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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



2013年に会社勤めを開始して晩秋の健康診断が恒例になり、
更に、日頃血圧を診て貰っている近所の内科で、
「会社が秋なら、こっちでは春にやりますか」
などと口車に乗せられ(殴)、以来、およそ春と秋に、
血液検査その他を受けるのが決まりになった。

会社を辞めてからは、秋の検診もかかりつけ内科でやるようになり、
2022年以降は、なりゆきで6月と12月に受けている。
私もいいトシだし、ときどき検査しておくのも悪いことではなかろうと思い、
広島市のがん検診の受診券なども適宜使いつつ、
半年に一度、自分でも健診の季節と決めて、一定の項目の検査を受けている。
胃と大腸だけは、何年かごとに内視鏡で調べて貰うことにしているので
毎年のがん検診は、していない。

いつも年度始めに広島市から検診案内が送付されて来るので、
今回はまず4月に、2年に一度の乳がん検診を受けに行った。
これは以前にも書いた、検査に特化した乳腺検診クリニックで、
即日検査してその場で結果説明があり、更に精密検査が必要ならば
引き続きすぐ受けられるので、話の早いのが精神衛生に良く、気に入っている。
ありがたいことに今回も特に異常は認められなかった。

それから先月は、市の受診券とは関係ないが歯科検診にも行った。
3か月ごとに全体の検診とクリーニングを受けることになっていて、
前回が年末だったことを思えば本当は3月中に行くべきだったのだが、
忙し過ぎて一日延ばしになってしまった。
歯肉溝は2ミリまたは3ミリで、出血箇所もなく、特段の問題はなかったが、
右上7番が「動揺度1」だった。もっと歯ブラシが届くよう努力すべきだった。

そのときに、大昔になおした左下4番が、治療跡の劣化等があると指摘され、
今時のハイブリッドセラミックで綺麗にできると説明されたので、
経年劣化が避けられないものならばこの際やるかと、治療することにした。
それからまた忙しくてなかなか行けず、先週ようやく治療を開始し、
本日現在、白い仮詰めの入った状態で、約10日後に完成する予定になっている。

そして先週は、いつも血圧を診て貰っている、前述のかかりつけ内科で、
半年に一度の健康診断があった。
血液検査と尿検査と、心電図、心臓エコー、胸部X線。
血液や尿については何も問題は無かった。
高血圧が続くと心肥大や壁肥厚など起こしている可能性があるので
年に一度は心臓の状態を確認して貰っているのだが、今のところ大丈夫だった。

広島市の「肺がん検診」の受診券で胸部X線検査を受けたのだが、
ここだけチェックが入って、精密検査の胸部CTを勧められることになった。
「肋骨の先端を見ているのかもしれないけど、上のほう、
左右に白い影があって、特に左側のが去年より大きめに写っているので。
緊急性はないし、念のためだけど、一度は見ておいたほうがいいから」
という先生の説明があり、貰った結果票には、
「左上肺野の腫瘤陰影、肺がん疑いで要精検」
……私が医療ヲタで無かったら卒倒しそうな記載だぞ(^_^;?

肋骨の先端そのものが、特に石灰化などしていると余計に、
紛らわしい陰影になることがあるが、X線は平面でしか捉えていないので、
骨や心臓などと重なってがんが隠れている場合、見えにくいのは確かだ。
喫煙歴のない女性に肺腺がんが見つかるのは、それなりにあり得ることで、
機会あればCTで確認しておいたほうがよいというのは同意できることだった。

ということで、近所の、CTのある呼吸器クリニックに昨日、行ってきた。
完全予約制だったので、胸部X線と胸部CTをすぐに撮影して貰えて、
しばらく待っていたら呼ばれて結果説明があった。
肺、心臓、乳房、肝臓、膵臓など、胸部上腹部臓器に何も問題はなかった。
二重読影に出す決まりになっているので、正式な診断は後日書面で、
とのことで、万一何か引っかかるようだったら連絡します、とも言われた

胆石が点々と写っていたのと、胃に空気があるのが見えるとのことで、
「胆石はそのまま一生終える人も多いから、今は何もしなくていいです。
痛みや検査値異常が出てきたら、観念して手術しないといけませんけど。
胃に空気があると、逆流性食道炎まで行かなくても咳き込む場合がありますが、
そういうのはないですか。ピロリ菌は無いですね?」
等々と確認された。はい、ピロリ菌陰性は確認済みです。
咳はないが、2011年と2021年に胃の内視鏡をやったとき、
胃の噴門部すぐ上の食道下部がうっすら赤くなっていて、
軽い逆流性食道炎があることは指摘されているので、納得できる話だった。
何しろ休みがなくて仕事のストレス半端なく、呑気症気味でして(汗)。

