転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



実家に行ったら、カニが来ていた。
家の中にではなく、きょうのカニはガレージの外側に居た。
私が到着して、外からガレージのシャッターを開けると、
カニも一瞬、中に入って来るような動きをしたが、
立ち止まって私を見上げ(たように思った)、
しばらくカニなりに思案し(たように見えた)、
それから、横向きに後ずさった。
こいつは、前に紹介したことがあるが、梅雨明けに家の中に出るヤツだ。
梅雨入り前に、家の周りをうろうろしているとは、知らなかった。

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広島市のサイトにあるCOVID-19に関するデータを見ると、
新規感染者が最後に確認されたのは5月2日で、
3月6日の第1例目以来約2ヶ月間に、市内で合計84名の感染者が発生したが、
5月30日現在、うち80名が既に退院している。
国の定めた「PCR2回連続陰性」という退院基準を満たしていないのは
残り4名のみとなっており、そのうち人工呼吸器装着数は0である。
4月半ばに社会福祉施設のクラスターが発生したときは
急激に感染者数が増えて、市内の緊張感も高まったが、
その後は比較的順調に経過したように思われる。

次の流行の波がいつ来るかは不明だが、北海道の前例や、
東京や北九州市の現状を見る限り、それはそう遠くないことだろうから、
外の用事を済ませるなら、今が束の間のタイミングかなと思っている。
私自身は、アウトドアを楽しんだり観光に出かけたりする気は無いが、
久しぶりに頼山陽史跡資料館を一度覗いてみたいな、とは、思っている。
それと、6月からは漢詩の会も月2回ペースで再開されるとのことなので、
ちょうど会社の仕事も減ったことだし、また出席しようと考えている。
しかしそれらも勿論、状況次第だし、
引き続きStayHomeを基準に過ごす予定は変わっていない。

政府が緊急事態宣言をして、皆で外出自粛して一斉に籠もっていれば、
伝染病は止まる訳だが、経済を回さないと社会が立ち行かないので、
小規模な感染は許容しつつ、世の中の活動を戻して行くしかないだろう。
人が動き回れば、どうしたって感染者数は再度増えていくから、
それに対処しながら社会を止めずに踏みとどまるのが目標だが、
指数関数的増加が明らかになれば、また外出自粛要請をされることになる。
感染状況も経済状況も、どのあたりまでが許容範囲か、
というところが今後の問題で、当面は注意しながら、
各自やれることをやってみるほかないだろう。

*************************

ときに、昨日は航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が
東京の上空で、医療従事者に敬意と感謝を表す展示飛行を行った。
都心上空での展示飛行は、1964年10月10日の東京オリンピック開会式、
2014年5月31日の旧国立競技場お別れイベント、に続いて今回が3度目だったそうだ。
一定の気象条件が揃わなければこうした飛行は実施されないのだが、
昨日の東京は天候にも最高に恵まれた。

ブルーインパルス、都心上空飛び医療従事者に敬意と感謝 By Tadayuki YOSHIKAWA

ここまでの国内COVID-19対応に中心的な役割を果たしてきた、
自衛隊中央病院、都立駒込病院、都立墨東病院、都立荏原病院、
それに国立国際医療研究センター、の計5病院の上空を二周する飛行ルートで、
その間に撮影された写真や動画が多数、TwitterにUPされたので、
私もほぼリアルタイムで、束の間、それらに見入った。
5月の青空に、6機編隊のブルーインパルスの真っ白なスモークが実に鮮やかだった。
銀座和光の鐘が鳴り始めると同時に、6機が上空を通過する映像もあった。
最後にスモークで出されたモールス信号は「thank you」であったとのことだ。

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「特別定額給付金」の案内が、きょう我が家に届いた。
用紙に、筆頭者の主人が自署・捺印し、振込先口座を指定し、
本人確認と口座確認のため指定された書類のコピーを同封して返送する、
という手続になっている。
私はこの10万円を元手に、主人の書斎コーナーの壁面を充実させ、
更に、可能ならばダイニングの家具にもちょっと手を入れたい、
と、インテリア計画を立てている。
一昨日、第2次補正予算案が閣議決定されたので、
もし追加で給付金が出るなら、キッチンの収納棚の扉なんかも付け替えたいものだ。
……こういう妄想がいちばん楽しいわね(^_^;。

