転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



主人が朝からスポーツクラブに行く日は、
私も7時過ぎから体が空くので、
ラジオのフランス語講座を聴くことができている。
主人が忙しかったり心身がダウン気味だったりして、
プールに行かないほうを選択した日は、
9時近くまで居間でテレビが鳴っており、
こちらは学習どころか、家事の開始時間そのものが遅くなる。
専業主婦だった時代は、ラジオなど午後の再放送を聴けば良い、
と簡単に予定変更して対処できたのだが、
現在は会社の勤務時間の都合があるので、そうも行かない。

という具合に、聴けてない日が結構あって虫食い状態だが、
なにぶんにも道楽フランス語なので、
「聴ける流れになったら聴く」「シンドいことは一切やらない」
と、ユルく長く続ける方針でやっている。
…………つまり、今月は、結構、サボっている(逃)。

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「納戸部屋」、つまり「私の居室」のカーテンが完成した。
本日午前中、お世話になっている某インテリアショップから
担当の方3名が来て下さり、取り付けが完了した。
「3倍ヒダ・形状記憶加工」のできるメーカーにオーダーしてあったので、
私の希望通りにレースカーテンが出来上がった。
期待以上の出来映えに、いたく、満足した!
室内装飾に全く関心のない方々にとっては、きっと、
どういう種類の情熱なのか理解不能と思われることだろうが、
凝り性の私には、伸るか反るかくらいの重大事だったのだ(^_^;。

日本国内のカーテンは大半が、ピンチプリーツという、
上部にヒダをとって縫ってあるかたちで、このスタイルの場合、
「ヒダ数」と「形状記憶」の二点が、カーテンを新調する際に、
最も手間と費用の掛け甲斐がある部分だ、と私は頑ななまでに信じている。
特に「形状記憶」のほうは、あるとないでは天と地ほどの差だ。
1.5倍ヒダであっても、きちんと形状記憶加工が施されていれば、
一般的な2倍ヒダ程度のグレードには十分に見える。
カタログ等のカーテン写真が綺麗なのは、多くの場合この加工の御蔭であり、
素人がアイロンで頑張っても、カーテンのこういう質感は出せない。
……頑張ったことが一度ならずあるから、私は知っているのだ(^_^;。
カーテンは、ほぼすべての家において必須アイテムであり、
窓まわりは、部屋の中で最も広い面積を占め、家具に隠れる壁より重要だ。
ここがピタリと直線的・規則的に決まっているのと、
よれよれと不規則に広がっているのとでは、部屋の印象が全く違ってしまう。

     

ドレープカーテンは普通の2倍ヒダ+形状記憶、
それにギャザーバランスを付けて貰った。
私はバランス(前飾り)については、直線的なものが好みで、
シンプルなギャザーがベスト、その次がストレートバランスだ。
スワッグ&テイルなどのクラシックなスタイルを、インテリア本でよく見かけるが、
私はどういうわけか、あまり曲線的なものには心を動かされない。
家具でも、曲線的な縁取りのものや猫脚を、積極的に選択したことはない(^_^;。

ともあれ、これで居室カーテン問題については良いかたちで結着がついた。
先日ショールームに行った会社は、形状記憶は2倍ヒダ以下しか出来ないと言ったが、
別のメーカーによって、こうして「3倍ヒダ・形状記憶」が実現できたので、
リビングのボイルカーテンも同じメーカーに依頼することにした。
私は基本的に、生地のバリエーションや品質よりも、スタイル重視だ。
カーテンに関しては、「安かろう、悪かろう」とは思わない。
安価な生地でも、スタイルに一手間かければモデルルーム並みに映える。

絨毯は秋に展示会があるので、そのときに決めることになっている。
その他、デスクや本棚等、この部屋の家具類を入れ替えることも計画中だ。
何しろ、私の今のデスクは、主人が要らないと言ったハイタイプこたつで、
卓上には、これも主人が捨てると言ったノートパソコンラック、
本棚は官舎時代に通販の3個セット特価品で買ったキャビネット、
更に生協で購入し自分で組み立てた、ピアノ下収納の楽譜キャビネット、
等々、廉価品と家族の出した廃品が部屋の中に並んでいるので、
五十代も半ばの今、そろそろそれらを卒業しても許されるだろう。
マンションの常として天井の一部に梁があり、
モールディングで楽しむことが難しく残念なのだが、
壁紙は、可能であれば腰壁にアクセントを加えたいと思っている。

ほかに、かねて懸案であるキッチンと洗面所の間仕切りについては、
クロスオーバー・スタイルにしてくれるよう頼んだ。
クロスオーバーとは、カーテントップの中央部を交叉させ、
部分的に重なり合うように仕立てて、
裾から左右に開いてタッセルで止めておくスタイルだ。
半間ほどの仕上がり幅なので、およそ三分の一程度をクロスさせて欲しい、
という希望で、見積もりを出して貰うことになっている。
さすがに3倍ヒダでのクロスオーバー仕立ては扱っていないと言われたので、
そこは頑固な私も妥協することにし(^_^;、2.5倍ヒダでお願いした。
タッセル必須なので、共布のギャザータッセルをリクエストしてある。