という次第で本年度前半の健康診断、ひとまず終了。
私が検診を受けるのは、仕事に穴を空けないよう、万事早めに手を打つため、
というのが第一で、いつ死んでもそれが個人的な範囲の話で済む境遇になれば
これほど真面目に(笑)チェックしたりはしないだろう。
検診が万能でないことはよく承知しているし、
早期発見に意味のある疾患とそうでないものがあることも理解しているが、
とりあえず、やれるだけのことはやってある、
という態勢をつくることが、今の私には必要だ。

それと同時に、心情的には「無事だと言って貰って安心したい」という
確認恐怖みたいな面があることも大いに自覚している。
検査すればするだけ、疾病の見つかる確率も上がる訳で、
怖いなら受けないほうが良いくらいなのだが、
私の場合、あまり何年も調べずに放置していると、
妄想の中で悪性疾患がどんどん進展するので、精神衛生に悪い。
そのあたりがなかなか、人間の心理の難しいところである(^_^;。

また相反する話だが、まとまった期間の治療を要する疾患が見つかったら、
即座に仕事から完全引退したい、という気持ちも、ある(汗)。
同じ何かに罹患しているものであれば、症状が出てからわかるより
検査で早く発覚したほうが、それだけ早く仕事を辞める理由になる。
「シンドくなったから」などという自己中な言い様ではカドが立つが、
「病気治療のため」となれば円満に辞めさせて貰えるじゃないか、という(殴)。

しかし現時点限定だが一応、何の疾患も確認されなかったので、
それは勿論、大変幸せで、何より有り難いことであるとともに、
まだしばらくは働け、ということでもあった(^_^;。
無論、私がいちばん望んでいるのは、元気で日々の役割を全うし、
かつ、心身の健康があるうちに、1日も早く隠居することである。
はい、感謝をもって、頑張ります。

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百日咳の患者数 1週間で過去最多 3月24-30日
(2025年04月08日 18:45 医療介護CB News)
『国立健康危機管理研究機構(JIHS)は8日、全国の医療機関から第13週(3月24-30日)に報告された百日咳の患者数が578人で、全数把握を開始した2018年以降、1週間の報告として過去最多になったことを明らかにした。』

百日咳という名前はあるが、乳児の場合は、
100日間も咳をする以前に、早期に呼吸ができなくなって死亡する。
生後数ヶ月で罹患すると、現代日本の医療をもってしても厳しい。
現状、生後2か月から始まる混合ワクチン4回が無料になっている。
また、自費になるが、妊娠27~36週の妊婦が接種を受けておけば、
新生児~乳児期の子供を百日咳から守ることができる。

一方、小学校に行く年齢になってからでも、百日咳はあり得るのだが、
乳児のように皆がすぐに死んだりはしないし、
マクロライド系抗生剤が多くの場合、有効だったので、
流行が目立たないときには、学童の百日咳ワクチンは重要視されて来なかった。
――少なくともこれまでの日本ではそうだった。

しかし赤ん坊の頃に打ったワクチンは、5年も経てば効き目が薄れてきて、
小学生から成人に至るまで、百日咳菌に出会えば感染が成立し得る。
しかも昨今は、抗生剤耐性菌が増加している。

百日せき「耐性菌」各地で報告 専門医がワクチン接種呼びかけ
(2025年4月5日 5時49分 NHK)
『東京都立小児総合医療センターでは、去年11月以降、9人が百日せきと診断されて4人が入院し、このうち生後1か月の乳児1人が亡くなりました。』『センターによりますと細菌の検査を行った6人中5人から通常、治療薬として用いられる抗菌薬が効かない「耐性菌」が検出されました。』『亡くなった乳児も耐性菌に感染していたということです。』

こうなると、罹っても死なない年齢の者でさえ、治療ができないので
何週間も、息の詰まる激しい咳の発作に耐えるしかなくなる。
先日も、成人で、長期間、咳がとまらず苦痛が激しく、肋骨骨折もして、
各種医療機関に行き、喘息や逆流性食道炎など疑って検査を繰り返し、
最後にようやく百日咳だと判明した、という話がSNSに出ていた。

