転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



明日(というか、もう『今日』だ)が最終のデモの日。
研修から戻って更に宿舎で復習をし、
同室の研修仲間と夜更けまでリハーサルをした。

しかし部屋にはホワイトボードも機器類もなく、
どうも感覚的に手応えがもうひとつで、不安が残るので、
「研修棟って朝何時から開いてるんでしたっけ。
あした早く行って研修室のどれかで練習しようかな」
と言ったら、相方に
「あっちの若い子ちゃん(=外国人研修生)たちは毎朝それやってますよ」
と言われた(汗)。

まったくどこまでも勤勉なアメリカ人たちなのだった。
負けた……(爆)!

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学生寮さながらの宿舎で夜も勉学に励むケナゲなオバさんの図。

同時期に研修中のアメリカ人たちも
夜遅くまでラウンジでお勉強しているので、
You are serious studiers
と言ってあげたら、皆さん笑って、
We have no choice
と(笑)。

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本日より30(土)まで留守にします。
勤務予定の某社の採用時研修のためです。
パソコンは持って行きませんので、
日記、Twitter、facebook、mixi、等の更新作業は
おそらく困難だろうと思います。

メールにつきましては、yahooとmixiとTwitterは
携帯からも見ることができますので、
御用がおありのときはご遠慮なくお送り下さいませ。
長文でも閲覧には問題ありません。
こちらからの返信は、私は携帯入力が苦手で長文が打てませんので(汗)
必要最小限のものとさせて頂くことになるかと思いますが、
どうかご了承下さいませ。
30日以降、帰宅しましてから改めまして御返事を差し上げます。

それでは。行って参ります~

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22日に、広島流川教会で松本和将(ピアノ)と
上里はな子(ヴァイオリン)のデュオ・リサイタルを聴いた。
プログラムは、

グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調
バッハ:無伴奏パルティータ第2番 ニ短調『シャコンヌ』
ブラームス:間奏曲作品117
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

アンコール
 マスネ:タイスの瞑想曲
 クライスラー:美しきロスマリン

全体として、私にとって絵画的なイメージが浮かぶ音楽会だった。
グリーグは、牧歌的で穏やかな光景から始まり、
日が射しても外気が冷たく、透き通っていて、
終始一貫して、屋外の自然が目の前に描かれている気がした。

『シャコンヌ』では一転して、静かな礼拝堂にひとりでいる情景が見えた。
私は常々、「祈る」というのは無言であっても実に能動的なことだ、
と感じているのだが、上里はな子さんのシャコンヌを聴いていて、
全身全霊を挙げて神との対話を試みることの厳しさ・過酷さを、強く感じた。
傍目には微動だにせずに静かに祈り続けているように見えても、
その霊的世界には激しい葛藤があり、命がけの献身があるのだ、
というような……。

後半の一曲目はピアノのソロで、ブラームスの間奏曲作品117。
これの、特に一曲目の『子守歌』を聴いていて、
私は5年くらい前に聞いたイェルク・デムスの解釈を
不意に、まざまざと思い出した。
デムスは、この子守歌はマリアがイエスを抱いて歌っているものだ、
と語っていた。
だからテンポは、母親が赤ん坊を抱いてゆったりと歩くペースだ、と。
真夜中、暗いけれども穏やかな空に、月が出ている。
若い母親は赤ん坊を抱いて子守歌を口ずさむ。ささやかな、静かな幸福。
そこにだんだん、黒い雲がかかってくる、
それは赤ん坊の運命を暗示している
(我々も、この赤ん坊がこのあとどうなるかを知っている)。
若い母は窓からそっと空を見上げ、我が子の行く末を漠然と感じて、
平凡なひとりの親としての苦悩に胸をしめつけられる。
しかし何が起ころうと、すべては神の御旨のままにと彼女は真摯に祈る。
曲の終盤、空の雲が切れて、神の恵みのまなざしのような月が出る。
神様、どうか、この子をお守り下さい……。

今回の演奏会は、全体でひとつの物語になっており、
最後のフランクのヴァイオリン・ソナタに辿り着いて、
魂の救済のかたちが示されることになった。
素朴な人間として祈り続け、惑いの中で手探りを続けた者が、
このソナタの最終章で、ついに歓喜の中、天国への道を見つける、
……というのが、物語の結末だった。

