転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



書く機会を逸していただけで、NHKラジオ語学講座は、
8月も9月も、ほとんど毎日、続けては、いた。
9月末までで前期講座が終わった。

フランス語初級編は、実質「初級から中級へ」と言える内容で
半年間、きっちりと初級文法をおさらいして貰うことができ、
私にとってはここ何年もなかった傾向の講座で、とても役立った。
仏語力として余裕はあったが、寝ていても出来るというほど安易でもなく、
即答し損なうレベルの問題もあり、巧く文法の穴を埋めて貰えたと思っている。
間接話法や時制の一致までカバーして貰えたし
条件法の様々な用法に触れて貰えたのも有り難かった。
杉浦先生の落ち着いたお声はとても聞きやすくて良かった。
また、講座中、マリ=ノエルさんが日本語をお話になる箇所はなかったが、
冒頭の「頑張りましょう!」の一言だけで日本語の発音の良いのを感じた。

フランス語応用編は、前年の後期講座がすぐ再放送になったものだったが、
私にとって最適なレベルであったので、得るところが大きかった。
放送後に毎日の復習を丁寧にやれればもっと良かったのだが(汗)。
関係代名詞lequelも、私の永遠の(殴)弱点だなと思った。
auquel、duquelとかたちを変えつつ、先行詞と整数一致させる、
みたいなことが咄嗟には全然できない。
これに限らないが、理屈はわかっているが速く出来ないことが多々ある。
大塚先生は言語明晰で説明もクドくなく、素晴らしかった。
クリスティーヌさんと一緒に音読するのは、毎回とても心地よくて、
今季の応用編は言う事無しだった。再々放送はさすがに無いか(汗)。

スペイン語初級編は、私のスペイン語検定6級受験に本当に役立った。
こちらは毎回、ヒントが親切すぎるほど出されるので、
『言ってみよう!』の箇所は楽勝だったが、
復習回の冒頭にスペイン語作文させられるのが案外キツかった。
それと、ジョン・ダビッさんのスペイン語を聴いていて、
[s]の有声化についてしばしば意識させられた。
たとえば「3時」はlas tresでこれだけなら語尾は[s]なのだが、
「午後3時」となってlas tres de la tardeとなるときには、
うしろにdeと有声音が続く影響で、tresのsが[z]的に発音される。
Es naturalとかEs verdadの[s]も同様に[z]っぽくなる。
音韻論的には[s]も[z]も同じものになるが、自分も巧く有声化できたら
スペイン語としてカッコ良くなるかも(^_^;、みたいな感じがした。

スペイン語応用編は、私のような初級者でも読めればついて行けて、
部分的にでもわかればそれを学習に役立てることができる、
という点で、とてもやりやすく、休まず続けることができた。
リディアさんの模範音読は、意味のまとまりごとに区切る箇所が
わかりやすくて、読み方としても考え方としてもとても助けになった。
塚原先生は毎回実に「過不足なく」という印象の説明で、これも良かった。
Practicamos un poco masで出て来る例文の問いと答えにしても、
少ない量で実に中庸を得た感じの「巧い」答え方が提示されていて、
スペイン語のみならず、英語や日本語でさえも、
こういう返事の仕方は参考にしたいものだと思ったほどだった。
『挑戦しよう』の箇所は、できる日とできない日があったが、
そこは自分のスペイン語力が低いので致し方ないと思い、
あまり追求はしなかった。

4月からこの半年間、ほぼ毎朝、放送を聴くかたちで継続でき、
それは私の日常が概ね、落ち着いていたということでもあり、
とても有り難く思っている。
後期も継続する予定だ。

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私は概して、平仮名より漢字が好きだ。
その最たるものは、例えば「子供」という表記で、
私は「交ぜ書きが嫌い」という理由も相まって、
これを「子ども」と書くことを意図的に避けている。

また、私は補助動詞も、自分の好みにより漢字で書くことが多い。
例えば、「○○を下さい」と、何かをくれるように言うときと、
「○○をしてください」と、行動についてお願いをするときは
同じ「クダサイ」部分でも働きが異なる。後者が補助動詞だ。
これらに関して、特に公務員の書く公文書においては、
単独の動詞としては「を下さい」と漢字が当てられるが、
補助動詞では「をしてください」と平仮名書きにするのが
明確な決まりになっている。