本当は、就学前と、小学6年生頃に追加で3種混合を受けるのが望ましいし、
成人も、10年ごとくらいに追加接種をしておけば安心で、そうすれば、
年上のきょうだいや親が先に罹って、生後間もない子にうつし死なせてしまう、
という悲劇も避けられる。
しかし、前述の妊婦の接種と同様、これらは日本では自費接種になるので、
今のところ到底、一般的ではない。

昨年、ヨーロッパで百日咳が急増していたので、
いずれ日本も同様になると当時からSNSで医師らの指摘があったが、
果たしてその通りになっているのが現状だ。
特に、幼児から十代は、保育園・幼稚園や学校で、文科省による、
「マスク着用を求めないものとする」方針のもと集団生活をしているので
目下、百日咳のみならず、コロナ、インフルエンザ、ノロ、RSなど
いずれもこの年代が感染の核となってしまっている。

私自身はマスク着用が自分には効いている自覚があり、
2020年以前とは打って変わって風邪その他にかからなくなっているのだが、
それでも、至近距離でノーマスクの人が咳をしていたら、
何らかの菌やウイルスを貰う可能性はあると思っている。
去年夏のコロナだってそれでうつったとしか思われない状況だった。
また、神社仕事の外作業で指先を傷つけることが結構多く、
ここ何年か、破傷風も心配ではあるので、
この際、3種混合T-Dap(ジフテリア・破傷風・百日咳)の接種を
検討したほうが良いかもしれないと、このところ思っている。

百日咳にしてもその他の呼吸器感染症にしても、
典型的な症状が出揃うより前の、カタル期のうちに、
周囲への感染性が高まるものが多いので、
ユニバーサルマスクが実現すれば、感染の大半が未然に防げるのだが、
最近の風潮を見ていると、なかなかそうも行かないだろう。
2023年3月に「マスク着用は個人の判断」となってからは、
症状があってさえもマスクを着用しない人がよくいるようになった。

とりあえず、日本の3種混合が、小学校1年生と6年生あたりで、
定期接種になればいいのにと、私は今、地味に願っている。
『地味に』というのは、この日記でのみ、大人しめに主張している、
という意味である(^_^;。
私は学童期の子も孫も持たない身なので、
世間話であってもワクチン云々と意見など言うのは、お節介が過ぎる、
と思われる方々もきっとあるだろうと思う。
医師ならば、法律上、公衆衛生の向上に寄与する義務があるので、
普段から積極的にワクチン接種を勧めるのも当然のことだが、
私は一般人なので、外でこんな話をしようとは思いません。

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海外旅行からの「持ち帰り麻疹」が各地で報道されている。
感染予防の決定版は、ワクチン接種だ。
日本では、麻疹ワクチンは1966年から任意接種として導入され、
1978年10月以降は定期接種となった。
以下の統計にもある通り、
特に1979年以後、麻疹での死亡数が激減している。

<資料>麻疹が死因として報告された死亡数、1950~1999(昭和25~平成11)年
(厚労省 人口動態統計)

ワクチンによる集団免疫は、接種率が95%を切ると厳しくなってくる。
コロナ禍で外出自粛が続いた間に、乳幼児全般、ワクチン接種率が落ちたし、
また1歳以降の定期接種が2回実施されるようになったのは2000年以降であり、
幼少時に定期接種1回のみだった世代のフォローアップは万全とまでは言えず、
こうした「麻疹ワクチン2回接種」を完了できていない層から、
感染が拡大して行く可能性が高まっている。

もっと以前、1966年より前に生まれた世代は、ワクチンがなかったので、
全くの未接種である割合が高いが、この時代は麻疹に皆が罹り、
その中で死なず、後遺症もなかった者が成人して現在に至っているので、
およそ50代より上は、既感染者が大半だろう。
私もこのグループに属する。
小学校2年生だったので、どれほどキツい病気だったか覚えている。

罹患した者は終生免疫が得られることになっており、
実際、寝ついた私の看病を3週間つきっきりで続けた母と祖父母は、
当時、誰ひとり全く発病しなかった。
ただ、麻疹ワクチンが普及して市中の麻疹患者が激減してからは、
抗体を獲得している者が新たなウイルスに触れるブーストの機会が
昔に較べてかなり減っていると思われるので、
鉄壁の終生免疫が維持されているのかどうかについては、
私は昨今、懐疑的である(汗)。