通常、松本氏の出演される演奏会では、
合間に解説を交えたトークが入ることが多いのだが、
今回はアンコールの前までは、そのような雰囲気には全くならなかった。
私も、この音楽会には言葉は要らなかったと思うし、
教会という場所柄とも相まって、ただ音だけを捧げることが
もっとも相応しかったと思っている。
アンコールでは、『タイスの瞑想曲』で癒やしを与えられ、
最後に『美しきロスマリン』で温かく包んで貰って、
私にとって、実に満たされた気持ちになることのできた演奏会だった。

場所と、演奏者と、演奏曲目が、どれもピッタリと調和した、
素晴らしい2時間だった。
松本氏、上里氏、そして企画運営ほかの皆様、
本当にありがとうございました<(_ _)>。

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風邪  


思った通り、私も今朝から咽喉が痛くなり、
午後からはクシャミの連続で、今はもうひどい鼻炎だ。
誰がどう見ても典型的な風邪症状だ。

「そうそう。それが、お父ちゃんが通った道なのです。
……って、お前か!」
と主人が自分で自分にツッコミを入れていた。
そーだよ、そっちから来た風邪に決まっとるわ(^_^;。

そういう主人はきょうは随分とスッキリした顔つきになった。
まだ若干、鼻声ではあるが、峠は越えたという実感があるそうだ。
私も四日後にはあれくらいになれるか……(^_^;。

何にしても、私は数日前からこの事態を見越していたので、
既に荷造りも宿題も掃除もやってある。
明日の食料としても、なべにカレーが作ってある。
ゆえに、きょう明日は、私は、寝る(^^)。

研修の宿泊棟で私と相部屋になる方、ごめんなさい(爆)。
なるべくなおして行きたいと思っておりますが。
勿論、マスク持参で参ります。

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朝から洗濯して干して、まずは普通の段取りの掃除をして、
舅姑の墓掃除・墓参りに行って、帰り道に買い物をして、
昼前にピアノのレッスンがあってテレーゼを見て頂き、
買って帰ったサンドイッチを昼食にして、
午後からいよいよ旅行前の恒例「家じゅうの掃除」に着手→ほぼ完了、
それから晩ご飯用のカレーをこしらえて、御飯を炊いて、
夜6:45より、松本和将&上里はな子デュオ・リサイタル@流川教会。

きょう予定していたことが全部は出来ないのではないかと思ったが、
どうにかやりおおせ、めでたく一日が終わった。
最後をあまりにも美しい音楽で彩って貰えて、報われた。
どの曲も素晴らしかった。行って良かった(T_T)。
心に染みすぎて、ヤバかったくらいだった。

……週末は、もうちょっと「余白」のある日程で過ごしたい、
というのが今の希望だ(^_^;。

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主人の風邪ひき具合を目の当たりにしては、
私も危機感を募らせないわけには行かず、
きょうは朝から、来週の研修のための準備と荷造りをした。
今日明日で、もういつでも出発できるところまで片付けて、
週末は予備日として取っておきたいという計画だ。

幸い今年は、と二度も入院したお蔭で(爆)、
お泊まり用品はよくまとまっており、5泊6日分くらいは楽勝だ。
病室に必要だったゴミ箱を今度は持って行かなくて良いし。
何より、今回は病気治療よりよほど楽しいことをしに行くのだから、
出かけると言っても心の重さが全然違う。
……まあ、心軽やかにワクワクと、というわけではないがね(^_^;。

このあとは、研修先から出されている宿題をやって、
それから恒例の、「家じゅうの掃除」をしなくてはならない。
そこまで終われば、私の精神状態は大いに安定するし、
万が一、このあと風邪その他の体調不良に見舞われても、
せねばならないことがまだまだ残っている!と焦らずに済む。
一切を片付けて、至福の土曜日・日曜日を過ごしたいものだ。

追記:墓掃除・墓参りに行っておかねば!!
忘れていた。どんだけ不孝モノ(^_^;?

