
英語力充実・一般常識強化のためにJapan Timesを読んだりとかいうのも、
悪いわけではないが、目標が「通訳案内士試験合格」とはっきり決まっているならば、
試験日までは、この試験専用に作られた本や問題集のほうを、何より優先すべきだ。

受験を最初に考えたのは昨年春頃で、英検1級を取ったら次は通訳ガイドかな、
という感覚で資料を取り寄せたり、政府観光局のサイトを見たりしていたが、
書店でも詳しいテキストが見当たらず、当初は少し困った。
受験のための予備校に、通信でもいいから所属した方が良いだろう、
とは考えたのだが、それなりにまとまった学費が必要だし、決心がつきかねた。
そのようなとき、ハロー通訳アカデミーが、会員でない一般向けにも、
授業で使用するテキストの販売だけはしてくれていることがわかったので、
それらを利用することに決め、とりあえず一年間は自分でやってみることにした。

第1次邦文試験対策 日本地理のまとめと対策 2010年受験用
第1次邦文試験対策 日本歴史のまとめと対策 2010年受験用
第1次邦文試験対策 一般常識のまとめと対策 2010年受験用
を去年の4月頃に購入して、5月のポゴレリチ来日騒動が終わったあと(爆)、
これらを、まず読むことから始めた。
地理については、国立公園・国定公園を覚えなくてはならなかったので、
第1次邦文試験 日本地理対策 都道府県別地図帳
という大判の地図帳を同じくハローで買って、
先の「まとめと対策」を読んでいてわかったことを、地図に書き込んで行った。

これを毎朝少しずつ進めながら、夏くらいまで続けていたのだが、
手を動かしても頭に残った気がせず、だんだん不安になったので(笑)
7月頃だったと思うが、ハローが「補足資料」として出していた、
第1次邦文試験対策 マラソンセミナー 2010年受験用テキスト
という薄い本を、地理・歴史・一般常識それぞれ購入し、
そこに出ていた出題傾向を読み、予想問題を解いてみた。
とは言え、本腰を入れたのは、夏の北海道旅行が済んでからだった記憶があるので、
お盆過ぎに、私はまだこのあたりのことをジタバタとやっていたわけだ。

並行して、8月の最後の十日間ほどは、ハロー編集の、
第1次邦文試験問題集 2010年受験用
を全部通して二回、2004年度以降の過去問については三回ずつやった。
これは1998年度から2009年度までの邦文試験の過去問がすべて収録されており、
正解も出ているので、自己採点して各科目60点以上取れるかどうかを試した。
この段階では、自分は「一般常識」だけはなんとかなりそう、と感じたのだが、
本番ではその「一般常識」が全く駄目で、これのせいで合否が危うくなり、
一次発表まで悶々とすることになったのだから、
試験というのは、このような点ではまさに「水物」だと思った。

これらのほかには、4月下旬からハローの植山学院長作成による、
『<第1次試験直前総まとめ>通訳案内士受験情報』
というタイトルの無料のメルマガが、平日は毎日一通ずつ送信されて来ていたので、
できるだけ毎日読んで覚えるようにし、弱いところはプリントアウトして暗記した。
このメルマガでは、地理・歴史・一般常識・英単語について、
毎回少しずつ、暗記すべき事項やその補足・解説が書かれており、
ハローの会員でなくとも誰でも登録すれば受信できた。
メルマガは試験直前の8月下旬まで、重要ポイントを網羅して合計で87通送られてきた。
(このメルマガは、植山学院長ブログの『2010年度<第1次試験直前総まとめ>』に、
ほぼそのままのかたちで掲載されているので、今でも見ることができる。)

またメルマガとは別に、一次試験直前には、ハローのサイトに、
地理・歴史・一般常識それぞれについて『直前総まとめ』がUPされ、
各々A4サイズ2枚ずつの分量だったので、全部プリントアウトして、
これらは試験当日も持って行って、最後まで会場で見るようにした。