麻疹既感染者やワクチン2回完了した者も、時に麻疹に感染することがあり、
免疫不全でなければ、修飾麻疹といって明らかに軽い状態で経過する。
ゆえに今回の流行も、一定年齢以上の者や、ワクチン接種済みの人から、
新たな感染者が今後出る可能性も無くはないが、主な問題は彼らではなく、
こうした人たちから感染させられるワクチン未接種者のほうになる。
修飾麻疹は感染力も弱めと言われてはいるが、数値的なことは判然としていない。

ワクチン接種年齢に達していない1歳未満の子供が最も危険なので
罹患歴や接種歴がはっきりしていない周囲の学童や大人は、
可能な限り、この機会に麻疹ワクチンを接種するべきだろう。
しかしこれがまた、需要が急激に高まると、定期接種用のワクチンまでも
枯渇する可能性があるので、定期接種外で用心のため自費で打つ場合は、
渡航ワクチンを扱っているクリニックで輸入ワクチンを選択するのが最善だ。

ワクチンなどという不自然なものは要らない・罹って免疫を得るのが正しい、
という意見に私は与しないが、
罹患して寝込むほうを選択するのも各自の勝手なので、
傍からどうこう言えるものではないし、私が看病するのでもない。
身近に麻疹患者が出ることで免疫ブーストが得られれば、
ワクチン接種者や既感染者にとっては利益が無いこともない。
しかし麻疹ほど感染力が強く、重症化しやすく、後遺症も深刻なものは、
仮に「私や家族は予防接種してあるから大丈夫」であっても、
あちこちで好きに罹る人が増えれば、乳幼児の死者も出かねないし、
社会全体の公衆衛生という観点からはマイナスが大きくなる。

マスク着用は、ユニバーサルマスクというレベルまで行けば意味もあるが、
麻疹ウイルスがばらまかれると、乾燥した状態で空気中を漂うので、
感染者側がノーマスクで、罹りたくない人だけが不織布マスクをつけている、
という程度では、大きな効果は期待できない。
麻疹ウイルスは同じ部屋にいた者には確実に感染するが、
空気中では2時間で失活するので、徹底的な換気は一定の効果が見込める。
最近は、若い医師は麻疹患者を診察したことのない人が多いし、
発疹より先に現れるコプリック斑など見逃すケースがある。
また、そもそも麻疹の最初期は、症状だけではほかの感染症との区別はできない。
市中感染のフェーズになったら、どこにでも麻疹ウイルスは居ると覚悟すべきだ。

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14日15日と続けて神社に出たが、今日明日は休みだ。
2回行って、2回休み。双六じゃないが。
天気が崩れたタイミングで、出かけなくてよくなりシアワセだった。
今朝は安堵のあまり、8時まで寝坊した。
あの遠い神社まで今日は行かなくていい、
というだけで心身が解放されて9時間睡眠。最高だった。
いきなり隠居は無理でも、最低限こういう感じで、
数日出たら数日休み、みたいなペースに、まずは、ならんもんだろうか。
折しも総代長が、年齢を理由に、そろそろ引退したい意向だそうで、
だったら私も一緒にフェードアウト、……は、やはり怒られるか。


花粉症が始まったようだ
12日~14日のあたりの気温が上がった数日間に、
俄に鼻炎と目の痒みを感じ、今年も花粉症が来たなとわかった。
それで昨日は、神社仕事の帰りに、馴染みの耳鼻咽喉科に行って、
鼻処置を受け、内服としてアレグラとシングレア、
それに点鼻スプレーのナゾネックスを処方して貰った。
私の場合、例年、目の痒みは我慢のできないようなものではなく、
期間中にほんの何日か感じるだけなので、飲み薬でほぼ対処可能だ。
しかし、今年は花粉が多いらしいので、
もしかすると、そう簡単には済まないかもしれない(汗)。
昨日からは雨で気温も下がったので、格段にラクになったが、
本格的に温かくなるこのあとのほうが、いよいよ本番か。
連休前くらいまで頑張らないといけないかも……。