しかし私は、敢えて、それに従っていない。
自分の趣味により、補助動詞でも漢字で書くことを、
この日記では自分に対して許している。
急いでいるとき等、ワープロソフトの変換に逆らわないこともあるので、
厳密に必ず漢字にしている、というほど強固に一貫したものではないのだが、
吟味できる時間的余裕があるときは、漢字を当てていることが多い。
理由は、平仮名で書くと、音そのものが表記に現れる気がして、
生々しい、というのが私の生理的な感覚だからだ。
私は自分の書いた文章の中で、あまり「音」を「見たくない」。
一般的な感覚が、そのようなものでないことは承知している。
単に私がそう感じるので、平仮名書きにごく僅かな・微かな嫌悪感がある、
というだけのことだ。
日常特によく遭遇するものとしては、
「~をして『下さい』」、「~をして『戴く』」のほか、
「出来て『来る』」「死んで『行く』」なども私個人の趣味で漢字で書いている。

尤も、ビジネス文書や挨拶状、答案など、公式的な意味合いを持つ文章では、
私もきちんと、補助動詞部分は平仮名で書くように努めている。
そのくらいの柔軟性は、一応、保っているつもりだ(^_^;。
日本語には厳格な正書法は無いので、私的な文章をどう彩るかは、
個人の趣味を優先しても良いであろう。
補助動詞を平仮名で書くというルールがなぜ一般的かというと、
その言葉が動詞だったときの本来の意味を既に失っているから、
というのが、文法的な妥当性を背景にした理由なのだが、
私は本来の意味を持っていたときのかたちで書くほうが好みに合うのだ。
すみませんね。

振り返って考えてみると、「音を見たくない」問題に加えて、
私は子供の頃から、「濃い」ページが好きだった。
漢字が多く、行間や字間が広くなくて、隙間無く埋めた感じのする印刷に、
とても美しいものを感じて、そういう本は特別に大切に扱ったものだった。
文庫だったら昔の岩波とか新潮とか。
楽譜でも全音ピアノライブラリーのが特に大好きだった。
内容はともかく(爆)1ページにぎっしり印刷してあるから(笑)。
中二病の頃など、文章を書くときは、可能な限り、
辞書で調べてでも書ける箇所はすべて漢字で書いていた。
形式名詞(「~する事」「~な時」)や接続詞(「但し」「或いは」)、
副詞(「既に」「随分」)、連体詞(「此の」「来たる」)等々も、
私は常に漢字で書くようにしていた。
また、改行したあとの見た目に強いコダワリがあって、
新しい行の半分以上は埋めるように、表現を工夫したりした。
白い部分を可能な限り少なくしたかったのだ。
ひとえに、自分にとってそのほうが美しかったから。
当時の日記帳は凄いよ(汗)。

長ずるに及んで視力がダメになり、今は老眼もあるので、
フォントサイズの小さいものは軒並み無理になってしまったが、
やはり、漢字で隅々まで埋めた感じのレイアウトのが好みではある。
「平仮名」という「一文字が一音」の剥き出しの世界を「漢字」で包み、
同時に、紙や画面の白いところを丁寧に埋める、みたいな感覚だ。
ラノベの類いをあまり読まないのは、内容以前にまず、
全体的に見た目が白っぽくて、「大事に読みたい」気分が湧きにくいからだ(^_^;。
この日記の表記に関しては、そういう「ぎっしりにしたい」ヘキと、
それでも見に来てくださる方々があるのだから自己中が過ぎてもいけない、
という自己抑制との、中間地点で揺らいでいる部分が、しばしばある。

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あれから我々夫婦の分の、広島市のワクチン接種券が来た。
実家のほうにも両親用のが届いていたので、
サ高住の詰所に提出しに行った。
着いたのは午後4時前だったが、両親は寝間着のまま、
きょうはマスクを着用して車椅子に座っており、母いわく、
「おはよう。今、起きたとこ」
とのことであった。
両親とも、最近は眠っている時間が長く、特に父のほうは、
食事も取らずに眠っていることが増えたとのことだったが、
年齢を考えても何も頑張る必要はないので、そのとき一番ラクなように
させてやってくださいとお願いし、職員さんにも改めて了解して戴いた。