*******************

試験会場は全国で様々あるとは思うが、どこかの大学を借りて
広い講義室のようなところで行うことが多いのではないだろうか。
私が試験を受けたときの会場は、某私立女子大の講義室だったが、
冷房がかなりきつく、三科目も受けると体が冷えきった。
私の前の人など、半袖カーディガンを一旦脱いでストールのようにして
上半身に巻き付けて耐えていた(汗)。
そうかと思えば、帰宅してネットで体験談を読んだ範囲では、
よその会場では、空調が効いていなくて暑くて困ったという話も出ていた。
だから当日の服装は、できる限り調節のしやすいものが良いと思う。
一次は筆記だけだから服装を整える必要はなく、普段着で構わない。

試験当日夜には、各種予備校が自社サイトに模範回答をUPしたり
会員向けにメール配信したりしてくれる筈なので、
特にマークシートの邦文試験に関しては、ここでおよその結果が占える。
邦文各科目60点以上ずつ取れていれば、ほぼ合格と見て良いが、
平均点次第では、60点に届かなくても合格になることもよくあるので、
自己採点だけで即座に落胆してはいけない。
また、択一のマークシートとはいえ、ときに解答が複数考えられる場合があり、
これによっても数点くらいは得点が増える可能性がある。

9月の下旬には、各種予備校が予想平均点を算出して発表する筈だから、
自己採点の結果が悪くても、40点未満などの極端な点数でない限りは
最低限、そのときまでは望みを捨てないで待つべきだ。
早くから投げ出しておいて、「まさかの一次合格」が来たりしたら、
二次試験を自分で棒に振ることになってしまうから、
できるだけ早く、気持ちを切り替えて二次試験の準備に取りかかるのが良い。
実際には、一次試験後には安堵や後悔など様々あって、
なかなか、気持ちをコントロールすることが難しいとは思うけれども。

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今朝、通訳案内士試験(英語)の最終合格発表があった。
日本政府観光局(JNTO)のサイトで確認した。
合格だった。よよよ、よかった(T.T)(T.T)。

国家試験なので官報にも名前が載った。
昼から、合同庁舎の政府定期刊行物販売所まで行って、
記念に一部、買ってきた(笑)。
オノレの氏名を官報で見ることになるなんて、
今まで一度もなかったし、今後も、もうないかもしれない。

私はどこの通訳学校にも受験スクールにも所属していなかったが、
ハロー通訳アカデミー販売の受験教材には大変お世話になり、
またハローの植山源一郎学院長が無料で発行されていたメルマガの情報に
1次試験からずっと、大いに助けられた。
私は通販で幾度か書籍を買っただけで、通信講座すら受講しなかったので、
会員資格も何もなく、直接お礼を申し上げる機会がなかったが、
学院長とハローのスタッフの方々には、本当に心から感謝している。

ありがとうございました。

ハロー通訳アカデミーが今月末で閉校になると知り、大変残念に思っている。
この試験のための予備校はほかにもないわけではなかったが、
ハロー通訳アカデミーほど、通訳案内士試験合格のノウハウを
広く一般に公開してくれている学校はなかったと思うし、
過去の口述試験詳細を受験生が記録したレポートなど、
普通の書店では売っていないような教材を、
ハローのように一般向けにも販売してくれた学校も、ほかに見当たらなかった。
私はこの学校の教材がなかったら、勉強の仕方もわからなかったし、
きっと合格はできなかったと思っている。

***************

そのうち県庁で通訳案内士の登録をし、登録証を発行して貰うつもりだが、
今のところは、即座に通訳案内士の仕事を開始する予定ではない。
先日書いたように、この仕事をめぐる状況には目下、厳しいものがあるし、
仕事をしようにも、営業面では相当苦戦を強いられることになるかもしれない。
しかし私の、語学を何か資格にしたいという、ささやかな目標は、
これでひとつ達成されたと思うし、自分にとってはとても励みになった。