ときに、窓関係で、長年、私の構想の中にありながら
今だ実現にほど遠いもののひとつは、「内窓」をつけることだ。
断熱や防音の問題以前に、私は実はアルミサッシの枠が気に入っていない。
スカラップセパレートなど、デザイン性のあるカーテンを選びたくても、
カーテンの下からアルミサッシが見えていたら興ざめだと思う。
戸建ての持ち家なら、窓そのものを付け替えることが可能だろうが、
うちは分譲マンションなので、外部から見える外壁や窓部分には、
統一の規格があり、個人の都合による変更はできないことになっている。
それで内側に、インテリアに合わせた窓枠やステンドグラス等を使った、
もうひとつの窓をつけたい、と以前から思っているのだ。
しかしさすがに今は、主として費用の問題からそこまでは手が出せない。
もしも老後に道楽できる身分であれば、実現させたいものだ(^_^;。

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両親の用事をしに某老人ホームに出かけたので、
そのついでに、某インテリアメーカーのショールームに寄り、
ボイルカーテンの展示見本を見せて貰った。
リビングのボイルカーテンを、オフ白でなくベージュ系にしたいのと、
キッチンと洗面所の間にも、間仕切りとしてカーテンを掛けたい、
と考えているので、実際の生地の風合いや、窓辺にかけたときの状態を
確認させて貰うのが目的だった。

このメーカーは、歌舞伎座の緞帳も作っている創業175年の会社で、
確かに扱っている生地そのものは大変素晴らしかったのだが、
意外だったのは、形状記憶加工は「1.5倍ヒダ」「2倍ヒダ」
のどちらかでないとできない、と言われたことだった。
縫製そのものは何倍ヒダでもできるが、
形状記憶加工をする機械は上記2種類しか置いていないので、
「2.5倍ヒダ」や、ましてや「3倍ヒダ」を希望した場合には、
形状記憶のない、広がった状態のカーテンしか作れないとのことだった。
ここより歴史の浅い某社で、10年前、
既に「2.5倍ヒダ」までは形状記憶の熱処理加工が可能だったのに、
この老舗ではそれさえできないというのだった。
かなり、がっかりした(^_^;。

メーカーの人は私の希望に対し、
3倍だとヒダとヒダの間が8センチしかなく、ヒダ部分の高さが2.5センチあり、
生地が多すぎてモタつくので、必ずしも綺麗になりませんよ、的なことを言い、
暗に「2倍ヒダで十分だ」という方向で私を諦めさせようとしたが、
申し訳ないがこちとらは、「ヒダ数が多いほど素敵になるかもしれない?」
などという、思いつきや空想でモノを言っているのではない。
1998年に初めて購入して以来、実際に3倍ヒダのカーテンを使用して来たし、
形状記憶加工はともかく3倍ヒダそのものについては、
オーダーで作るのもこれで四回目なのだ。
ヒダの形態安定のために、スチームアイロンをあてたり、
ウェイトテープを通常の倍量、買ってきて縫い付けたりも自分で試してきた。
メーカーの人にとっては3倍は「綺麗でない」のだろうから、それは尊重するが、
私にとっては「綺麗」なのであり、支払をするのは私のほうなので、
技術的に不可能というのであれば、話自体をキャンセルするほかない。
プロのほうが正しいのでその意見に従い、自分の希望でないものにお金を払う、
……ということは、少なくとも趣味に関する限り、私は、しない。

これほどのメーカーでも扱っていないということは、
世の中では、ヒダの細かいカーテンなど徹底的に需要がないのだろう。
それ以前に、世の大半の人にとってカーテンなんか大した問題ではない、
ということは、私にも十分に想像がつくのだが(^_^;、
しかし、インテリアに関心のある人がそこまで稀だとも思われない。
今時、安価な通販カタログにさえ「姫家具」のページがあるほどではないか。
エレガント、ロマンチック、トラディショナル等々のテイストを好む人が
一定数は存在していると思われるのに、
肝心のカーテンの需要が「2倍ヒダ」で止まっているとは、
なんと嘆かわしいことなのだろうか!嗚呼!

ということで、今回は少々投資をしても「3倍ヒダ・形状記憶」で
リビングのボイルカーテンを新調しようと思っていたのだが、
それは取りやめざるを得ないかもしれない。
現在、自宅LDKでは、色合いに少々不満があるとはいえ、
2.5倍ヒダかつ洗濯に耐える形状記憶のボイルカーテンを既に使用している
ので、
これ未満の品物であれば今更、新調する必要はないのだ。
以前、インテリアデザイナーの某氏にお世話になったときに、
3倍ヒダの加工の出来る機械は日本では台数が限られる、と言われたのだが、
「限られる」ということは、最低限、「存在はしている」のだろうか。
そういうものを持っている会社に依頼すれば、実現可能だろうか?

