転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



Trackback ( 0 )




・街を歩いていたら、藤棚があった。
最近は忙し過ぎて、しょっちゅう今が何月なのかわからなくなるのだが、
藤が咲いてるのだからゴールデン・ウィーク前だな、と瞬時に感覚が戻った。
どういう経緯でこうなったか不明だが、どうやら藤の香りは、
「そうだ、よっしゃ!あとちょっとで連休だ!」
という浮き浮きした気分と、私の中で強くリンクしているようだ。

・朝、ネットを見ていてふと出会ったページに、お悩み相談の欄があって、
『うちの3歳の子供が幼稚園に入りました。
毎朝、送って家に帰ると、子供の顔が浮かび涙がとまらなくなります。
寂しくてたまりません。どうしたら良いでしょうか。』
という内容の投稿があった。
新しい学年の始まる4月、若いママの毎日はとても切ないのだった。
今を去ること16年前、娘の入園式翌日に最初の登園バスを見送り
坂道を上って(←神戸に住んでいた)戻った官舎で独りの空気を噛みしめ、
「やった…やったぞ…!私は、このときを、待っていたのだ~っっ!!」
と感涙にむせんだ私は、ハハとして何かが欠落していたのかもしれない、
……とオノレを省みた朝だった(^_^;。

・ハルク・ホーガンが来日するというニュースの見出しが目に入り(^_^;、
ハルク・ホーガン、7年ぶり来日へ 東京・大阪で暴走予告(ORICON))
「ハルク・ホーガンて……、一体いくつなんだよ(^_^;」
と思いつつ検索したら、60歳だとわかった。
まだそんなもんだったか。70近いかと勝手に思っていた。
52年生まれのKISSのポール・スタンレーのほうが年上だったワ(爆)。
「ウィー!」、…じゃなかった、それはスタン・ハンセンだ。
ホーガンは、「イチバァーン!」。
…えっ、じゃあ、スタン・ハンセンって何歳なんだっけ?
という疑問が浮かんで、これまた検索したら、64歳だと判明した。
こっちは、ジーン・シモンズと同い年だった(^_^;。

Trackback ( 0 )




日本時間ではもう、25日になった。
時差を考えると、まだ、今がイブの国も多いだろう。
Merry Christmas and Happy Holidays from Japan!

****************

・ゴミ出しのため外へ出て階段で往復して、戻って測った今朝の血圧は
151/84、脈拍97、運動直後でも危険なほど上がっているわけではなかった。
それで5分ほど休んでから計り直したら、132/87、……ここでやめる(笑)。
これでも、家庭血圧として完全に合格と言える測定値ではなさそうだが、
満足でなくても、高くない値が出たとこで撤退しないと、私はドツボになる。

・昨日は、娘が「T.M.R LIVE REVOLUTION' 12―Strikes Back X―
のニコ生の中継を観ていて、私も晩ご飯を用意しながら覗いた。
娘はプロレスを観るのが初めてだったので、いろいろ質問があり、
その都度、基本中の基本だけ解説してやった。
例えば『30分一本勝負』と言っても、まるまる30分やるわけではなく、
決着がついたところで終わることや(このカードなら10分前後やろ、とか)、
タッグではタッチして交替しなくても、カットに入るのは普通であること、
レフェリーのカウントの「3」は、ギリギリまで待ってから入ること、等々。
娘は、観ているうちにプロレスの駆け引きや試合のリズムがわかるようになり、
「面白い!プロレスって、面白いねっっ!!」と喜んでいた
(お聞き下さいましたか、武藤社長、ひとり開拓できましたよ(T_T)!!)。
T.M.Revolution×全日本プロレス男子限定ライブは大熱狂!(バトル・ニュース)
T.M.Revolution×全日本プロレス、男子限定タッグイベントで熱戦(BARKS)
なお、試合でちゃんと殴られていた(笑)のに、終わってそのまま
ライブに突入した西川氏の体力に、私はほとほと感心した。彼は超人だ。

Trackback ( 0 )




前回の北京のときもそうだったのだが、オリンピックになると、
いや、正確には女子レスリングの試合が終わると、
拙ブログに「アニマル浜口」で検索して来られる方が増える。
私にとって「アニマル浜口」と言えば、「浜口京子の父」という前に、
今も昔も、まずは「プロレスラー」という定義になるのだが、
最近はもう、この人が元レスラーだったことを知る人が
だんだん少なくなって来たようだ。