それから、車椅子を押されて、ふたりはロビーに出て、
ほかの入居者さんと一緒に、テレビのほうを向いて並んだ。
居室から出るときはマスク着用が決まりになっているようで
集まっている人達は皆、一様にマスクをつけていたが、
うちの父などはすぐに勝手に外してしまっていた。
マスクは基本的にうっとうしいので、きちんと着用することは、
やはりある程度、意思の力がないと継続できないものだなと思った(汗)。
私とて決して、マスクがキモちよくて手放せない、…のではないからな。

スタッフさんが空いた椅子を下さったので私も一緒に座った。
皆、特に何かを話すというほどでもなく、リラックスした感じで、
それぞれ車椅子や背もたれつきの椅子などに座っていた。そして、
「これからテレビ体操を流しますね。無理のない範囲で、
できるところを一緒にやってみてください」
と全体に声掛けがあり、画面に体操の映像が出てきた。

テレビ体操は、内容的には私には初めて観るものだった。
立っている人と座っている人、両方の姿勢でできるようになっており、
イントロの音楽が流れ、まずは、軽く両腕を上げる運動、
……となって、音楽に合わせて両腕を上げたのは、私ひとりであった(爆)。
入居者さんたちは、ただ画面を眺めているだけで、何もしなかった。

つきあいとは言え、始めた以上いきなりやめるのも申し訳ない気がして、
私は一応、座ったまま、テレビの動きのとおりに体操を続けた(汗)。
音楽が流れ続け、テレビ体操の動画が進行し、
広間に集まった数十人の高齢者が無言で画面を凝視する中、
私ひとりが体操をしているという、シュールな図(大汗)。
…と、もうひとり、部屋の端のほうで、お爺さんがときどき足踏みをしていた。
それはテレビの体操の動きと、リズムや方向が合っていた。
この方は、車椅子でなくソファに座り、横に歩行器が置いてあったので、
そのほかの大半の方々よりは、体が自由になる方のようであった。

なるほど、テレビ体操の画面を見て、そのとおりに体を動かす、
というのは、結構な精神力・認知能力・身体能力を要するものだったのだ。
毎朝毎晩、オンラインエアロビクスが延々とできる転夫ころもん氏は、
大変優秀なヒトであると、帰宅してから私はしみじみと思った(違)。

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11月に再演される『マハーバーラタ戦記』だが
前に出ていなかった鶴妖朶王女の配役が、中村芝のぶ(しのぶ)、と発表された。

歌舞伎座新開場十周年 吉例顔見世大歌舞伎
(2023年11月2日(木)~25日(土))
(歌舞伎美人)

私としては嬉しいことだ。
私は以前から芝のぶに心惹かれている。
これまで、幹部級の役がつかなかっただけで、実にいい役者なのだよ!
今回の配役実現には、菊之助の熱意もあったのではないかと想像している。
今の菊之助の立場になれば、こうして、実力のある役者さんに
積極的に大きな役をつけて行くことも大切な務めだろう。
これでまた、今回のマハーバーラタ再演がいっそう楽しみになった。

私が最初に芝のぶを発見し、真ん中で使うべきだと感じたのは
2005年の春だった。あれから18年!!

観た!(2005年04月04日)

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休日
天国であった。
きょう1日、完全な休日だったのである(泣)。
更に完璧なことに、今夜は晩ご飯の支度が要らなかった。
転夫ころもん氏が、夕方遅くから始まる仕事が一件あって、
その前にどこかで食事は済ませるから家では要らない、と言ったのだ。
それで私は、午後から居間のソファで本を読みながら昼寝し、
起きたあと、自分の夕食は宅配を取って、さきほど早々と済ませた。
自分ひとりだけの面倒を見れば良いなんて、
なんとまあ、気ままで自堕落で、素晴らしいことだろうか(泣×2)。
うたた寝の御蔭でスッキリしたし、何ひとつ手間暇かけずに満腹もして、
もう、何も言うことはないほど、今のワタクシは幸せである。
食後のコーヒーを淹れ、こうしてマイPCで遊んでいる。