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・きょうの夕方帰って来た主人は、風邪ひき患者になっていた。
今朝出かけるときは何ともなかったのに、ひどい豹変ぶりだった。
昼頃から咽喉が痛くなったそうで、今はクシャミの連発だ。
思えば、去年もこの時期、主人がまず風邪を我が家に持ち込んだ。
私の目の前で、主人は派手にクシャミを繰り返し、
やがて、案じた通り数日を経てそれは私にウツった。
今年も同様の道を辿るのだろうか。
来週から研修に出かける私は、今、ウツされたくないのだが……。
しかし、来月初めにポゴレリチ来日公演があることを思うと、
いっそ今ウツって風邪を済ませておいたほうが良い、
みたいな考え方もある、……か???

・娘の行っている大学では、この週末に学園祭があるそうだ。
彼女は歴史サークル以外に、漫画研究の会にも入っているので、
学園祭中は、お客様の似顔絵を描くのが主な仕事になるらしい。
絵描きさんとして、接客している娘……、
などというものは私には到底、想像できないのだが、
一体、どんな絵を描いて、何の話をするのだろうか(^_^;。
近所だったら一般客を装って冷やかしに行くところだが、
いくら私でも、これだけのために東京に行くことは出来ない。
がんばれ、転娘みーちゃん。

・昨夜の私は、パソコンをやるより早寝することを優先したので
日記の更新もしなかったのだが、きのう書こうと思っていたのは、
友人某氏が、愛犬のトイプードルをトリミングに連れて行った話だった。
ちゃんと説明したのに全く違うスタイルにされた、と友人は憤慨していた。
いつもはテディ・ベア風の可愛い仕上がりにして貰っていたのに、
今回は担当者が変わり、ワンコがゴリラになってしまったそうだ(^_^;。
友人はその顔に大いに衝撃を受け、更に追い打ちを掛けるように、
その日の夕方帰宅した高校生の息子さんまで、
きもっ
と感想を述べたということだった。
それで私は昨夕ふと思いついて、
『愛犬 トリミング 失敗』で検索してみたところ、
これまた爆笑画像にたくさん出会えた。
ヤギ・五右衛門・サボテン・チキンナゲット・落ち武者、等々、
様々なものを犬から作ることができる、とわかり、勉強になった。
ポゴ氏のところのミアちゃんは確かマルチーズだったと思うのだが、
トリミング失敗でパパが気絶しそうになったことってあるのかしら(^_^;。

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束の間
久しぶりに何も無い日だった。
というより、意図的にそういう日にしたのだ。
なんぼなんでも、ここで一度くらい休暇(笑)を取らないと
脆弱なワタクシはシヌと思って。
来週はまた、1月から勤務する某社の採用時研修がある予定で、
1週間ばかり、本社研修施設で泊まり込みの生活をせねばならない。
それを終えて戻って来たら、もうポゴレリチ来日公演の週が来る。
なんと早いのだろう。
この調子では、老後なんかすぐだね(爆)。

『テレーゼ』
ベートーヴェンのソナタ第24番『テレーゼ』の第1楽章は、
テンポを落とせば最後まで通せるようになった。
もちろん課題はまだまた多すぎてどうにもならないのだが、
音の在処を指が覚えた、という段階までは来た。
かつて、『死ぬまでに弾きたい曲』にあげていたテレーゼを
まがりなりにも本当に弾くようになったのだなと感慨深いものがある。
この曲は世間では「愛らしい曲」という位置づけなのだと、
先日、友人某氏に伺い、私には結構意外だった。
いや確かに、史実としてはベートーヴェンが幸福だった時期に書いた曲、
ということになっているのだろうと思うのだが、
私はこれは、どうも、死んだ人間が死人語で喋っている音楽だと思えるのだ。
別に、ポゴレリチのケッタイな演奏を聴いたからそう言うのではなくて、
私は昔から、最初の和音だけでもう「あの世だね…」と感じていた。
ちなみに私は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の中では5番が一番好きで、
交響曲では6番が破格に気に入っている。
それぞれ、作曲年は『皇帝』が1808~1809年、『田園』が1808年、
そしてこの『テレーゼ』が1809年、ということで、
つまり私は、39歳当時のベートーヴェンと、大変気が合うらしいことが、
今更だがよくわかった(^_^;。
余談だが、森雅裕『モーツァルトは子守唄を歌わない』の舞台も、
設定は1809年だったっけ……。

