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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



僕の英会話「放置したのは自民政権」 維新・橋下氏(朝日新聞)
『ゆとり教育を許してきたのは自民党政権だ。英語教育も、僕なんか10年たってしゃべれるのはグッドモーニングだけ。頭に来たので大阪市は小学校1年生から英語教育をやる。大阪市のこどもは高校卒業するまでに日常会話できる。国全体でやったらいいが、日本の英語の先生の職域を守るため、日本の教育委員会はやらない。英語の教員なんて(教員)免許なんかどうでもいい。アジアで英語をしゃべれないのは日本人だけ。僕も国際会議に呼ばれる。中国人も韓国人もベトナム人もタイ人も英語べらべら。僕だけ通訳がついている。みんなゲラゲラ笑いながら英語で会話している。僕は通訳入っているから1分後にゲラゲラ笑う。何でこんな人間になってしまったのか。日本の英語教師が英語をしゃべれないからだ。総入れ替えしたらいいが、教員組合は認めない。放置していたのは自民党政権じゃないか。(自民党政権に)もう一度戻すのか。僕は嫌だから、日本維新の会を立ち上げた。(福岡市内での街頭演説で)』

私は橋下氏の政治的な見解を総括したいわけではないし、
維新の会についても、賛成とも反対ともここには書かないが、
この英語教育に関する恨み節には、マイった(笑)。
日本の英語教育を改善しなくてはならない、
という点については、世の中の大半の人が反対はしないと思うのだが、
「未だに私がグッドモーニングしか言えないのは、自民党のせい」
というのは、やり過ぎでトンデモの領域に入っている。
渦中にある人は、なんとか有権者を説得したくて話に熱が入り、
論点を際立たせるために極端な言い回しに走るものだとは思うが、
ここまで行くと、10年も何やっとったオマエの英語が出来なさ過ぎだヴォケ(逃!)。


・よくわかってないのに投票するなんて無責任なことできない、
多忙過ぎて、各政党や候補者の主張内容を詳細に検討する暇がない、
……という本末転倒な人のために(!)、素晴らしいサイトが各種ある。
選挙前に見ておきたいサイト7選(www.さとなお.com)
特に、『自分の考えと一番近い政党はどこかがわかるサイト 3選』は
忙しい人のみならず、日頃から政治に意見を持っている人も含めて、
多くの有権者にとって役に立つサイトではないかと思う。
これらの設問を読んで答えることで、自分の考えを総点検できるし、
もし回答に迷う箇所があれば、そこだけ重点的に調べ直せば良い。
ちなみに、私の中には保守系の価値観も無いことはないのだが、
傾向としてリベラルなことが好きなのだそうで(そうだったのか)、
そして相変わらず、共産党との親和性が高い、ということが確認できた(爆)。
うぅむ、今の共産党は、…いや~、困ったな。どうするのがいいかね(爆)。
とりあえず、『道ひとすじ― 不破哲三とともに生きる』(上田七加子)を
買おうと思いつつ買ってないので、この際、買います(笑)。


・同時に、最高裁裁判官の国民審査もある。
私は、どこの裁判所より最高裁には馴染みだ。
なんたって国立劇場の隣だかんね(殴)。
……などという、不謹慎な話はこの際、ナシにして、
日頃から、最高裁の司法判断に強い関心を持ち判決全文を読んでいる、
という人は、そんなに居ないと思うが、違うだろうか。
しかしこういう機会に改めて眺めてみると、最高裁において、
様々な経歴の裁判官が、それぞれの考えを表明していることがわかる。
最高裁裁判官国民審査の参考資料(BLOGOS)
などをとっかかりに、共感あるいは反感を強く覚えた判決があれば、
自分なりに検索して、考えてみると良いかもしれない。少なくとも、
「うちの名字と、よう似た人がおったけ、ありゃ?思うてのぅ」
などという、かつての、うちの舅みたいなチェックポイントは駄目だし
(そんな理由で何か印をつけられた裁判官は、たまったもんじゃありません)、
「よーわからんので、とりあえず、一番最初の人にマルつけといた」
という、どっかのおかーさんみたいなことをしないように、
お互いに気をつけたいものです(^_^;
(辞めて欲しいと思う裁判官に、×をつけて意思表示するのが本当です。念のため。
残って欲しいと思う裁判官の名前の上には、何の印もつけない)。

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