私の「納戸部屋」用に先日、きょう訪ねたのとは違うメーカーに、
レースのカーテンを依頼し、その段階では、私の部屋の窓幅は、
その会社の設ける制限内のサイズであるため「3倍ヒダ・形状記憶」が可能、
との返答を貰ったので、喜んでその場で契約した
のだが、
本当に大丈夫なのか、きょうの話を聞いて心配になったので、
明日再度確認しようと思っている(^_^;。
「3倍」が無理なら「2.5倍」までは妥協しても良いが、
「2倍」では残念過ぎるので、限られた予算を費やしたくない。
それくらいなら、当初の予定のラッフル付きバルーンシェードにしたい。

随分と気難しい客で、我が儘が多く申し訳ないとは思っているが、
私にとって、カーテンは住まいの最重要アイテムであり、
長年、執着を感じ、自分なりに検討を重ねてきた部分でもあるので、
ここはどう思われようとも、細部まで希望を通したいと思っている。
私は決して、「難癖をつける」のが目的で粘っているのではない(^_^;。
相応の支払をするから自分の希望を実現させたい、と願い、
方法があるものであれば、今後もそのための交渉を、
断念や妥協をせずに続ける、と言っているだけだ。

趣味におけるコダワリとは、そーゆーものでございますよ(^_^;。


追記 1:「3倍ヒダ」で検索してみると、結構なページ数がヒットした。
今回、私が広島のショールームに行ってみた某社の製品のボイルカーテンを、
3倍ヒダ+ソフトウェーブ加工で納品しているインテリア会社も東京にはあった。
ソフトウェーブでは、一般的には数回の洗濯で効果が鈍って来るので、
可能であれば、私はもっと強力なファインウェーブのほうが希望なのだが、
ソフトウェーブでも「加工そのものが出来ない」よりは相当マシだ。
いよいよとなれば、その会社に問い合わせをしてみようと思った。
また、別の会社のブログだが「4倍ヒダ」の縫製・納品例すらあった。
やはり、せっかく貯めたお金を費やすのだから、
「2倍ヒダで十分美しい。3倍にする必要はない」
などの説得には応じるまい(^_^;、と意を強くしたことだった。


追記 2:確認したら、私の居室用にオーダーしたカーテンは
メーカーが異なるので、「3倍ヒダ・形状記憶」は可能とのことだった。
各々の会社ごとに異なる基準を持っているとは、きょうまで知らなかった。
仕上がりを見てOKなら、リビングのカーテンもここで誂えることにした。

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悪夢の逆転負けで広島の優勝M消滅… ヤクルトに自力Vの可能性復活(デイリースポーツ)
『DeNA7-5広島(17日、横浜スタジアム)』『首位の広島が逆転負けを喫し、試合前「32」としていた優勝マジックが消滅した。』『悪夢のような逆転負けだった。好投を続けていた先発野村が4-1と3点のリードを保っていた八回に捕まる。無死満塁のピンチを招いて降板すると、代わった一岡が初球をDeNA・筒香にたたかれてまさかの逆転満塁本塁打。しかもこれだけで終わらず宮崎、ソトにもソロ本塁打を浴び、ショッキングな3連発で逆転負けした。』

今夜は、野手がいずれもしっかりと得点してくれていたのに、
投手の替え時と起用を誤り、勝ち試合をあっけなく手放してしまった。
ハマスタで、終盤までリードを保っていながら、
先発ノムスケを引っ張り過ぎ、どうしようもなくなってから代え、
華々しく打たれて終了、……去年をまざまざと思い出す展開orz
本当は、八回の最初からフランスアを出したかったのだろうが、
昨夜の阪神戦で彼を無駄使いしたせいで、今日は使えなかった。
フランスアは今年、投手不足に喘ぐカープに舞い降りた救世主だったが、
既に疲弊させるほど登板させており、肝心のときに出せない有様、
こんなに使い方を誤っていては、到底CSまでモたないな。

打てなかった昨夜の阪神戦に、無駄に投資した挙げ句に負け、
得点を重ねていた今夜のDeNA戦を、そのせいで自ら落とすことになるとは、
どういうアホな判断をしているのか(--#)。
去年カープはこの時期DeNAに悲惨な3連敗をし、そこからCSでも負けて、
以来ずっとDeNAへの苦手意識を払拭できていないのだから、
8月の今、阪神戦とDeNA戦のどちらに負けるほうが、
より深刻な問題になるかと言ったら、
そりゃもう、後者に決まっているだろう。
私でも安佐動物公園のおサルでも分かるワ(--#)!

