転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



マツダスタジアムにいちばん近いローソンは、
通称「赤ローソン」といい、真っ赤だ(笑)。
カープグッズを扱っており、観戦記念撮影スポットでもある。
タクシー運転手さんが先日、仰っていたのだが、
他県から観戦に来られるカープファンの方々からは、
必ずここに寄って欲しいとリクエストがあるそうだ。
地元民の私には、割と日常的な風景だが、
たまたま、そういう話を聞いた後なので、
きょう、近くを通ったことだし、一応、記念&記録として(^^)。

 

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本日は、ピアノの発表会「闇鍋会(正式名称はSound Bouquet)」だった。
私はツェルニー40番から第13番と第15番を弾いた。
金曜土曜と忙しすぎて帰宅も遅く、自宅のピアノの蓋さえ開けておらず、
練習しないで本番だけどうにかしようったって、なるわけもなく(汗)、
いつも以上に出来はさんざんだったが、
内容について思い通りにやらせて頂けたことに、今回は心から満足している。
発表の場がなければ、ここまで思い切ることは出来なかった。
やはり、人前で弾くために曲を完成させようと頑張る、のは良いことだ。

反省としては、もともと自分の技術がひどく足りないことや、
日頃の練習時間がろくに確保できていないことなど、
弾いたときも弾いたあとも、いろいろと頭に浮かんできたが、
今回に関しては何より、「こう弾きたい」ということを
先生にきちんと申し出た時期が遅すぎたと後悔している。
結果論だが3月前半くらいにはもっと開き直って(爆)
このようにしたいという意思表示をして許可を戴き、
以後は、その方針に添って練習をするべきだった。
そうしていたら、……果たしてどれほど巧くなったかどうかは不明だが(汗)
もっとずっと、練習が楽しかった筈だ。
それが、ど素人だからこそ許される楽しみ方、特権だった筈ではないか!

……という反省に立って、来年はできることなら第19番をやりたい。
私は実は、ツェルニー40番練習曲の中でこの曲はベスト3に入るほど好きで、
どう弾きたいかというイメージも以前から持っている。
例によってそれはピアノの常識から言うと「悪い」弾き方なのだが、
正直に言って、私はそれこそが好きなのだ。
先日、ピアノに関して自分が思い残すことがあるとしたら何だろうか、
と、つらつら考えていて、とりあえずはツェルニー40番の第19番を
自分の思うかたちで弾けるようになっていないことかな、と思い至った。
私のテクニックで無理なら激遅でも全く構わないので、これがやりたい。

ツェルニー40番練習曲 19番 ピアノ・レッスン用音源(YouTube)

それと、ハノンを第51番まで、ひとつもとばさずにやっていながら、
現在、残り9曲のところで止まっているのは、実に残念だとも思った。
あまりにも忙しくなって、もうツェルニー以外、何もやれないし、
やる気もしないと思ってこのところ過ごして来たのだが、
小学生の頃から「やり遂げる」ことに憧れを持っていたハノンを、
なんとか最後まで、少なくとも「弾いたことがある」状態に
持って行きたいものだと、今、改めて思っている。
いずれハノンの第60番を、相当ゆっくりでもいいから発表会で弾けたら
自分としてはかなりの達成感が得られるだろうなと想像している。
最初から最後までトレモロしかなく、巧い人でも4分前後かかる第60番を
私の拙い演奏で延々聴かされる方々は、
まあ十中八九、シヌとは思いますが(爆)。

ハノン60番(ぶるぐ協会第二回トークコンサートより)(YouTube)

ということで、今年も「参加することに意義がある」闇鍋会だったが、
とにかく行って、弾くことができた。
先生、皆様、ムシカの方々、ありがとうございました。
心より御礼を申し上げます<(_ _)>。

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好天に恵まれ、四国こんぴら歌舞伎大芝居を観るために、
二年ぶりに琴平まで行って来た。

こんぴら歌舞伎というと、何か遠方の特殊な催しのように
思っていらっしゃる方もあるかと思うのだが、
出発地から岡山までがどの程度遠いかだけが決め手であって、
例えば広島からならば、極めて気軽に日帰りできる距離だ。
岡山―琴平の特急も平均して一時間に一本出ているので、接続も良い。
この特急『南風』号は、アンパンマン列車で、
出発や終着の駅ではアンパンマンの声で案内があるので、
お子様づれだとちょっと楽しいかもしれない(笑)。
JR琴平駅は、ひなびた風情の残る小さな駅舎だ。
こんぴら歌舞伎の期間中は、駅の玄関に歌舞伎の幟が飾られ、
観光客の撮影スポットになっている。



