転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今朝は、雪になった。
市街地でもこれだけ白くなったのだから、
山間部やそれに近い場所では、もっと積もったかもしれない。
寒い大晦日になった。
これから帰省なさる方々も多いと思うので、どうかお気を付けて。

************

U女史がお元気だった頃は、いつも12月になると、
「今年のベスト5、書いて下さい」
とメールやお電話が来たものだった。
そうやって、常連の書き手から集めた原稿と、U女史ご自身のベスト5とを、
彼女が編集発行していた同人誌の年末号に載せるのが、恒例だった
(念のため、ここで言う『同人誌』とは、ごく古典的な意味での同人誌だ。
この季節、某所で大々的に販売されている『薄い本』のことではない)。

今年は、もう『ベスト5』とタイトルだけのメールが来ることもなく(笑)、
いきなり「もしもし?書いて下さい」と話の始まる電話もなかった。
そのために、私は随分と久しぶりに、……少なくとも15年ぶりくらいで、
自分の『ベスト5』をまとめないまま、年末を迎えてしまった。
仕方がないから、一年の最後の日のきょう、ここで地味にやることにしよう。

ちなみに、私の『ベスト5』はいつも、「感銘を受けた順」であって、
書こうと思ったとき、手帳もメモも何も見返さなくても、
自然に頭に浮かんで来る順番に5つ挙げれば、それで終了だった。
必ずしも、芸術的な価値があると思った順では無いし、
ましてや世間の反響がどうだったかには、全く関係がなかった。

それで行くと、今年のベスト5は、
1.ラドゥ・ルプー ピアノ・リサイタル(11月6日大阪いずみホール)
2.菊五郎×團十郎『身替座禅』(5月8日大阪松竹座)
3.エリザベート・ガラコンサート(11月28日梅田芸術劇場)
4.イェルク・デムス ピアノ・リサイタル(11月16日アステールプラザ)
5.田村響 ピアノ・リサイタル(2月25日高槻現代劇場)

この五つの公演は、叶うことならもう一度初めから観たい・聴きたい、
と今、心から思うものだ。
一度では観きれない・聴ききれないほどの舞台・演奏だった、
と思うものもあれば、あまりに長年の夢が叶った公演だったために、
一度味わったくらいではまだ足りない、と思うものもあった。
10月のエル=バシャも、ここに入るべき演奏会だったと思うのだが、
あの日は隣人に恵まれなくて(殴)、私の気持ちが逸れてしまい、
リサイタルまるまるひとつを無駄にしたとしか言えなかったので、
今回は選外にした。

そんなことより、なんでアレが入っとらんのか!?
と言われるものがあるのだが(^_^;、
イーヴォ・ポゴレリチはもう、私にとって、90年代から選外だ。
私は彼を、ほかのいかなる芸術とも同列には聴けない。
それほど彼が素晴らしい、と言いたいのではなくて、
聴き手としての私が、ポゴレリチに関してだけは、
付き合いの長さも思い入れの深さも、予備知識の量も、
全く他とは比較にならないところまで来てしまったので、
言ってみれば、どんな小さな音も針小棒大に私には響くのだ。
私は彼を、まっとうな状態で聴いていないと自分でも思っている。
だから彼は、もはやベスト5の枠外に居るのだ。

今年の彼の来日公演は私にとって信じられないほどのものだった。
ポゴレリチ・ファンとしては、私は、91年以来初めての、
良い意味で、呆然自失となるほどの演奏会を聴かせて貰うことが出来た。
去年のこの時期、5月の名古屋公演の告知があり、それの会員予約のため、
しらかわメイトの申し込みをして、会員証と公演チラシを受け取り、
嬉しく興奮したことを、今、懐かしいような気持ちで思い出している。
あのときはまだ、ポゴレリチが本当に来日するかどうかも、実は危ぶんでおり、
「すげー高いチラシ代だったよな、…てなことになりませんように」
と祈ったものだった(^_^;。
とんでもなかった。聴けて良かった。
予想を遥かに上回る、完璧に満足した公演だった。
あれほどのものが聴けるとは、去年のきょう、全く夢にも思っていなかった。
このように幸福な「予想外」もあったのだ。
生きて、道楽していると、こんな素晴らしいこともあるのだな……。