実家にも両親分の案内が届いているかもしれない。
うちに来たのだから、そんなに時間差なく両親宛のも発送されているだろう。
両親は普段は某老人ホームで暮らしているのだが、
住所は動かしていないので、あらゆる案内は実家に届くのだ。
今週末は神社の用事があるので、ついでに実家に寄って見て来よう。
届いていたら、ホームに持っていって、
父に署名捺印して貰い、どの口座を希望するか確認しなければ。
ホームはまだ面会禁止だが、対面せねば果たせない用件のあるときは、
家族のみ、検温と手指消毒、マスク着用のうえ、
時間制限付きで居住フロアに入ることが許されるのだ。

両親はこの給付金で何を買いたいと言うかな。
本音は勿論、「美味しい肉が食べたい」だとわかっているが、
今の世の中の状況では外食が難しいし、
差し入れも、父の糖尿病の件を考えるとどこまで許されるか。となると、
「買いたいもんなんか、もう、なーんもあらへん」
と言いそうな気がするが……。
もし本当にそう言ったら、新しい服を買うのはどうかと言ってみよう。
服を新調する機会など、ホームでの日常の中には無いだろうから。
二人それぞれに、きれいめ普段着を、何点か。

一方、母は例によって「アベノマスク」が来るのを待ち続けているのだが、
こちらは未だに音沙汰がない。
私がいつぞや送った新品の市販ガーゼマスクのことは既に母の記憶になく、
母はひたすら、政府から支給される布マスクを楽しみに待っている。
うちに先に届いたらホームに送ってやろうと思っているのだが、
我が家にもまだ来ていない。


後日記:特別給付金は結局、主人の口座には6月23日に、
父の口座には6月26日に振り込まれていた。

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先週、ダイニングの壁に取り付ける飾り棚を買った。
入居して以来13年、この壁に何かしたいと思いつつ、
額でもないし鏡でもないしと迷い続け、
ついにコレクションケースに決めた。

と言っても、実は肝心のコレクションが、無いのであった(爆)。
私は元来、器モノに関心がない。
結婚したとき官舎の主人の部屋にあった食器類を、未だに愛用しているほどだ。
その食器一式は、元々、主人が就職するとき自分の家から貰ってきたもので、
以来、転勤のたびに梱包して持ち歩いたのだが案外壊れもせず、
今に至るも、我が家の食器であり続けているのだ。
しかし、せっかく良いコレクションケースを手に入れたのに、
全くカラのまま、壁の飾りにしておくのも妙なので、
手持ちの食器の中から、とりあえず見栄えの良さそうなものを選んで飾った。
見る人が見たら笑う、自称コレクションケース、である(逃)。

そのような中にひとつだけ、ブランド食器と呼べるものがあった。
それは、私が若い頃、歌舞伎仲間のおばちゃまから誕生日プレゼントに貰った、
英国ロイヤル・アルバート「フラワー・オブ・ザ・マンス」の「7月」。
最初はカップ&ソーサーとマグカップのセットだったのだが、
残念ながらマグカップのほうを割ってしまい(=良い食器に限って割れるのだ)、
今や一客のカップ&ソーサーだけが生き残っていたのであった。

飾るのに一客だけというのは残念なので、せめて対にしたいと考えて、
ネットでロイヤル・アルバートを検索してみたら、
フラワー・オブ・ザ・マンスのシリーズはとっくに廃盤になっていたことが、
遅まきながらわかった。
しかし人気商品だっただけあって、中古品が各種、売りに出されていたので、
状態や色のバランスを考え、「8月」のカップ&ソーサーを購入した。
これで、一応、コレクションケースらしい雰囲気が、出た(^_^;。

ちなみに、これを探しながら各種洋食器のページを眺めていたとき、
「へ~、こういうのなんか結構、格好いいじゃん!」
と、とある写真に目が留まり、詳細を見ようとクリックしたら、
ドイツのマイセンのカップ&ソーサーで、一客10万円超(驚)!
「あ、インテリア的には絵皿も良いかも!?」
と濃い色合いのフレンチ・アンティークをクリックしたら、1枚45万円!!

