転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



【速報】広島市が64歳以下のワクチン接種計画発表(中国新聞デジタル)
『新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、広島市の松井一実市長は30日に記者会見を開き、7月1日から一般接種となる12~64歳に接種券の発送を始めると発表した。』『対象者約77万人を年齢で3段階に分け、50~64歳は1日、40~49歳は3日、12~39歳は5日から配り、14日までには全員に届く予定。基礎疾患があるなど優先接種の対象者は接種券が届き次第予約を受け付け、7月初旬に接種を開始。それ以外の人は31日から予約を受け付け、8月初旬に接種を始める。』

主人と私は50~64歳のグループで、基礎疾患ありに該当するので
(主人=慢性肝臓病+糖尿病、私=高血圧で通院&服薬管理中)、
優先接種の対象者になり、接種券が届き次第予約できる。
記事の通りなら7月初旬から接種を受けられる筈だが、
予約の電話やネットが繋がらない問題が、やはり起こるだろうか(汗)。
予約が開始されても、空いている日が無ければ打てないわな(汗)。
また、かかりつけ医ならワクチンはファイザーだろうから、
1回目と2回目の間を3週間空けることを考慮し(モデルナなら4週間)、
それぞれ、接種当日と翌日は副反応で寝込んでも大丈夫なように
できるだけ仕事を入れないよう、予定を組むのにも工夫が要る。
まあ年寄りはそんなに熱など出ないことが多いらしいので、
案ずるより……、となるかもしれないが。

何にしても、どうにかここまで漕ぎ着けたことを喜びたい。
すぐに予約が取れるのならば、秋祭シーズンには免疫がついているだろうし、
少々遅くなっても、今度の年末~正月行事は、
去年よりは、ずっと安心して取り組めるだろう。
勿論、接種が終わってもマスク着用・手洗い励行・3密回避は継続するし、
デルタ株などウイルス量の多い(=感染力の極めて強い)変異株があるから、
当分の間は私個人は警戒を緩めるつもりはないが、
ファイザーとモデルナのワクチンは、変異株に対応する中和抗体もつくるので、
mRNAを接種してあれば、かなり心強い。

日本で承認されているもうひとつのワクチンであるアストラゼネカは、
1回目アストラゼネカ+2回目mRNAというふうに組み合わせて打てば
変異株にもかなり強いことがわかっており、
このワクチンが、JCRファーマとアストラゼネカとの契約により、
日本で国内生産できる状態にあったことは大変幸運だった。
更に、非常に有望視されている米国ノババックスのワクチンも、
日本では武田薬品が国内生産することに先日、決まった。
また、塩野義が国産ワクチンを進めると発表したし、
中外製薬は新型コロナ治療薬の製造販売承認申請を厚生労働省に行ったところだ。
今後はwithコロナのままでも、随分と選択肢が増えて、
これまでよりずっと明るい状況になるのではと諸々、嬉しく思っている。

……心配なのは、オリンピック・パラリンピックで東京がどうなるか、
そこから感染が広がって全国的にどこまでどうなるか、……だな。
今後は、感染拡大VSワクチン接種推進という、時間との競争になる訳だ。
とにかく我々ひとりひとりが感染しないよう、更に注意するしかない。
感染力が最強のデルタ株については、勿論「会食」等のマスクを外す場が
最大の感染リスクとなることは変わっていないのだが、
その傍ら、買い物程度しか外出機会のないテレワーク族の感染例もあり、
場合によっては「スレ違っただけ」でも感染する勢いと思われる。
今まで大丈夫だったから、……は、もう全く通用しないと思うべきだ。
これまで以上に対策を徹底させるしか(大汗)。

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・花を買った。オレンジバラの花束。
そろそろ室内でも気温が高くなるので、
生花を飾るのはこれでシーズン最後か。
次は秋になって涼しくなるまで、しばしお休み。

・Twitterを見ていると、新型コロナのデルタ株のウイルス量は
1年前に我々が「新型コロナ」だと思っていたものの数千倍にもなり、
感染力が飛躍的に上がっていることが、Ct値の変遷から感じられた。
変異とは大したものだ。ウイルスが加速度的にヒトに適応している。
2020年の春、最初に新型コロナの話題が出たときに、
「スレ違ってもうつる麻疹なみの感染力でなくて良かった」
と思ったものだったが、感染経路の性質の違いはともかく、
うつりやすさではだんだん、それに近くなって来た。
このあと、デルタ株は東京など大都市圏から本格的に流行が始まるだろうから、
広島に波及して来るまでには、少し時間差があるのではと思うが、
今のうちに外の用事は済ませておくべきかもしれない(汗)。