************

こうして毎年、演奏会の思い出が次々と自分の中に残って行くのは
とても幸せで、恵まれた一年をまた過ごせたということだと思っている。
今年出会えた、すべての舞台・公演に感謝を捧げたい。
そしてこちらに来て下さって、私の戯れ言にお付き合い下さった皆様に、
心から、篤く御礼を申し上げます。
今年も、ありがとうございました。

皆様、良いお年をお迎え下さいませ。

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年末進行
昨日、大半の年賀状を投函することができた。良かった(T_T)。
もっと早く着手するべきだったのだが、今年は娘が受験生のため、
年末家族旅行がなく、そのぶん家でゆっくり過ごせると思ったのが、
かえってアダになり、年賀状のみならず多くの仕事が滞ってしまった。
マンションのサッシやガラスの清掃と、舅姑の墓掃除・墓参り、
それに舅宅掃除を先に済ませておいたのだけは、例年より偉かった。
きょうは朝から雨だが、家の掃除と注連飾りの取り付けをするつもりだ。
そしてできれば明日は、特に用事のない長閑な大晦日にしたいものだ。

フランス語
来月の二次試験のため、毎晩ちょっとずつ過去問を使って練習している。
『フランス語学習歴』『子供時代の思い出』『趣味』『日常生活』
『得意な料理』『スポーツについて』『休暇の過ごし方』、等々、
ごく一般的な雑談が5分間、フランス語で出来れば合格なのだが、
何しろ語彙が無いのと、有るときでさえ咄嗟に出て来ないのとで、
「eh……」「et alors……」が話の大半で、ろくに何も言えていない。
受験体験の出ているブログをいくつか読んでみたところ、
最初の会話が始まったら、あとは質問を受身的に待つのではなく、
自分から喋り続けて、話題を広げて行くのが良いようなのだが、
私はそんなことより、もっと遥か手前の次元でジタバタしている(涙)。

健康の話題
私の血圧はあれから、測りすぎないことを心がけ、
朝とか午後とか、時間ができたときに測ってみる程度にしている。
物凄い値が出ることはほぼ無くなったが、
作業直後など、座ってすぐ測ると最初は150/95くらいになることが多い。
10分程度待ってから計り直すと、130/90程度までは容易に下がるのだが、
とにかく来春、娘の受験が終わって心理的な圧迫が取れたら、
日々のウォーキングと減量を心がけようと思っている(本当かっっ)。
一方、日頃から苦情の多い実家の80歳超夫婦だが、
特に母のほうが、耳鳴りに加え、昨年秋から右脚が痛くて困っている。
痛い箇所はあちこち移動し、皮膚がぴりぴりする日もあれば、
足先に響くような鈍痛のときもあるそうで、座骨神経痛のようだ。
整形外科ではレントゲンには異常がなかったということで、
対症療法しかなく、湿布とロキソニンを処方されている。
しかしロキソニンを続けていると、副作用で足首に浮腫が出るし、
かと言って飲まないでいると、やはり脚が痛くてつらいそうだ。
一昨年のヘルニアがモトになっているのではと思うのだが、
トシもトシだし、なかなか難しい。
そんな母の、愛する歌は、

味噌越しの 底にたまりし 大晦日 越すに越されず 越されずに越す

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【どうかんがえたら 新幹線の三景】朝日投書(2ちゃん痛いニュース)
『朝日新聞 投書
【どうかんがえたら 新幹線の三景】 
暮れの新幹線。相当の混雑なので指定車両に移ってみた。ここも満席だったが、ふと見ると、座席に小さなバスケットが置いてあり中に小犬。隣に若い女性が座っていた。早速「ここ空いてますか」と尋ねてみた。すると、その女性は、「指定席券を買ってあります」と答えた。私は虚を突かれた思いがした。