どんなド素人が見ても、本当に良いものは、本当~~に良いのだ、
と、つくづく、わかりました!!

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ラジオ講座に関しては、5月はほぼ皆勤だった。
これほど楽しくやり甲斐のある語学学習は久しぶりで、
ようやく自分のペースで生活できるようになったのだと日々実感し、
ラジオをつけるたびに心から有り難く思った。
今の私にとって語学は100%、趣味である!
仕事上の必要性もまだ皆無ではないが、ほとんど真剣なものではなくなった。
しばらくは気の向くまま、こういうシンドくない道楽語学を満喫したい。

フランス語は「応用編」のレベルが今の自分にぴったりで、
warm upとして毎回最初にやらされる四桁の数字の書き取りや、
ポイント解説とその後の「確認タイム」など、実に、やり甲斐がある。
これからは更に本文の音読を頑張りたい。
「入門編」は易しいが、テキストを見ずにやるとところどころ間違える。
音声だけで本文の書き取りをやったら、綴りのあやふやなところが
結構多いのではないかと思う。
放送時間に聴くだけでなく、入門編も大切にして予復習をしなくては、
と思っている。

スペイン語は私の力では「入門編」がちょうどだ。
しばらくスペイン語など全く触れずに過ごしていたのだが、
フランス語の基礎がいくらかでもあるので入りやすいし、
一定の学習経験のある言語は、完全放置していても、
過去にやったことが無になる訳では無い、と実感もできた。
「中級編」は文法力の点では及ばないレベルなのだが、
日本文化をスペイン語圏の人に案内するという通訳ガイド的な内容で、
特に5月は国立文楽劇場が舞台で、『菅原伝授手習鑑』を扱っていたため、
私の古典芸能趣味も満足させて貰うことができ、大変面白かった。
スペイン語は以前同様、「息抜きの第3外国語」として楽しむつもりだ。

某英会話スクールのオンラインレッスンもあれから1度受けた。
以前から習っていてよく知っている先生のレッスンだったので、
直接会話している感覚がわかっており、違和感はなかった。
自宅ほか端末のある場所で、50分の自由時間が確保できれば受講可能なので、
これなら今後も続けられると思い、来月の予約も入れた。
しかし、もし実際に一度も直接に会ったことのない先生と
オンラインのみでレッスンが続けられるかというと、私は自信がない。
やはり直に対話するというのは、それだけでとても濃い働きかけになるので
語学学習は、私の場合、スクールでの対面レッスンが最善だ。
オンラインだと画面越しのぶんだけ、こちらに訴えかけるものも弱くなり、
学習者としての私に普段以上の熱意と集中力がないと、
同じことを習っても、表面的に経過して終わってしまいそうな気がする。
その意味では、今後フランス語やスペイン語、あるいはクロアチア語!などを
私がオンラインレッスンのみで学習したいかというと、今のところ「否」である。
オンライン学習に慣れれば、解決できるのかな……??

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私にとっての王道は薔薇だな、といつも思っている。
気分を上げたいときは、薔薇。
このところ、私なりに期するところがあるので、この花にした。

きょうの午後、会社のマネジャーと話して、
臨時にではなく今後ずっと、出勤を月2回だけに限定して貰うようにした。
この機会に退職するのでも私は良いと思っていたのだが、
マネジャーが一応(^_^;引き留めてくれたので、
一回最大3時間までの勤務を月2度のみ、と決めた。
コロナ禍が一段落すれば、きっと新人が雇われるだろう。

これで、今までより自分自身と身近な周辺のために費やす時間が
確保できそうな見通しが立った。
今年と来年は天中殺ではあるし、この機会に職場からは事実上退いて、
実家の片付けと自分の終活をメインにした生活に入りたいと思っている。

