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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
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HN「転勤族の妻よしこ」、筆名「山田亜葵」。家族は、転夫まーくん(またの名を「ツアコンころもん」)、転娘みーちゃん(1995年生まれ。首都圏在住。会社員)。
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ピアノの楽譜
クラシック音楽
/
2012年12月11日 10時07分04秒
ショパンのマズルカ作品59-2を練習し始めた頃に、
ショパンを弾くならパデレフスキ版の楽譜をきちんと見るべきだ、
と助言して下さった方があり、それに端を発して、
私はこのマズルカを通して、いくつかの版を読み比べる面白さを知った。
出ている版をすべて網羅したわけでは勿論なかったが、
それでも、シンプルで本質的な原典版の意義を改めて認識したし、
研究の成果を様々に記録した、各種校訂版の存在価値も、
自分なりに感じられるようになった。
それまでは私は、漠然と、
「日本語解説がついていて使いやすいし、安価だし、丈夫」
という理由で、何をするにも全音や音友の楽譜を使っていた。
楽器店の楽譜コーナーに行けば、輸入楽譜が各種あるのは知っていたが、
よほど手に入りにくい曲でない限り、
こんな高い専門書みたいなものは、自分には関係がないと思っていた。
そもそも、演奏会で取り上げられるような曲の大半は、
自分では弾けないのだし、楽譜を買うとしても聴くための補助用で、
だいたいの音符が確認できれば、細かいことはどうでも良かった。
『細かいこと』は、楽譜でなく演奏家が提示してくれるものだった。
私がこうなったのには、自分が受けてきたピアノ教育の影響もあった。
昭和40年代から50年代の先生方は、ほとんど、
ハノンやツェルニー、ソナチネアルバムなどを
全音ピアノ教本のシリーズで、生徒に与えていらしたのではないだろうか。
少なくとも私自身はそうだったし、周囲の友人たちも同じだった。
それは上級教本になっても変わらず、友人はバッハの平均律も全音で、
ベートーヴェンソナタ集は春秋社の井口基成版を
先生から渡されて、使っていた。
それらには、時代感覚を反映した解釈や、日本人学習者向けの提案が、
いろいろと書かれていた面はあったとは思うが、
それにしても、私自身も、身近にいたレッスン仲間や友人たちも、
外国の出版社が出している、「本家」の原典版を参照する、
という発想は、この時代、ほぼ無かったと思う。
先生方にもきっとご苦労はおありだったと、今なら想像できる。
最初から本気で専門家を志す子供ならいざ知らず、
「ただのお稽古ごと」に過ぎず、いつやめるかもしれない生徒に、
たった一曲の勉強のために5000円もする原典版を買わせることは、
到底できなかっただろうし、保護者だって承伏しなかっただろう。
また、特に探求心があるわけでない生徒(私か!)にとっては、
先生から渡される楽譜がすべてだったから、中学生くらいまでは、
同じ題名の曲なら、どの本でも同じことが書いてあるのだと思い込んでいた。
たまに、
バッハのインベンションを最初からブゾーニ編で与える
、
という指導者もあったわけだが(笑)、
そういうのはきっと、先生ご本人がそれで勉強をなさったとか何か、
特別にその楽譜に親しまれた経緯がおありだったからだろうと思う。
しかし私だって、「なんか変なんじゃないか」と思うことは、あった。
それは、全音版のソナチネアルバム第一巻(昭和50年頃の発行)の、
モーツァルトのソナタKV545の第一楽章の、とあるアルペジオで、
『この「C音」は原典版では「D音」である』
と、欄外の注釈にサラっと書いてあったことだった(汗)。
……え?「ド」と「レ」じゃ全然違うよ?なに勝手に改編してんの!???
いや何か、研究の成果で、根拠があって書き直されたのだろうとは思うが、
理由説明一切ナシで、「ホントは違いますんで」と言われても……。
さて、そういうわけで、過去にはわからぬままにいろいろあったが、
今は大人になり、子供時代のお小遣い生活よりは、多少裕福にもなり(^_^;、
自分の判断で、趣味にお金をかけることも、ある程度可能になった。
知識のある方々から教えて頂いたり、自分でネットで検索したりして、
どの楽譜にどういう意味や特徴があるかを、徐々に知るようになり、
自己満足でもいい、読んでみたいと思う楽譜を自分の判断で買うことが
ほぼ完全にできるようになったのだ。
だから私は、これからベートーヴェンのテレーゼをやるにあたって、
少なくともヘンレ版とウィーン原典版にはあたろうと思っている。
ヘンレ版は王道だし、ウィーン原典版にはアイディアが多く掲載されているので
自分が弾くという観点から楽譜を読むには、どちらも、
きっととても興味深く、得るものが多いことだろうと思う。
これらとは別に、私は既に、出たときほとんどすぐに買った、
春秋社の園田高広校訂版のテレーゼも持ってる。
園田版に関しては、弾く人により、合う合わないがあると聞いているし、
ひとりの演奏家(研究者)の見解という内容だとは思うのだが、
これはこれで、自分の見たい(弾きたい)一曲だけで買えて、
製本も良く、譜面台に置くにも練習に持ち歩くにも最適なサイズで、
内容的には指使いの提案やペダルの指示も細かく出ており、
私には実用面で、とても便利だと感じられたシリーズだった。
買った当時は、自分が弾くためにはほとんど活用していなかったが、
このほど原典版を勉強することにより、いっそう、園田流アプローチが、
私のような者にも、鮮明にわかるようになるのではないかと思っている。
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