ペルシャ絨毯展
その耳鼻咽喉科に行く前に、昨日は、クリニックの近くでやっていた、
ペルシャ絨毯展を覗いて、目の保養をした。
売り場の方のお話によると、ペルシャ絨毯に関心のある人というのは、
最初は正統派のタブリーズやクム、ナインなどに心惹かれるが、
最終的には洗練されたイスファハンに行き着くのだそうである。
私などは、見ただけではペルシャ絨毯の産地まで区別できないが、
「こういう趣向のは、1枚目として買う系ではないだろうよな~~」
と敬遠するような品は、タグを見ると大抵、イスファハンであった。
……見る目だけは、できてきていることがわかった(爆)。
我が家の敷物も、かつてのポリプロピレンからコットン或いはウールに、
そして一部のものは、横糸にシルクが入っているところまで進化した。
いつの日か、運命の一枚、みたいなイスファハンに出会えたならば、
……と自分に都合の良い夢を見たり・見なかったり(笑)が現状だが、
実のところ中国緞通と同様に、イランでも織り子さんが減少し続けていて、
ペルシャ絨毯は近い将来、ビンテージが主流になるという見通しだそうだ。
そういう意味では、清水の舞台から飛び降りる気持ちに、
もしもいつか、なったとしても、もう全く手の出せない、
別世界の品ばかりになっているかもしれないのよねぇ……。
どこの国でも、伝統工芸は後継者が居ないのだった。

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昨日は、かかりつけ内科で、半年に一度の健康診断があった。
今回は、私から希望して腹部エコーも付け足して貰った。
十数年前から指摘されている胆石がどうなっているか、
適宜追跡すべきだと思っていたし、
長年お世話になった某病院泌尿器科が閉鎖されてしまったので、
腎臓結石の具合も診て戴く必要があると思ったからだ。

このクリニックは循環器内科で、先生は超音波専門医および指導医であり、
更に心臓エコーと腹部エコーについては
各々専門の超音波検査技師の方が来られることになっている。
心エコーは過去二度受けたが、腹部は今回が初めてで、
これが、自分史上(笑)最高の、ガチの腹部エコー検査であった。
気軽に志願して、まさかああいうことになろうとはね(^_^;。

これまでよその病院等で、お腹側から・または背中側から、
ゲルを塗ったプローブで、ぐいぐいと何往復か撫でられる、
的な検査しか受けたことがなかったのだが、
昨日は、仰臥位→側臥位と体位を変えつつ、様々な角度・部位から、
実に詳細に時間をかけて診られた。
とりわけ右側からの診察が、20分くらいだったか、かなり長くかかり、
これだけ攻められるなんて、どんだけ所見が多いのか、
何かとんでもないことを発見されているのでは、
と私は途中から冷や汗が出そうだった(泣)。

結果、胆嚢と右腎臓の観察に時間を取っていたようで、
胆石は大小あわせていくつもあり、最大が2センチ(汗)、
腎結石も右に2個で最大が7ミリ、左が1個で4ミリ、というのが判明した。
去年まで10年間、真面目に某病院泌尿器科の定期検診に通って、
石の再発はないと言われていたのに、あれから1年で突然出来たのだろうか。
それとも、左右に微少なサイズの石が成長しつつあったのを
以前は問題にせず、こと細かく追求していなかっただけか。
かつて泌尿器科で受けていた腎臓エコーは、
背中側からのみ10分程度検査するだけだったし、
私は肥満体だから、脂肪のせいであまりよく見えていなかったのかも(汗)。

このたびの胆石の数とサイズ、及び画像poorながら頚部壁軽度肥厚4ミリ、
という所見から、胆石の頚部嵌頓(かんとん)が疑われるとのことだったが、
一方で胆嚢の腫大はなく、ポリープも観察の範囲内では認められなかった。
採血の結果のほうは、炎症反応も白血球数も肝機能も何も問題がなかったので、
結局、胆石が詰まったようではないとの判断になり、手術等の治療は急がず、
当面は定期的に、エコー検査をやって行くことになった。

ほかに、この詳細極まる腹部エコーの御蔭で、
肝臓と右腎臓に小さな良性の嚢胞が1つずつあることを初めて知ったが、
それ以外には、肝臓・胆嚢・総胆管・膵臓・脾臓・腎臓・副腎等に異常所見なく、
腹水もなく、……意外なことだが脂肪肝でもなかった。
長年、肥満しているのに、腹が出ているのは全部皮下脂肪であって、
内臓脂肪はついていなかったらしい(汗)。

こういうのは詳細に調べれば情報量が多くなり、安心できるとも言えるし、
知らずにいたら済んでいたことを発見されて、精神衛生に悪いとも言える。
手術適応でない胆石などは、そういう部類かもしれない。
しかしまあ、いきなり七転八倒の腹痛を起こして初めて胆石発覚するよりは、
事前にわかって対処を考える時間もあるほうが、
やはり良かったのだろう、と思っている。