ワクチン
新型コロナワクチンの秋冬接種が明日9月20日から始まる予定だ。
さきほど、広島市のワクチン予約サイトを覗いてみたところ、
web予約可能な医療機関の中には、既に△になっている予約日もあった。
なかなか出足が早いが、我が家には接種券がまだ届いていない。
市のサイトの説明を読んだ範囲では、申請しなくても来る筈なのだが。
接種券番号は毎回同じだから、とりあえず予約だけ入れてしまおうか(殴)。
年末年始の神社奉仕のところで最大の効果を発揮して欲しいので、
11月のどこかでモデルナを接種できれば理想的なのだが……。
今年三が日の記録では、自ら記帳した参拝客に限っても約6000人だった。
特に今度の正月は、たとえ咳や発熱があっても、もうお構いなしに、
ノーマスクで参拝の列に並んで大話(おおばなし)する人らがいるよね!?
ワクチン無しでああいう大集団を連日サバく勇気は、私には無い(汗)。
だが今回は政府が、全体でも国民の20%分のワクチンしか輸入しないから、
もし希望者が多かった場合は、全員には行き渡らない可能性があり、
出遅れて打ち損なうよりは、打てるときに打っておくのが得策かとも思ったり。
一方で、第一三共のコロナワクチンが新たに認可されるという話が出ており、
実現すれば、不足分は全部、その新しい国産で補うということもあり得るか。
個人的には、補充するならノババックスのXBBを入れて欲しいのだがな。
更に今年はインフルも流行しており、これもワクチン争奪戦になるかも(汗)。

巫女舞稽古
うちの実家の当主が複数神社の巫女舞を指導することに
大昔から決まっており、別に一子相伝でも何でもないのに、
なぜか私もまたそれをやらされて現在に至っている。
いちばん例祭の早い隣村のB神社の巫女舞稽古が、既に始まっており、
今週後半から来週にかけては、学校帰りに巫女さんたちが集まるので、
何度か、夕方から練習に付き合うことになっている。
有り難いことに隣地区のC神社は、今年から地元の方が指導してくださることになり
私は完全に放念していられるようになった。
更に、これまで2セットの装束&舞扇・鈴を三社で回していたものが、
このたびB神社が巫女装束と舞扇と鈴を、自分たち専用に購入したので、
うちの村の神社(すなわちここでは便宜上A神社)と、隣地区のC神社、
それぞれが独自に、本番用装束と舞扇と鈴を、所有できることになった。
それで先日、C神社の総代さんに、うちの社務所で保管していた、
本番用&稽古用装束と道具一式とを、めでたく進呈することができた。
10月の初めから11月にかけて、2セットの装束を洗濯&アイロンしながら
三社で回すという綱渡り的な労働から、私はようやく解放されるのである!
緋袴&白衣&舞衣、のべ何十回×何年、畳んだと思って!!
かくなるうえは、A神社&B神社の巫女舞指導も、
私のほかに、誰かできる人を新しく複数名、育成するのだ。
私が出て来なくても、巫女舞練習ができるようになっていて欲しいの!
装束の件にケリがついたのだから、これも一歩一歩やるしかなかろう。

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よく働いた休日からあと、全く休みがなく、
三連休も私には存在しなかったが、きょうの午後ようやく解放された。
総代長はまだ支部の打ち合わせで出かけているが、私は帰らせて貰った。
もう無理ス。疲れました。

神社仕事が忙しいと、朝はトーストとコーヒーのみでバタバタと出勤し、
昼は予め買っておいたコンビニのサンドイッチで超スピードで済ませるので、
そのような日は食費が激安だ。
購買のパンを買っていた高校生の頃より、間違いなく安い。
神社仕事では1日じゅう、外祭用の祭壇を組んだり真榊を運んだり、
榊の枝を玉串用に切りそろえたり、紙垂(しで)を作ったりと、
外作業をして過ごすことが多く、授与所に人が来たり電話が鳴ったりと、
予期せぬ中断もしょっちゅうあるので、空腹を感じる暇がない。

しかし、こうして午後の早い時間から久しぶりに自由になってみると、
自分の状態に注意を向けられるくらいに余裕ができて、
さすがにコンビニのサンドイッチだけでは、
結構、モたないものだなと実感できた(^_^;。
つまり、こんな早い時間なのに、既にかなり空腹なのだ。

痩せるためには、私はもっと社務所に出勤するべきなのかもしれない。
現に、過去の経験だと、神社での労働の翌日に健診で採血したら、
中性脂肪値が、かかりつけ医に絶賛されるほど低かったことがあった。
しかしこの食生活をあまり続けていると、明らかに栄養不良になり、
アルブミン値が下がりそうだし、貧血にさえなるかもしれない。
極端に食事を減らすことで減量すると、
かえって脂肪肝になったりする危険性もある。
なかなか難しい。