改めて車内を見渡すと、多くの立っている大人の中、母親の隣で3歳ぐらいの男の子が座っている座席もある。あれも指定切符を買ってあるのだろう。

仕方なくいっぱいの自由席に戻ると、ここにも学童前と思われる子が親の隣に座っていた。懲りもせずにまた「ここ空いてますか」と尋ねると、母親は仕方なさそうに子どもをひざの上に乗せ、席を空けた。私はその座席で居心地の悪さを感じながら、この新幹線の中での三景をどう考えたらいいのか自問した。
http://digital.asahi.com/20121227/pages/shasetsu.html』

************

昨日これがTwitterでリツイートされて回ってきて、
投書の男性は自己中心的だ団塊病だと、かなり非難されていた。
確かに私も『どうかんがえたら』というタイトルに対しては、
「何をですか」と問い返したい気分があるのは本当だ。
座席指定券を持っていない者は、指定席車両に座れないのは当然だし、
自由席は先着順なのだから、満席なら立っているしかないのが普通だろう。
しかしその一方で、この男性が『頭がおかしい』、とまでは私は思わない。
この人の行動には、ある面で私の理解できる部分がある。

まず、最初の段落だが、
『(自由席が)相当の混雑なので指定車両に移ってみた』
というのは、そこだけ見るならば「あり」だと思う。
こういうのは私も経験があるし、目撃したこともあるのだが、
自由席がいっぱいのとき、指定席に行って、車掌さんに、
「指定料金を払うから指定席に移らせて貰うことはできないか」
と申し出ることは、多くの人が実際にしている。
車掌さんは、料金を受け取り席番指定のない領収書を切ったあと、
「今、空いているところに座っていて下さい。
その指定席を買っているお客さんが途中から来られたら、
ほかの空いている席へ移って下さい」
という指示をされる筈だ。
だから、指定席に行ってみることそれ自体は、おかしな行動ではない。

しかしこれが可能なのは、指定席が完売でないことが条件なので、
『暮れの新幹線』でこういうことを期待した(のだろう)という意味では、
投書の男性は常識を欠いていたかもしれない。
この日が実際どの程度の混み具合だったかはわからないが、
指定席でも、立っている人があちこちにいたような記述があるので、
普通ではない乗客の多さだったことが伺われる。
「本日は指定席グリーン車ともすべて満席となっております」
とアナウンスがあるような場合だったら(お盆や連休・年末年始に多い)、
自由から指定に移ることは、車掌さんに尋ねるまでもなく不可能だ。

次の段落では、『(指定席車両内で)多くの立っている大人の中、
母親の隣で3歳ぐらいの男の子が座っている座席もある』
と、この人は、大人(=自分)のほうが3歳児よりも座る権利がある、
とでもいうかのようなニュアンスで書いているのだが、
指定券を買っている乗客は、子供も含め、
その座席を使う権利を既に購入しているのだから、
指定券を持たない大人に、席を譲らねばならない理由などない。
3歳児は指定席両内では「子供料金」(=乗車券・指定席特急券ともに
大人料金の半額)を支払っており、正規の「旅客」であるし
大人の利用客が多いときには購入を控える、などという規則も全く無い。

(小犬の件は、私には判断できない部分がある。
小犬は果たして「旅客」に入るのかどうか、という点と、
旅客でないなら、ひとりで複数購入した指定席のひとつを
「手荷物」のために使用することは許されるのか、という点が、
JRの旅客営業規則でどうなっているのか、私には詳細にはわからないからだ。
しかしこの女性も、車内改札を受けている筈だから、
こうした座席使用方法を車掌さんが認めたのだろうと思う。)

