転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



5月3日・5日・6日のポゴレリチ来日公演に際しまして、
以前行いました寄せ書きイベントやオフ会などの企画が
今回もあるかどうかとお問い合わせを頂きましたが、
今のところ、何も考えておりません。すみません。

時間的余裕があまり自分のほうになかったことや、
自分自身が確実に行けるかどうか不安に思ったこと、
また、そもそも本当に来日するのかと疑ったこともありまして(殴)、
結局何も計画しないまま、このように公演が間近に迫ってしまいました。
これからオフ会等を告知したり出欠確認をしたりすることは
残りの日数を考えても難しいと思います。

ですが5月3日も5日も6日も、いずれも、
公演終了後は急ぐような予定にはしておりませんので、
私あてにメールを下さいましたら、
当日の居場所など今わかる範囲で御返事をさせて頂きます。
そのときのご都合次第で、お目にかかれる方々と、
近くで座ってお話するようなかたちなら可能かと思っております。

また、もし以前のようにポゴレリチ本人が機嫌良く、
演奏会後にサインなどに応じてくれるようでしたら、
自然にサントリーホールの楽屋口あたりで
ポゴファン仲間の方々がお集まりになるのではないかとも思います。

大変曖昧なことで申し訳ございませんが、
ご都合よろしければ、どうぞいつでも私宛に御連絡下さいませ。
yahooのメアドも携帯から見ることが出来ますので
旅行中も御返事は可能です。
また以前オフ会などでお目にかかって私の携帯メアドをご存知の方は、
演奏会前後にメールでも入れて頂けましたら、
私の席番号やそのときの居場所など御返事を差し上げます。

いつもネットやメールでお目にかかっている方々と、
この機会に直接お喋りさせて頂けましたらと思いますので
お時間がおありでしたら、どうぞよろしくお願い致します。

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「連休は、東京に行くんだもん♪」
と言って、昨日主人が御機嫌でジャケットを新調していた
(注:主人はサントリーホールに行かない。なんじゃタウンに行くのだ)。
それを見て私も俄に、やはり喪服で行くのは止そう、と思った。

音楽会に行くだけだし、こっちは客なのだから、
めかし込んでないことを責められる立場ではないが、
そうは言っても、客席の雰囲気だって催しものの華やぎの要素になるのだし、
ある程度きちんとした服装で聴くことが、
演奏者への敬意の表れのひとつであることは間違いない。
今年の音羽会の新年会のときだって、私は物凄い普段着で行ってしまい、
旦那さん他、皆様には本当に失礼なことをしてしまったと
実は今でもちょっと後悔していたりするのだ。
ラクなのが一番、というのが私の服装のポリシーではあるが、
あまりにも手を抜いて見苦しい有様になるのは、
この際、やはりよろしくない。わかっているのだ(大汗)。

それで私は、きょうの午後、クローゼットを掘り返した。
実は先日も一度、着手しようとして、途中で挫折していたのだ。
なにしろ、四年前に入居して以来、ほとんど触っていないので、
クローゼットの奥のほうは、もうほとんど正体不明だった。
大したモノは無いのに、意味不明なものばかり多いのだ。

だいたいが手前のTシャツとパンツ、靴下類で日常は済んでいて
外出するときはウインドブレーカーやコートを羽織る程度、
あとはイザというときのブラックフォーマルしか、
これまで出し入れしていなかった。
だが、いくら私でも、昔着ていた服が何かあるはずだった。
結婚披露宴に着ていく一張羅以外に、何か街着が・・・。

出てきたのは、以前、通販のバーゲンで買った、
プリーツ・プリーズもどきのセットアップスーツだった
(余談だがISSEY MIYAKEのPLEATS PLEASEは、
着るものに構わない私が唯一心惹かれるブランドだ)。
部屋着でもフォーマルでもない中間。コレだ。コレにしよう。
春の色とは言い難いが、こちとらはオバさんだから良いだろう。
しかし、もしかすると寒いかな(爆)。
スカートスタイルにパンプスなんて、
長いことやったことのない格好だし、足が寒いかも?