琴平駅に着いたら、こんぴら歌舞伎の会場までは徒歩15~20分くらいだ。
商店街に沿って歩いて行けば良いだけで、表示も出ているのでわかりやすい。
行きは階段や坂のあるところは「上り」になるので、
雨が降って足下が悪いと、少し用心しないといけないかもしれないが、
特別に問題になるような距離や勾配ではないと思う。
朝、第一部開演前に到着すると、商店街のあたりで太鼓の音が聞こえ、
琴平駅から会場へと向かう道なりに、役者幟が色とりどりにはためいている。



前回と今回の経験の範囲では、芝居は当日券の販売があるので、
急に思い立って出かけても、多分、観ることができると思う。
切符は、一応指定席にはなっているが、枡席の中でどこに座るかは自由だし、
私が今回買った後舟とよばれる二階後部の席などは、
うしろの壁に沿った最後列のベンチ席か、その前一列の座布団の席の中から、
入場の早い者順に、自由に選んで着席できるようになっており、
等級の指定の範囲内では自由席とも言える状況だった。
また、券のない人も、芝居小屋には入れないが敷地内の売店利用はできる。
ゆるキャラこんぴーくんは、サービス精神旺盛だ(笑)。
ツーショット撮影に次々と応じてくれるし、
カメラを向けると、びしっ!とポーズを決めて応えてくれる。



芝居のほうは、今年は第一部が『神霊矢口渡』『忍夜恋曲者』『お祭り』、
第二部が『葛の葉』『雀右衛門 襲名披露口上』『身替座禅』。
詳しいことは明日また書きたいが(書けるのか!?)
滝夜叉姫のとき雀右衛門が先代のジャッキーおじさまにそっくりだったこと、
お舟の孝太郎が愛らしさから女の一念まで実に見事に見せてくれたこと、
松緑の踊りがキレッキレだったのと太郎冠者役が可愛かったこと、
そして、やはり仁左衛門は当代最高の役者だと思ったこと、
……を、とりあえず書き留めておく(^_^;。

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金曜日から左の口蓋扁桃が小さく化膿して、咽喉痛もあり、
何年ぶりかで、扁桃炎のために耳鼻科で抗生剤を貰うことになった。
こういう発症のタイミングというのは結構、不可思議だ。
例えば、正月に5日連続、寒い場所で労働して明らかに疲労したときでも、
私はそれを契機として風邪をひいたり扁桃炎になったりはしなかったのに、
今のような、割と温かくて変わったことをしていない時期に、
ふと、扁桃が化膿して来るというのは、どういうことなのだろうか。
疲れがここまで溜まったから出た、ということ?
それとも、花粉症の季節なので、咽頭炎になりやすかった……?
或いは、そういうものとは無関係にウィルス性の何かなんだろうか?

ともあれ、あきらかな発熱は無かったが、倦怠感があり、
先週土曜日は幸運にもいつもより仕事が少なかったお蔭で
早めに帰宅して、夕食の準備までの間に昼寝(夕寝)をした。
足かけ4日目(^_^;の今、口蓋扁桃はかなり綺麗になったが、
左側の咽頭側索のあたりが、ものを飲み込むとき、まだ痛い。
完全な回復までは、もう少しかかりそうだ。
有り難いことに、昨日今日は6週間ぶりに得られた日・月連続の休日で、
私は心身ともに落ち着き、自室でひとり、休息している。
ああ、何もしなくていい・休んでいい、というのはこの世の極楽だ。
これから昼寝をして、その極楽を更に完全なものにしようと思う(笑)。

