転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



クロアチア雑誌Gloriaに、時々ポゴレリチの記事が載るのだが、
このところ私が入院したりして、しばらくチェックしていなかった。
きょう、久々に検索をかけてみたら、ザグレブ?で演奏会をした、
という記事がヒットした。

KONCERT IVE POGORELIĆA (Gloria 2007-11-30)

偶然かもしれないが、私が目にする写真に関しては、
ここ数年のポゴレリチは、いつも微笑しているような表情だ。
90年代前半までは、不機嫌そうな怖い顔ばかりだったのに。

それにしても、こういう記事を見るたびに、ポゴ氏を追跡する以上、
やはりクロアチア語を覚えなくてはならない、という気がする。
日本では紹介されない珍しい情報がこんなにいろいろとあるのに、
細部が読めないのではなんにもならないではないか。

これも気になるし→Pogorelićeva Vila Alisa za 500 eura na dan
こっちに至っては→Ivo Pogorelić: Američka avantura ekscentričnog genija
読めないワタクシって実は幸せなのかなと思ったり(逃)。

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扁桃炎になった話をここ二日ほど続けて書いたが、
実は、このblogのアクセス解析によると、
「扁桃炎」「治療法」などの検索ワードで来られる方が、
季節を問わず、コンスタントにある。
世の中、扁桃炎で困っていらっしゃる方は少なくないようだ。
ということで今日は、私がこれまで自分の扁桃炎治療のために試した、
いろいろなモノや方法について書いておきたいと思う。

だがここに挙げるのは民間療法とか売薬の類であって、
私の場合、最も切れ味が良いのは今も昔も抗生剤・抗菌剤だ。
フロモックス、ビブラマイシン、クラビットなど、
そのときの状態によって効果的な薬は違うが、
痛みの強い扁桃炎では、抗生(菌)剤なしでなおすのは無理だと思う。
症状がハッキリしているときは、耳鼻科を受診して抗生剤を貰い、
普段、とりたてて強い炎症がないときに、以下のようなものを、
できれば複数組み合わせて使うのが、とても効果的であるように思う。


・漢方薬「ケイガイレンギョウトウ」荊芥連翹湯
効能に「慢性鼻炎・慢性扁桃炎・にきび」と書かれていて、
おおざっぱに言うと、頭部頚部に悪いものがたまるのを防ぐ、
という感じの薬ではないかと思う。
十年ほど前、鼻炎が耐え難くてこれを飲んだら、
物凄く咽喉がスッキリした記憶がある。また試してみたいと思う。

・漢方薬「ギンギョウ散」「ギンギョウ錠」銀翹散
急性炎症を鎮めると漢方薬局で言われて一時期買っていた。
咽喉がスっと冷やされるような気持ちよさはあった。
だがこれだけで扁桃炎がおさまるというほどの効果は、
私には、なかった。

・漢方薬「クフウゲドクトウ」駆風解毒湯
うがいをする要領で薬を患部によく行き渡らせてから飲む。
これをドリンク剤にしたものが、駄洒落でお馴染み小林製薬の
のどぬ~るガラゴック
咽喉の炎症を取る薬で、それなりに効くとは感じたが、
この薬だけで急性扁桃炎をおさえるのは難しいと思う。

・滋養強壮剤キョーレオピン
湧永製薬の滋養強壮剤
その昔、育児で体力を消耗し毎月必ず咽頭炎になっていた頃、
薬局で勧められて、一ヶ月飲んだら、病気をしなくなった。
扁桃炎の原因が体力不足なら、こういうものが良いかもしれない。
主婦の私にとって高価な薬だったが、効き目もあった。
術後の今、もう一度飲んでみようかと思っている。

・プロポリス
液体のものは、適度に薄めて飲むこともできるし、うがいしてもいい。
私は咽喉が割と鈍感なので、綿棒につけて扁桃に直接塗るが、
咽頭反射の強い人は塗るのが難しいだろうと思う。
また、扁桃を刺激して傷つけたりしてもいけないので、
あまり積極的・頻回に塗るものではないと個人的には思っている。
ほか、錠剤や、プロポリスキャンデーやスプレー(ノード・ニッシュ)もあり、
更に徹底するなら、私は使ったことはないのだがプロポリス歯磨きもある。

・ルゴール
咽頭炎・扁桃炎に使う消毒薬。これこそ、綿棒につけて塗るための薬だ。
炎症の範囲が広くなければ、化膿には効果的。
痛みや発熱のない、膿栓だけの状態なら、これだけでなおる。
イソジンでうがいをするより、ルゴールを直接塗るほうが私には効く。
ただ、多量に使うと甲状腺に影響が出るので注意しなくてはならない。