・この夏も娘の帰省は無い予定だ。
ワクチン接種が進めば、年末は巧く行けば二年ぶりに帰って来られるだろうか。
娘の部屋に一時期、収集日を待つ大型ゴミを置いていたので、
まるで納戸のようになっていたのだが、先日、ようやく片付いた。
娘が小学生の頃読んでいた本は、神社の総代長さんのお孫さんに譲り、
段ボール3箱分の本が退いて、本棚も結構スッキリした。
眺めていると更にあちこち捨てて整頓したくなる。
二年も帰っていない部屋など、娘本人だって何が置いてあったか覚えていまい。
古い本や衣類、高校で使っていたノート類、その他、捨てても大丈夫なのでは。
もしも実際に帰ってきてから、
「おっかしいな~。○○が見あたらないな~」
と娘が言うようなことがあっても、その頃にはきっと私のほうも、
当該のものを捨てた自覚がなくなっているので、
「よう探しんさいよ。どこかに入っとるんじゃないん?」
などと自然に(爆)言うのではないだろうか。

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ワクチン「首都圏優先で」 河野担当相に埼玉知事(産経新聞)
『埼玉県の大野元裕知事は28日の記者会見で、新型コロナウイルスのリバウンド(感染再拡大)の予兆があるとして、首都圏へのワクチンの配分を優先するよう河野太郎ワクチン担当相に要請したと明らかにした。』

やっと話がここまで来たのか!
先に東京をやれば?』と私が書いたのは、今年の3月7日だ。
私は最初から、大都市圏から集中的に潰して行け!という考えだった。
離島で高校生まで接種が終わっても、日本全体には何の影響もないが
東京の若い社会人や働き盛りの罹患率をしっかり押さえ込めるならば、
それだけで、地方都市も含めて日本各地のコロナはたちどころに下火になる。
過去のデータからそれは明らかだろう。
緊急事態宣言その他で東京の感染者数が減れば、地方も減ってゼロにさえなる。
宣言解除で東京が増え始めると、それが染み出すように時間差で地方に広がる。

「東京から来るウイルスが激減する」のは、日本全体にとって大きなことだ。
一極集中を逆手に取っての、効果的な対策が可能なのだ。
地方のコロナはそもそも、大都市から運ばれて来るものだ。
人もまばらな山奥で、いきなりウイルスが爆誕したりしない。
東京など首都圏、その他の大都市圏が軒並みワクチン接種で「大丈夫」になれば、
地方にコロナウイルスが来る頻度は確実に下がり、
広島程度の街ならば、一定の自粛だけでハッキリと感染拡大速度が鈍って来る。
各地方のワクチン接種は、そうなってから落ち着いてやれば良い。

ましてやこの夏は東京五輪があるのだ。
日本がどうなるかは、つまりオリンピック・パラリンピックの騒動を契機として、
東京が感染爆発するか・しないか、それだけにかかっている。
東京が鉄壁になっていれば、それこそ「安心安全の五輪」なのだ。
なぜ、そーゆーふーに割り切って、合理的に考えないのかっ。
全国に等しく薄~くワクチンを配っても、公平だから気分が良いだけで、
その実、五輪対策になど、ろくになっていない。
効果が上がるのに時間がかかり、無駄が多いだけではないか。

まさか、埼玉県知事がこの話をさっき思いついたのでもあるまいに、
私でさえとっくに考えていた程度のことが、こうして表に出て記事になるまでには
あれこれの調整が要り、4か月もの時間が必要だったということなのか。
無駄飯食ってるオバ(あ)さんには知る由もない事情が、
政治の世界にはあるのだろう、とは常々わかっているつもりだが、
それにしても4か月前にこの方針で、大都市に集中的にワクチン配分をしていれば、
今頃、東京はかなり安全になっていたのではないか。
仮定の話をしても仕方が無いが。