***************

4月から『まいにちフランス語』『まいにちスペイン語』を聴いている。
ロシア語も良いのだが、フランス語とスペイン語はよく似ているので、
聴き続けるには、この組み合わせが一番、負担感がないのだ(^_^;。
フランス語の入門編は、さすがに4月は易しいので、
発音によく気をつけ、テキストは原則的に見ないでやっている。
応用編は、聴くことを主眼にした講座内容で、結構難しい。
本放送と再放送の両方を聴けるならば、
二度目は積極的にシャドウイングして聴いたほうが良いと思うが、
一度しか聴けないことが大半なので、聴き取りだけで手一杯だ。
アナウンサーやナレーターでない、普通の人のフランス語が教材なので
ナチュラルスピードで、発音がぞんざいな箇所もあったりして、
最初から細かく聞き取ることは、私の仏語力では全くできない(汗)。

スペイン語は入門編しかやっていないが、
文法のポイントをきちんと押さえ、かなり練習してから、
本日のスキットに移るようになっているので、私には楽しい。
手を変え品を変え、動詞の活用をさらってくれるような講座が
私は好みなのだ。
フランス語は、仏語検定の前だけ本気でやった経験が過去幾度かあるが、
スペイン語のほうは、ムキになってやったことはまだ一度もない。
しかし、ゆらゆらとでも、これでもう何年かラジオ講座を聴いているので、
しばらく休んだあとにこうして戻って来ても、基本的なスペイン語は理解でき、
全くのゼロになったりはしないのね(^_^;、と嬉しく思った。
今季も引き続き、のんびりやろうと思う。

なお、フランス語応用編の井上櫻子先生と、
スペイン語入門編の西村君代先生は、
どちらも日本語話者としては母音の無声化が不徹底な方々で、
テキストの講師紹介欄を拝見したところ、
それぞれ、京都大学・大阪外国語大学と、
関西の大学ご出身だったので、納得が行った。
ラジオは音声だけの情報しかないので、こうして、
講師の先生方の日本語の特徴も印象に残ることが結構、ある。

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来週は、私の一年に一度の「本番」である通称「闇鍋会」がある。
私は今年は、ツェルニー40番から2曲を弾くことになっている。
第13番と第15番。
絶対にこの2曲がやりたかった、というほどの思い入れは無いのだが、
私は前から書いているようにツェルニー30番・40番・50番を愛しているので、
これまで練習したことのある曲の中から、
今どうにかなりそうなものをやることにしたのだ。

最初は、練習曲だから楽譜を読んで考えるような種類のものではなく、
とにかく弾けるようになるまで練習あるのみ、と思っていた。
練習曲は、つまり大部分が筋トレだ。
例えばの話、元は立位体前屈が数センチしかできなかったのが、
練習したら、これこの通り10センチまで行きまして、
みたいな成果を皆様にも一緒に見て頂く、てなことだと私は思っていた。
ところが、第13番を練習する過程で、
当初は考えてもいなかった表現と弾き方の問題で、
私は結構真面目に(^_^;躓くことになったのだった。

まず、まだこれを発表会でやることなど決めていなかった、出会いの頃、
この曲の楽譜を見て私が一番に思い描いたのは
「マシンガンみたいなもの」であった(爆)。
テンポは速すぎず(工事現場のドリルじゃないので!)、
黒い音符が容赦なくダダダダ!ダダダダ!と撃ち込まれ、
あとには深々とした穴が、等間隔に空けられていくという。
ところが、弾こうとしたら左手にはスタッカートがついていて、
しかもleggiero(軽快優美に)と指示があるのだった。
左手の引き金を引き続けていないと、弾丸が途切れてしまうのでは!?
そして私がガンガン追撃したい終盤になると、
楽譜の指示はdolce(柔和に・甘美に)の挙げ句dimin(次第に弱く)、
最後だけffになっているものの、左手は分散和音の指定になっている。
戦闘の終わりに、せーの!で全員ガッツポーズで締めくくりたいのに、
ツェルニー先生はボロンとバラけて終われと仰っているのだ(T_T)!!