それで、最後の段落なのだが、自由席車両内に関しては、
私は微かに、この男性の発想にも理がないことはない、と感じている。
未就学児をひとり連れて自由席に乗っている場合、
私が母親なら(そして自分に病気その他の不都合が全く無いならば)、
車内に空席が少なくなった段階で、子供は膝に乗せるだろう。
私がそう考える理由は、自由席では、
「大人ひとりにつき未就学児童は2名まで無料」であり、
座席使用の権利を有料で手に入れている指定席とは違い、
自由席での子供の座席使用は、マナーの次元の問題だと思うからだ。

タダで乗せて貰っているのだから、
込んでいるときに子供が席ひとつ占領するのは悪い、
という感覚が、私自身には、かつてあった。
娘は一人っ子だったために、私は運良くいつでも身軽で、
バスでも電車でも、娘ひとりしか連れていなかったから、
娘が幼稚園の頃までは、大抵、乗り物の中で娘を膝に乗せていた。
とても空いているときは、娘にもひとりぶんの座席を与えたが、
そうでないときは、常に娘の席は私の膝の上だった。
娘がまた神経の太いヤツで(爆)、膝上でも文句は言わなかった。
大きくなってから聞いたら、
「いやま、毎度毎度、窮屈ではあったが」
と述懐していたけど(^_^;。

新幹線車内のアナウンスでも、混雑時には自由席の譲り合いに関して、
『小さなお子様はお膝にお抱きになり、ひとりでも多くのお客様が
お座りになれますよう、御協力お願い致します』
と言っているのを、私は幾度も聞いたことがある。
その感覚の延長で言うと、この男性が、
自由席の親子連れに「ここ空いてますか」と言ったことについて、
私は、道理のカケラも感じないわけではないのだ。
混んだ自由席車両において、大人が未就学児をひざに乗せ、
そうやって空いた席に、別の大人がひとり座れる、という状況がもしあれば、
それは私の感覚の中では「良いこと」だと思われる。

でも今、私自身は、電車の自由席が混んでいて自分が座りたいとき、
小さい子が席に座って母親がその横の席にいる、という状況を見ても、
「ここ空いてますか」
などとは言わないし、言えない(^_^;。
人に譲らせてまで座るのは、私の中では「図々しいこと」と感じられる。
それに親御さんだって、病身かもしれないし妊娠中かもしれないし、
移動距離が長くて、膝上抱っこでは済まされない場合もあるだろう。
自然に席が空かなければ、私は座れないし座れるとも考えない。

もし、同じ流れで、最終的には自由席車両で席を得た、
という結末になったのだとしても、この話のおしまいの部分が、
たまたま良い偶然で、母親のほうが子供を膝に乗せて『どうぞ』と言い、
筆者が『ありがとう』と答えて座った、
という順序になっていたら、シンプルに「イイ話」だったのだが、
現実には、投稿者が席を空けるよう言って母親に譲らせた、
という逆の関係だったから、座れても『居心地の悪い』結末になった。
しかしそれでも投稿者の男性は、まずこの母親に感謝すべきだったと思う。
『三景』について考察を深めるのは後にして、何はともあれ、
譲ってくれた人があったことは、とても有り難かったではないか。
それが書かれていないのは、意図があって割愛したのか、
それとも、本当に全然感謝していなかったということなんだろうか(爆)。

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広島の年明けは、ちょっと映画が面白そうだ。

映画『ファースト・ポジション』公式サイト
バレエ・コンクール『ユース・アメリカ・グランプリ』に賭ける、
未来ある若いダンサーたちのドキュメントということで、
漫画『テレプシコーラ』を連想してしまうようなテーマだ。
東京では既に今月初めから公開されているのだが、地方は順次公開で、
広島は、サロンシネマのサイトを見たら、2月の公開予定作品の中に
『2月2日(土)より』と出ていた。

バレエに限らずコンクールものの多くは、
通り一遍のドラマとは比較にならないほど面白いものだから、
私はこの映画には非常に期待している。
……しかし、今年の私には、どうも公開時期が問題だ(汗)。
娘の入試が始まる前に行って来なければ、見る機会を逸してしまいそうだ。