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去年のこの時期は、コロナ禍のために
ラジオ語学講座が6月までで一旦、講座内容が止まってしまい、
7月から再度、4月分の再放送が始まったものだった。
そして9月から、本来なら前期講座の後半だった部分の放送があった。
未曾有の、世界的な感染症拡大という騒動で、
ラジオ語学講座も前代未聞の変更を余儀なくされた。
今年は幸い、そのような混乱まではなく、
ここまで順調に放送が進み、来月もそのまま後半3か月に続く予定だ。

フランス語は全体的にテキストなしで聴き取りに専念している。
入門編のレベルなら、最初から最後まで音声だけでやることができる。
フランス語を聴く・話す際の瞬発力がないという自覚があるので、
この機会に、音声と綴りが頭の中で即座に連動するよう、
耳と脳を鍛えたいと思っている。
ただ、実際に書いて確認しないと、
そうでなくてもフランス語は、発音に反映しない語尾の綴りが多いので、
漠然と聴けるだけ・言えるだけ、といういい加減な学習ではいけない、
ということも頭に置いている。

同じ入門編でも、スペイン語ではそういうことは無理だ。
特に、今年度前期のスペイン語は、入門編のレベルは守っていながら、
結構、ダイアログは分量が多いので、文字を見ないと道に迷う(汗)。
しかし中年になってゼロから始めたスペイン語が、
ラジオ講座のみの道楽学習のみでも、
なんとなく初歩だけは身についたというのは、素晴らしいことだ。
読書百遍じゃないが、聴いているだけでも何かは残っているのだと
……このレベルの感想も一度や二度ではないが(殴)、今回も思った。

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午後、曇りがちで暑くなかったので、散歩と気晴らしのため、
馴染みのインテリアショップ主催のペルシャ絨毯展に行った。
日頃見る機会のない逸品を眺めて目の保養をしよう、
と思ったのだが第一ではあったが、
怒濤の6月第四週の仕事をやりおおせた自分への褒美に、
何かリーズナブルなものに出会えたら、買ってもいいかな、
とチラと思っていたのも事実だった。
そうしたら、ショップのほうでもそういう客は逃さないので
次々と目の毒(笑)になるものを見せられることになった。

店側のイチオシはヴィンテージの、朱色というか緋色のペルシャ絨毯で、
最近では望んでも手に入らなくなった柄行きだそうで、
先日、カーテンを換えた実家の寝室にどうかと勧められた。
適度に枯れた味わいで、しかも擦り跡などのダメージがなく、
骨董というにはまだまだ新しいにしても、良い品だとは私も思った。
むしろ完全な新品でないぶん、サイズに比して安価ですらあった。
お買い得、という意味では確かに悪くなかった。

しかし私はそれよりも、前回の絨毯展のときに
買わずに終わったGABBEH(ギャッベ)
によく似た、
草木染めのウール&コットンの1枚が、とてもとても気になった。
前回のよりこちらのほうが、サイズが小さくパターンもシンプルではあったが、
聞けば、両者は同じデザイナーの作品であった。
私は多分、この作者と今、波長が合っているのだ。
そして私は目下、緑の中で癒やされたい、休みたいと思っている。
半年超を経てなお心惹かれ、「やっぱりな」と腑に落ちるものがあり、
価格も支払い可能であったので、こちらのほうを買うことにした。

どうも今回の私は部族絨毯のジャンルと波長が合っており、
もうひとつトリムに似た幾何学モチーフの
紺色のウール絨毯
にも少し心惹かれて、一瞬、迷い、
娘に選ばせたらきっと青いほうだな、と眺めながら思ったのだが、
娘の部屋を整えるのは、次回彼女が帰省したときに希望を聞いてからにしよう、
と考え直し、今回はやはり、最初に私の目に留まったほうにした。
この緑の1枚を我が家に迎え入れ、我が居室のデスク下に敷くのだ。
「最近人気のある人なので、これから値打ちが出るかもしれませんよ~」
と担当の方には言われたが、私が気に入ったことのほうが重要だ(^_^;。