昨日も、ツイッターを眺めていたら、
『アニマル浜口がレスラーだったことを知らない若い子が増えてきて
彼らは、あの人が、あまりにガオガオと吠えるワイルドなオヤジだから
世間的な愛称として、いつとはなしに「アニマル浜口」と呼ばれるようになった、
と考えているらしい。更にテレビでも「父親のアニマル浜口さんは」
などと紹介されているものだから、なんと、世間のつけた愛称が、
NHKで採用されるまでになったかと、若い世代は驚いている』
という意味合いのツイートがあった。

「日の丸おじさん」みたいなもんだと思っていたのか(爆)。

違うのだ、あれは変なオヤジだから「アニマル浜口」なのではなく、
レスラーとしての、レッキとしたリングネームだったのであるよ。
いやまあ、変なオヤジであること自体は間違いないんだが(逃)。
私にとっては彼は、長州力のかけがえのない相棒、という位置づけで
ずっと、かなり大事なレスラーだったのだが、……まあ、もういいけど。

更に、昨日は「アニマル浜口の妻」という検索語も多かった。
アニマル浜口の夫人の初枝さんは、今では世の中に顔を知られた存在だが、
もともとは、別に芸能界関係などではなく、ごく普通の人だった。
確か、小料理屋さんを経営なさっていて、アニマル浜口はそこの常連で、
レスラー時代の彼を、初枝さんが何くれとなく気遣い、
その温かさや思いやりに惚れて、アニマル浜口が結婚を申し込んだ、
……というような経緯だったと、私は記憶している。
間違ってたらすみません<(_ _)>。

************

ところで完全に余談なのだが、もはや、本当にどうでも良いことなのだが、
あの、今回のレスリングのユニフォームの胸部分に虎の顔が描いてあるのは、
あれは、どういう意味なのだろうか。
タイガーバームの虎がこっちを向いたら、あんな感じだろうか、
と思わせる不思議な迫力はあるのだが、……なぜ、タイガー正面顔……(^_^;。

Trackback ( 0 )




オリンピックの柔道を毎晩テレビで観ている主人が、
「やはり柔道の(国内の)競技人口は減っているのだろうなあ」
と嘆息していた。
時代の変遷もあり、今の日本では、
身体能力の優れた若い子たちが必ずしも柔道を志すとは言えず、
もっと稼げる、或いは、つぶしの利く、他のスポーツへ行ってしまう
ということは、大いに言えそうな感じが、確かにした。

それに、漫画『柔道部物語』でも、あったではないか、
どんなに強くても、男は柔道部だと女の子にモテないって(^_^;。
昭和の頃でもそんな話になっていたくらいだから、
今時の草食系だとか、チャラい子たちにとっては、
尚更、柔道は敷居の高い世界だろう、と容易に想像できる。

「女子選手だって、柔道ずっと本気でやって来て、ほいで将来どうする、
というのは結構、シビアな問題じゃろ」
とも主人は言った。
選手時代でさえ、不況で、スポンサーになってくれる企業は多くないし、
競技生活から引退したあと、何をやって行けば良いのか、
柔道家として将来も生活して行けるのか、
タレントとしてジャーナリズムに乗っかって行けるほど知名度はあるのか、
等々と、厳しい問題は多そうだ。

「そりゃ、やっぱ、LLPW-Xだろう」
と私は言ってみた。神取忍が社長を務めている女子プロレス団体だ。
神取自身、かつては全日本三連覇・世界柔道選手権銅メダルの柔道家だった
(彼女の時代には、まだオリンピックでは女子柔道は正式種目ではなかった)。
彼女のファイトスタイルは、確実に女子プロレスを変えた。
格闘技の世界でやれることが、柔道出身の女子にはまだまだあるのではないか、
……と私は、これでも結構、真面目に思っているのだが。
「LLPWか~。仮に選手本人にやり甲斐があったとしても、稼げんやろ」
言われてみればその通りなのだった。結局、話はそこへ戻ってしまう。
プロレス産業自体が斜陽なのだ。
女のやる格闘技などというジャンルは、言うまでもなく、ますます過酷だ。

***************

その話題から、ふと気が向いて、改めて神取忍のことを調べていたら、
私は、今回の件には関係ないのだが、
全然思いもしなかった、興味深いことを初めて知った。
それは、今なら多くの人が言う、「心が折れる」という表現を、
最初に使ったのが、もしかしたら神取忍かもしれない、という指摘だった。
正確には、彼女は「(相手の)心を折ろうと思った」と言ったのだそうだが、
インタビュアだった井田真木子氏が、神取のこの発言を書きとめ、
初めて聞いた表現だったと、述べているのだ(1991年『プロレス少女伝説』)。
なんと、もしや、「心が折れる」の生みの親は神取忍だったのか……!?