・炭酸ガスレーザーによる鼻粘膜の焼灼
扁桃炎に直接関係ないのだが、何よりも効果があったのがコレ。
耳鼻咽喉科の開業医で、外来で出来る、苦痛の少ない治療だった。
そもそも私が扁桃炎になったのは、アレルギー性鼻炎で鼻閉になり、
後鼻漏と口呼吸とで、咽喉を痛めてしまったのがきっかけだった。
鼻炎のある人は、扁桃だけを治療するより、鼻の処置をするべきだ。
鼻の状態が改善したら、発熱するほどの扁桃炎はほぼ起こさなくなった。
ただレーザーは永久的な治療ではなく、年ごとに効果が薄れる。
現在は治療後七年経っているので、鼻炎は少しずつ再燃しており、
それに伴って、扁桃炎も復活して来ている。
それでも、七年前の治療前の状態からすれば雲泥の差で快適なので、
私にとっては、レーザー治療は大正解だったと思っている。

・超短波治療器
イトーレーターという会社の家庭用超短波治療器を八年前に買った。
今はモデルチェンジして値段も随分上がってしまっているが、
私が持っているのは『ひまわり』の旧型のものだ。
起きてしまった炎症をなおすというより、
良い状態を維持するために根気よく続けるのに適していると思う。
勝田耳鼻咽喉科の院長先生から教えて頂いて購入した。
この先生が提唱していらっしゃる、高周波やラジオ波による扁桃凝固術、
というものも、いつか受けてみたいのだが、まだその機会がないままだ。


これらのほか、最近判明したのが、
下に書いたLG21ヨーグルトとVC3000のど飴が良いという話。
また、鍼灸も慢性扁桃炎をなおすのに効果的だとのことなので、
今通っている鍼の先生に相談してみたいと思っている。
もうひとつ、とても手軽で効果のあるのが「マスク」だ。
漢方のほうでは私の扁桃炎を「肺が冷えた状態」だと言われたが、
呼吸している空気の温度や湿度は、咽喉にとても大きな影響を与える。
マスクで咽喉を保護するだけで、扁桃炎の痛みはかなり改善される。
顔がうっとうしいのが難点ではあるけれど。

ちなみに私が知り得た中で、民間療法の最たるものは、
仙人草による治療だ。
あまりに原始的であるがゆえに、スゴく効きそうな感じもするのだが、
まだ、挑戦してみる勇気が、出ない(汗)。

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全く熱はないのだが、左扁桃が痛くなってきたので、
きょうは観念して抗生剤をのんだ。
私はもともと慢性扁桃炎なので、
医師から予備の薬を数日分は貰ってあるのだが、
それをのむことで、このまま扁桃炎がなおるか、
受診のために出歩けるくらい暖かくなるか、
早くどちらかに決着がついて欲しいものだ
(できれば前者をより希望するけど)。

ネットで扁桃炎治療についてのいろいろな掲示板を見ていたら、
LG21ヨーグルトを食べるようになってから扁桃炎がなおった、
VC3000のど飴をなめるようにしたら扁桃炎にならなくなった、
などなど、面白い記事がいくつかあった。
そう高くつく話ではないし弊害もなさそうなので、
私も、やってみようと思った(苦笑)。
多分、腸内環境を整え、ビタミンCを取ると、
免疫力を高めることになり、扁桃炎が防げる、
ということだろうと思う。

術後、およそ三週間経ち、婦人科のほうの経過そのものは、
順調であるようだ。
あとは全身的な回復を待つことと、体力をつけること、
それに、痩せること、を考えて行かなくてはならない。
太っているので腹腔鏡が難しかった、
と主治医の先生は家族への説明のとき仰っていたそうだ。
私にむかっては、一言もそれは仰らなかったけれど(汗)。

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手術で体力が落ちたのと、急に寒くなったのが理由だと思うが、
ここ数日、左の扁桃が軽く化膿して来た。
痛みも熱もないので、扁桃を観察する習慣がなかったら、多分、
気がつかなかった程度の扁桃炎だと思うのだが、
小さい扁桃炎と甘くみると一日で悪化することもあるので、
昨日今日は、温かくしてお昼寝をして過ごした。

手術をすると、それぞれ、その人の弱いところにクる、
というのをネットで事前に読んでいたので、
私の場合きっと扁桃炎が出るなと思ったら、案の定だった。
ほか、肩凝りとか頭痛とか、歯痛とか、
人によって、いろんな症状が術後には出るものだそうだ。