栄養バランスを保ちつつ、摂取カロリーを抑えるのがポイントだ、
要はすべて中庸を心がけるべきなのだ、……とわかっちゃいるのだが、
自分で良いと思うことを思い通りに実践できるほど、私は暇ではない。
日々、用件ごとのタイムリミットがすべてに先んじているので、
その他のことは、細切れ時間に超特急で済ませることになる。
昼食が必ずコンビニの「ひとくちサンドイッチ」になっているのも、
全体に速く食べ終えることができて便利なのと、
急な用事が入ったら、食事の途中でも即座にやめることができるからだ。
幸か不幸か、私は「食」への関心が限りなくゼロに近い。
毎日同じメニューでも、味がどうでも、全く何ともない。

いきおい、神社に出ている日はまともな食事は夜だけになり、
一方で、何もしなくてよい束の間の休日は、三食に留まらず、
午前中からコーヒーを淹れ(=コーヒーは好き)、オヤツを食べている有様で、
目下、私の毎日は極端であり、どっちに転んでも不健康である。
体質的にアルコールが駄目で、酒が全く飲めないので、
その点だけ、私の心身のためには多分良かったのだろうと思っている。
御神酒に不自由しない神社勤務で酒が強かったら、身を滅ぼすね(^_^;。

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先日、自宅マンションのLDKの照明を変えた。
いつもお世話になっているインテリアショップで、
前々から気になっていた、スペイン製のアイアンフレームのシリーズを
思い切って、LDK用に3灯まとめて購入した。

以下、左から、ダイニング、通路スペース、リビング、全体像、の順。
シーリングメダリオンは、以前のものをそのまま再利用した。
   

LDKの照明を、入居以来10年超のところで新規に取り付けたのは
2020年の春だった
ので、そんなに年月は経っておらず、
壊れたとか特に不具合があった等の理由では、全く、なかった。
単に、このあたりで何か、思い切ったことをしたかっただけだった。
――忙し過ぎ、休日が貰えなさ過ぎて、私は、キレたのである(汗)。

しかし私にも、まだ、理性はあった。
いくら総取り替えをしたからとはいえ、これまで使用していた品々を
「この際、捨ててしまえ」などと思ったのではなかった。
ちゃんと、取り外した照明の行くべき場所も、計画のうちに入っていた。
まず、もとLDKの真ん中というか通路部分にあったシーリングは、
和室で使うことにした。
↓左側のが今回の移設後完成写真。右のはこれまで使用していた行灯型照明。

 

ここへ持って来たのには、インテリア趣味のほかに、実用的な理由もあった。
この和室は目下、私の寝室でもあるので、
こういう、電球の光が直接目に当たらないデザインの照明が欲しかったのだ。
シェードの下部が開口しているものだと、真下に仰向けに寝たときに、
点灯中の電球を直視する格好になってしまい、目がつらかった。
その点、この照明はLEDで明るいうえに、シェード越しに照らすタイプで、
眩しくないのが良かった。

更に、これまでダイニングとリビングに吊していたペンダントライトは、
実家の父の寝室(=今は私の居室同然)に移すことにした。
↓左側が今回の完成図。右側はこれまで使っていた円形シーリングライト。

 

築100年超のオバケ屋敷の中で、この部屋だけが
現在、極端に美しく、掃除が行き届き、別世界の様相を呈している。
母屋の大半は廃屋だし、昔は納屋だった増築部分も物置同然なのだが、
この、平成の初めに改築した棟の一角のみ、
私が己が居室と選び定めたのが理由で、
ショールームの如き欧風インテリアの部屋となっている。

自宅マンションの和室の照明は15年以上使ったものだったし、
父の寝室のシーリングライトに至っては30年くらい前の品だったので、
それぞれ取り外し、……しかしとりあえず捨てることはせず、
実家の増築部分1階に残されている旧・台所に置いておくことにした。
いつの日か、――それはおそらく、あまり遠くない将来だが、
この実家を処分するときがきたならば、
私が今、父の寝室に持ち込んでいる愛する私物たちは引き揚げて、
かわりに、元の家具を置き、これらの古い照明を再度、取り付け、
良くも悪くも原状回復させるつもりだ。
その日のために、古い蛍光灯照明たちを残しておくのだ。

ということで、自宅マンションのLDKの照明を一新でき、
自宅和室も実家居室もグレードアップでき、
しかも、短気を起こして捨てまくったりもしておらず(笑)、
一件落着した。