プロ中のプロである緒方や畝は、本当に救い難いほど頭が固いのか?
それとも、百も承知でありながら、大人の事情か何かで、
仕方なくこういう采配をしているのか?
後者であれば、マトモに怒るほうがアホらしいけどもよ。

ときに写真は、福屋八丁堀店に設置されたばかりのカウントダウンボードだ。
このあとマジックが消えたままなら見納めだし(爆)、
再点灯の日が来ても、最初に点灯したときの32という数字そのものは、
今後は見る機会がないので、記念に貼っておくことにしよう。
とりあえず、明日からコレは、どーいうかたちになるんでしょうか(^_^;。


追記1:8月18日、出勤途中に福屋を通って確認したら、
ボードそのものは存在していたが、マジックを示す温度計中心の、
赤い水銀柱部分が消され、根元の球のところだけが赤い状態になっていた。

大瀬良 逆転呼ぶ粘投で13勝目 カープ「M30」再点灯(デイリースポーツ)
18日夜のハマスタ第2戦で今度はカープが勝ったのでマジックが再点灯した。
このカウントダウンボードの数字も今は30の表示に戻っているだろう。
大瀬良の、勝ち試合を呼び込む力が素晴らしかった。
そして何より、8回を抑えたフランスア。
まさに、Black Diamondといった威容であった(T_T)!
今のカープは、もはやフランスア無しでは生きて行けない。
監督、どうか彼を大切にして下さい。無駄使いしないで。
どんちゃん中崎も久々に3凡で締めてくれて、昨夜は本当に助かった。
ハマスタ3タテの悪夢が回避されただけで、言うことなし(T_T)。


追記 2:8月19日、三戦目もカープが勝った。
昨年の悪夢ふたたび、…とはならず、DeNA戦を勝ち越すことができた。
これにより、マジックは28となった。

(写真は、もみじ銀行本店のカウントダウンボード。8月20日撮影。クリックで拡大します)


カープはこのところずっと、日曜日つまり6人目の先発が固定していなくて、
入れ替わり立ち替わり誰かが投げている状態なのだが、19日は戸田だった。
最初から畝が「戸田は長くは投げない」的なことを発言していて、
現に3回1失点ですぐに降板となり、ベンチでも予定通りという様子だった。
そこからあとは、今村、アドゥワ、一岡、飯田、と続いたが、
8回以降に5点も返されて、最後は危なかった(大汗)。
戸田のリハビリ?+ブルペンデーのような日に勝てて、大儲けではあったが、
打線が良すぎて(爆)得点を重ね、負けるわけにいかなくなって、
最後にフランスアと中崎まで出さざるを得ない展開になったのは、
ちょっと予定外の散財という気も……。
しかしともあれ、負けるより勝つのが良いに決まっている。良かったorz

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一昨日の夜から娘に、彼女の部屋の本棚について、
要るもの要らないものを分類して貰って中身の大半を整頓し、
昨日午後に娘が東京に帰ってからも、私はゴミ類をまとめ続け、
主人にも協力して貰い、階下のゴミ置き場に何袋も出しに行った。
御蔭で、娘の部屋がかなりスッキリしたし、
たまっていた個人情報付き書類の処分も、相当進んだ。
休暇を有効活用できて、私は今、大変満足している!
会社は明日から始まるのだが、パートの私は出勤日でないので、
もう一日、家の片付けに力を入れる予定だ。

50代半ばの今、遅かれ早かれ私の人生は終局に向かうのだから、
捨てる作業を自分の手で、定期的に、確実に実行したいと思っている。
順当に行くのであれば、この先、主人と私は老年になり、
自分たちの人生の後始末を、最後に娘に託すことになるだろう。
そのとき、「正体不明の遺品の山」を残すことだけは避けたい。
理想は、預金通帳と家の権利書、保険関係書類などは別にまとめて、
「この他のものは自動的に全部、業者さんに持って行って貰えば良い。
アナタが欲しいものがあれば残して。処分費用はこの口座に入っている」
と提示できる状態にすることだ。
自宅は分譲マンションなので、中身さえカラにしてしまえば、
売るなり貸すなり、娘が自分で住むなり、どうとでもなる。

私がこのような考えに至ったのは、目下、私が、
実家の整理の問題で、心塞がる思いになっているからだ。
ゴミため同然の築100年の母屋(増改築繰り返し)+土蔵2つ、
の我が実家には、わけのわからない書類その他が山ほど残されており、
それら紙類や品物をひとつひとつ点検し処分したうえ、
見てすぐわかる衣類・食器・寝具・家電等を各々、相応しく廃棄し、
最後に、売家として業者さんに任せるのか、
家屋を解体して更地にして手放すのかどうかまで、
私が決めて手続をしなくてはならない。
いずれ相続の段階になったとき、現金あるいは現金化できるものが、
いくらかでも残るのか残らないのか、今の段階では予測しにくいが、
費用を自分で支払うことになろうとも、私が手を下さなければ、
実家は将来の相続人、…おそらくは娘の、負担になってしまう。