確かに、神取にやられて、ジャッキー佐藤の心は折れただろう。
まだ23歳だったときに、神取は、自分より遥かに格上の超一流選手を、
無残なほどボコボコにして、リングから追い出したのだ。
団体内での確執の末とはいえ、世代交代を顕示したいだけなら、
かつての女王を、何もガチンコで叩き出す必要は無かったし、
引導を渡すにしても、いくらでもほかのやり方があった筈だった。
なのに神取は、大先輩の心を徹底的に折った。それが彼女の闘い方だった。

なるほど、あのときのことなのか…、と思うと、
「心が折れる」という表現は、どうにも胸が痛くて、
往年の女子プロファンとしては、こりゃ今後は使いづらいな……、
と思った(←やや独り言)。

1987/7/18 大和市 Jackie Sato vs Shinobu Kandori(YouTube)
(神取側のファンの隠し撮りみたいな、中途半端な動画だ。
でも酷い場面が残っていないのは、かえって幸いだったかもしれない。)

Trackback ( 0 )




イーヴォ・ポゴレリチのことを書いたドイツ語の某新聞記事の見出しが
Dieser Mann ist ein Rätsel(この男は謎である)だったのだが
そっちの内容はあとで検証するとしてだ、
私にとっては当面、佐山サトルのほうがよほど謎だ。

タイガー「10対10の合コン」に大激怒(日刊スポーツ)
『初代タイガーマスクが「10対10の合コン」に大激怒した。15日、初代タイガーマスクと小林邦明(55)がそろって都内で会見、23日のレジェンド名古屋大会で行われる2人の最後のシングルマッチについて発表した。30年に及ぶ因縁の対決のフィナーレとあって2人とも感慨深げ。タイガーは「体の調子が非常にいい。ファンの目に焼きつく、いい試合がしたい」。小林も98キロの体重を91キロまでに減量。「当日までに90キロに落として臨む。フィッシャーマンスープレックスを1発だけじゃなく、連発する」と話した。』『だが、最近の世相の話になるとタイガーのマスクの下の表情が一変。「変な世の中だ。具合が悪いと仕事をサボって、10対10の合コンに出たやつがいる」と激怒。「仕事をサボった」「10対10は多すぎ」「合コンに呼んでもらえなかった」と、どれが原因か分からないが、テレビのコメント収録が始まっても「10対10の合コンはいけない」とおかんむりだった。』

小林邦じゃなくて小林邦だろう、
……じゃなくて、おいっ、この記事、なんの話なんだよ(--#)。
10対10なんか、けしからん、というから
私は最初、プロレスのバトルロイヤルのことでも言っているのかと思った。
初代タイガーの佐山にとって、シングルマッチこそ真骨頂、
という話の枕かと思って読み始めたのに、最後まで本当に合コンの話か!
しかも「呼んでもらえなかった」って、結局自分の恨み辛みかよ!

小林の体重のことばかり書いてあるが、佐山は減量できたのだろうか。
いや、おまえに言われたくないと責められれば私も一言もないでブヒ。
しかし佐山は、甘いものの食べ過ぎだとかねて評判だった。
羊羹をやめたから、体の調子が非常に良いということなのか?
それとも低血糖でラリって、こんなワケのわからないコメントをしているのか?

一方、小林のほうは減量を自慢しているくらいだから、健康状態は良いのだろう。
タイガー×小林のアングルは勿論、私も知っているが、
30年経った今でも、まだ終わっていなかったとは意外だった。
どんなけんかも、そこまで長いと、もう発端が何だったか、
本人らも観客も、思い出せないのじゃないか(^_^;?