多分、今が我が人生二度目の、そしてどうかすると最後の(爆)
英語力ピークの時期だと自分では思っているので、
当面はこれを維持できるように心がけたい。
4月以降、新年度の目標を何か決めたいと考えている。


追記:合格証書も記念に貼っておく。


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1. TOEICで測る英語力

アクセス解析を見たら、拙ブログの1月30日の検索ワードは
ほとんど『第160回TOEIC公開テスト』関係ばかりだった。
また、昨日の朝niftyのトップページを見たときも、
『注目ワード』の最初に書いてあったのが『TOEIC』で、
今の世の中、英語の試験としてTOEICが非常に注目を集めている、
ということを改めて感じた。

TOEICを、1980年代の割と初期の頃から知っていた者として私は、
当初「日本人限定・TOEFL簡略版」みたいな印象だった英語テストが(汗)
まさかこんなに全国的な支持を集める大規模な試験に成長するなんて、
と、昨今はやや意外な気がしている。
そういえば、大学入試のセンター試験も相変わらず信頼されているようだし、
日本人はマークシートというものが基本的に好きなのかな(爆)。

私は自分自身、こうしてTOEICを時々受けているくらいだから、
試験として、それなりに信用している部分はある。
少なくとも、英語を、ある程度以上の速さで、
どのくらい聴けるようになったか、どのくらい読めるようになったか、
に関して、択一形式という制約内ではあるとしても、TOEICのスコアは、
その達成度を、さほど現実から乖離せず反映していると思う。

折しも先週、武田薬品が新卒採用の条件として、『TOEIC730以上』
を義務づけたというニュースがあったが
新卒採用、TOEICは730点以上…武田薬品(読売新聞))
企業側がTOEICの成績を見て、応募者の(「会話力でなく)「聴く力」「読む力」を
判断するのであれば、あながち間違ってはいないと私は思っている。
英語話者の講演やプレゼンを聴いて、たとえ概略でもその場で理解でき、
配付された英文資料を読めば、内容が自力でだいたい理解できる、
となれば、こなせる仕事の量も幅も、そうでない時より広がるに違いない。
専門を持った上でなら、これは価値のある英語力だと私は思っている。

一方で、TOEICは、一語も発することなく受験するテストなのだから、
これで「会話力」まで測れると考えるのは早計だ。
一般的に、聴いて理解できる英語と同レベルのものが、すぐ口から出せるものではない。
だがそもそも、日本人社員の誰も彼もが「英語ペラペラ」を目指す必要などはないのだ。
そうなるために膨大な労力を費やすとしたら、業務以前の無駄が多すぎる。
適宜、通訳者や翻訳者に任せて、日本人社員は各自の担当分野に専念すべきだろう。
社内の公用語を英語にするという日本企業も最近あるようだが、
自由になる母国語を封じられ、社員が中途半端に「英語ペラペラ」を目指した場合、
将来生じる不利益は、計り知れないほど大きなものになるだろう、と私は想像している。



2. 無資格「通訳ガイド」が増える?

実はもうじき、平成22年度通訳案内士国家試験の合格発表があるので、
私は最近は暗澹とした気分なのだが(爆)、
折りも折り、数日前の報道で、こういうものを見かけた。

通訳ガイド、特区で資格緩和 自治体が研修(共同通信)
『政府は29日までに、外国人旅行者に有償でガイドができるのは国家資格の通訳案内士に限定している現行制度を、2011年度に創設予定の総合特区制度を利用して緩和し、自治体の研修を受けた人に地域限定で有償ガイドを認める方針を固めた。』『通訳案内士は都市部に集中。またアジア各国からの観光客が増えているのに英語での資格取得者に偏っていることから、福岡市が増加する中国からのクルーズ客を留学生らが案内できるよう特区に提案するなど、資格緩和を求める声が上がっていた。実現すれば各特区で中国語や韓国語などのガイド育成が進められそうだ。』『観光庁は当初、資格緩和に向けて通訳案内士法の改正案を今通常国会に提出する方針だったが、継続審議の法案が多く断念。政府の新成長戦略の一環として地域を指定し、国際競争力向上などを促進する総合特区制度を活用する形で早期実現を図ることにした。』『通訳案内士側からはガイドのレベル低下を懸念する声があるが、観光庁は自治体に語学や地理・歴史など研修の水準を一定以上に保つよう要請、質を確保したい考えだ。』