片付けのすべてを自分でやると、必ずや私は体を壊すので、
個人情報に関わる部分以外の作業は、業者さんに依頼したいと思っているが、
その「個人情報に関わる部分」にどれが該当するのかしないのか、
を見極めて分類すること自体が、そもそも大変な難事業なのだ。
あの実家の状況は、私にとっての強烈な反面教師になった。
人生の最後に、あの状態のものを残したら駄目だ、という(殴)。

「自宅マンションを私の思い通りに片付けておくこと」
「オバケ屋敷の実家に結着をつけること」
この二点が、私の余生における2大課題だと思っており、
その両者に、私は既に手を付けているという自覚がある。
前者は、もともとがそう悲惨な状態から出発したのでないことと、
常日頃から私の管理下にある住居の話なので、さほど難しいと思わないが、
後者は、私でない人間が数十年かかって溜め込んだものの山が相手なので、
得体が知れず、やり遂げるには相当な年月と精力を要すると覚悟している。

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広島の8月マジック点灯は3年連続 昨年は8日、一昨年は24日 今年は7度目挑戦で(デイリースポーツ)
「広島6-4阪神」(15日、京セラドーム大阪)
『リーグ3連覇を目指す広島が自力優勝の可能性を唯一残していた阪神に勝ち、優勝へのマジックナンバー「32」が点灯した。』『昨年、一昨年に続き3年連続で8月でのマジック点灯となった。』『昨季は球団史上最も早い8月8日にマジック「33」がついた。優勝を決めたのは9月18日。41日をかけて優勝が決まった。』『一昨年は球団として91年以来25年ぶりとなるマジック「20」を8月24日に点灯させた。優勝を決めたのは9月10日で、17日後だった。』

本日、優勝マジックが点灯したので一応、記しておくが、
早くマジックが点いても、じきに消えると昨年学んだので(殴)
32などという大きな数字を見ても、まだ実感は湧かない。
今年はたまたま、セ・リーグのほかの5チームが、
それぞれに泣きどころを抱えていて、調子が出なかったので、
ここまでカープがそれなりに優位にシーズンを闘って来たのだが、
カープそのものだって、特別に状況が良いわけではなく、
このあと終盤からポストシーズンに向かっての不安材料が多々ある。
マジックは、勿論、点かないよりは点いて良かったとは思うが、
まだまだ「前途多難」であると、見る側としては感じている。

そうでなくてもカープは毎年、8月に調子を崩すのだ。
ホーム球場以外での対戦すべてが長距離移動になるのは、
セ・リーグ6球団の中ではカープだけなので、
負担が重く、暑さによる疲労がたまりやすいと、
ファンにも評論家にも、よく指摘されている。
昨夜などエラー3つもあったし、連日、救援陣が不安定で、
最近は、せっかくリードしていた試合を落とす展開も結構ある。
……ように思う(^_^;。統計を取ったわけではないが。

毎度、ここで私は暗いことを書いているような気がするが(^_^;、
何しろこちとらは、15年連続Bクラスのカープを知っているので、
「世の中、そうそう甘くないよねぇ……orz」
という気持ちに、どうしても、なってしまうのだ(^_^;。
15年間その方向でのみ暮らして来た人間は、容易に頭が切り替わらない。
とりあえず、8月に入って失点続きで防御率ダダ下がりのクローザー中崎は、
一度、下で調整をしたほうが良いと、観ていて思うのだが、
今後の緒方監督の判断は、如何に。
どんちゃんに今年も胴上げ投手になって欲しいからこそ、言うのだよ(^_^;?


セ・リーグ順位(2018年8月15日)
1位 広島 勝60 負39 分2 勝率.606 差M32
2位 巨人 勝52 負54 分2 勝率.491 差11.5
3位 ヤクルト 勝48 負51 分1 勝率.485 差0.5
4位 阪神 勝46 負50 分1 勝率.479 差0.5
5位 DeNA 勝45 負55 分2 勝率.450 差3
6位 中日 勝46 負59 分1 勝率.438 差1.5

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昨日は、お盆休みに入った主人と2人で、
舅姑の墓に行き、掃除をして花を飾り、お参りをした。
申し訳ないことに最近は私が忙しくて、
一ヶ月以上、お墓参りに来ることができなかったので、
前に供えた花がどんなに悲惨な状態になっているだろうかと
かなり覚悟をして出かけたのだが、
お盆前にお寺さんと門徒さんが清掃のご奉仕をして下さったようで、
花の残骸は既に綺麗に取り除かれていた。
ありがたいことだった(T_T)。