店内にはほかのお客様も入れ替わり立ち替わり現れ、
お互いのプロフィールはわからないながら、
かなり選び慣れている人や、初めての1枚を求めて来た人など、
漏れ聞こえるやりとりから、いろいろなことを想像させられた。
ある年配のご夫婦は、おそらく広いリビングに敷かれる予定なのであろう、
200×300㎝かそれ以上のクラスの、繊細なシルクのペルシャ絨毯を
次々と広げて貰っては、見比べていらした。
無関係な私も、少し離れた背後に立って、担当者の説明を一緒に聞き、
後学のために、産地や織り方の特色など勉強させて貰った。
目を養うには、買うかどうかよりもまず、点数を見る経験が大事だ(笑)。
御夫妻が最後にお買い上げになったかどうかは、敢えて確認せず(笑)。

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今週は忙しかった。
実家の村に出入りしたうえ、
仕事関係の研修に2日連続で参加もせねばならなかったからだ。
マスク着用で1日9時間の研修は、顔の下半分が暑くて参った(^_^;。
それで2日目に「マスクのほね」を使ってみたら、
不織布マスクが唇周辺に貼りつく感じが軽減されて、思いのほかラクになった。
「ほね」本体は、適宜、石鹸で洗って乾かせば清潔に使えるし、
マスク内部も、皮膚に直接触れない御蔭で綺麗に保てて、なかなか良かった。

研修中の昼食はお弁当が出たので、
私は昨年2月15日以来、初めて「外でご飯」という経験をしたのだが、
受講生全員、ホワイトボードのほうを向いた席に着き、
ひとりで長机ひとつを使用する配席で、
しかも全席、机の前には透明パネルが置かれており、
黙食の徹底が予め指示されていたので、大変、快適だった。
感染防止の観点からも勿論だが、私はもともと、
ものを食べながら人と話すのが大変に苦手なので
誰の話も聞く必要がなく、話の振り方に気を遣う必要もなく、
自分の食事にのみ集中できる環境だったのは、とても有り難かった。
それで、小学校の給食のとき以来、半世紀ぶりくらいで、
「女のくせに一番に食べ終わらないように気を付ける」
という感覚を思い出したりもした(逃)。
マイペースで食うと、食事なんてアっという間(汗)。

ともあれ終わった終わった。
このあとは8月終わりまで、そんなに詰め詰めのスケジュールには
ならない筈……、どうかどこからも呼ばれませんように。
明日は紀尾井町家話があるし、今週はまだ観ていない配信アーカイブもあるし、
土日はゆっくりしたい。

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今日の昼、両親のための食事を某ホームに届けた。
父には牛おこわ、母にはサラダ巻き、
それに、二人で食べるように少量ずついろいろと盛り合わせたオードブル、
デザートに上生菓子4個。
それらとは別に、袋菓子、和菓子の詰め合わせ、プティゴーフル、等々
賞味期限が一ヶ月以上あるお菓子類を紙バッグに何種類か詰めて、
某ホームの受付に預けた。

前回、私なりに上等なもの(汗)を買っていったとき
両親は数時間後には何を食べたかをすっかり忘れており、
一度には食べきれない量だった筈なのに、残りがどうなったかも
ふたりは「知らん」とのことで、完全に不明になってしまったので、
今回は一目で見てわかるオードブル形式にして、一皿にまとめた。
デザートも楽しみのために二種類差し入れたのが前回はアダになったので、
きょうは上生菓子のみ。
ホームのスタッフさんにも、
「食べきれなかったものは、翌日には傷むでしょうから、処分してください」
とお願いをし、了承して戴いた。
その他の「かわきもん」の菓子類は、数ヶ月後まで忘れていても、
特に食中毒の原因になったりはしないので、あまり心配していない。

このところ、母は全然、電話して来なくなった。
電話のかけかたを忘れたのか、電話の存在自体を思い出さなくなったのか、
92歳の人の脳内は、私には想像することしかできないが、
ゴメンナサイ、正直に言って、電話がないので私は助かっている(殴)。
70代の半ばくらいまで、母は頭の回転の速い人で、
感覚的にも行き届いたところをよく発揮していたものだったが、
80歳前後から、話を一旦始めると終わらなくなり、
時間的な感覚も、話の内容そのものも、徐々に自分本位になった。
私が聞かねば誰が聞くと思い、自分なりに頑張ったつもりだが、
ここ数年はかなり、ツラいものがあった。
いつか、私もああなって、娘を困らせるのだろうか。
私は電話の趣味は全くないので、まさか娘に電話はするまい、
と思いたいのだが、……ボケた後のことまでは今どうにもできない。