これまで、通訳案内業で報酬を得るには、国家試験に通っていなくては駄目で、
無資格の者がそれに類する仕事をすることは違法だったのだが
(ボランティア・ガイドなら誰がやっても良い。「有償で」となると違法)、
このたび、規制緩和の方針が固められ、自治体の研修を受ければ誰でも
地域限定での通訳ガイドとして営業できる、ということに変わるようだ。
特に近年中国からの観光客が増加し、それに対応できる有資格者が足りないので、
留学生らを通訳ガイドとして雇えるようにしたいというのが、その主旨だ。

『国際競争力向上』というのは、狙いとしてはわかるが、
『ガイドのレベル低下を懸念する声がある』のは、しごく当然だと思う。
現状でも、この試験に出願するときには、国籍も学歴も問われないし、
必要な費用は受験手数料8700円と新規登録料5100円だけだ。
合格しさえすれば、日本人でも留学生でも誰でも通訳案内士になれる。
中国語も韓国語も、通訳案内士の門戸は以前から開かれているのだ。
だのに、正規の合格者が足りない、合格するまで待てない、ということは、
つまり本来なら合格できない、実力のない人でも、今後はガイドとして雇う、
ということに他ならないだろう。

私自身は、通訳案内士試験をひとつの英語資格として受けただけで、
すぐさま通訳案内業を開始したいという気持ちは今は持っていないのだが、
今回不合格だったら、やはり来年も受けるだろうと思う。
試験にすべっても「緩和」の御陰で営業できるようになるならラッキー、
もう頑張って受ける必要はない、などとはどうしても思えない。
そんなことでは、モグリのガイドと実質は変わっていないと思うからだ。

もし自治体研修のレベルが本当に高いものであるなら、
研修終了後にすみやかな国家試験受験を促すべきだし、
研修を受けた人は、国家試験にも合格して然るべきだろう。
そういう想定なしに、「合格しなくても営業できる」というのを認めるなら、
いくら「自治体研修受講」「地域限定」を隠れ蓑にしようとも、
通訳ガイドのレベル低下は必至だと私は思っている。

それにしても、これが会議通訳の話なら、実績や経験年数に応じて等級があり、
報酬の設定も異なるのだが(当然、上のクラスの通訳者ほど高給優遇される)、
今の日本は不況だから、観光業界となると、正規の通訳案内士国家資格取得者を、
それ以外の者に比して優遇することは、実質的に不可能だろう。
旅行会社は、質がどうであろうと、より安いガイドを求めるだろうし、
むしろ、今後は有資格者が不本意な価格競争を強いられることになりそうだ。
有能な有資格ガイドの方々の意欲を、削ぐことにも繋がるだろう。

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通訳案内士試験の二次試験を受けに福岡まで行ってきた。
会場は九州産業大学の二号館だったのだが、
きょうの九産大では、ほかにも各種検定試験が行われており
日本語能力試験認知症ライフパートナー検定試験など)、
広い大学構内で貼り紙を頼りに会場までかなり歩いた。
途中、うろうろしていたら何か腕章をした人が声をかけて来てくれたのだが、
見たら「日本語能力検定試験 案内係」とあった。
アナタ私を何人(なにじん)だと思って(^_^;。

通訳案内士二次の口述試験は、ひとり10分ずつになっており、
ひとつの教室で一時間に6名の試験が済むように組まれていて、
受付は一時間ごとに二教室ぶん(12名)ずつ行われたようだった。
私は指定された時間枠では「1番」の札を貰ったので、
最初に面接を受けることになったのだが、
その枠の6人目の面接が終わるまで解散できないことになっており、
自分の番が終わったら、あとの50分は待機時間だった。