それにしてもこの9月23日レジェンド名古屋大会というのは、
私のような往年のプロレスファンにとってはなかなか豪華なカードが揃っている。
この初代タイガー×小林邦昭のほかに、藤波辰爾×長州力もある。
二代目タイガーの三沢光晴がもう居ないことが、
こういうとき、本当に身にしみて悲しいと思うのだが、だからこそ、
今もリングに上がることのできるレスラーには、良いファイトを見せて貰いたい。

休日だし、名古屋だし、行っていけないことはないのだが、
しかしなぁ、今週末、イナズマなんだよ……(殴)。
さすがに二週連続、道楽で県外遠征というのは、どうもね……。

Trackback ( 0 )




昨日の夕方、パソコンを立ち上げたら検索ワード1位に『ブル中野』と出ていて
何があった!?と驚いてニュースサイトに行ってみたら、引退だった。

ブル中野引退…来年1月8日44歳誕生日(日刊スポーツ)
『全日本女子、WWF(現WWE)、WCWなどで活躍したブル中野(43)が8日、都内で会見して、来年1月8日の44歳の誕生日に東京ドームシティホールで「女帝」と題した引退興行をすることを発表した。ブルは96年を最後に、翌97年に左ひざ靱帯(じんたい)を切断したこともあって試合をしていない。98年にはプロゴルファーを目指したが断念。その後は表舞台に出ることなく、昨年2月にキックボクサー青木大輔と結婚して、現在は東京・中野で小料理屋「中野のぶるちゃん」を経営している。』『ブルは「プロレスから離れ、ゴルフで挫折して、ブル中野という名前を使うのも、人前に出るのも嫌だった。結婚を機に前向きに生きていこうと思い、引退試合をしていないのが心残りだった」。引退興行は7試合を予定しているが、ブル自身はけがもあって出場しない。ただ、現役時代と同じ体形にするために59キロから100キロ目指して増量、現在85キロにまで戻している。』『90年に横浜文化体育館で伝説となった金網デスマッチを戦ったアジャ・コング(40)には、いの一番に試合出場をオファー。会見に出席したアジャは「ここまで来られたのは、中野さんのおかげ。たとえ、その日が自分の結婚式と重なっても駆けつける」と話した。』

ブル中野が出場するなら観に行こうか、と一瞬思ったが、
彼女は試合はしないようだ。無理もないか。
それでも女帝の見納めだから、できることなら駆けつけたい気持ちはある。
あるのだが、……1月8日に東京って、やっぱり、厳しいかな(涙)。

ブル中野がどれだけ素晴らしいレスラーだったか、
知っている人は既に少なくなってしまったかもしれない。
私が女子プロレスを見直すようになった直接のきっかけは、
クラッシュ・ギャルズではなくてブル中野だった。
本来、身体能力の高いほうではなかったと思うのだが、
彼女はプロレスのプロレスたる所以を体現するような、
まさに「巧い」レスラーで、まことにプロレス・センスの優れた人だった。

アジャ・コング『その日が自分の結婚式と重なっても駆けつける』、
いいぞ、その調子だ。
神取忍は出ないのかなぁ。

Trackback ( 0 )




大谷晋二郎 原発なんの 救援物資運び込んだ(日刊スポーツ)
『プロレスラー大谷晋二郎(38)が20日、トラックで4トン分の救援物資を、福島県郡山市内の避難所「ビッグパレットふくしま」へ運んだ。』『いてもたってもいられなかった。救援物資運搬車の4トントラックに乗り、原発の放射線被害による被災者が集まる郡山に入った。』『大谷「本当はプロレスで励ましたいけど、今はまだそんなことも言ってられない。まずは必要な物資を運ばせていただきました。」』『17日に社長を務めるプロレス団体ゼロワンの都内道場で、所属選手やファンらと物資を集めていた。760キロの米、2000リットルの水、生理用品などを次々と運び出した。』『「原発?皆さんが戦う恐怖を、少しでも無くしたかった」と、迷いはなかった。避難所で放射線量の検査も受け、自ら安全性を証明した。』

さすがファイヤーソード大谷じゃ!
オレがやる!となったら一直線に実行してしまうパワーが彼ならでは。
民間だから可能だった力技、という面も否定はしないが、
政府主導の救済策が未だに見通しが立たず、義援金配分作業も滞っている現在、
こういうことを私的な努力で実現させる、発想と行動力が凄いと思う。