ダメだ。私はどこもかしこも、根本的に間違っている。
「なんかこんなふうに弾きたいな~♪」
と私が思いつくようなことは、ほとんどがタワケであって、
まともなピアノの世界では「悪い弾き方」「綺麗でない弾き方」なのだ。
私はそう思って、一度は自分の考えを捨てようとした。
とにかく楽譜に書いてある通りになるように、やってみなくてはと。
何より、これはエチュードだ。
軽やかなリズムと流れるような優美さを習得するようにと、
ツェルニー先生がお書きになった、学習用の一曲だ。
それを学ぶ以上の、何の意味があるだろうか。
ゆえに、私はやってみた。少なくとも、私なりに。
相当な期間、楽譜の指定を守って弾くことを自分に課した。
「ツェルニー40番をやっている」と言う以上、
我流ではなく、書かれている通りのものを弾くべきだと思った。

しかし、私のテクニックで楽譜の指示に不承不承従ってみても、
それは結局のところ、いびつなポンポン菓子を川の水に流して処分した、
……ふうな音楽にしかならなかった。
そもそもが、今時の「脱力」を習い損なったまま大人になっているので、
一定以上の速度を出すときに、腕や肩に余分な力を入れずに
ひとつずつの音を際立たせるというのがどういうことか、体がわかっていない。
力を抜けば音はフニャフニャの正体不明のものになり、
一音ずつくっきり出そうとすると、すぐに全身に力が入り、
「だめだ、悪い弾き方になってる、なおさなくちゃ」
と思うものだから、体の内部で無意識の緊張と意識的な弛緩が繰り返され、
もう、うっとうしいばかりで、弾くことが全く面白くなくなってしまった。
何より、それで実現しようとしている音楽自体を、
私が少しもイイと思っていない!
出したい音があって、そのために体を努力して作り直すのなら良いが、
自分のあちこちを否定して、全然良いとも感じない音を目指すなんて。
これは不幸じゃないか。道楽人として、あまりにも。

ということで、もう、何が正しいかを考えるのは、やめた(殴)。
私は私のキモち良いように、やる(蹴)。
先生も、それで良いと言って下さった(涙)。ありがとうございます。
だいたいが、自分のためだけに弾いている、趣味のピアノなのだ。
音楽を専門的に学んだことなどないし、今後も学ぶつもりはなく、
ひとえに、弾くことが、手にも耳にも面白いから、弾くだけだ。

私はこの4ページのエチュードの中で、銃撃戦がどう展開しているか、
求められれば全部、お話しできる。
地味な戦闘開始から、徐々に戦場が移動し、戦力が合流して派手な戦闘になり、
敵が投降し始め、追撃と掃討戦、完全勝利、最後にガッツポーズで記念撮影(笑)。
発表会だから、途中で人に遮られることなく、返事を強要されることもなく、
自分のペースで、この話を音で語らせて貰えるのだ。
なかなか得難い体験だ。
……まあ、ツェルニー先生はそんなものをお書きになっていませんので、
完全に、人の言葉を借りた私の得手勝手な創作ですが(汗)。

なお、もう一曲の第15番のほうに私が感じるのは「午睡の陶酔」だ。
気温23度くらいの昼下がり、仄かな風を感じながらウトウト(笑)。
窓辺のシアーカーテンが風にそよいで、ふわっと舞い上がり、舞い降りる。
小鳥のさえずりが遠くで聞こえたり、小さなチョウチョが飛んできたり、
夢と現が定かでなくなったり、……とその心地よさと言ったら、もう。
ゆっくり寝たいので左手のスタッカートは無しだ。むしろ、そっとテヌート。
突然ドつかれて目が覚めるなんて最悪だから、
楽譜にあるfpやsfなどのアクセント系の表現も不要、
最後は勿論、ゆったりと弱音を重ねてうっとりpppで終わらなくては。

……という次第で、以上、
がっつん!がっつん!とテッテー的な重い銃撃戦である第13番と、
夜想曲ならぬ、自堕落きわまる昼想曲(笑)の第15番を、
来週の闇鍋会で、やりたいと思います。
このような自分勝手を許して下さいました先生に御礼を申し上げますとともに、
当日、聴かされる皆様と、何よりカール・ツェルニー先生には、
心よりお詫びを申し上げたいと思います(逃)。

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セ・リーグ順位(2017年4月13日現在)
1 広島 勝10 負1 分1 勝率.909 差-
2 阪神 勝6 負4 分0 勝率.600 差3.5
3 巨人 勝6 負5 分0 勝率.545 差0.5
4 ヤクルト 勝4 負7 分0 勝率.364 差2
5 DeNA 勝3 負7 分1 勝率.300 差0.5
6 中日 勝2 負7 分2 勝率.222 差0.5