試験委員は白人男性と日本人女性の二人で、
どちらも穏やかな笑顔で、とても安心できる雰囲気の試験だった。
質問された事柄は、よく準備できていたこともあれば、
全く用意のない、初めての質問もあったが、
とにかく黙り込まず、わかりませんなどと言わず、
「語句」でなく「文」の単位で、元気よく返答する、
ということだけは実行した。……あるいは、心がけた(汗)。
ガイド志願者として愛想と熱意はあったと思うが、英語はあちこちデタラメで、
答えている内容もモノによっては相当いい加減だったように思う(汗)。

評価基準がよくわからないし、試験後こうして時間が経つほどに、
しくじった点ばかりが次々と思い出されて精神衛生に悪いのだが、
とにかく無事に受験できたことで、今は満足しようと思っている。
5月に出願して以来、一次・二次と、私にとっては大変な長丁場で、
ここまで来られたのは、それだけで本当に有り難いことだった。
広島も福岡も素晴らしいお天気で、私の体調も特に悪くなく、
試験日の条件としては、きょうは全く何も言うことがなかった。

主人は朝、一緒に新幹線で出てきて、博多駅で私とは別行動になり、
天神で何やら昼食をたらふく食べたそうで、
帰りに夕方、また博多で合流して二人で帰ってきた。
娘は期末考査の勉強があったので、勿論一日家にいた。
娘にも、ここ数日、試験委員の役をやらせたりして時々手伝わせていたので、
おかーちゃんの試験が終わったことを喜んでくれた。
いやはや、皆さんのあれやこれや、ご協力感謝します<(_ _)>。

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8月29日に受験した通訳案内士試験(英語)一次試験
合格発表が、今朝あった。合格していた。感涙(T.T)。

有楽町の日本政府観光局(JNTO)に掲示が出ているそうだが、
私は、広島からそのために出かけることは無理だから、
日本政府観光局(JNTO)のサイトで確認するしかなかった。
ハロー通訳アカデミーその他からの情報では、9時15分頃に発表予定で、
開始直後はアクセスしづらい状況もあり得ると言われていたが、
今朝は幸い、それより少し早く、9時10分くらいにはもう、
『平成22年度通訳案内士試験 筆記試験合格発表→こちら』
の表示がトップページに出ていた。

サイトにはPDFファイルで、合格者の受験番号のみが掲載されていたのだが、
私の番号はかなり大きかったので、アクセスしたとき、
一桁台から三桁台の頁などすっ飛ばして、早く四桁台後半を見ようと焦った。
そうしたら、あるところでいきなり、自分の受験番号付近がごっそり抜けて、
急に大きな番号に変わっていた。
あれ?と戻って少し前を見てみたが、やはり自分の番号は無かった。

「そうか~、駄目だったか~。仕方ないな~」
と、一瞬落胆したのだが、しかし見当たらないのは自分の番号だけでなく、
前後の受験番号が、あまりにもたくさん、百番ずつくらいまとまって抜けていたので、
『いくら受験者数が多いと言っても、ここまで大勢、いっぺんに落ちるか??』
とさすがに不思議に思い、ページの上部の記載を見直してみた。
ら。なんと。
間違って「筆記試験(中国語)合格者」の頁を見ていたのだった(爆)。
そりゃ、そもそも出とらんって(爆爆)。
受験番号そのものは受験生全員が通し番号になっていて、
一方、合格発表は受験外国語ごとに掲載されていたのだ。