昨日は尿検査、心電図検査、体重測定、血圧測定等もあり、
これに、春に胸部X線、夏に心臓エコー検査をしたことを加味すれば、
だいたい人間ドックに相当する内容の健康診断ができたかなと
有り難く思っている。
耳鼻咽喉科は常にお馴染みだし(爆)、6月には眼科で散瞳検査もやったしな。
胃と大腸の内視鏡は2021年にやっているので、とりあえず、良かろう(^_^;。
隔年の乳がん検診は、次の4月以降に市からの案内が来るはずだ。

そうそう、一昨日は歯医者にも定期検診を受けに行った。
虫歯なく、歯肉溝2ミリ(奥の8番の箇所は3ミリ)、
全体にクリーニングして貰い、気持ち良くなった(^^)。

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久しく忘れていた扁桃炎が、右側の口蓋扁桃にだけ起こった。
昨日の午前中から、何かひっかかっているような違和感が、
のどの右側奥のほうにあり、気にしたりしなかったりで1日過ごし、
夜になって鏡でとくと咽喉を覗いてみたところ、
右の扁桃だけ、白い膿栓が上から下まで縦についていた。
こんなわかりやすい扁桃炎は、ここ何年も起こしたことがなく、
おそらく2017年4月以来ではないかと思われた。

発熱も倦怠感もなく、左右とも腫れは無いと思われたが、
右扁桃付近にだけ、ひきつるような痛みが軽くあり、
あきらかに白くもなっていたので、きょうは耳鼻科に行った。
先生は口蓋扁桃を診察し、器具で膿栓を除去し(←苦痛は無かった)、
咽喉の奥をミラーで覗き(←舌根扁桃を診られていたようだ)、
首のリンパ節に触れて確認したのち、
「膿栓ついてましたね。炎症があるといけないので抗生剤出しときます」
と仰った。
処方されたのはフロモックスとトランサミン、4日分。

私は毎晩、歯磨きのあと鏡で自分の咽喉を確認しているので、
この大きめな膿栓が一日で発生したことは確実だった。
先生は普段、安易に抗生剤は出されない方なのだが、
このたびは即座にフロモックスの話になったところを見ると、
やはり急性扁桃炎の所見だったのだろう。
小児だといきなり40度近い熱が出るのが定番であろうに、
60のお婆さんになると、こんな地味なことになるとはね(^_^;。
ちなみに診察時に膿栓を除去して貰い、取れたものも目視で確認したのだが、
夜、歯磨きのあと鏡で咽喉を見たら、まだ白いところは残っていた。
取り切れなかったものか、或いは炎症が続いているということか。

直接的には、神社の祭の手伝いで夜遅くなることが続いていたので、
疲れとストレスが響いたのだろうと思うが、
マスク生活を開始して以来この4年ほどは、
頭頸部のトラブルとは無縁に近くなっていたので、
少々意外な感じが、しないでもない。
風邪やインフルへの警戒はひととおりはあったのだが、
急性扁桃炎はノーマークであった(^_^;。

コロナ罹患後の、体内潜在ウイルスの再活性化は様々に指摘されているし、
端的に言って体の抵抗力が落ちたために、各自の弱いところに影響が出る、
という話は、あちこちで耳にしている(汗)。
私は若い頃、長年の慢性扁桃炎患者で、年齢とともにそれは下火になったが、
やはり今でも口蓋扁桃は弱点なのかもしれない。
「コロナのあと1年くらいは、十分にお体を大事にされたほうがいいですよ」
と私は母の主治医からも言われている(大汗)。
その先生はコロナ感染からしばらくして帯状疱疹になられたのだそうだ。
典型的な、水痘ウイルスの再活性化だな。

ともあれ寝よう。ありがたいことに明日は休みだ。


後日記:その後、順調に改善した。フロモックスは合っていたようだ。
10日(木)には右扁桃の痛みや違和感が全くなくなり、
11日(金)には明らかに膿栓が減り、色も薄くなり、
12日(土)には、微かに白い箇所が一点だけある?ない?という程度になった。
13日(日)に完全に綺麗になった。この日の朝までフロモックスを飲みきり、様子見。

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この日記が滞っている理由は、左手の小指側に、
微妙に腱鞘炎か何かのような、鈍い痛みがあるからだ。
痛くて何かができないというほどでは全然なく、
安静時に痛みはなく、タイピング程度ならなんの支障もないのだが、
手をついたり、何かの拍子に力が入ったりすると、痛いのを思い出す(汗)。
それはやはり何らかの炎症があるということだろうから、
なるべく使わないほうが良いのかなと思って(汗)。