主人と2人で墓を磨いて、最後に新しい水をひしゃくでかけながら、
「おとーさん、おかーさん、暑かったですよね~(^^)」
と私が話しかけたら、主人が、
「『はぁぁぁぁ~、生き返るぅ~♪』」
とかわりに返答し、即座に、
「いや、生き返ったら、いけんよね(^_^;」
と自分でツッコんでいた(爆)。

そしてきょうは、時間のできた娘も伴って、昼前に3人で、
某老人ホームにいる、私の実家両親を訪ねた。
こっちの2人は、一応空調管理のされた施設にいるので、
外の殺人的なまでの暑さには、あまり気づいていない様子だったが、
高齢者の常として、エアコンをかけていながら窓を開けていた。
「風通しがええ」と言いつつ、「暑い」とも言っており、
夏は窓を開けるものだという固定観念から自由になれないのか、
エアコンは体に悪いと相変わらず信じているのか、よくわからなかった。
「人の顔見りゃ、この頃は、水飲め、水飲め言うてからに」
と母は母でこぼしていたが、夏なんだから水分取らないとシぬぞ(爆)。

ともあれ、きょうは予め、ホームの昼食をキャンセルしておいて、
我々がローストビーフやハンバーグをしこたま仕入れて持って行ったので、
2人は大変喜び、旺盛な食欲を発揮してそれらを平らげた。母は、
「私らは、なんしろ神戸牛を食べて暮らしとった人間やから」
と相変わらずエラソー(爆)なことを言っていたが、
私たちが持参した牛肉には満足した様子で、助かった(^_^;。
そして、すっかり大人になった孫娘を見て喜び、2人とも、
「見違えるようじゃ」
「ええ娘さんになった」
と繰り返し言っていた。

娘夫婦と孫娘を前にして、父の受け答えは全くおかしくはなかったが、
戦前の話ならリアルに語れるのに、昼前の出来事を全然覚えていない、
という点ではスバラしい物忘れぶりでもあった。
母のほうは、機嫌良く場に相応しい話題で遣り取りできてはいたが、
同じ話を繰り返すところは以前にもまして拍車がかかっており、
我々のいた数時間の間にも、同一の話題で3巡目、4巡目、
ということがときどきあった(^_^;。
しかしすべては織り込み済みだ。何しろ90歳近いのだから。娘も、
「2人ともしっかりしとるし、元気そうで良かった」
と言ってくれた。

両家じー&ばー詣でが滞りなく終わり、私は肩の荷を降ろした気分だ。
本日、付き合ってくれた主人と娘には大変感謝している。
ありがとうございました<(_ _)>。

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(画像は、これから私の「納戸部屋」…じゃない、「居室」で使うために、
仕立てて貰っているカーテンの生地見本と、使用予定のタッセルの写真)

長年、願い続けた、「納戸部屋」を「居室」に昇格させる計画が
着々と進行中なので、このところ私は大変、幸せな気分だ。
昨夜、お盆休みで娘が帰省し、シーリング・メダリオンを褒めたあと、
「カーテンも変えるんじゃろ?レールも、こんな普通の(一般レール)で、
よっちゃんの趣味じゃないんだろうなあと、ずっと思うとったよ」
と笑っていた。
さすがに彼女は、これで二十数年、私の娘をやっているので、
よくわかっているのだった。

それで思いついて、私が、
「そういや、みーちゃんの部屋も、いつまでも『学習机』じゃないだろう」
と話をフったら、
「うん、もう、机、小学校の頃から使いよるし。棚とかも。
カーテンも、どんなふうに変えて貰っても、ええよ」
と良いテンポで同意してくれたので(笑)、
では、いずれ娘の部屋も一新してやろう、と楽しみが増えた。

思い返せば、この学習机は、官舎にいた頃、
娘が小学校5年生になったときにようやく買ってやったものだった。
通販で取り寄せた学習机を、実家父と私とで、苦心惨憺して組み立てた。
小学校入学の頃には、当時の官舎が狭くて机が持てなかったので、
随分と遅い「学習机デビュー」だった。
娘はたいそう喜んで、いつも晩には机まわりを整頓してから寝ていたものだった。
その机とともに、娘はこのマンションに来た。小学校6年生のときだった。
以来、大学に入って家を離れるまで、娘は毎日、この机を使った。
勉強をしたり、絵を描いたり……。
今や、その娘がOL2年目。
ああ、遙けくも来つるものかな(詠嘆)。
使い込まれて役目を終える家具との別れには、
いくばくかの名残惜しさと、深い満足感の両方がある。
娘の部屋は、近い将来、また新たな姿に生まれ変わることになるだろう。

……という、インテリア計画だけでも、私の気分は上向きになるのだが、
それに加えて、一昨日から会社がお盆休みに入ったので、今、私は、
5月の連休以来ほぼ初めて、まとまった自由時間を手にしている。
どこへも行かなくて良い、誰も来ない、化粧しなくていい、
際限なく得手勝手な思いを巡らせて、時間を無駄にして過ごせる!!
この安らぎもまた、私の幸福感を倍増させている。
ほかの季節なら、ここで切り花を買ってきて飾るところなのだが、
さすがに真夏は花が早く傷むので、それはする気になっていない。
花は、私の部屋がひととおり整ってから、秋以降にでも飾ろう。