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昨日の夕方、二ヶ月ぶりにヘアカットに行った。
あと2日で、全国的に緊急事態宣言が解除される見通しだったし、
広島市に関してはこのところずっと新規感染者が出ていないので、
日常的に普通に市中感染を起こす状態ではないだろう、
と判断して、出かけた。

美容室ではお客さんは皆マスクをつけているように言われ、
マスク着用のままシャンプー&カット、美容師さんもマスク姿で、
髪が仕上がると、お店のほうから新しいマスクを1枚渡され、取り替えた。
確かに、施術中につけていたマスクには、細かい毛がたくさんついていた。

髪が伸び放題だったので、カットして貰って大変スッキリした。
会社に行っていないのでヘアマニキュアはずっとサボっているのだが、
白髪を全く染めていないと、私の頭はグレイヘアではなく、
黒髪の間に、まとまった白い箇所が不規則に出現していた。
特に、これは四十代からそうなのだが、後頭部の途中に
はっきりと真っ白になった大きめな毛束がひとつあって、周囲は黒いままなので、
まるで、黒猫の背中に部分的に丸く白い模様がある、みたいだった。
まさに、思い出すんだよねぇ、昔いたキジ猫ミーコちゃんの腰にも、
遠目にも目立つ、こんな、白いところがあった……。

家にいるだけなら全然構わないのだが、さすがにこれで仕事に行くとしたら、
お客様は私の後頭部についている白丸模様が気になって、話が全然入って来ない、
という状態になるかもしれない(汗)、と思った。

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主人の部屋には、一角に小さな書斎コーナーがある。
マンションの造りとしては、クローゼットにしても良い場所だったのだが、
入居の際、主人はここに自分の机と本棚を設置することを望んだ。
写真には写っていないが、向かって左側の壁から向こうが
一面の、天井までの本棚になっている。
ドアや間仕切りはないが、三方+αを囲まれており、
ちょっとした基地みたいな空間で、なかなか良い。

なのに彼は、最近はここが散らかって来たので使いたがらなくなり、
ダイニングや、私の部屋に来て仕事をすることが多くなった。
昔、実家にいた猫のチー子が、貰った段ボールに
いろいろなものを持ち込んだり中で食べたりして汚した挙げ句、
洗濯したてのフェイスタオルが入れられているバスケットに、
入り込んで寝ることを習慣にしていたことがあったが、
なんとなく、ころもんの行動には同じ匂いがする。

片付ける人間は、そもそも言われなくても常に片付けているのであり、
片付けない人間は、よくよく一念発起したときしか片付けないものである。
ゆえに私は、家族に「片付けたら?」と言うことは既に放棄している。
かわりに「片付けるからね!」とある日、宣言して、私がやる。
果たして今回も、ころもん氏は「お願いします<(_ _)>」と私に一任した。
わかっているとも、ころもん氏はあまりにも忙しいのだ。
本当は整理整頓する能力があるのに、
それを実行するだけの自由時間が足りないだけなのだ。
私も忙しかったから、よくわかっているとも!
だから今は、時間のある、掃除大好きな私が、かわりにやるのだ。

これまで、コタツを出すときにローテーブルの上を整理したり、
カーテンの付け替えの際にTVボードまわりを一掃したりしたが、
見られて困るものは置いていないらしくて、彼は抵抗したことはない。
きょう、私は、彼の書斎、というか基地に恐らく10年ぶりくらいに手を出した。
せっかく自分専用基地があるのに、
「今、処分の仕方を考えるのは気乗りがしないもの」
をとりあえず置いて置く場所、として使っているとは、一体どういうことだ。
ここは本来が書斎だ、仕事をするためのスペースなのだ!!