じゃあパンツはどうだ。チュニックの上にジャケット程度で。
チュニックは夏のがあった。下に長袖を着ればなんとかOKだろう。
ジャケットは、・・・さすがに無かった。
転夫ころもんが新調したのだから、私も上着くらい買っても
この際バチは当たらないのではないか。

よしっっ!
思い立ったが吉日じゃっ!!
春物のジャケットを買いに行こうっっ!!


・・・と思って支度していたら、一天俄にかき曇り、
あんなに晴れていた外は、なんと、雨になっていた。

私が服を買いに行くからって、突然降らなくても・・・。
あのぅ、突風まで吹いているんですけど(涙)。

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ポゴレリチに関してのみ、私の頭は、
(昔の)図書館のインデックスカードのように機能する、
・・・と以前、自慢したことがあったのだが、
中年になり、最近は衰えを実感するようになった。
ポゴレリチとデュトワの共演が以前にもあったかどうか、
と友人からメールで訊ねられて、即答できなかったのだ。

「ある、・・・みたいな。何かクるものが、ある」
とは思ったのだが、それがいつのどこでの演奏のことなのか、
来日公演でないのは確かなのにどうして私が記憶しているのか、
等々と悶々とするばかりで、到底、すぐには思い出せなかった。

それが先ほど、自分のカセットテープを整理していてわかった。
そうだ。まだポゴレリチがライブ演奏を放送することを許していた、
80年代のうんと初めの頃に、FMでやっていたもののひとつが、
デュトワとの共演の協奏曲だったのだ。
だから現地に行っていない私でも、知っていたのだ。

1982年1月11日ハンブルク・ムジークハレでの演奏会がそれで
シャルル・デュトワ指揮 北ドイツ放送交響楽団、
ソリストはポゴレリチで、曲は今回と同じショパンの2番の協奏曲。
日本でのオンエアは同年の8月17日だった。
ちなみにこの演奏会の後半のプログラムは、
ルーセルの舞踊音楽『バッカスとアリアーヌ』組曲第2番だった。

ポゴレリチ本人の演奏がそもそも、80年代はまだ(まだ?)
かなり折り目正しいものだったし、
あの頃のポゴレリチは、ショパンコンクールで世界の寵児となり、
事実上、弾けばなんでも「新しい!」「個性的だ!」と絶賛されたので、
この演奏会も批判的な批評は見かけなかったような印象だった。
一部には否定論もなくはなかったが、当時の日本では、
「頭の硬くない、見識のある人間は、ポゴレリチを理解している」
みたいな変な風潮があって、見出しは「賛否両論!」でも、
内容は結局、ポゴレリチの感性の斬新さを認めるというものが多かった。
吉田秀和氏が最初からポゴレリチを、全肯定ではないにせよ、
相当高く評価なさっていたので、その影響も大きかったかもしれない。

ちなみにフィラデルフィア管弦楽団とポゴレリチは、
少なくとも99年にアメリカで共演したことがあった。
それは99年10月14~16日のことで、このときの北米ツアーでは、
ポゴレリチはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を各都市で演奏し、
フィラデルフィア公演もその一環だった。
フィラデルフィアでの指揮はサヴァリッシュで、当時の報道によれば、
彼はリハーサルが終わる頃にはポゴレリチを見ようともしなかった、
とあり、本番ももちろんさんざんな出来映えだったようだ。

尤もさんざんだったのはサヴァリッシュとオケにとっての話で、
ポゴレリチはやりたいようにやって満足していたらしかった。
このときのラフマニノフの演奏時間は「50分」。
記事には「テンポが遅すぎて耐え難かった」ことや、
「タッチが硬すぎる」「オケがソリストに同意していない」
「ポゴレリチは自分の改革の問題にばかり没頭していた」
ことなどが、批判的な調子でかなりたくさん書かれていたものだ。
この企画での来日公演はなかったが、もし実現していたら、
このときこそホンモノの賛否両論になっていたのではないだろうか。