長州力が郡山高校で「恩返し」の炊き出し(日刊スポーツ)
『プロレスラー長州力(59)が2日、福島・大熊町からの避難者約300人が生活する県立郡山高校で炊き出しを行った。地震、津波、原発事故で傷を負った町民へカレー、豚汁を振る舞った。新日本プロレスの三上恭佑(27)も同行し、団体を超えて尽力した。長州は「力を貸してくれてありがたい。原発の影響? 全然気にしてない」。水道水で溶いた青汁も飲んでいる。』『歴史の壁も越えた。長州の出身地・山口(長州)と福島(会津)は、1868年の会津戦争で争った。今でもわだかまりをもつ人もいるという。長州は「郡山は東北シリーズでよく来た。その時に温かい声援をもらった。『長州』の名を育ててくれた場所。感謝している」。歴史は関係なく、恩返しのために郡山に戻ってきた。』

前述の大谷が山口出身であるのと同様に、長州力もまた山口育ちだ。
福島のために尽くすとは、二人ともかつての敵のために頑張っているわけだ。
ツイッターで見た目撃情報によると、長州は最初、声をかけられても、
『名乗るほどのものではございません』
と言いながら炊き出し作業をしていたということだ。
誰がどう見ても長州力以外のものには見えんやろ。


猪木が避難所で復興ビンタだ~!(日刊スポーツ)
『プロレス団体IGFの会長アントニオ猪木(68)が被災地に気合と勇気を届けた。5日、猪木は同エグゼクティブプロデューサーの蝶野正洋(47)と福島・いわき市、宮城・東松島市の避難所3カ所を激励に訪れた。被災地に「元気ですか!」の高らかな声が響き渡った。飲料水3万リットルや特製タオル5000枚などを届けた。』『最初に訪れたいわき市の江名中学校では、到着直後から「元気ですか!」と絶叫。「本当は言おうか迷った。でも皆さんが思った以上に元気だったから」と盛り上げた。』『「日本中が自粛、自粛じゃあ何もできない。元気のあるやつが立ち上がれ!」。有言実行の猪木に被災地は勇気づけられた。ある若者は「闘魂注入」のビンタをねだった。強烈な平手打ちをくらった遠藤昇太さん(29)は「暗い気持ちと一緒に、意識が飛びました」。ほおをさすりながら感激した。最後は全員で「1、2、3、ダ~!」と絶叫。避難所に笑顔があふれた。』

ワタクシ、このかたは必ずどこかで登場なさると思っていました。
いつ・どこに・どのようにお出ましになるか、に興味があっただけです(逃)。
しかし、猪木は、やはり天才なのだ。
この状況で、全員にダ~!を言わせ、皆を笑顔にさせる。
芸人にもエンターテイナーにもできないことが、猪木だからこそできるのだ。
人の心を掴み、エネルギーでいっぱいにする、猪木の面目躍如だ。
そして黒のカリスマ蝶野もご一緒に。もちろん黒ジャージなんスね。
「黒のカリスマ」蝶野も被災者の味方(日刊スポーツ)


ちなみに、私は地震以来、みちのくプロレスは大丈夫だろうかと
心の片隅で(片隅で、だよ・殴)心配をしていた。
『がんばろう東北!!』の合い言葉とともに、ザ・グレート・サスケの顔を見たときには、
やっぱり嬉しかったねぇ。

Trackback ( 0 )




『八百長疑惑の解明ができず、大相撲本場所や地方巡業が中止になるのに、
力士たちに給料や手当が出るのがおかしい・けしからん』、
とかなんとかマスコミが書き立て、テレビでも言っているようだが、
どこまでヒドい人間なんだアナタ方はと、私は怒り心頭だ。

彼らの給料に関することを決定し実際に支払っているのは、相撲協会だ。
日本国民でもなければ、マスコミでもない。
私達は彼らに、給料を貰うな!などと、発言する立場ではない。
力士たちが公務員だというならまだしも。
アナタ方、一体、相撲の「何様」なんですか(--#)。

そもそも今回取り沙汰されているような八百長の実態があったとしても、
それは法律上、何罪にも該当しない。
八百長そのものが理由で損害賠償を請求する人間もいない。
賭博や暴力事件とは全く違うのだ。
まあ、マスコミが今回の騒動を煽ったせいで損害を被った人なら多いが。

少なくとも直接には、八百長があったか無かったよりも、
このタイミングで騒動がどんどん拡大されたことと、
報道の非難がましいトーンが加速して行ったことのせいで、
本場所や巡業が中止され、多くの経済活動が損なわれ、
全国の大勢の人たちが楽しみを奪われた。
この件は、追求すればするほど、人を不幸にするだけで、
社会的には、ほぼ、なんの益もないと思う。
せいぜい、今までふんぞり返っていた協会や力士に、
ザマミロ~と言えたことで、溜飲を下げる人たちがいるだけだ。