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何度でも執拗に沸いて来る「サマータイム」推しは、一体何なのか。
過去、日本で1948年から1951年実際に試して
「失敗だった」という結論が出ているのに、性懲りも無く、まだ言うか。
今回の東京五輪を見据えた案では、時計を2時間進ませるとなっているのだが、
通常の1時間進ませる夏時間であっても、私には到底受け入れられない。
「早起きは三文の得」ではあるが、これは世の中が通常時間で進んでいる中、
自分だけ早起きしたときに言える話であって、
世の中全体が前倒しになったら、単純に睡眠時間が削られ、自律神経が乱れる。

『2020年の東京五輪の暑さ対策』
『午前7時スタート予定のマラソンが、最も涼しい午前5時スタートになる』
などという、森善朗・元首相らの発言を記事で読んだが、
本当にそれが五輪の暑さ対策として有効であるというのなら、
競技スケジュールのみを、2時間前倒しの内容で組み直せば良いだけだ。
社会全体をサマータイムなどにせず、今の時刻のまま、
ただマラソンを「午前5時スタート」にすれば済むことだろう。
会場界隈の交通その他は、大会期間中だけ臨時ダイヤを組めば良いのでは。
盆でも正月でも花火大会でも、臨時便や増発便があるじゃないか(--#)。
2020年の場合、7月24日から8月9日、17日間だけの話だろう?

そもそも、「サマータイム」は、地理的に緯度が高く、
夏の日照時間が顕著に長くなる場所で力を発揮する考え方だ。
その典型的な例が「白夜」だが、それに近いほど明るい時間が長く、
夏ならではの行事や暮らし方が昔からあるような国や地域であれば、
「サマータイム」のシステムにも、一定の社会的な意義がある。
高緯度であれば、夏は日照時間が相当長く、冬には極端に短くなる。
例えばロシア演劇などでも設定としてよくある話だが、
冬は冷え込み、来る日も来る日も暗く閉ざされる「死」の季節である一方、
夏が来れば、夜遅くまで明るく温かく、活力に満ちているので、
人は一年の営みのうちの多くを、この貴重な、心地の良い季節に行う。

具体的に見ると、モスクワの場合、1月には日出が朝9時頃、日没は夕方4時、
これが夏になると、日出が午前3時50分頃、日没が夜9時過ぎになり、
明るい時間が夏には2倍以上、長くなる。
こういう場所であれば確かに、何もかも制限つきの冬に較べ、
夏のほうが、人々は自然に、仕事にも余暇にも時間を費やす気持ちになるし、
経済的な面でのメリットがあると言えるだろう。
つまり、サマータイムは「寒い国で、夏にのみ恵まれる太陽の光を、
最大限に活用する活動をするため」にあるのであって、
多湿地域での「猛暑」や「熱中症」の対策として
「朝の涼しいうちに活動を始めよう」という発想でできたシステムとは違う。
更に、上記のモスクワを含むロシアでさえ、サマータイムは、
国民の健康障害の原因になり、社会的不利益のほうが大きいとして、
既に廃止されたものであることを、忘れてはいけない。

今回の案の通り、夏だけ時計を2時間進めるサマータイムが実施され、
午前7時開始のマラソンが、実質、午前5時開始になる世の中では、
現在、朝6時頃に起床している我が家など、午前4時起床になる。
日によっては5時50分頃から起き出していることもあるのだが、
それだと午前3時50分頃に目を覚まさなくてはならないことになる。
丑三つ時からいくらも経っていない(汗)。
職場は今の時間でいえば大抵、午前7時始まりになる。
連日35度超でへとへとなこの時期に、朝4時前から起こされ、
7時に働き始めるなんて、想像しただけで体の具合が悪くなる。
夜は夜で、今の午後9時台には就寝せねばという強迫観念に悩まされる。
体調不良でしんどいのに、寝付けないと明日もまた体のつらい1日になる、
なんでオリンピックのせいでこんな拷問をされるのか!
と、腹立たしくなること請け合いだ。
主人も私も、睡眠障害を起こして仕事を退めることになるのでは。

労働者のこちとらとしては、どうしてもズラしたいならむしろ、
夏だけ2時間遅らせて欲しいくらいだ(--#)。
夏ばてで体が弱っているのだから、今より2時間ゆっくりできるほうがマシだ。
朝9時に始まる仕事なら、実質、午前11時開始になる。
朝7時に起きる人であれば、期間中は9時まで寝ていても良いことになる。
夕方5時の終業時間の頃には、今で言う夜7時になっているから、
それから残業しようにもどんどん暗くなり、すぐに夜中感覚だ。
きっと早めに切り上げて帰ることになるだろう(爆)。
こっちのほうが良くないですか(逃)。