これより先に、広島では来月公開予定のバレエ映画が、もう一本ある。
映画『バレエに生きる』公式サイト
振付師としてロマンティック・バレエの復活に尽力したピエール・ラコット、
その妻で、かつてのエトワールでもあったギレーヌ・テスマー、
常にバレエとともにあった二人の人生を追いながら、
オペラ座の過去60年にわたる貴重なバレエシーンを振り返る、
……というドキュメンタリーだそうだ。
2011年のフランス映画で、広島では1月19日(土)より、
こちらもサロンシネマで公開されることになっている。

ほかに、バレエとは関係がないが、同じサロンシネマでは、
眺めのいい部屋』(1月12日~)『アナザー・カントリー』(1月19日~)
などという、あまりにも懐かしい作品が、
このほどHDニューマスター版で上映されると書いてあり、そそられた。
どちらも私は、1980年代半ばの公開当時に観ている。
前者は私にとって、ダニエル・デイ・ルイスとの出会いの作品、
後者は、BL界の金字塔・古典的名作として忘れがたいものだ(爆)。
同じ思い出を共有する世代の方は、特にお見逃しなく。

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年内の主人の仕事が明日までなので、29日か30日に、
舅姑の墓掃除・墓参り、舅宅清掃・注連飾り取り付け、
……等々と考えていたのに、なんと今朝、天気予報が、
「本日は降水確率0パーセントだが、明日は雨、明後日は曇り、30日も雨」
という意味合いのことを言った。
えー!?ってことは、きょう舅宅に行っておかないと、
このあと雨の中の作業を覚悟しなくてはならなくなる!?
と、それで今朝はすっかり慌てて、佐伯区方面に出かけることにした。
そのために、きょうの予定(年賀状とか!年賀状とか!フランス語とか!)が、
すべて後回しになった。

まず、近所の花屋でお正月用の仏花を買って、墓所へ向かった。
着いてみたら、いつもとは段違いにお参りの人たちが多く、
あちこちで墓掃除や花の取り替えが始まっていた。
同じ列の並びのお墓にも、ご家族の方が来られていて、
「おはようございます~」
「寒いですね~」
という定番の会話から、
「今夜から崩れるそうですよ」
とお天気の話を振って来られた。
皆さん、やっぱりそれをチェックして、きょう来られたのですね(^_^;。

年末なので、墓周辺を念入りに掃除して、墓石を雑巾で磨いて、
蝋燭立てや線香立ても綺麗にして、墓の大掃除をした。
花筒も洗ってピカピカにして、新しいお花を供えた。
じーちゃんの気に入るかどうかわからないが、
じーちゃんならきっとこうしただろう、と思いつく箇所は
その通りにした。……つもりだ。
……なかなか手数がかかったけど(殴)。
それから片付けて、お灯明をつけてお線香をあげて改めてお参りし、
つい、娘の合格祈願をしてしまった。
そういう「お願い」めいたお念仏はホンモノではないのよね(^_^;。
すみません。

そのあと、バスに乗って舅宅に行った。
今月半ばに、植木屋さんが虫除けの作業に来て下さっていたのだが、
やはり、庭掃除をしないとどうにもならなかったので、
玄関まわりから、庭、車庫、門扉の周辺の落ち葉を掃き集め、
雑草を抜いて、どうにか留守宅でない程度に清掃をした。
本当は、窓を全部開け放って、家の中も掃除をしたかったのだが、
それをするほどの時間は、きょうは最初から無かったし、
帰って夕食の支度をする体力を温存しておく必要もあったので、
外見だけどうにか格好をつけたところで、終わった。
このあとお天気が何とかなれば、年内に主人ともう一度来よう。