ということで、まずは、机の上や下にうずたかく積まれていたものを
一切合切、別の部屋に運び出して、分類するところから開始した。
「すべてをカラにして、イチから始める」のは片付けの大原則だ。
どんなに面倒でも、まず全部さらえて現場から出すのが第一歩だ。
奥や下のほうに沈んでいる有象無象に目をつぶり
手前だけ見栄え良く並べ直しても、どうせ短期間で元の木阿弥になる。
そんなものは整理整頓ではない。

私自身は、少なくとも、片付けが億劫ではないという自負があるから
敢えてこうして大上段に構えて言っている訳だが、
部屋がうっそうとした感じになるときというのは、
まず、身近に置いている紙類の量が多すぎる。
見返す機会など現実には無いような、レシートや説明書き、チラシ、
旅行で貰ったリーフレットや出張時の会議資料などを、
不規則にいろいろなものの間に挟んで、ただ、持っている。
いつか要ることがあるかも、という漠然とした不安から捨てられないのだが、
ゴミ山の底に陥った書類など、金輪際、二度と活用などされるものか。

それから、空き箱を捨てていない。
道楽者のフィギュアなど、箱そのものに価値のある場合はまた別だが、
パソコン・スマホ・モバイルバッテリー・デジカメなどを買ったときの箱を
中途半端に取説や保証書だけを中に入れたまま、残している。
本体を箱に入れて仕舞う機会など二度とないのに!
取説や保証書は購入年月日を書いて一括してファイルにまとめ、
緩衝材は捨て、箱は畳んで資源ゴミの日に出すべきなのだ。
買ったときの空き箱をとっていなくて困ったことなんか、
転勤族時代でさえ、一度もありません!!

平成20~30年の、何かの会議の出欠連絡のファックス済み用紙など、
どう考えても要らないに決まっているし、
10数年前からの某銀行の「お取引レポート」集も、もはや用済みであろう。
これらもまた有力なゴミ候補として、ひとまとめ。
公務員時代の辞令も何枚も出てきたが、記念に取っておくにしては無造作な。
捨てるにしのびないなら、ちゃんとファイルして別にしておかなくては。
その他、膨大な量の名刺、会員カード類、ペンやクリップ、ハガキに手紙、
レシート、食べログからプリントアウトした地図各種、美術展の半券、写真!
私はそれらを種類別にまとめ、あるものはゴムで束ね、
またあるものは仕切り容器に分類して入れ、紙類はバインダーに綴じた。

半日を費やして、だいたい、要るもの・要らないものの仕分けが完了した。
「要らないもの」については、最終的にころもん氏のチェックを受けた。
期限の切れたパンフレットや、既に使っていない家電の取説などは
資源ゴミ用にくくり、個人情報の入っているものはシュレッダー行きに。

見よ、秘密基地は、ここに、広々と蘇った!
私は隅から隅まですっきりと片付いた机を、丁寧に拭き清めて、
それから、納戸に残してあった先代のパソコンを出してきてつないだ。
このマシンは、去年、動作が若干遅くなり、コト切れる前に、
というか増税前に、と思って新しいものを買って取り替えただけで、
別段、どこかが壊れているワケではないのだ。
通電してみたら、果たして、普通に立ち上がった、が、OSがWindows7だった。
使えるが、サポートは1月で終わっているから、あちこち脆弱で、危険だ。
もしこれをWindows10にアップグレードしたいと思うなら、
有償で、Windows 10 Homeをダウンロードせねばならない。
ケチなころもんは一言のもとに「有償版なんか要らんよ」と却下した。
「そのままで、ワープロ(一太郎)としては問題ないもん」。
「プリンターは共有だしね!」
と私が言ったら、
「駄目よ、プリンターに飛ばそう思うたらネットに繋ぐことになるじゃん!!」。

Windows 10 Homeのダウンロード版は、およそ13,000円ほど。
例の給付金10万円がいずれ入るのだし、この際、いいじゃないか、
と思わないことはなかったが、古いパソコンをバージョンアップしても、
あまり将来性のある話ではないから、捨て金に近いのかな。
私としては、ころもん氏が今後ももし、私の部屋で仕事を継続されるのであれば、
私がこの秘密基地を譲り受けたいと思ったのですがね……。

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絵とフラワーベースを、私の部屋の空いていた壁に飾った。
どちらも、20数年前、転勤で神戸にいた頃に購入したアイテムだ。
デザイン的に気に入って買い、主人も「この絵、嫌いじゃないよ」と言うので、
それなら、いつか、いつの日か、マイホームを手に入れたらきっと飾ろう、
と思い続け、箱に入れたまま転勤に連れ歩き、ほとんど四半世紀。
ようやく、彼らにしかるべき場所を与えてやることができた。