とりあえず十年以上前には、既にポゴレリチは
相当なところにイっていたらしいことが、改めてわかった(汗)。
しかし私の記憶にある99年11月の来日公演のリサイタルは、
「音楽の破壊」というような凄まじいものではなかった。
その前に聞いた97年の来日公演よりも、
むしろ落ち着いた演奏や解釈だと思えたくらいだった。
あの頃、協奏曲を聞かせて貰える機会が全くなかったことが
今になってみると、それなりに残念に思われる。
ポゴレリチはその一年後から全面的に療養生活に入ってしまうので、
90年代の終わり頃の彼は、多分、状態が悪かったわけだが・・・。

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昨日は歌舞伎座さよなら公演の千秋楽だった。
あとは明日の閉場式を残すのみとなった。
旧宝塚大劇場、旧東京宝塚劇場も既になく、
これからはとうとう歌舞伎座まで解体されるのだ。
若い頃に私が馴染んだ劇場が本当になくなってしまう。

結局私にとっては、ほぼ一年前の昨年5月に観た、
菊五郎の『加賀鳶』が、歌舞伎座最後の思い出になった。
さよならの『弁天』『お嬢吉三』が観られなかったのは残念の極みだが、
一方、長年の音羽屋ファンとしては、あの神業みたいな竹垣道玄が
自分の中で最終的な歌舞伎座の記憶になって残るのは、
かなり幸せな巡り合わせだったとも思っている。

『歌舞伎座はなくなりますが、歌舞伎は続きます。役者は働きます』
音羽屋オフィシャルサイト『役者のことば』)
と菊五郎が言っていた通り、このあともまた、
語り次がれるような名舞台がきっと続いて行くことだろう。
新しい歌舞伎座に行ける日を楽しみにしたいと思う。

***********

昨夜はポゴレリチがアルゲリッチの代役で出演した、
デュトワ×フィラデルフィア管弦楽団の公演もあった。
私は実際に聴きに行っていないのでわからないが、
感想を聞かせてくれた友人知人の言葉や、
ツイッターや各種ブログに出ているレポを読む限りでは、
ポゴレリチは非常に彼らしい、独自の世界を展開したようだ。
第二楽章のテンポが遅すぎて、管楽器が死にそうだった、
という感想には笑ってしまった。
ポゴレリチの演奏はショパンなのに「現代曲のようだった」、
あるいは「Rockだった」等の感想が複数あった。

皆が称賛しているのはデュトワの柔軟性やバランス感覚で、
およそフツーではない(!)ソリストの自己主張を
一方的に否定せず、オケとの融合をはかり、
音楽としてまとめ上げることに尽力してくれたということだった。
デュトワの力量と度量の大きさに敬意を表したいと思う。
過去のポゴレリチの、海外での協奏曲評を見ると、
指揮者とは決裂に等しいような状況になったこともあったので
昨夜はデュトワならばこそ、演奏を成立させてくれたのだと思う。
急な代演、曲目変更、しかもマトモとは思えないソリスト(爆)で
オケの方々も大変なご苦労があったことだろう。

5月3日も同じショパンのピアノ協奏曲2番だが、
今度は指揮者もオケも会場も全く違うので、
どうなることか、引き続き楽しみでもあり心配でもある。
何より、ポゴレリチは「ラ・フォル・ジュルネ東京」の意味や、
国際フォーラムのホールAの状態などを、本当に理解しているのか、
私は密かに、未だに不安に思っている。

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先週くらいから私は頭皮がひっぱられるような不快感に悩んでいた。
いや、まあ、あまり真剣に悩んでいたワケではなかったのだが、
気がつくと、いつも頭の上半分がぴりぴりと変な感じがしているので、
ラジオを聞きながら両手で頭の周囲を撫でてみたり、
肩凝りから来ているのかなと、首の横を押してみたりしながら、
なんとかこの気持ち悪さが軽減できないものかと考えていた。