それからまたバスに乗って市街地まで帰った。
デパートの地下のパン屋さんで、遅い昼食用のサンドイッチを買い、
銀行に寄って、前述の植木屋さんへの支払いを済ませ、
帰宅すると、親戚からお歳暮が来て宅配ボックスに入れられていたので、
それを受け取り、御礼の電話をかけ、
ようやっと、コーヒーを淹れて、パソコンの前に座った。

↑今ココ。
もう少ししたら、夕食の時間だよ(泣)。


追記:YouTubeに、ポゴレリチの弾くマズルカ作品59がUPされていた。
1980年のショパンコンクール第三次予選での演奏だ。
Ivo Pogorelich ..Mazurkas ..Shades of Warsaw ..1980 ..(YouTube)
作品59は三曲から成っているのだが、私はこれの第二曲の、
変イ長調を、今月初めの会で弾いた。
彼と同じ曲を弾きたかったとか、この演奏を真似たかったとかではなく、
自分にとっては、これまでとても抵抗のあったショパンをどうにか弾いた、
という意味で、今年一番の、大切な思い出の曲になったと思っている。

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寒い  


・血圧、今朝の起床直後1回目は143/94、さきほど測ったら126/88
……そろそろ血圧ノイローゼを忘れるようにしなくては(^_^;。
経験上、こういうものは拘泥しているとまた上がる(爆)。

・クリスマス寒波と言われるが、確かにここ数日、物凄く寒い。
と言っても広島の市街地で瀬戸内寄りなのだから、氷点下になるかどうか、
という次元の話で騒いでいるわけで、旭川某所の氷点下29度を思えば、
たかが0度あたりでオタオタしているなど、愚の骨頂だ。
しかし、日頃温暖な気候の中で脆弱に暮らしている者には、寒いのだ(泣)。
冷えれば冷えるほど、私は冬眠モードになり、昨日は眠くて困った。
お腹もごろごろ言っていて、怠くてならず、夕方一時間半ほど仮眠して、
なんとか自律神経をリセットして、夕食の労働をした。
それから夜も早くからまた寝た。
……何してんのフランス語はっ!?どうするの!?

・娘は昨日、入試のために願書を書いていた。
失敗が怖いので、まだ鉛筆書きだそうだ。賢明だな。
このヒトは、模試のときでも、よく志望校コードを間違えて、
一般入試なら三科目でもセンター利用なら四科目、というような学校を、
三科目しか受験していないのにセンター利用コードを書いていたりして、
『科目不足』判定になってしまうことが、これまで結構あった(汗)。
どんだけ間抜けなのかっ。
願書を書き間違えて、違う学部を受験するハメにならんようにな。
なお、受験料の支払い開始は、だいたい年明けからのようで、
まだ、今のところ私にできる仕事は無さそうだ。
入試期間中の宿泊予約は主人がやってくれたので、助かった。

・演奏ではないのだが、ポゴレリチ関連の貴重映像がUPされていた。
Ples po suludom valceru(YouTube)
約十年前の、2002年1月16日ホテル・アンバサダー火災事件を報じる映像だ。
音声はポゴレリチ本人の声で、クロアチア語(多分)なので内容はわからないが、
当時の説明や自分の心境などを述べたものだろうと思われる。
燃えさかるホテルや救助の様子等々、写真が次々と画面に表示され、
部屋の状況などからも、かなり大きな火事であったらしいことがわかる。
時期的には、ポゴレリチが演奏活動を全面的に休止して、
このオパティアの保養地のホテルで、療養生活をしていたときだった。
彼の前半生は波瀾万丈だったが、ここで一度死を覚悟したこともまた、
ひとつの重要な、そして決定的な、転機となったようだ。
ときに、残念ながら(!?)、トランクス姿のポゴレリチは、出て来ない(逃)。

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日本時間ではもう、25日になった。
時差を考えると、まだ、今がイブの国も多いだろう。
Merry Christmas and Happy Holidays from Japan!