それとも、ここで大相撲をつぶすことで、もっと大きな何かを隠蔽でき、
そのことで命拾いする人たちが、今の日本社会の陰には居るのだろうか。
ついつい、そんな陰謀話に心惹かれてしまうくらい、
今回の八百長騒動及び、それを報道する人たちの姿勢は、
私には不愉快で不可解なことだらけだ。

Trackback ( 0 )




最近は冷え込まなくなって来ていたが、きょうは特に暖かい。
天気予報によると、最高気温は12度、最低気温は3度だそうだ。
つい数日前まで、最高気温は一桁、最低気温は必ず氷点下だったのに。
急に暖かくなって来たせいか、私は午前中からずっと眠くて困った。
そして今朝は、僅かに花粉症の気配を感じた。
いよいよ今年もキたか。

しかしこれからの時期はまさに「三寒四温」で、
我が母が毎年言う通り「お水取りの頃は寒い」のだろうし、
今後は、寒くてツラいのと、温かくてダルいのとを
しばらくは繰り返さなくてはならないのだろう。

*************************

猪木が角界の特殊な体質などに苦言(日刊スポーツ)
『IGF会長のアントニオ猪木(67)が八百長問題で揺れる日本相撲協会に対し4日、苦言を呈した。次々に起こる不祥事について「発想の転換をしないといけない時期。遅れてしまったと思う。力士は客が入って普段以上の力が発揮できるのに、平日なんか全然入っていない」と相撲界の特殊な体質や構造上の問題を指摘。「国技をうたうなら日本人力士が上(横綱や大関)にいないと。ほとんど外国人。おかしな話」と理解に苦しむ様子だった。』

さすがだ、猪木(爆)。
八百長問題について何言ってんのか、深過ぎてよくわかんないけど(爆)。
長年、体張ってショーアップに命を賭けてきた天才レスラーにしてみれば、
さぞ、角界の体質は不愉快であろう。
そして興行としての大相撲については、まことに猪木の言う通りだ。
日本人力士の横綱どころかスターも居ない状態が長く続いたからこそ、
大相撲の人気は落ちる一方になってしまったのだ。
外国人力士の活躍そのものは、本来、歓迎されていたのだが、
それを受けて立つ日本人力士が全然いないというのが問題なのだ。
プロレスでもあり得ない、本当に『おかしな話』だよねぇ。


デーモン閣下 八百長問題「根が深い問題だ」(スポニチ)
『春場所中止を受け、好角家でアーティストのデーモン閣下は「万事におおらかであることは大相撲の魅力のひとつだが、万事にふぬけているのではもはや魅力とは言い難い」とコメント。』『昨年、野球賭博問題で名古屋場所の開催が危ぶまれた際には、(中略)「(名古屋場所は)絶対に開催すべき。中止すれば努力している多数の力士がかわいそう」という意見を寄せた。』『ただ、今回の八百長については「“全力士に疑いの目が向けられている”という点で、一連の不祥事と一線を画すほど根が深い問題だ」と指摘。「まじめにやっている力士たちの無念さを思うとファンとしても心苦しい」と“潔白”の力士に同情しながら、中止が妥当との認識を示した。』『角界に対しては「もう土俵際を通り越して外に押し出された形だが、失われた信用を回復させるための本当の戦いはこれからである、と叱咤(しった)したい。われわれファンは願望を述べることぐらいしかできないわけだから、自身の力で立ち直ってもらうしかしようがない」と、自浄作用の発揮を期待している。』

閣下は本当に大相撲を愛しているのだと思う。
実に含蓄のあるコメントだ。
角界のオモテにもウラにも、様々なことがあったであろうと察せられるが、
ことここに至っては、閣下の御言葉通り、
大相撲が信頼を回復して出直せるものであることを、私も祈りたい。

しかし閣下、
努力している多数の力士がかわいそう、とか、
信用回復の戦いはこれからだと叱咤したい、とか
立ち直って貰いたいと願う、とか、
駄目ですよ、そんな温かい、真っ当なこと言ったら。
悪魔なのに(爆)。

Trackback ( 0 )



« 前ページ