転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



イーヴォ・ポゴレリッチ ピアノ・リサイタル INFORMATION

招聘元のKAJIMOTOのサイトに、ポゴレリチの年末公演のチラシがUPされた。
実は私はこの写真を大変気に入っていて、
以前から、自分のガラケーの待受画面に使っている(笑)。
表情が穏やかで、現在のポゴレリチという雰囲気がよく出ているし、
背後にピアノが写っているところもとても良いと思っている。

それにしても、本当にこのプログラムで演るのね(^_^;。

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振袖  


先日来、娘と一緒に、レンタル振袖のお店を三軒覗き、
そのうちのひとつが、こちらの予定に柔軟に合わせて下さるところで、
かつ、存分に試着もさせて下さったので、そこに決定した。

娘は、この9月上旬までと来年2月~3月しか広島に居ることができないし、
大学の試験の都合などあり、横浜でも広島でも成人式には出ないので、
1月の式典当日を中心に秋~冬をシーズンと位置づけている業者さんでは、
レンタルの話を進めることが難しく、今回のお店に出会うまでは少々悩んだ。
例えば某店は、品揃えは素晴らしかったのだが、
成人式用振袖の貸出は10月から・返却は1月末までと決まっており、
2月以降は商品をメンテに出すのでレンタルが無いとのことで、
娘の条件に全く合わなかった。

別のお店では、オーダーレンタルが主体で、やはり納品は秋で返却期限が1月末日、
それ以外の期間については、仕立て済みのレンタル振袖が無いことはなかったが、
点数も少なく、成人式用にしては控えめな柄行きのものばかりだった。
いつでも自由に着られるように購入しては、とも、店頭で言われたが、
価格の問題もさることながら、私は和服の維持管理などできないし、
そもそもうちには和箪笥どころか洋服箪笥も無く、衣装ケース類も皆無で、
保管する方法がないため、買い取りはやはり決心がつかなかった。

そんなときに、全国展開でレンタルも販売も扱っている某店に行ってみたら、
季節を問わず、成人式用振袖レンタルと写真撮影に応じて下さることがわかり、
試着の段階から、振袖を自由に選ばせて下さっただけでなく、
帯、帯締め、帯揚げ、半襟・伊達襟、髪飾りなど細かいコーディネートも
次々と実際に着せて見せて下さったので、私達の気持ちは一気に傾いた。
ほかのお店では、振袖本体を紐で軽く着付けした以外は、
帯その他については上から当ててみるだけだったのだが、
このお店では長襦袢や肌着以外は、身につけて試すことが可能だったのだ。
娘もまた、ここ数日ずっと振袖を何着も続けて見ていたので、
僅かなりとも目が養われ、自分の好みがわかってきた面があり、
このときの試着では本人の意見もよく出て、なかなか有意義だった。
更に、成人式当日のレンタルでなく記念撮影だけならば、
衣装・着付け・ヘアメイクと写真2ポーズがパックで税込○万円と、
価格的にも問題が無かったので、私達はもうこれ以上見て歩くのはやめ、
ここで決めることにした。

それで、めでたく振袖一式レンタルの成約をし、
来年の2月某日、今回決めたコーディネートで着付けをして貰い、
隣接のスタジオで記念写真を撮るという予定になり、
撮影関係の予約も、昨日うまいタイミングで済ませることができた。
2月ならシーズンオフで空いているだろうと思っていたのに、
既に再来年の成人式のために動いている人が多く、
前撮り希望で写真屋さんのほうも週末昼の時間帯など立て込んでいた。
式に関係のない我が家は「前撮り」「後撮り」の意識はなかったが、
そんなことより、娘の帰省予定に合う日が取れて本当に良かった(汗)。
2月でこれでは、ここの写真屋さんは一年じゅう成人式なのだな。

買い取り品は髪飾りと半襟のみで、半襟のほうはこのあと店舗で保管され、
着付け当日には長襦袢に縫い付けた状態にしておいて下さるそうだ。
私自身はもともと、ゴテゴテした装飾的な半襟は嫌いだったのだが、
かと言って真っ白では、二十歳の振袖には控えめ過ぎるということで、
白地に、振袖の柄と合わせた色合いの小花を散らした刺繍襟を、娘が選んだ。
ほかに当日用意するものは、補正用にタオル5枚程度と脱脂綿100グラム。
背の高い娘の振袖はLLサイズ(笑)で、改めてデカい!と感じ入った。
将来的に、実家の箪笥に眠っている私の訪問着など娘が着ればと思っていたが、
娘の身長だとお端折りがなくなりそうだった(^_^;。
ああ、そうか、卒業式の袴姿ならお端折り無しの訪問着もアリか(笑)?

ともあれ、諸々が決まって、娘も私も安堵することができた。
さすがに成人式記念では「数年後でもいい」というわけにはいかないから、
このたび細かいことまで決定することができたのは、本当に良かった。
試着時の写真を見せたら、実家母もいたく喜んでくれた(^^)。


追記:一連の試着経験で初めて知ったことのひとつに、
ソックスの上から履ける「足袋ッパ」というものの存在があった(笑)。
つま先が足袋のかたちに割れている、白くて薄いスリッパだ。
和服試着のお店だけでなく、草履売り場でも活用されているとのことだった。
足袋ソックス、足袋ックス、は以前から知っていたが、
その上を行くアイディア商品・便利グッズであった(笑)。