****************

・ゴミ出しのため外へ出て階段で往復して、戻って測った今朝の血圧は
151/84、脈拍97、運動直後でも危険なほど上がっているわけではなかった。
それで5分ほど休んでから計り直したら、132/87、……ここでやめる(笑)。
これでも、家庭血圧として完全に合格と言える測定値ではなさそうだが、
満足でなくても、高くない値が出たとこで撤退しないと、私はドツボになる。

・昨日は、娘が「T.M.R LIVE REVOLUTION' 12―Strikes Back X―
のニコ生の中継を観ていて、私も晩ご飯を用意しながら覗いた。
娘はプロレスを観るのが初めてだったので、いろいろ質問があり、
その都度、基本中の基本だけ解説してやった。
例えば『30分一本勝負』と言っても、まるまる30分やるわけではなく、
決着がついたところで終わることや(このカードなら10分前後やろ、とか)、
タッグではタッチして交替しなくても、カットに入るのは普通であること、
レフェリーのカウントの「3」は、ギリギリまで待ってから入ること、等々。
娘は、観ているうちにプロレスの駆け引きや試合のリズムがわかるようになり、
「面白い!プロレスって、面白いねっっ!!」と喜んでいた
(お聞き下さいましたか、武藤社長、ひとり開拓できましたよ(T_T)!!)。
T.M.Revolution×全日本プロレス男子限定ライブは大熱狂!(バトル・ニュース)
T.M.Revolution×全日本プロレス、男子限定タッグイベントで熱戦(BARKS)
なお、試合でちゃんと殴られていた(笑)のに、終わってそのまま
ライブに突入した西川氏の体力に、私はほとほと感心した。彼は超人だ。

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・血圧、今朝の1発目は150/95、3分後計り直して126/107、下が高いけど、
家庭血圧計の拡張期血圧は厳密でないし、もう意識的にここでやめる(笑)。

・昨日は実家に顔を出した。秋祭り以来だったかもしれない。
父は昼間から、神社で忘年会があって出かけていた。
母はいつものように、脚が痛い・耳が鳴る、と不平を言いつつも、
見た目は元気で、思った通り今回の選挙結果に溜飲を下げ、ご機嫌だった。
戦前生まれの母が、私などより遥かにタカ派的な考えを持っている、
ということを、今更だが確認した(^_^;。
ちなみに実家界隈は、視界不良になるほどモウモウと雪が舞い、
あたりはどこも真っ白で、やはり市街地とは全く気候が違った。

・娘は昨日、予備校のセンター模試があって、県立大学まで行った。
終わって、夕方、娘から来たメールというのが。
【悲報】 高3の冬まで男に間違われる
なんでも、試験の帰りに市電を待っていたら、知らない老婦人から、
「ねえ、お兄さん。この電車、市役所前に行くかいね?」
と話しかけられたそうだ。娘は、
『丁寧にお答え致しました』ということだ(笑)。

・主人は土曜日、大阪に行って国際美術館でエル・グレコを観てきた。
「改めて観ると、漫画みたいな面白い作風だな~と思った。
ウゴゴゴゴ……、とか擬音語入れると似合うみたいな。」
大きなサイズの祭壇画など、かなり下から見上げられる、
ということを想定して描かれているので、独自のデフォルメが施されており、
縮小版を目の高さで眺めるのとは、実物は相当、印象が違ったそうだ。
「聖母マリアが、なんかジョジョ立ちみたいだしさぁ」
……彼は、これで十分に感銘を受けているのである。本当だ(^_^;。

・今晩はクリスマスイヴだが、我が家はディナーも行かないし
(家でマグロの竜田揚げを食べる予定だ)、宗教的なイベントもない。
それより、「T.M.R LIVE REVOLUTION' 12―Strikes Back X―
のニコ生の中継を観るのが、一大行事だ♪
このあと、パソコンを移動させ、和室のコタツの上に設置しておかねば。