違和感は左右のこめかみから頭頂部にかけてで、
感じとしては「お椀をかぶせられたみたいな」気分だった。
どんだけデカいお椀やねんと思いながらも、
できたらこれを脱ぎたいものだと、一日に何度も考え、
この年齢になって初めて、鉢担ぎ姫の不便さを思いやることができた。
ただ私の場合、親から被せられたのでないことだけは明白だった。

鍼灸で肩凝りをほぐしたら良いのではないかと思い当たったが、
今、運の悪いことにお馴染みの鍼の先生が連休に先がけて休診中で、
全然知らない新しいところで鍼を打って貰う気にもなれず、
昨日は、とうとう一大決心して近所の脳神経外科に行った。
自己診断ではこれは「緊張型頭痛」の範疇だと思われたのだが、
前々からの「目眩」の件もあるし、
もしや頭が変になっているのではないか(爆)、
とだんだん自信がなくなったのだ。

先生は、症状や病歴、血圧などに関する私の話を聞いたあと、
「それはね、自律神経がおかしいのですよ」
と簡単に仰った。
「目眩も最初は内耳が原因の頭位目眩だったんだろうけど、
今はむしろ、ストレスとか自律神経系から来てるんだと思いますよ」

私の場合、現在のストレスって何だろう。
老親の心配か?娘の学業成績不振?それとも自分の健康不安?
いや案外、ポゴレリチを聴きに行かねばらないことかも?(爆)
ってか私の年齢で「自律神経」と言ったら、結局「更年期」のことでは?

「では一応検査だけはしておきましょうか」
と先生は私に廊下に出るように仰った。
看護師さんに案内されて廊下の突き当たりまで行くと検査室があり、
入った瞬間、…………私は帰ろうかと思った。
なぜならそこにはMRIがあったからだ(汗)。
私は一般の開業医にはCTしかないだろうと思い込んでいたのだ。
シマッタ。来るんじゃなかった。
MRIなんかヘタに撮影して動脈瘤でも見つかったらどうすんねん。

しかし看護師さんに拉致されている私は、もう抵抗できなかった。
そのまま検査台に固定され、機械がコツコツ言い始めた。
2005年に初めて婦人科でMRIを受けたときは、
検査中、ヘッドフォンでかぐや姫の『神田川』を聞かせてくれて、
昨年、整形外科で腰のMRIを撮ったときには、検査室内に、
誰かのチャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』が流れていたのに、
今回は、ヘッドフォンも音楽も全くなく、
ひたすらコンコン、ドッドッと鳴り続ける音を聞くしかなかった。
唯一の救いは、開放型MRIで、閉塞感がなかったことだった。

終わって診察室に戻ると、もう私の頭の画像が、
シャウカステンにずらりと並べられていた。
「何にも、ありません」
と先生は淡々と仰った。
「腫瘍も梗塞跡も無いし、血管も詰まってません。
ということは、目が回ってても、頭痛がしてても、死にませんので」

よよよよよかった(T.T)。

医師「ただ、ここ。蓄膿がありますね」
転妻「え」

先生は私の頭部輪切り画像の一枚を指された。
そこから続いて何枚かの写真に、どれも、
右の鼻のところに、白い水たまりのようなものが写っていた。

医師「鼻、右側だけ、蓄膿症ですね」
転妻「そうなんですか」
医師「左は、全く何も写ってないでしょ。右だけ」
転妻「……知りませんでした(..;)」

先生のお話によると、こういうのは結構よく見つかるということだった。
全く症状のない副鼻腔炎が、画像診断のときに偶然発見される、
というのは、鼻炎の自覚のない人でも割とあるのだそうだ。
私のようにアレルギー性鼻炎の既往があれば、
なおさら納得できることだと言われた。
ただ、今さしあたり痛みや発熱など急性症状がないのであれば、
画像で見る限り大した蓄膿ではないし、問題ないとのことだった。