差し入れの前にホームのスタッフさんから聞かせて戴いた範囲では、
母のほうはあまり変化なく、過ごしているそうだ。
父はめっきり食欲がなくなっているそうなのだが、
これがまた、体に問題があって食べられなくなっているのか、
口に合う肉しか食べない的な態度によるものなのか、不明だ。
新型コロナの問題が大きくなってからは、
なるべく部屋から出ないようにとホームで言われ、
ふたりで自室で食事をしているので、
あとは寝ているか、テレビを見ているかしかなく、
ストレスの解消が難しい様子だと、スタッフさんは言われていた。

ふたりとも、来月半ばにはワクチンの2回目が終わるので、
そこから2週間待てば、少し自由になれるのではないだろうか。
少なくとも、ホームの内部ではワクチンを終えた人が大半になり、
建物内での制約は緩んで来るのではないかと思われる。
未接種の私などがいきなり中へ入れて貰えるとは思えないが、
オンライン面会は今よりやりやすくなるのでは?
しかし、あの短期記憶のモたなさ加減では、
私が面会に行っても、そのとき限りではあるか……。

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夕方のニュースで、広島市の松井市長が、
新型コロナウイルスのワクチン接種スケジュールについて発表していて、
64歳以下の市民については、7月上旬から接種用クーポン券発送予定、
とのことだった。
そのうち「基礎疾患のある人」「高齢者施設等の従事者」
についてはクーポン券が届き次第、接種予約が可能、
その他の人については7月31日以降の接種日を予約することができる、
とのことだった。

慢性肝疾患&糖尿病のころもんと、本態性高血圧の私は、
ともに定期的に通院しており、主治医も決まっているので、
「基礎疾患のある人」という理解でOKだろうね?
我々のどちらも、主治医からは接種を受けるようにと既に言われている。
接種後に副反応で体調不良になる場合を考えて、
ふたりが同じ日に接種しないよう、日程は調整するべきだろう。
年寄りはあまり大した副反応は出ないと言われているので、
我々は、そんなに深刻に心配することはないかもしれないが(^_^;。

厚労省のコロナワクチンナビで見たところ、
主人も私も診察券を持っている医療機関が4カ所、接種会場に入っているし、
そのうちのふたつは、「主治医」「かかりつけ」とは違うが、
夫婦それぞれ定期検診を受ける必要があり、今も患者となっている病院だ。
既にカルテがつくられている、馴染みのある医療機関で受けるほうが、
院内の勝手も分かっているし、安心感が大きいだろう。
勿論、集団接種会場でも良い。
市内としては交通至便なところに住んでいるので、出向くのは難しくない。

先日も、漢詩の会に行ったら80代の会員さんたちが、
「明日2回目」「来週2回目を受ける」等と会話されていて、
「やはりワクチンが終わると思うと、安心しますね(^^)」と仰っていた。
広島県自体は全国平均ではまだまだ接種率が低いのだが、
それでも来月から第3グループ以下が始まるというのは、
最初に言われていたペースよりも早くなっている。有り難いことだ。
非常に巧く行った場合、私は「接種2回+2週間」という期間を、
神社の秋祭関連労働が始まる9月よりも前に、
終えることができるかもしれないではないか。
当初は、次の正月行事に間に合うかどうか、と覚悟していたのに。

国が、早い段階でファイザーとモデルナを契約しておいたことと、
最近の接種実績の追い上げについては、私は素直にGJと思っている。
このコロナ禍においてワクチン接種は、ひとつの節目となるだろう。
そこまで、自分も家族も無事に辿り着くことが当面の目標だ。

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午前中に、某家電ショウルームに行った。
このあたりで、キッチンのカップボード側をなんとかしたい、
と最近、強く思うようになっていたからだ。
これはインテリアの範疇には収まらず、
部分的にせよリフォームが関わってくる話なので、
レイアウト変更と業者さんをセットで案内して貰うため、
まずはショウルームから攻めよう、と私は計画を立てた。