4月に入ってここまで負け無しだなんて。
有り得ませんよ普通、こんなこと。あのカープが(爆)。
去年の6月に11連勝したときも、途中から、
その有り得無さ加減に、イってしまいそうになったものだ。
夢だ、これは夢だ。こんなことがあっていいのか。
ああ、素晴らし過ぎる、よぅやった、よぅやった……(嬉泣)。

……と、もうなんだか、シーズンが終わったかのような感激(^_^;。

*************

昼から、祖父の五十年祭・祖母二十三年祭で実家に行った。
座敷の神棚の前で、神職さんに祝詞をあげて貰い、
父母私の三人で玉串を奉奠(ほうてん)し拝礼したのだが、
両親はそれぞれに満足したようだった。
お供えものには、「海・川・山・野」のものと考えて、
――と言っても家族が少ないので「鯛」というわけには行かず、
魚のかわりに出し昆布にしたのだが、
とにもかくにも私があれこれと揃えて行って、三方に載せて置いたので、
父も張り切ったらしく、久しぶりに神鏡の奥の扉まで開いて、
名称はわからないが神道版のお位牌のようなものを出して並べた。
そこに書かれている名前を見ていたら、何代前のどなたかわからないが、
うちに「辰之助」というご先祖があったことを知り、私はシビれた(殴)。

その式年祭が小一時間で滞りなく取り収められたので、
あとは特にすることもなく、直会(なおらい)という気分で、
それからは午後のひととき、居間でくつろいで過ごした。
そのとき何気なくテーブルの上を見たら、
数日前に地元の老人クラブの総会があったらしくて、
両親のところにもその総会資料が届けられていたことに気づいた。
ふたりとも出席するような状況ではないのだが、
ご近所の方が持って来て下さったのだろう。

その冊子を開いてみると、中身は
「平成28年度行事報告」「会計報告」「平成29年度予算」
「平成29年度行事予定」(某地区で「草刈り作業」とか
集会所で「ごきぶり団子つくり」とか・笑)
等々で、極めて普通のプリントばかりだったのだが、
閉じると、裏表紙の真ん中にひとつ、カープ坊やのイラストがあり、
その下に、『NO CARP NO LIFE』と書いてあった(笑)。

   カープの無い人生なんて!!

後期高齢者を主力とする団体でNo Lifeとか言われると
妙に迫力があって、困った(笑)。
どこのおじーさんが作った資料だろうか。オツな真似を(^_^;。
去年まで、
「死ぬ前に、なんとかしてもう一度、カープの優勝が見たい…」
と言い暮らしていた年寄りがうちの村でも少なくなかったのだが、
それが叶ってしまった今、
某地区老人クラブの命の拠り所はついに、カープそのものとなった、
……というメッセージを感じた(^_^;。

**************

追記(4月15日):カープの連勝は、14日阪神に敗れたことで「10」で止まった。
負けたのは勿論残念ではあるが、今回はカープにしては(爆)勝ち過ぎていたので、
ようやく一息つけたような気分でもあった。
良いときもあれば悪いときもある、というようでないと、やっぱり怖いよ(^_^;。
更に、その阪神戦に先発したルーキーの加藤がいろいろな意味でスゴかった。
二回裏に梅野のライナーの打球が右太ももを直撃したのだが、
加藤はなんと、ちょっとムっとした顔をした程度だけで、ろくに反応しなかった(爆)。
いやあれは痛いって。絶対。マトモに食らってんのに。
加藤はこの日、フォアボールを合計8つも出し、
それは初先発時の7つを上まわる数だったのだが、
終わってみれば六回3失点のQuality Start、打球直撃直後の失点のみで、
先発として一応きちんと試合を作った、と言わざるを得なかった(^_^;。
加藤というのは実にケッタイな投手だなという思いを新たにした。

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(写真は、そごう広島店の地下入り口の階段。
プロ野球開幕と同時にカープ応援Red Festival開催)

これは記念に貼っとくだろう、暫定・単独首位の順位表(涙)。

セ・リーグ順位(2017年4月9日現在)
1 広島 勝7 負1 分1 勝率.875 差-
2 巨人 勝6 負2 分0 勝率.750 差1
3 阪神 勝4 負4 分0 勝率.500 差2
4 DeNA 勝3 負5 分1 勝率.375 差1
5 ヤクルト 勝3 負6 分0 勝率.333 差0.5
6 中日 勝1 負6 分2 勝率.143 差1