頭を調べて貰ったら、鼻が蓄膿症だと判明してしまった。
うぅむ。そういや以前もこんなことがあったな、
耳鳴りがすると言って耳鼻科に行き、鼻の治療をされて帰ってきたという。

ちなみに、それらの画像の下の余白には私の姓名と年齢が印字されており、
さらに、なぜか「体重○キロ」という記載まであった。
その数字はかなりいい加減ではあったが、事実と懸け離れてもいなかった。
この医院に来てから私は一度も自分の体重を申告していないのに、
一体、どうしてわかったのだろう。
体型から見当をつけたのだろうか?んなバカな。
あのMRIは、検査台に寝た人間の重量を概算で算出するのか……。

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連休に入る前に髪を切っておこうと、行きつけの美容室に出かけた。
カットのついでにヘアマニキュアも頼んだ。
「どんな色にしますか(^o^)」
と美容師さんは明るく訊ねて下さったのだが、
私の場合、色はいつでも「黒(=地毛)」指定だ。

♪頭を黒くして 仲間に入ればいいのに
♪アパートの大家と来たら 文句ばっかりだ
(『恐るべきジェネレーションの違い(Oh, Ya!)』)

という清志郎の歌が蘇って、内心笑えた。
残念ながら、私は今更若者の仲間入りはできないが、
そうかと言って放置し過ぎて頭が半白にまでなったら、
これはこれで、やっぱり見苦しいだろうとは思うので、
とりあえずシロかクロかはハッキリさせておかなければならない。
それで今は「黒く塗る」ほうを選んでいるわけだ。

Paint It Black(黒くぬれ) /The Rolling Stones(YouTube)
↑白髪染めの歌ではありません。念のため。

ふと気づいたら世の中では「茶髪」が一般的になっており、
「よしこさん頭黒いからどこにいてもすぐ見つけられる」
と宝塚仲間に言われる有様だ。
たまには多少明るいトーンに染めても悪くないだろうな、
と思いつつ、やはりオリエンタルな黒を好むワタクシなのだった。

♪大家の言うこともわかる
♪頭を黒くして仲間に入ればいいのに
♪アパートの大家ときたら だけど意固地になって頑固なだけ

恐るべきジェネレーションの違い(Oh, Ya!)(YouTube)

**********

ちなみに私は明日のサントリーホールには参りません。
「どこでもドア」があれば間違いなく行ってたと思いますが。
世紀の名演(迷演)を逃すことになるかもしれず、大変心残りですが、
遠方より、公演のご成功を熱くお祈りしております。

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アルゲリッチの代演でポゴレリチの弾く28日の協奏曲ですが、
払い戻しと同時進行で「当日引換券」が販売されているようで、
残席数や席種などの状況が日々、変化しています。
ポゴレリッチ×デュトワ指揮フィラデルフィア管弦楽団(イープラス)
4月28日(水)19:00@東京サントリーホール
10/4/23(金)10:00~10/4/28(水)14:00 受付

今朝ほどは一時、S席からD席まで含めた全席種が出ていました。
聴きたいがS席A席の値段がネック、という場合、
諦めずに時間を変えてアクセスなさることをお勧めします。
良いタイミングで戻り券と巡り会えれば、
ご希望の席種が入手できる可能性が、まだあります。

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・昼には某デパートで行われている北海道展に家族で行った。
主人と娘は以前から、某メーカーのチーズケーキにハマっていて、
北海道の物産展が来るとネットやチラシでチェックし、
出店があれば必ず買いに行くことにしている。
きょうも逃さず二種類買い、ひとつは解凍して夕食後に楽しみ、
もうひとつは後日改めてということで、冷凍庫に入れてある。
一方、私はこの二人のように食べ物に凝る人間ではないのだが、
去年の北海道旅行の時に空港で買ったシンプルなビスケットが
割と気に入っていたので、それを見つけて自分用に一箱買った。