実は私は前から、我が家のキッチンのレイアウトが気に入っていなかった。
そもそもが、LDKなどという「何もかも一緒くた」なコンセプトは趣味でなく、
少なくともリビングとDKは切り離したいと、私は思っていた。
リビングで解放されてゆったりと過ごしているときに、
視界の隅にせよ「流し台」だの「蛇口」だの「作業系」のものを見たくないのだ。
ソファで静かにくつろぐ部屋に、どうして厨房が同居しているのか(--#)!?
バーカウンター的なものならまだしも。
また物理的な問題としても、調理の匂いや油煙などは、私の感覚では
リビングの家具調度やカーテンからはできるだけ離したいものだった。

しかし、今時のマンションはLDKが基本であるうえ、
購入と入居を決めた当時、もはや建築がかなり進んでいたために、
内部の構造変更は一切、出来なかった。
それ以前に、そのときは何しろ、官舎という凄まじいものからの転居だったので、
新築マンションだなんてそれだけで、
スラム街からベルサイユ宮殿に来た的な深い深い感動があり、
LDKに心から賛同できないことなど、ほぼ黙殺できた。

やがて年月が流れ、マンション居住も足かけ15年目の今年、
このLDK問題を、構造的な根本解決は費用の点から無理としても、
もうちょっと見た目くらい、マシな方向に持って行けないものか、
と私は思うようになった。すなわち、

 ・キッチンカウンターに、水はねガードパネル的なものを設置して
  ダイニング側からの視線を更に遮る
 ・レンジと炊飯器がLDから丸見えにならないように、
  カップボード側をスライドインなどのタイプに変更する。
 ・中途半端に中身の見える食器棚部分の戸の前面を、
  完全な木目にするか、ステンドグラス等に変更する。

 

キッチンカウンターの上半分を壁にするか、
窓ふうの引き戸を設置することも考えたのだが、
やはり元々がLDKとして設計されている間取りなので、
ここで大きく視界が遮られると圧迫感が半端ではない、と思われ、
キッチンを独立させる考えは、放棄せざるを得なかった。
背の高すぎないパネル程度のものを設けたうえで、
カウンター照明をダウンライトでなく、ペンダントライトにする等により、
気分的なセミ・クローズド程度まで持って行くことを目指したい。

ということで、これまた前々から「あそこにあるな」と気付いていたショウルームに、
予めネットで予約を取り、間取り図のコピーにキッチン関連部位の寸法を記入し、
写真とともに持参して、具体的に相談をした。
残念ながら、このマンションのカップボードは奥行き45センチまでしか取れず、
製品としてのスライドインは奥行き65センチで、そのままでは無理だったが、
リフォーム業者さんに造作家具としてオーダーするなら対応可能で、
LD側から見えている部分を、ほとんど壁のように「隠す収納」に変更することは
私の考えていた予算の範囲で、十分にできることがわかった。

それでとりあえず一社、リフォーム会社を紹介して貰った。
特に締め切りのある話ではないので、これから時間をかけて検討したい、
と思っている。
昨日の話じゃないが、官舎にいた頃の私なら、
「どこが問題なのっっ!?贅沢言うんじゃないわよ!!」
と思ったに違いない案件だ(笑)。
瞬間湯沸かし器やガスコンロを買ってくるところから始めなければならなかった、
ゴキやムカデと同居するプロパンガスの台所からしたら、
今の私のコダワリなど、完全な世迷い言なのである。
ああ、わかっているとも!!

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国家公務員宿舎 不足と老朽化 財務省が対応苦慮(朝日新聞6月16日)
『国家公務員の宿舎について、必要な戸数が足りず、老朽化も深刻だとして、管理を担う財務省が対応策の検討を始めた。ただ、「公務員優遇」との批判を受けて宿舎の売却を進めてきた経緯があるだけに、多額の税金を投じて宿舎を増やすことは難しく、抜本的な解決策は見いだせていない。』

こうなることはわかっていたのに、今更、何を言ってるのか?
私たちがかつて住んでいた官舎も、既に「お上」に召し上げられた。
どうなっているのかと先日、通りすがりに見たら、
すっかり廃屋になっていたが、元の場所にまだ建っていた。
財務省は、召し上げて満足して終わったらしい。その後の活用など考えず。
元の高等検察庁検事長官舎も、かなり前に召し上げられて空き家になり、
市内の一等地なのに置いてあるだけ。何のために取り上げたのか。
建て替えは一切許さず、片っ端から召し上げておいて、
「官舎が足りなくなった」「老朽化が問題」って、どういうマッチポンプか。
まあ、転夫ころもんは既に脱サラし、我々も官舎を脱出したので、
もう全く無関係な話ではあるがね。

