27日夕方に東京に来て、目下、休暇を満喫している。
着いてすぐ、東京駅からそのまま日比谷に直行し、
東京宝塚劇場、……ではなく(笑)、日生劇場に行って、
西川貴教の主演する『ヴェローナの二紳士』を観劇した。
巷の評判は知らないが、私にとっては、
正直に言うと、どうも釈然としない内容のミュージカルだった。
西川氏の歌唱の魅力は相変わらず強烈なものがあったが、
私はたぶん、宮本亜門を理解できないということなのだろう、
と見終わって思った。
発見は、きりやん(霧矢大夢)の舞台姿が破格だったことだった。
彼女が出ると舞台の輝きが違った。
きりやんは、もちろんもともと才能に恵まれてはいたのだが、
それに加えて、宝塚の舞台で鍛え抜かれたのだなと改めて思った。
その翌日、28日は、寝坊して起きたあと、
午後からオーチャードホールでキエフ・バレエを観た。
『レ・シルフィード』と『シェヘラザード』。
年の瀬の昼下がり、美しい音楽に包まれて優雅なバレエを観る、
という夢のようなひとときだった。
地方にいると、生のバレエを観る機会は本当に少ないので、
私はその雰囲気だけでも十分に満たされて幸せだった。
昨日29日は、主人と二人で横浜の娘のところに行き、
彼女の大掃除を手伝い、お玄関に注連飾りをつけ、
仏さま(小さい仏像を彼女は持っている)の前に鏡餅をお供えした。
娘は癇性に掃除をするような人間ではないのだが、
散らかしていながら一定の水準は保っている(笑)というタイプで、
水回りも含めて、悲惨なほど汚れている箇所はなかった。
なので、掃除もさほど大変なことではなかった。
何より、一間しかないアパートだし……。
娘は年末年始のみ、某郵便局でアルバイトをしている。
サークルの先輩から紹介された、年賀状仕分けの仕事だそうだ。
学園祭で似顔絵屋をやったときと比べたら(娘は漫研)、
郵便局の仕事は簡潔でわかりやすく、きちんと休憩もあり、
働いたぶんだけお給金ももらえて、実にホワイトだ、
と娘は言っていた(笑)。
娘の仕事は夕方から始まるので、きょうは主人が娘とランチをしている。
一方私は、ホテルの部屋を片付けたあと、午後から観劇予定がある。
忙しかったこの一年、観たい舞台をかなり見逃したが、
年末休暇の今、せめて観られるだけ観ようと思って頑張っているのだ。
ちなみにこの文章は、主人の持参したタブレットから打ち込んでみた。
時間があれば、また更新したいと思っている。
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