それで、改めて「筆記試験(英語)合格者」の頁を探したら、
あった。今度こそ、あった。
よよよよよよかった~~~(T.T)(T.T)。

私は一次試験は英語を受けていないので(英検1級取得者は免除)、
事実上、ここまでは地理・歴史・一般常識という「社会科の試験」だけだった。
このあと、二次が初めて英語の試験になる(汗)。
二次は来月初旬で、東京・京都・福岡の三箇所で行われる口述試験だ。
私は出願のときに福岡会場を希望しており、多分その通りになるだろう。
夏に一次が終わって以来、一次合格には自信がなかったために、
二次対策には気合いが入りきらず、実のところ、
何一つやっていない訳ではないが、きちんとやって来た訳でもない。
一次通過は大変に嬉しいが、ああ、このあとが、修羅場、かも(大汗)。


追記:11月15日に到着した合格通知書を記念に貼っておく。

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ときどき会う某カナダ人男性に、先日、最近何をしているかと訊かれ、
夏の終わりに通訳案内士の試験を受けたがスベりそうだ、
と正直なことを言ったら、なぜか結構、面白がられた。
まあそれでも万が一、一次を通ったりしたら、二次は英語面接だ、
と言うと、彼は更に喜んだ。そんなにオモロいか(^_^;)。

「じゃあ、練習しよう。日本のことをボクが訊いてあげるよ」
「いや、いいです。受かりそうにないんで」
「Good luck、good luck。受かるかもしれないでしょ」
「はぁ」
「じゃ、第一問。日本の正式な国号は?」
「え(^_^;)。日本は日本ですよ」
「そんなことないだろう。カナダだってただのカナダじゃないよ。
 Dominion of Canadaって名前が正式だよ。誰も言わないけど」

カナダのオフィシャルな国号も初めて聞いたが、それ以上に、
私は生まれてこのかた、『日本』に『日本』以外の名があるとは
考えたことがなかった。
イギリスが『グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国』であるように
日本にも実は、通常使われない、とてつもない国号があったりするか?
よもや『豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)』ではあるまいな。

「学校で習わなかったの」
「習ってない。・・・と思います(大汗)。というか『日本』だってば」
「では、日本は共和制?それとも立憲君主制?」
「え・・・」
「だって専制君主制じゃないでしょ」
「それは違う。勿論違います。でも共和国じゃないし、
 立憲君主という用語も私はどうも馴染みがないんですが。
 日本の天皇陛下は英国の女王様みたいに国家元首ではなくて・・・」

国家元首ではなくて、では、何だと私は言いたいのか?
英語以前に、日本語でもわからなかった。
憲法には『象徴』とあるのは勿論知っているが、
つまり、それって何のことだったっけ???

こんな基本的なことを、私は自分の国について全然知らなかった。
というか、あまりに日常的過ぎて、考える機会がなかった。
異国人の前で非国民ぶりをサラした私は、帰宅して早速、
目の前のハコで調べてみた。

ウィキペディアによると、『日本国』という名称が出ており、
確かにパスポートなどにこれが記載されているのは私も知っていたが、
『国号を「日本国」と直接かつ明確に規定した法令は、存在しない』
とも書かれていた。
日本国(にっぽんこく、にほんこく)、または日本(にっぽん、にほん)、
つまるところ、どれでも良いということのようだ。
なんとアバウトな(^_^;)。

一方、政体については、迷った私の感覚は一面では正しかった。
「天皇」が存在し諸外国も「天皇」を元首と認識しているため、
事実上の立憲君主制であると定義することは可能だが、
「天皇」の地位に関する学説上の解釈は様々あり、
日本国憲法においても「天皇」が元首であるとは明文化されていない、
ということだった。
考えてみると「天皇」は、内閣総理大臣や最高裁長官の任命権を持つが、
その国事行為はほぼ形骸化していて、政治的責任は全く問われない。
そのため「天皇」が日本の「国家の首長」であるという感覚は、
私達にも通常、無いと思う。・・・ワタシだけ(汗)?

ちなみにカナダも立憲君主制で、英連邦王国に属しており、
現在のカナダ国王はエリザベス二世女王陛下なのだった。
そっちの認識も、私には欠けていた。
アメリカと同じで共和国かと思っていた。
申し訳ありませんでした。

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