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朝から某サ高住に行って、業者さんと待ち合わせ、
両親の部屋から不要な荷物を出し、実家に運ぶ作業をして戴いた。
段ボール10箱余りと、ハンガーラック2本、カラーボックス1つ、
書籍類、バケツや洗面器、小物、等々あった。

両親の暮らしぶりについて、サ高住のスタッフさんにお尋ねした範囲では、
引越の日に私が整理してチェストに分類して入れた衣類その他の品々で、
現状、何も不自由はないとのことで、多分、今回の私の判断は
そんなに間違っていなかっただろう、と思うことにした。
業者さんは、先月末に某老人ホームからここへ移るときにもお世話になったので
既に状況を把握してくださっており、とてもスムーズだった。
車で15分ほどの実家まで、その足で荷物を運んで戴き、
母屋の裏の納屋の、空いている場所に運び込んで戴いた。
ありがとうございました!!

この作業の間、両親はどちらも、高いびきで寝ていて、
途中で母が左肩のあたりが痒いと言って起きたほかは、何もなかった。
痒いという箇所を掻いてあげたら、母はすぐにまた寝入った。
父のほうは、こちらの荷物移動で大きめな音がしたときだけ、
いびきが途切れていたが、完全に覚醒することはなかった(汗)。

夕方前に、サ高住から電話がかかってきて、
母がまた、発熱していて37度9分、とのことだった。
コロナの抗原検査は陰性で、咳や鼻炎なども全くなく、
本人は元気で食事も完食とのことで、
状況からは、誤嚥性肺炎の再燃だろうとのことだった。
しかしもう、食事は好きなようにしてよろしいと主治医の先生も仰り、
また数日、抗生剤の点滴をすることになった。
病院の上階のサ高住に来た甲斐が、つくづくあったというものだった。


追記:どうも見慣れない椅子が1脚、両親の部屋にあったので、
今いるサ高住は家具のレンタルは無いし、前の老人ホームで借りたものだろう、
間違って、…つまり誰も気付かずに、引越のとき持って来てしまったのだろう、
と見当をつけて、某老人ホーム生活相談室に電話をかけた。
確認して貰ったところ、果たして、椅子1脚が返却できていないことがわかり、
老人ホームのスタッフさんが、サ高住の両親の部屋に早速行って下さり、
確認のうえ、確かに貸し出していた品ということで、引き取りをされた。
サ高住の相談員さんとチーフの方も立ち会って下さった由、電話で報告を受けた。
私が自発的に申し出たことについて「ご丁寧にありがとうございました」と
老人ホームの係の方から御礼を言われたが、こちらとしても、
あとで請求が来てもアレだし(^_^;、スムーズに決着がついて助かった。

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今日は休日として確保してあったので、めっっっちゃ、仕事をした(爆)。
休みだから働いた、とは変な言い様だが、以前もよく書いたとおり、
まとまった時間フリーにして貰わないと、片付かない用件が結構多いのだ。
神社の社務所作業や実家両親関係の用事の最中には
パソコンも触れないし、考えをまとめる時間が足りないし、書類も書けないので。

ということで、今朝はまずは金融機関へ送金に出向き、ついでに買い物をし、
帰宅後、かねて懸案だった秋の例祭のときにおいで戴く神職さんの手配をした。
秋は大祭なので、宮司以外に助勤の神職さんが2名、必要なのだ。
お願いする先は昔からほぼ同じで、空いている神職さんと笛・太鼓さんを確保、
決まったら、メアドのわかっている方には駐車場案内図PDFを、
携帯番号やアドレスが不明の方には、ファックスで地図を送信。
このあと週の後半には、地区の中学生が地域探求学習で神社に来るので、
何時に総代会の誰が行って社務所と社殿を開けるかの段取り。
祭典当日の集合写真撮影のための、写真屋さんの予約。
ついでに、巫女舞の稽古日をいつにするかの連絡と調整、
巫女舞のやり方を書いた紙を人数分プリントアウトして準備。

神社関係の連絡にカタをつけたあとは、両親の福祉用具に関して、
契約書類4セットと引き落とし口座登録の書類、×2人分、の記入・押印。
次に、先日ホームからの引越でお世話になった業者さんに電話をして、
サ高住の両親の部屋から、余分な荷物を実家に送り返す算段。
更に、親戚の式年祭(父方は親戚も神社神道だ)の案内が来ていたので、
欠席葉書にご挨拶を書き足し、玉串料とともに現金書留の支度を。