……という「2時間遅れ」案は100パーセント冗談だが、
ともあれすべてが「オリンピックのため」なのであれば、
先にも書いた通り、「大会行事関連のみ2時間前倒し」で開催すれば良いのだ。
大会関係のみの2時間の「時差」ならば、開催まで2年ある今から計画すれば、
参加選手も観戦者も報道機関も、十分に克服可能ではないのか。
それのどこに、「サマータイム」導入を上まわる不都合があるのか、
私には、どう考えてみても今のところ、全然理解できない。
なぜ日本在住の人間全員で「午前7時のフリ」をしないと
マラソンを早朝スタートにできないと考えるのか????


追記(8月10日):『マラソン午前7時開始』という競技計画は
既にIOCの承認を受けたものである、というtweetを見かけた。
もし現在のタイムゾーンのまま『午前5時開始』を採用すれば、
ICOの承認に違反することになる。
そのため、現実の日本標準時が何時であろうと
マラソン開始時刻を『午前7時』と称する必要がある、らしい……???
本当かね??形骸化もここまで行くと……(呆)。

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実家の仕事を片付けたあと、午後から某老人ホームの両親を見舞った。
父はアームチェアに座り、入れ歯を外して口をあけて寝ていたが(^_^;、
私が来たのがわかると、一瞬でマトモになって、
挨拶やら、ねぎらいの言葉やらを口にした。

きょうはホームに来るまえの午前中、実家を片付けていて、
父が20年以上前に撮影した、実家墓地の写真数枚を発見したので、
進行中の墓移転作業の参考になるように、
どれが犬猫の墓なのかを父に尋ねて確認しようと持って来たのだが、
父は、その写真にすっかり見入ってしまい、
どれが曾祖父の墓で、それが祖父の墓で、と説明し始めて、止まらなくなった。
御蔭できょうも、犬猫の墓がどのあたりなのか、結局わからなかった(爆)。

一方、母は、なんとなく気怠いと言ってベッドに入っていたが、
別に機嫌は悪くなく、ひととおりの挨拶のあとは、
例によって美味い神戸牛が食べたいという話をし、更に唐突に、
「みーちゃんは、東京で元気でやっとるて、おばあちゃんが言いよった」
と言った。
「そんなこと言う『おばあちゃん』て誰やねん(^_^;!?」
とツッコんだら、母は笑って、
「そうやった。あんたが言いよったんやった。
 この頃あたし、頭の中で、あんたとおばあちゃんが一緒んなんねん」
と答えた。

母の言う『おばあちゃん』は母の母、つまり私の祖母のことで、
母は今や、感覚的に自分の母と自分の娘を混同している、と言うのだった。
まあ、自分でそれがわかってそのように説明できるのだから、
とりあえず良いとは思うが(笑)……。

「こないだも、『はよ、おばあちゃん来んかな』と思うて待っとって、
 途中で、『そや、おばあちゃんは来れん人や。来るのんは、よしこや』
 て気がついてん」
とのことだった。
そのほかにも、母は頭の中で、おばあちゃんはこういう人やったな、
などと考えているとき、途中からそれが私になったりもするのだそうだ。

「あんたと、おばあちゃんは、別に似てへんと思うんやけどね(笑)」
と母は笑っていたが、私はどうして母が祖母と私を混乱するようになったか、
その感覚がわかる気がした。
かつての若かった母にとっての祖母、現在の年老いた母にとっての私、
どちらも、母の「保護者」であるという点で、同じものだからだ。
高齢になり認知症を患うと、女性は18歳になり、母親の名を呼ぶ
……というのは、ある意味、本当だったのな。
その文脈でついでに自分が呼ばれるとは、想定外だったけどもよ(^_^;。

夕方になったので、帰るときに、私は「おばあちゃん」になりかわり、
「ほな、きょうは帰るわ。おじいちゃんの晩ご飯、せなならんからな」
と言ったら、母はちゃんと私の言ったことのニュアンスを理解して、
ウケてくれた。
また完全に私が祖母になったわけではないようだった(^_^;。


追記(2018年8月12日):帰省した娘に聞いたところ、母は数年前から、
よく娘のことを私と間違えるようになっていたということだった。
そういえば、2年前の冬に娘が母の白内障手術に付き添ったとき、
母は孫娘を「自分の娘」であると、クリニックの受付の人に言い、
娘に向かっては、娘の知らない古い親戚のことを話題にしたりしていたのだった。
母の中で、成人した孫娘はいつしか「自分の娘」の位置にスライドしており、
母自身はそのまま「娘を持つ母親」であり続け、
母の、ホンモノの娘である私は、余ったので(爆)、
いいトシになったことも相まって「母の母」の役を割り当てられることになった。

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