「半年やれば結局、実力通りのところに落ち着く」
というのが私の変わらぬ持論であるので、
こんな順位表など、今の一瞬の成果に過ぎないことは
よくよくわかっている。
順位なんてこの先、いくらでも、どのようにでも変わり得るのだ。
何しろ、シーズンは始まったばかりなのだから。
しかし、わかってはいるが、やはり嬉しいではないか(泣)。

皆の大きな拠りどころであった黒田が昨年引退、
シーズンを開始した途端にジョンソンが咽頭炎で登録抹消
(開幕戦で無理させた球団が悪い(--#))、
先発ローテにいるべき福井や戸田は未だに上がって来られず、
ヘーゲンズはインフルエンザから立ち直ったが目下調整中、
ジャクソンと中崎も本来の元気さにはまだ及ばない状態、
オマケに初戦から立て続けに中継ぎを使い果たす展開、
……と不安材料が山ほど重なっていた中で、
このところ連日、若い九里・岡田・加藤・床田が目覚ましい活躍をしている。
とりわけ、加藤の「あわやノーヒットノーラン」の初先発・初勝利には
本当に興奮させられた。
「ノーヒットノーコン」と2chに書かれはしたが(苦笑)。

広島・加藤、初登板初先発で9回一死まで無安打無得点の快投!
9回に連打浴び無念の降板もプロ初勝利
(ベースボールチャンネル)

チームが勝ってくれれば勿論ファンは活気づくが、
それにもまして、若手の成長がはっきりと見える試合内容は、
応援する地元としても、このうえなく頼もしく嬉しく思う。
彼らはこれから広島でやって行く人たちだ。
若い世代が頑張って、カープを、広島を、明るくしてくれている。

今朝は早くから実家の村の神社で豊作を祈る春祭りがあり、
私も手伝いに行っていたのだが、
集まったおじさん・おじーさんたちの話題は、あっちでもこっちでも、
ジョンソンが、中崎が、丸が、……と、ほぼカープであった。
「調子ぃええよねぇ今季は」
「この頃は、はぁ、目が離せんで風呂に入れんようになるけぇねぇ。
試合が始まる前に、風呂へ入っとくようにするんよ」
「勝ちよるときゃぁええが、負けそうになったら、
ばちっとチャンネルを変えてからね、時々覗いてみるんよね」
と、どこの旦那さんも、うちのころもんと同類であることがわかった(笑)。

春の祈年祭そのものは毎年行われており、
秋祭りとは違って、露店も神楽もない内輪の行事ではあるのだが、
今年は桜の満開の時期と重なり、皆の気分も晴れやかで、賑やかにできた。
神事のあと皆で記念撮影などして、直会(なおらい)でお下がりのお酒を飲み、
弁当を貰って解散したのだが、それからの昼下がり、
どこの家でも皆、ビールなど飲みながらテレビ観戦をしたことだろう。
きょうはデーゲームだったので風呂の心配もなく(^_^;。

私は朝っぱらから田舎に出勤して労働と社交をし疲れていたので、
午後2時頃にマンションに戻ってきてから、
カープが試合中なのは知っていたが、布団を出して昼寝を決め込んだ。
私がテレビに張り付いて応援したとしても、
別にそれでカープが勝つわけではないのだ(爆)。

晩ご飯の支度をしなくてはならないのに、
16時半になっても東京ANAホテルのチェックアウト方法がわからずウロウロ、
でもそんなことを広島の主人に言うのは怖いので「もうじき帰る」とLINEを送る、
……という大変姑息な夢を見て起きたら、カープが勝っていた。
今日は、ジャクソン劇場と中崎劇場が立て続けに開幕したと主人が言っていた。
そんな、体に悪い試合など、私はその場で観ていなくて本当に良かった(^_^;。
スポーツニュースでは、九里の力投と7回裏の逆転劇が巧くトリミングされており、
あとは菊池の神守備と、8回を討ち取ったジャクソンの笑顔、
9回を締(し)めた瞬間の中崎の勇姿が立て続けに映って終わったので、
私はそれらを観て拍手し、ほかの一切は無かったことにした。