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さすがにもう、TOEICがどんなテストだか忘れていた、
などということはなく、今回は何をすれば良いかをちゃんと把握し、
それなりに作戦も立てて、行った。つもりだった。

……が、できたとは言い難い(T_T)。

リスニングは、Part1から既に迷った箇所があった。
Part2では、出だしを聞き落とした問題もあれば、
出て来る応答の三つとも適切とは言えない気がして
「なんか聞き間違っとったんやね(T_T)?」となったところもあった。
Part3&4は、設問だけ先読みして聴くときは聴くことに集中し、
会話部分やスピーチ部分を聴き終わってから一気に解答して、
残り時間で次の問題に移って設問の先読み、…という方法にし、
聴きながら解答する作戦のほうは封印して臨んだのだが、
それで良かったのかというと、どうもやはり良くなかったかもしれない。
Part5とPart6は理詰めで解いたつもりだが、緩いところはあっただろう。
Part7も、『詰め上がった』感触が足りないままで妥協した、
という設問が、いくつか……。

今回のテストが易しかったか難しかったかは判断しづらい。
家で解いていた模試のいくつかよりは、易しかったと思うが、
公開テストは2011年の1月以来、初めて受けたので、
最近の傾向から見てきょうのがどういう難易度だったかは私には不明だ。

もうひとつ反省としては、家での勉強で毎回うんざりしたのが、
正しく解けているのにマークミスをする箇所が、
毎回、200問中1問は必ずあったことだ。
答え合わせをして、正解と解説を読んだら自分の考えた通りなのに、
マークシートではなぜか、ひとつズレた記号
(それも大抵、とんでもない、絶対に正解でないと一目でわかるヤツ)
をマークしている、……ということが、
私の場合、家での学習では毎回必ず一箇所はあった。
解答用紙だけを見ていれば良いPart2ではこれは起こり得ないが、
視線が問題用紙と解答用紙を行ったり来たりする、Part3と4で、
最もこういうミスを犯しがちだった。

それで行くと、きょうの本番もやらかしているのではないかと思う。
どう転んでも間違っている問題ならどっちでも良いのだが、
頭では正解しているのにマークミスをしている、
というのは勿体ないし、実に情けないことだ。
もともと良くない成績が、もうひとつ悪くなるぢゃないの(T_T)。
TOEICは、問題用紙には一切、書込をしてはならないという決まりがあり、
ほかの試験のように、問題用紙のほうの記号に○をつけておいてから
あとでまとめてマークシートに転記する、という方法が採れず、
その点も、私にとって僅かだが確実なネックになっていると思う。
今後は、マークミスをしないように自分を訓練する方法も、
もっと考えて行かなくてはならない。

しかしまあ、出来はともかくとして、なんとか終わった。
2年以上、ろくに英語をやっていなかったので、
現時点の駄目さ加減を、謙虚に受け入れるしかない。
TOEICという試験は、「やり慣れる」ということがとても大切なので、
これからは時々は受けるようにして、しばらく続けて行くべきだろう。
さしあたり、次回挑戦は、3月という予定にしておこうと思う。
1月の公開テストは、年末年始の休暇明けでさすがにヤル気が無いだろうし、
そもそも師走にポゴレリチを聴いて、私の頭は壊れているだろうから(殴)。

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<付:12月9日Web結果発表>(12月16日スコアシート着)
L480 R485  Total 965


Listeningは思った以上にしくじっていたようだ。
このスコアからすると、10個近く間違ったのではなかろうか(呆)。
一方Readingは案外うまくいってミス数個に留まったらしく、
これまであり得なかったL<Rという結果になった。
勤務先の規定で950以上を取ると時給100円UPというのがあり
(TOEIC900で報奨金100万円貰えるという某社から見れば、かなり慎ましいが・笑)、
最後に受けた2011年1月のスコア960は既に有効期限が切れていたので、
その点を満たすかたちで更新できたのは良かった。

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