ここまでで夕食になったので、一旦かたづけ、
夜になってから改めて、祭典関連の挨拶状を作成し、
神社の七五三用品と正月用品の注文書を作成し、
もう業者さんの営業時間は終わっていたので、ファックスで送信。

よっしゃ。予定していたことがだいたいできた。
よくやった、自分。誰も褒めてくれないから自画自賛。
忙しかったが、通常のように「もう○時!」「残り○分!!」等と
細切れに時間で区切られることがないのが快適だった。
毎日いちいち時間制限に追われているのがストレスのもとなので、
完成するまで・自分の区切りが来るまで作業を続けていてよい、
という今日のような仕事の在り方は、大して苦痛ではなかった。

ということで、めでたくケリがついたのは22時過ぎだった。
これから始まる私の自由時間。夜更かしするに決まっている(^_^;。
さて、まずは紅茶を淹れて来ようかね。


オマケ2題
①ここまで来ると、阪神タイガースが優勝するのは時間の問題だが、
岡田監督は頑なに「優勝」という言葉を避け、「アレ」と呼んでいる。
「18年ぶりのアレ」「アレを目指して」等々。
更に、大阪地元では報道の場でも「アレ」が昨今頻繁に用いられているそうだ。
「アレまでマジック5」。「タイガースがアレした場合の経済効果」。
そして今日、ついにはNHKまで「阪神のアレ」と言うようになった。
もう、今年の流行語大賞、「アレ」でええんとちゃう(笑)?

②今は台風13号が関東の南のほうに居るのだが、
7月の一時期、日本の南の海上に台風9号と10号とが並んでいたことがあった。
転夫ころもんはその天気図を見ながら
「おお、『命のベルト』じゃ」
と、なんだか楽しそうに言った。
……ふ、わかるよ、『ダブル・タイフーン』なんだろ(^_^;?
ジャンプすると、ベルトの風車タイフーンに風圧を受けて変身できるのよね。
仮面ライダーV3 オープニング OP

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ポゴ氏の来年1月の来日公演スケジュールが
少しずつ明らかになって来ているのだが、
21日(日)豊田の後、27日(土)東京までの間に何か入るかなと思っていたら、
豊田の前に大阪で公演することが先日判明し、
広島からは至近なので嬉しいが、私の予想と違った(汗)。
依然として一週間近く途中が空いていることになるが、このままなのだろうか?

今のところわかっているのは、以下の通り。

2024年1月20日(土) 14:00 大阪ザ・シンフォニーホール
発売日:優先予約9月22日 一般発売9月24日 ¥13000~6000
問い合わせ:ABCチケットインフォメーション06-6453-6000(問合せのみ)
https://www.asahi.co.jp/symphony/event/detail.php?id=2648

2024年1月21日(日) 15:00 豊田市コンサートホール
発売日:WEB先行6月30日 一般発売7月8日 ¥6000~4000 25歳以下¥2500~2000
問い合わせ:豊田市コンサートホール・能楽堂事務室0565-35-8200
https://www.t-cn.gr.jp/10656/

2024年1月27日(土) 19:00 東京サントリーホール
発売日:カジモトイープラス先行10月5日 一般発売10月14日 ¥15000~8000
問い合わせ:カジモト・イープラス050-3185-6728
https://www.kajimotomusic.com/concerts/2024-ivo-pogorelich/

すべてリサイタルで、現時点で出ているプログラムは、いずれも
 ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 op.45
 シューマン:交響的練習曲 op.13(遺作変奏付き)
 シベリウス:悲しきワルツ op.44
 シューベルト:楽興の時 D780 op.94

曲目としては来日公演として初出のものは無いが、
今年1月のときにはシューベルトは浜離宮でしか弾いていないので、
多くの聴き手にとって、新しい趣向と感じられるのではないだろうか。
シベリウスは、2010年5月のリサイタルでは屍しか登場していなかったが、
2016年12月に豊田公演のアンコールで聴いたときには、
現世にいる主人公が死者の魂を抱いて踊るワルツ、
として聞こえたりして、「死に具合」にも変化があったので、
今回の本プロで弾かれるこの曲がどうなっているか、個人的になかなか興味深い。
しかも多分、後半1曲目としてシューベルトの前に弾くという構成ですよね??

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