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昼に、一時間だけ縮景園に行って来た。
最近は、何やかやと時間的に拘束されることが多く、
このままでは桜を愛でないで終わりそうだったので、
さすがにそれは勿体ないと思い、久しぶりに園内に入ってみた。
(↓それぞれ、クリックすると大きめの画像が開きます)





櫻の樹の下には』、と考えるような繊細さを持たないワタクシ(^_^;は
縮景園の美しい光景を眺めると、かなり自分を回復させることができた。
お蔭で今夜は、仕事がはかどった。
これからも、もっと積極的に縮景園に遊びに行こう、ときょうは思った。
花に囲まれて季節を感じるのは、実に良いものだ。
頼山陽の一族にゆかりの史跡でもあることだし。
価値ある文化財を多々遺したことは、封建時代の権力者の偉大な功績だな(^_^;。

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よもやうっかり捨てたのではと思っていささか焦った、
ワールドピアニストシリーズのセット券3万円分、
さきほどめでたく発見しました。
お騒がせ致しました。申し訳ありませんでした<(_ _)>。

預金通帳と同じところに入れていました(爆)。


………(^_^;。
なんでそんなところにチケットをしまい込んでいたのか不明だが、
多分、あれこれ片付けながら心ここにあらずで、
「これは、大事なもん」
と思ったあとから、頭の回路が一瞬、オカシくなったのだろう。
まとまって3万円分もあったので、定期預金か何かと
感覚的に混乱していたのかもしれない???

ともあれ、あって良かった。

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昨日、6月にハオチェン・チャンのリサイタルを聴く話を書いたが、
あれから思いついて、そういえばチケットはどこに入れたかな、
と探したら、これが見当たらないのだった(大汗)。
このチケットは、10月のポゴレリチ他とセットで先行販売のときに買ったもので、
確か4公演セットで3万円だったもののうちのひとつだった。
セット券は封書で送られてきて、中身を改めた記憶はあるのだが、
それが封筒ごと、ごっそり、ないのだった(爆)。
うわ~、どぼじよう。

物凄い豪邸に住んでいるとか、何部屋も使って仕事をしているとか、
或いは足の踏み場もないほど自室にモノが多い、等々の状況があれば、
少々探したくらいでは出て来ないことがあっても、
それもまた大いに有り得ることと納得できるのだが、
私は5畳ほどの納戸部屋を居場所にしていて、
ここより他に、チケットなどを持って出る場所はない。
しかも、2月の下旬に部屋をかなり整頓したので、
室内では、何がどこにあるか一目でわかる程度にしか、ものがない。
私は未使用のチケットはいつも、決まったクリアホルダーに
チラシとともに入れていて、今月行くこんぴら歌舞伎などは、
その通りに収納されていたのだが、
このワールドピアニストシリーズのセット券は、
そこには入れていなかったようだ。

さきほどからこれは少々困ったと思い、掃除も兼ねて、
いつも座っている周辺を改め、仕事の書類の間なども探してみたのだが、
依然として、出て来ない(汗)。

捨てたのだろうか(爆)

それが一番有り得そうではある(^_^;。
私は忙しければ忙しいほど、スッキリしたくて何でも捨てるので
誤って、チケットの入った封筒もほかの紙類と一緒にゴミ箱に入れた、
という可能性は否定できない。
あまりにも勿体ないハナシだが、もしそうだったらもう、どうしようもない。
6月の公演日までにチケットが見つからなければ、
とりあえずハオチェン・チャンのチケット代はお布施だ(爆)。
私は仕方が無いから、本当に新派『黒蜥蜴』のほうを観に行くことにしよう。
最悪、10月までに出て来なければ、
ポゴレリチのチケットだけは、やはり、買い直すしかないだろう。
それともこれは、断じて行ってはならぬ的なことを
道楽の神様が仰っているのか。
ふぅむ……?

これから公演日まで、このまま探し続けるしかない。
「小難は大難のかわりになる」
と我が祖母がよく言っていたものだった。
少々イタいなくしものをしたことで、災難がひとつ回避できたと考えておこう。
なくしたのが仕事の書類等でなかったことを、まだしも有り難いと思わなくては。
それにしても、つくづく、うっかりしていた自分が悪いのだった。
未使用チケットはチラシとともにホルダーに入れる、
という段取りを、今後は前にもまして徹底しなくては…。

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