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案じた通り、高血圧がマイブームになりつつある(涙)。
昨日のことがあったので、今朝もイヤダイヤダと思いつつ計測したら、
案の定、1回目は177/102だった。ひょえー。
5分後に計り直したら、140/90になり、そのまた5分後に134/90
なんだヨカッタ順調に下がっとる、と気を良くして最後と思って測ったら、
なんと今度は156/96と出て、ドツボにはまりそうだった(泣)。

しかし血圧は変動して当然なのだし、180近い凄い数字は最初の一回だけだから
少なくとも常時この値ではない、とオノレに言い聞かせて血圧計を仕舞った。
気に入る値が出るまで何十回も計り直すようでは、それこそ血圧ノイローゼだ。
このぶんだと、明日からしばらく測らないほうが身のためかも……。
「フランス語の面接試験に行きたくなくて、血圧上がっとるんとちがう?」
と娘は笑うのだが、いや、勿論それもある、否定はせんけどもよ、
どっちかっつーとキミの入試が心配で、高血圧になっとるんだと、
私は思っているのだが……(^_^;。

ちなみに、年末に何よりも私の血圧を上げるだろうと覚悟していた、
娘の学期末三者面談は、行われないことになった。
この時期、学校側としては、国公立を第一志望とする生徒さんたちの、
センター試験の得点見込みと、前期出願先の確認とが、
最大の関心事であるようで、娘のように私大が本命の者は、
特にこちらから希望しない限り、面談は設定されなかった。
それでも多分、難関校ばかり並べて希望していたら呼ばれたと思うが、
娘の場合は、一応、模試成績から見て
「大丈夫そうな大学」「実力相応と思われる大学」「明らかなチャレンジ校」
とそれぞれの偏差値のところを受験予定として出してあるので、
担任の先生からは「頑張ってね(^^)」と本人が言われただけだった(^_^;。

私の血管がキレないうちに(爆)どっか通ってくれよ(>_<)。

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血圧の話つづき
血圧が思ったより低い、などと先日ここで威張ったのでバチがあたった。
夕べ夜更かしだったし、今朝は肩凝りで体が解放されない感じがあるなあ~、
と思いつつ、測った今朝の1発目は、なんと181/107だった(爆)。
こういう血圧は、検診時に経験したことがないわけではなかったが、
いくら高血圧の私といえど、家庭血圧としてはあり得ない数字だった。
これはいかん、すぐ医者に行ったほうがいいだろうか、
と一瞬焦ったが、気を取り直して再度測ったら、151/101になり、
収縮期血圧が数分で30も下がるのは、さすがに一過性のものだな、
と更に落ち着いて、20分待って計り直したら、129/90になっていた。
シヌかと思った。
こういう経験をすると、血圧ノイローゼが一気に加速するんだよ(--#)。
これからは高そうな気がするときは、測るのをよそうかしらん(殴)。

Maya Day
12月21日はマヤ暦の途切れる地球終末の日だとかで、昨日はネットに、
どこそこは安全だとか、どうすれば助かるとかいう書込が相次ぎ、
アメリカのどこかの州では、人類滅亡を警戒して学校が休校になり、
中国では「共産党を倒せば滅亡を回避できる」と唱えた800人が逮捕された。
ほか、私のタイムラインには、みつばちマーヤの動画も出現したし、
『マヤ……!恐ろしい暦!!』という呟きもあった。
今朝は、日本では上記の通り私の血圧が崩壊しそうだった以外には、
特に異常は無いように思われたが、世界各国あれから変わりはないだろうか。
ネットの情報では、安全なのは、フランス南部のなんとかいう村だとか、
セルビアの山岳地帯だけだとか、なぜか田舎ばかり紹介されていたが、
中に、アメリカの日系科学者が、『生き残りたいなら名古屋へ移住せよ』
と述べていた記事もあった。
なんでも、名古屋の駅地下はよく発達していて、巨大シェルターに等しく、
世界的なアスリートを育てた八丁味噌もあり、食糧事情が万全だそうだ。
名古屋にいる者だけが助かることができる、という彼の話について、
2ちゃんには、『地球が尾張になる』との秀逸な反応があった。

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