実は前売りのときに買った『茶々』の券がまだあるので
できればもう一度観に行きたいのだが、
こう寒くては、体力がないのに出歩くのは怖い。
まったく、たかこ(和央ようか)さんの主演でなかったら、
複数回観るなどということはあり得なかった映画だが、
たかこさんをスクリーンで観られるのもあと数日、
と思うと、やはり放っておけない気分になるから不思議だ。

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清志郎復活祭に行かねばと、京都のチケットを取った。
3月2日(日)、会場は京都会館第一ホール。

ここ数年、京都というと南座ばかり行っているけれども、
京都会館だって、私は実は、まんざら知らないワケではない。
このホールは、大昔、某バンドのファイナルツアーの
最終公演で、友人と一緒に行ったことがあるのだ。

私はそのとき、現地に到着して本当にビックリしたのだが、
ここのホールは、列番号が、最後尾から始まって1列、2列、
・・・となっており、つまり小さい番号ほどウシロなのだった。
入場して、手前から1列、2列、と数える、という考え方だろうか?
しかし、「33列」が最前列だと考える人って、普通多いですか?

そういえば、宝塚は旧劇場の頃は列表示が「いろは」順で、
東京宝塚劇場1階ヲ列などとチケットに書かれていて
何列目なのかわからず、ってかそもそも咄嗟に読めなかったりして
途方に暮れたものだった。
また、1階ヘ列、なんて前から六列目だから良い席だったのだけど、
「への六番」なんかに座るのが、ちょっとイヤだったりとか・・・。

で、さきほど、ネットで「京都会館」を調べてみたら、
やはり今でも、京都会館の列表示方法は変わっていないようだった。
そして、今回の私のチケットは、列番号のところに、
案の定、かーなーりー若い番号が書いてあるのだった(T.T)。

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・頬杖をつく
・椅子に座ったとき脚を組む
・猫背になる

というのが、筋力低下のシグナルだと、
娘の観ているテレビ番組で言っていた。
そして、娘は、
「やば。わたし、全部やってるかも」
と言った。

それから、テレビでは、筋力の程度を調べるのに、
「片足で立って靴下をはく」
という動作が出来るかどうかを試すという話になった。
これが出来ないと、筋肉が弱っていることになるらしい。

本当だろうか???
私は、全然運動をしていないので筋力などない筈だが、
そんな動作は今すぐでも簡単にできる。
一方、毎朝泳いで、週に幾度もエアロビをする主人は、
片足で立って靴下をはくことなど、以前から出来ない。
なぜなら、この人は人並み外れて、足首の関節が硬いからだ。

という我々ふたりの話を、娘は不気味な笑いを浮かべて聞いていた。
そして娘は、「片足で立って靴下をはく」を実演する私を見ても、
「じゃあ、私も、やってみよう」
とは、決して言わなかった。

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今夜は、主人が居ないのでビーフカレーをつくった。

主人は、昔から、牛肉豚肉を食べない。
別に宗教上の理由などは無くて、単に、嫌いなのだ。
さらに主人は、鶏肉は焼いたものしか認めないし、
シーフードにも厳格な決まりを持っているので煮込みは不可だ。
ゆえに、普段、我が家のカレーは、野菜だけでつくっている。
タンパク質を加えるとすれば基本的に「納豆」と「生卵」だ。

だが、きょうはエセ菜食主義者が留守だ。
私は、『茶々』を観に行った帰りに、
スーパーで、牛肉の細切れを買ってきた。
肉とタマネギを炒めるところからスタートするカレーなんて
何年ぶり、もしかして十年ぶりくらいだろうか(T.T)。

さて夕方、習い事の帰りに娘が、晩のオカズは何かとメールして来た。
私「ビーフカレー、つくっておいたであります!」(ケロロ風)
娘「すまないねえ、く~っくっくっく・・・」(クルル風)

給食以外では、ほぼ生まれて初めて、ビーフカレーを食べた娘は
「何これ!激ウマ!!」
と目の色を変えていた。

ほれ見ろっ

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信じられない。

きょうもまた、ここに日記を打ち込んで、
「投稿」をクリックしたら、あの、「ログイン画面」が出た。
前ので懲りていたので、ブラウザの「戻る」をクリックしたが、
時すでに遅し、出てきたのは真新しい「新規投稿」画面だった。

打ったものは、すべて、失われたのだ(T.T)。

この日記は、もう数年に渡って使っているが、
つい先日22日に、この現象が起こったときまで、
そのような憂き目を見たことは全くなかった。
この程度の駄文でも、一秒で帳消しにされると萎えるよ(T.T)。

もしかして、今年から、
「ログイン画面」によってそれまでの入力が台無しになる、
という現象が日常茶飯事となったのか。
これは、どうやら直打ちしてはならないということなのだな。
まず、私の愛する一太郎にすべてを記憶して貰ってから
ここに来るべきのようだ。

ちなみに、信じがたいことに、
きょう打っていたのも、『茶々』の感想だった。
驚くなかれ、きょうも、観に行ったのだ(爆)。

『茶々』とgooブログは、相性が悪いのか???