コトの起こりは8月半ばで、何かをやって急にというのではなく、
左の肘から下、手首から手の甲あたりがどうも痛い、
という感じを日々、意識するようになり、
夜、湿布を貼って寝たりしていたのだが、
スマホを持つのもこのときは痛かった。
それから、8月23日からコロナで発熱していた間に、
一旦、手の痛みのことは全く気にならなくなり、
そこまでの間で非常に疲れがたまっていた自覚はあったので、
発熱してデトックス的な効果があったのかな?と思ったりしていたが、
今にして思えば、寝ていてパソコンも使わずスマホも持たなかったのが、
いちばん良かったのかもしれない。

そして、コロナ療養中に、何か楽しみがないかと
8月最終日あたりに、久々に編み物を復活させたのだが、
どうもそれが良くなかった(汗)。
二日ほど熱心にかぎ針編みをしたら、
編むのをやめたあと、なんだが両手がモヤモヤするような感じになり、
特に左手の手首から先、薬指と小指のあたりが痛くなった。
右手はさほどでもなかったが、左手はそのまま翌日も怠く、
毛糸をひっかけて酷使したから、さもありなん、と反省し、
編み物は止め、このときは自発痛もあったので、
ほぼ一日じゅう冷やしたり湿布したりして安静を保つことを心がけた。
それで、2日ほどでだいたいなおったように思っていたのだが、
9日にちょっと根を詰めてパソコン仕事をしたら
また同じようなところが痛くなった。

寝るときに湿布を貼ると、ある程度固定もされるので、朝は痛くないのだが、
手は一日中使うものだから、だんだん疲れがたまり、夜には痛くなる、
という感じだ。
8月のコロナ前の、いちばん痛かった頃ほどではないが、痛いのは痛い。
こうやって入力作業をしているぶんには、今は全然痛くないので、
もう大丈夫かなと思いたくなるのだが、
やり過ぎると明日、きっとまた痛くなって後悔するだろう。
結局、ある程度の期間、意識的に休ませないとなおらないのだろうと思い、
目下、パソコンもスマホも、できるだけ使わないように心がけている。

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いつも血圧を診て戴いている循環器内科で、昨日、
ちょうど空きがあるから3年ぶりに心臓エコーをしませんか、
と先生から言われ、良い機会と思い、やって戴いた。
結果、有り難いことに、何も問題はなかった。

3年前と全く同じで、すべての所見で「-」のところにチェックが入っており、
MR(僧帽弁逆流)とTR(三尖弁逆流)に各々trivial(些少)の表示があったが、
これも前回から変わらず、生理的な範囲で通常見られるものだから心配ない、
と先生が仰った。有り難いことだった(^_^;。
血圧にチャットが多い(上がり下がりが激しい)ことは自覚しているので
心肥大などが知らないうちに進行していたらいけない、
という懸念は頭の隅にあったのだが、現時点では大丈夫とわかり、安堵した。

昨日も暑くて疲れを感じていたので、夜9時から寝た。
ソラナックスは全く使わなかったが、朝まで9時間、爆睡できた。
今年の夏はとにかく連日、ひどい暑さで、疲れ方が半端ではない。
気を付けてはいるが、暑さ対策にも限度がある(汗)。

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いつもの、血圧を診て貰っている内科で、
半年に一度の採血が昨日あり、きょうの午後、結果を貰ってきた。
特に変わったところは無かった。有り難いことだった。

過去20年くらい4.0~4.2と低空飛行を続けているアルブミン値が
今回は4.2で、A/G比も1.31と、私にしてはそこそこ良かったのだが、
この検査機関ではA/G比の基準値を1.32~としているので
ここだけチェックが入ってしまった。
4年前までは1.2~が基準値だったのだがな(^_^;。
コレステロールや肝機能腎機能、血球成分などは問題なし。

前回HbA1cが5.6で不本意だったのだが、今回は5.4だった。
私は肥満体だし、二十代の頃から低血圧だったことは一度もないが、
一方で、およそ30歳からあとは全く飲酒したことがないので、
肝機能や血糖に関しては、これまで悪かったことがほぼない。
しかし別に、節制の成果ではないので、なんら立派な話でもない(^_^;。
単純に、飲めないだけなので。
そのほか、市の肺がん検診の券があったので、胸部X線検査も受けた。
これも特記事項はなかった。心陰影拡大も無かった。

ときに、今回から、「生活習慣病 療養計画書 初回用」なる書面が登場した。
なんでも、この6月1日からの診療報酬改定により、
高血圧で通院している私などには、この療養計画書が発行されることになり、
主治医の説明を受けて、署名をする、という形式になったのだそうだ。
内容は、私にしてみれば先生からいつもお話して戴いているものだし、
数値的なことも自分で知っているデータばかりで、
特に必要とも思われない書類だったのだが、これって、誰トク(^_^;!?