築50年の宿舎の浴室=財務省提供という風呂の写真があるが、
壁なんか真っ白で、補修してあるし、相当いいよ?これ?
普通、官舎の風呂は壁も床も、黒ずんで割れ目がたくさんあるものだ。
この風呂の使い方を知らない人のほうが、世の中に多いのではないだろうか。
この風呂釜の名称は「バランス釜」と言う。
沸かし方としては、まず浴槽に水を張り、
元栓を開け、側面のL字形のレバーをカン!カン!カン!と回して、
種火をつけ、火が安定したら円形の点火レバーを押し回し。
しかし松江のときは、水圧が低すぎて風呂に水を張るだけで2時間かかったので、
水を張らずに、種火をつけ、レバーを押し込まずにまわして温水を出し、
適量が浴槽内に溜まったら、そこから焚いて温度を調節したものだった。
「お風呂が沸きました」などと喋るヤツでは全然ないので、
適宜、様子を見に行かないと、ゴブラッ!ゴブラッ!と沸き返ったりした。
ちゃんと時計を見ておかないと、燃料の無駄使いになるんですねぇ。
官舎によってはプロパンガスだったし。

官舎の風呂は、全国どこへ行ってもコレだった。
夕暮れ時、官舎の各戸からカンカンカン!と種火着火の音が響き渡り、
中に、何度も繰り返してカンカンやっている家があると、
「点きが悪いのね(^_^;」
とお察し申し上げたものだった。
ザパーー!!と、よその御主人様が入浴なさる音や、
シャンプーされながら「ギャーー!!」と大泣きする某家の息子ちゃんの声、
……そう、官舎の生活音なんて筒抜けだったのであるよ。
天ぷら揚げてる音(+匂い)だってお互いにわかってましたからね。
福岡の、昭和30年代に建った官舎なんか、押入の中が常に濡れていたぞ?
湿地帯だった場所に建っているから仕方が無い、と役所では説明された。
終わりかい、修理は無いんかい(^_^;。

『月4万8100円(係長・補佐級、家族世帯用、築26年の場合)で入れる宿舎』
って、まともな賃貸アパートを想像するから「公務員優遇!」になるが、
私の知っている範囲では、所長官舎だって昭和に建ったヤツだったよ?
月4万払って、ムカデ、ゴキ大小、ミミズ、ヤモリと同居しますかという話だ。
『自衛隊や刑務所などで働く特定の職員向けを除いた一般宿舎7万戸のうち』
という部分も意味不明だ。
自衛隊や刑務所などの宿舎は良いとでも?そんなん見たことないよ?
自衛隊の将官や刑務所の部長所長クラスになれば、綺麗なんだろうか。

我々一家が官舎を出て、マンションに移ったのが2006年4月だったのだが、
同じ中区内だったので、宅配便の営業所も同じで、
官舎に配達に来て下さっていた担当の方が、
ある日、マンションのほうに初めての配達に来られ、
荷物受け取りに出てきた私を見て、
「ああ、転妻さんでしたか!!ええところに、変わっちゃったんですね!?」
と祝福(笑)してくださったものだった。
ええもう、官舎とマンションなんて、文字通り、月とすっぽん、雲泥の差
現役の国家公務員の方々のお住まいを今後どう確保して行くのか、
どうぞ、財務省の皆様でしっかりお考えくださいませ。

ああ、そうだとも。
官舎時代のコンプレックスとルサンチマンは、一生モノだ。
自己都合一切なしで数年ごとに全国転勤しているのに、
住居を選ぶ自由は基本的に無かった。
そりゃ、雨露をしのげるのは有り難いことだレベルの感謝はあったけどもよ。
終の棲家などではなく、先行き考えなくていい数年ごとの住居だし、
何より安いんだから、と己に言い聞かせたが、
あのレベルの物件なのに安くなかったら、誰がどうやって耐えられるというのか。
どこへ行っても、ほんっっっっとに、劣悪なる住環境だったぞ(--#)。
だのに「贅沢」「優遇」と叩かれ、しまいに召し上げられ。
私は財務省を許し難く思っているんだ、今でも。

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