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病理検査の結果説明と術後の診察とが予定されていたので、
手術して貰った総合病院産婦人科へ、11日ぶりに行った。

検査結果は、術前の予想通り、
粘膜下筋腫と腺筋症、左卵巣チョコレート嚢胞ということで、
つまり普通の子宮筋腫と内膜症であり、いずれも良性だった。
摘出した検体は200gに満たず、さほど大きくはなかった。

内診のほうは、創はきれいで問題ないとのことだったが、
まだ、手術のとき縫合した糸が内部にしっかり残っているそうで、
これが完全に溶けるまでは、ごく軽い不正出血が続くそうだ。
溶けかかった糸が出て来ると、赤い出血を見るかもしれないが、
それも想定内なので、心配ないとのことだった。
そして、このあとは、もう一度、三月初旬に、
この糸が全部溶けて傷口がぴったりついたかどうかを診察する、
ということだった。

また、右卵巣は手術時に腹腔鏡で診て全く異常を認めなかったので
そのまま残してあり、このあとは年齢に応じて卵巣機能が衰え、
更年期を迎えると予想される、ということだった。
右卵巣が内膜症を起こしたり、嚢腫や癌になる可能性は、
ごく普通にあるので、定期的に観察はした方がよいそうだ。

************

ところで、主人はきょう、仙台に出張するのだが、
本人が広島空港に行ったあと、仙台行きが欠航と決まった(--#)。
仙台は朝から暴風・大雪・波浪警報が出ていて、
無事に降りられるのかと、家を出る前から心配していたのだが、
千歳空港のほうの都合か何かで、フライトそのものがなくなった。
メールによると、これから羽田に飛んで、新幹線で仙台に行くそうだ。
新幹線も奥羽本線方面の強風で遅れや運休が出ているようなのだが、
果たして、主人は今日中に仙台に辿り着けるのか!?


追記(1月25日):結局、仙台へは夜8時頃着いたそうだ。
 仙台の友人某氏によると、この日、仙台は昼頃までは
 警報に不似合いな地味な天候だったようなのだが、
 夜までには、やはり、雪が降り始めたそうだ。
 主人は「雪が積もってる。さあ飯じゃ!」とメールして来た。

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私が何年もテレビをろくに観ない生活をしていた間に、
テレビ番組からはドラマや歌謡曲が激減し、
かわりに、ほとんどがバラエティになっていた。
・・・ということに、今回の療養期間中、初めて気づいた。
バラエティの中でもとりわけ目立つのが、「ものを食べる」番組だ。
どんなオイシイものがあるか、どんな珍しい料理があるか、
各局、様々な番組によって、一日中、紹介されている。

私は元来、食べることに対しての関心が人並み外れて薄く、
そのうえ、常日頃「御飯は5分」というくらい食べるのが早く、
とてもじゃないが食事を楽しんでいるとは言えない人間だから、
食べ物番組の視聴者としては、もともとが落伍していると思う。
だが、それでも、出演者がいとも美味そうに食事をする番組ならば、
見ていて、それなりに楽しさはわかる気がする。
これまで経験のないような、美味しいものに出会うというのは、
ほかでは得られない、幸福な瞬間だろうと思うからだ。

だが、どうにも理解できないのが、度を超した大食いの類いだ。
それも、ギャル曽根ちゃんみたいに、どんな大量の料理でも、
美味しい~!と上機嫌で食べられる人の話なら、まだいいのだが、
伝説をつくるとかどうとかいう企画で、
特定の店のメニューを完食しなくてはならなくなる番組は、
観ていてこっちがツラいだけだ。
あれのどこを楽しんだり面白がったりすればいいのか、
私には全くわからない。
出演者(多くの場合、若い男性芸能人)が、ゆがんだ表情で、
やっとの思いで飲み下している食品なんて、
私には、全く美味しそうに見えず、食べてみたいとも思えず、
ただただ肉体的苦痛とセットの印象しか残らない。

・・・と思って、ちょっと検索してみたのだが、
「大食い」番組はもう、何年も前から普通に放映されている。
今なお依然としてあのような企画が飽きられず、廃れないのは、
視聴者の支持がそれだけ根強いということなのだろう。
世の中の多くの人は、ああいう食事風景を見るのが
つまるところ大変に愉快である、ということのようだ。

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