・夜は、マンションの管理組合の総会があった。
我が家では、ちゃんと話し合ったり取り決めをしたのでもないのに、
なぜかマンションの行事には、最初から私が出ることになっている。
会議も防災訓練も、何かの点検関係も、いつでも私だ。
幸い、今夜の総会そのものは淡々と進み、
紛糾するような議事もなかった。
理事会役員は立候補がなく、前年度の方々の再任となった。
ベストメンバーの理事会だと思うので、全く異存はないのだが、
特定の方々に負担が集中しているようで申し訳なくも思った。
何年も再任され続ける苦痛は、私なりにわかるつもりだ(汗)。

・今週末からいよいよゴールデン・ウイークに突入する。
ポゴレリチは28日の協奏曲が入ったことだし、
もうそろそろ来日するのではないだろうか。
私も東京へ行く準備をしなくては。
この時期としては意外と気温が低い毎日なので何を着るかが問題だ。
だいたいが私はブラックフォーマルと部屋着で暮らしている人間なので
このままだと、葬式冬バージョンからコートとカイロを取り除き、
光りモノをプラスした、という風体になりそうだ。
つまり娘の卒業礼拝・入学礼拝と同じ。良いのか自分、それで(汗)。

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暑かったり寒かったり天候不順なので、
実家の80歳超夫婦はどうしているかと電話したが、
母はいきなり政府批判を始め、意気軒昂であった。
謹んで、かつ適当に拝聴したところで、話題を変え、
それで腰のヘルニアはどうなったのかと訊ねたら、
かなり良くなって日常さほど困っていることは今ない、
との返事だった。

「ただ、気づいてんけど、けんけんができないねん」
と母は言った。
1月下旬にヘルニアが原因で一時的に右足に力が入らなくなり
その間、ちょっと移動するのに自由なほうの左足で
けんけんしようとしたのだが、もはや出来なかったのだそうだ。
何歳頃から自分がけんけんできなくなっていたか、
気がつかなかったけれど、・・・と母は言った。

「けんけん」は、実は意外と高い身体機能を必要とする動作で、
確か、乳幼児の発達段階の中でも3歳か3歳半くらいが目安だった。
走ったりつま先立ちをしたり、両足ぴょんぴょんしたり等の動作は、
2歳代でだいたい出揃うのだが、「けんけん」だけは違うのだ。
子供を見ていると、「けんけん」ひいては「スキップ」などが、
いかに高度な身体能力であるかがわかる。
つまり日常生活に関して不自由なく動けていても、
「けんけんができない」のは十分有り得ることだ。

ほんなら仕方ないか、と母は一応納得していた。
無理してけんけんに挑戦して転んだりするのはさすがに愚かしいし、
けんけんができなくても、別に何も困ることはなかった、
と考えついたようだった。
それから母は、最近は前頭葉がダメになった、とも言った。
モノの名前が思い出せなくて呻吟する気分になることが
とても多いのだということだった。

そんなのは私も同じだ。
先日も、話の途中で『片山さつき』の名が出て来なくて困り、
その後三日ほどずっと考えて(考えるなよ)ようやく思い出したのだ。
「中年になったら、みんな『あれあれ』『あのほら』で会話するねん。
 脳味噌も、だんだん、けんけんできんようになんねん。正常やん」
と言ったら、母はまた納得していた。
きょうは案外素直だなと思った(逃)。

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ポゴレリッチ×デュトワ指揮フィラデルフィア管弦楽団(イープラス)
4月28日(水)19:00@東京サントリーホール

本日10:00より発売、4/28(水)14:00まで。
ただし期間内でも予定枚数終了次第、受付終了となります。

***********

KAJIMOTOサイト内のKAJIMOTO音楽日記が今夜更新され、
ポゴレリチに関する記事がUPされています。
メール・インタビューも掲載されています。

来日迫る!鬼才イーヴォ・ポゴレリッチ(KAJIMOTO)

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