まだ軽い腹痛が残っているが、全身状態はかなり良くなった。
掃除や洗濯をする気力があるか、パソコンを開く気分になるか、
といったあたりが、私の元気のバロメーターだ。
ちなみに料理をつくる気は、いつも全くしないので、基準にならない。
とにかく今回の腹痛は急激に来たのでビビった。
水曜日の午後2時くらいからと、時間も特定できるくらい、
下腹部のモヤモヤが上腹部にいたる圧迫痛に発展して、
一瞬だが救急車を呼ぶべきだろうかと思ったくらいだった。
全く「赤い水洗のシャア」の気配もないのに、とにかく痛かった。
えらいこっちゃ、どないしたろうかと悶絶寸前だったのだが、
また運の悪いことに、そのとき、我が家には、
なんとエアコンの取り付け業者が来ていた(爆)。
業「化粧カバー、つけますか」
私「なんですかそれっ!」
業「こう、管の上をカバーするものなんですけど」
私「どっちでもいいですっ!」
業「とりあえず、つけたら有料になるんですが」
私「じゃあ、要りませんっ!」
業「梁の部分なんで、ちょっと湾曲しますけどいいですか」
私「どうなろうと構いませんっ!」
と、業者さんに対し、午後2時以降、豹変して、
ひどく、つっけんどんなオバさんになった私だった。
彼らが到着して玄関に迎えに出たときには、
「暑いのにすみません~♪お世話になります~~♪」
と上機嫌だったのに。
しかし、どんなにいぶかしく思われようが、
お兄さんたちに愛想をしている余裕はもう全然無かったのだ。
我慢していると、腹痛のあまり冷や汗が出て来て、
『ショック状態に陥る腹痛はヤバい』、
という、いつもの不要な医学知識が私の脳裏を駆けめぐった。
ああ、私は急性膵炎か胆管破裂でこのまま倒れるのでは。
またこんなときに限って、来たお兄さんたちの手際が悪いのか、
うちのマンションの壁が変なのか、
それとも主人の買ったエアコンが不良品だったのか、
何か知らないが取り付け工事はなんと3時間もかかった。
しかし、何が幸いするかわからないもので、
その3時間の間に、不思議なことに私の腹痛は
だんだん、軽快して来たのだった(^_^;)。
そして、お兄さんが帰った頃、私の腹痛のピークは過ぎていたが、
今度はあまりにも体がだるくなっていた。
それで熱をはかったら38度あった。
もう夕方だったので、そのまま一晩をやり過ごし、
昨日の朝、どうにか起きて、近所の内科で診て貰ったところ、
『即座には原因菌の特定は無理だが、キャンピロバクター腸炎を疑う』
という診断だった。
発熱と腹痛があること、必ずしも下痢を伴っていないこと、
等々から、鶏肉やハム等の食あたりの一種ではないか、と。
二日前の夕食のメニューは既に思い出せない小さなアルツの私なので、
そういうものを食べた可能性があるかどうか、
訊かれても答えられなかったけれど。
私は痙攣性イレウスや骨盤腹膜炎を真面目に疑っていたのだが、
「クラビット200ミリでそんなものがなおったら、苦労は、せん」
と、帰宅した主人は吐き捨てるように、言った。
ったく失礼な(--#)。
誰のお陰で無事にエアコンがついたと思てんねん。
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