厳密に言うと、現在の私のインテリアの趣味より、これらは若干、華美だ。
30代になりたての私は、今よりもっとロココ趣味で、
白を基調に金で縁取りした系統のインテリアが好きだった。
デコールも、エンジェルやリボンなどに、子供時代以来の憧れがあった。
今、年月を経て50代も後半になりつつある私は、むしろダークブラウン系の、
濃くて暗めな色調、かつ猫足などでない真っ直ぐなラインの家具が好みになり、
近年になって購入したものはだいたいそれ系なのだが、
そうなってみると、せっかく念願かなって官舎を出たというのに、
こうした昔のアイテムの行き場は、見つかりにくくなってしまっていた。
それで、若かった日の記念に、私の部屋にこの類いのものを集めることにしたのだ。
時計も20年近く前に買ったもので、オーバルの縁取りに薔薇の細工があり、
現在なら選ばないようなスタイルだが、こうして見れば、
絵や壁掛けフラワーベースともテイストが合っていて、
これはこれでアリかな、と思うことができた。
こうなってみると、壁紙がいかにも「マンション」な白ビニールクロスなのが
残念な気がするが、まあ、そこは初老の私にとっての「いつか、いつの日か」
という新たな夢として、取っておこうかと思う。

ちなみに、これらの華美な品々、お値段は全然高くなかった。
今は服飾に一本化しているOTTOが、まだ輸入インテリアを扱っていた頃に、
こういうものをカタログに掲載していたので、私はそれを見て買ったのだったと思う。
絵だけは、当時の私として清水の舞台レベルの、2万4千円だった記憶があるが、
フラワーベースは数千円だったと思うし、時計は別の輸入雑貨の店で買ったのだが、
これも5千円するかしないか、くらいだったと思う。
いずれも、本式のフレンチアンティークだったら驚くような価格がついているものだが、
なんちゃって姫系になると、道楽の範囲で手が出せたのである(^_^;。

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4月の血圧の定期検診をサボった、……というかコロナの騒動で延期したので、
昨日、某内科へ行ったら採血があり、今日の午後、結果が出た。
この内科ではだいたい半年に一度、健診としての血液検査をされている。
今回は、外出自粛で極端に外へ行かない1か月半を過ごした挙げ句だったので、
運動不足からとんでもない値になっていたらどうしようと思ったのだが、
別に体重も変わっていなかったし、検査結果にも大した影響は無かった。
体質というのは、良くも悪くも、どうしようもないものなのかもしれない。
半年前との比較では、数値に多少の上がり下がりがあったものの、
いずれも過去に経験したことのある値ばかりで、全体として変化はなかった。

食後5時間での採血で、成人病関係で注目する項目に関しては、
GOT20(前回21)、GPT16(前回11)、γ-GTP14(前回10)、
血糖91(前回83)、HbA1c5.2(前回5.4)。
総コレステロール223(前回221)、HDL-C65(前回70)、
LDL-C139(前回135)、中性脂肪111(前回79)、尿酸5.9(前回5.5)
ヘモグロビン13.4(前回13.2)、クレアチニン0.68(前回0.66)。
蛋白や電解質、血球成分関係は特段、問題なし。
脂質関係改善のためには運動が必要だ、という反省は常にしているので、
オンライン・エアロビクスを今後も頑張ろうと思った(汗)。

ときに、この内科でも新型コロナウイルス感染症に配慮したと思われる、
いくつかの変化があった。
入ってすぐの、待合室手前のところに消毒液があり、
受付には透明のビニールカーテンが下げられ、
出入り口のドアは開けたままで常に換気され、
待合室では言われなくても皆が間を空けて座っていた。
10人ほどの患者さんと会ったが、全員マスクをつけていた。
診察室では荷物置きの籠が撤去され、以前は毎回あった聴診もなくなっていた。
接触と「3密」を避ける手立てが、いろいろと取られていることがわかった。

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