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昨日の午後三時頃から右目がうっとうしくなり、
まつげに何かついてる?メガネのレンズが曇った?
等々といろいろチェックしたが、結局はそのテの問題ではなく、
自分が飛蚊症になったのだとわかった。
輪ゴムの陰みたいなものが視界に浮いていて、
それが何なのかを見ようと視線を動かすと、ブツも移動するのだった。
更に、室内にいると、右目の耳寄りの視界に、
ピカっと白い線状の光が見えることが何度もあり、
これは光視症も出ているなと思った。

医療ヲタ転妻の知っている範囲では、
飛蚊症と光視症が同時、というのはあまりよろしくなかった(汗)。
何日の何時頃から、と特定できるような突然の発生の仕方は、
尚更、良い話ではなかった(大汗)。
下手すると、網膜裂孔か、網膜剥離か。
しかしとりあえず、片目ずつ遠くを眺めても
視力に左右差は感じなかったので、救急に行くほどではなかろう、
と考えて、昨夜は就寝した。
布団に入って目を閉じていても、右目の隅で稲光は続いており、
ヤだな~~(汗)と思ったが、案に相違して結構すぐ寝た(^_^;。

さてそれで今日は、午後から最寄りの眼科に行った。
屈折検査、精密眼圧測定や矯正視力検査、等々のルーティーンのほか、
散瞳薬を点眼されての精密眼底検査があった。
目薬は二剤使用され、特に最初のが軽く染みた。
待合のソファに座っていたら15分ほどで薬が効いてきて、
「瞳孔が開いている!」状態になったのがわかった。
暗いところに居るときの、ニャンコの目さながらであった(^_^;。

自覚としては、室内の照明がどれもボケボケに明るくなり、
電球のまわりに七色の輪が見え、蛍光灯は青白く滲んで見えた。
不快でないとは言えなかったが、瞳孔が開いた状態で眼底検査することで、
網膜の状態が隅々まで観察できるので、この検査の意義は大きいのだ。
両目とも詳細に診て戴き、最終的に「心配な所見はない」と
言って頂けたことは大きな安心材料になった。
私が恐れたような網膜裂孔や網膜剥離などの兆候は、無かったのであった。
目に傷などもなく、眼底出血もなくドライアイでもないとのことだった。
うちの祖母や母が加齢黄斑変性で視力が衰えたのだが、
現段階では私にはそれも無いということだった。
もうじき60歳だし、どこかで目の詳しい検査をしておいたほうがいい、
とずっと思っていたので、ちょうど良い機会となった。

今回のことは、つまるところ、右目で後部硝子体剝離が起こって、
硝子体の濁りを飛蚊症として感じているのであった。
「この部分を見ているのだな、というのはわかります」
と、精密眼底検査のあと先生が仰った。
眼球の大部分を占める液状の硝子体の分量が、老化で徐々に減り、
硝子体が奥側の網膜から微妙に分離した、というのが今の私の状態であり、
生理的な現象なので、全く異常なことではないが、治療方法もないので、
目の前のチラチラには慣れるしかないというのが結論だった。
また、きょうの時点で異常な兆候がないことは確認できたが、
将来に渡って網膜剥離にならないなどとは全く言えないので、
今後、見え方が急に変化したときは必ず受診するように、とも言われた。

ときに私の場合、今回の光視症の見え方は、前に経験した閃輝暗点とは全く違った。
閃輝暗点は「点」で始まり、「分」の単位で銀色のギザギザに変化して終わったが、
光視症は細い閃光のような「線」が瞬間的に視界に入り、
何時間経過しても、その現れ方に変化はなかった。
また、閃輝暗点は両目ともに同じものが見えるが、光視症は片目だけだった。
このあと飛蚊症と光視症が、「日」や「月」の単位で何らかの変化をするものなのか、
もう死ぬまで(爆)全く変わらないものなのか、……いや、悪化するのか(^_^;?、
若干の興味がある。
ちなみに散瞳薬の効果は5時間ほどで切れた。
だからこうしてパソコン画面を見ながら、日記も入力できたのである(^_^;。

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