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昨夜は娘と二人でマツダスタジアムに行った。
私にとっては、約2年ぶりのカープ生観戦だった。
夏休みで広島にいる間に、マツダスタジアムに行きたい、
と娘がずっと言っていたのだが、私も忙しい日が続いており、
日時を絞ることができなかったために前売りは買っていなかった。
しかしもう、カープは8月の最後にはロードに出てしまうし、
娘がこちらにいる間にとなると、実質的にこのヤクルト3連戦しかなく、
昨日は午後になってから「きょうしかない、行こう!」と決めて、
プレイボール20分前にメインゲートから駆け込み、当日券を購入した。
もはや選ぶ余地なく内野の3塁側。
……だったが、入ってみたらほぼ全部カープファンで埋まっていた(^_^;。



【広島】総力戦で石原がサヨナラ打!首位・巨人に2ゲーム差(スポーツ報知)
『◆広島2x―1ヤクルト=延長11回=(27日・マツダスタジアム)
劇的な幕切れが待っていた。延長11回1死満塁。打席には、この回の守備から入っていた石原。1ボール1ストライクからの3球目を叩く。三塁線を襲った打球は、川端のグラブをはじいて、レフト方向へ点々。赤い大歓声の中で、三塁走者の代走・木村が本塁を踏む。今季6度目のサヨナラ勝ち。歓喜の輪が、34歳の周りに出来た。』『ベンチに残った野手は、鈴木誠だけ。野手16人中、15人を動員した、まさに総力戦だった。1点ビハインドの延長10回無死一塁では、犠打ではなく、代打・松山を送る強攻策に出て、中前安打で同点につなげた。タクトも光った野村監督は執念のサヨナラ劇に「ほぼ全員を使って、今日は全員の勝利」と選手をたたえた。』『最近10試合は8勝2敗の好調ぶり。7月4日以来の貯金8とし、首位・巨人とは2ゲーム差に。コイの視界に、その尻尾が、くっきりと見えてきた。』(福谷 佑介)

先発福井が水も漏らさぬ好投、堂林、田中、ロサリオらも次々と
ファインプレーを見せて長打コースのあたりを見事にキャッチ、
このペースなら9時前にはサクサクと終了するか、と思っていたのだが、
投手戦で両者譲らずスコアボードに「0」が並び、延長戦に入った。そして、
「打つんだ!一発出れば、きっと決まる!」
と願っていたら、なんとその一発は10回表に永川が献上することになり、
「ああああ~~、ながかぁぁ~………orz」
と、あのときばかりは3塁側まで含めて内野も外野も大半の観客が脱力した。
そして、その真っ赤なスタンドの隙間でチラホラと、
ヤクルトファンの持つ可愛いビニール傘が踊っていたのだった。
家でテレビ観戦していた主人は、あれで観るのをやめて風呂に入った、
とあとで言っていた(笑)。

しかし、10回裏にノーアウト1・3塁から中東の犠牲フライでカープ同点!
うぉおおお~!と私の周囲では次々と観客が立ち上がった(笑)。
昨夜は実質的に、延長してから俄然、試合が動き出して面白くなった。
延長になっているのに満員の球場からほとんど誰も帰らず、
スタンドはもう、興奮のどつぼ(笑)状態だった。
同点1-1で11回に突入、その裏1アウト満塁のチャンスに、
待ちに待った決定打、石原のサードへのタイムリー内野安打が出て、
広島2-1ヤクルト、劇的サヨナラ!
 やった~~~!!!
 よっしゃ~~~!!!
 ばんざ~~い!!!ばんざ~~い!!!ばんざ~~い!!!

娘も私も、全然知らんそのへんのオッサン何人もと、
次々にハイタッチして、このカープの勝利を喜び合った(笑)!!

結局、試合終了は9時53分、地元中国放送の放送終了予定時刻9時54分という、
昔のプロレス中継なみのピタリ具合であった(笑)。
(あの、試合が続く中、実況アナのお別れ挨拶とともに『スポーツ行進曲』が流れ、
提供スポンサー名が画面下にテロップで出始めたとき、
最後の最後で馬場のネックブリーカー・ドロップが垣間見え、
時間切れとほぼ同時にカウントスリーが入って画面が切り替わる、というアレwww)

****************

昨日は娘とふたりでの観戦だったので、私はマツダスタジアムを満喫した。
開始前の僅かな時間だったが、グッズショップに行ってあれこれ物色し、
カープのフェイスタオルとマフラータオルとファイルを購入し、
開始後は娘と交互に球場内売店を覗いてまわり、
鶏の唐揚げ、ウーロン茶、ジェラート、等々も買ってきて、
食べながら飲みながら、存分に応援させて貰った。
勿論、1塁側パフォーマンス席のカープ応援団に倣って、
それぞれの打席のたびに選手に声援を送った。
ラッキーセブンでは『それ行けカープ』のみならず、
ヤクルトの『東京音頭』も大声で唱和した♪
晩夏の夜は良い風が肌に心地よく、スタンド席で過ごすのはまことに快かった。
オマケに、カープが、勝った。
いや~、満点だった。楽しかったね(^^)。

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来月からの仕事の予定が、先週末、だいたい判明した。
毎週の出勤日が9月からは1日増え、10月から更にもう1日増える予定だ。
ベテランの人やデキる人なら、どうということは無いだろうが、
私は新しい仕事が増えるたびに右往左往している(汗)。

……ということで、ブログの更新、レス付け、メールの御返事等、
しばらく出来なくなる可能性が高いですが、
どうか度重なる失礼をお許し下さいませ~~<(_ _)>。
特に、私がfacebookから消えていたら、それは、
興味がなくなったのではなく、家でパソコンを開いていないのが理由です。
能力が足りないうえ、タイムマネージメントのヘタなオバさんなので、
新しいことがひとつ増えただけでも手一杯です(T_T)。


追記:北海道旅行で歩きすぎたからか、別の理由かわからないが、
先週水曜日の夜から、歩くと右足の甲(中指薬指の付け根あたり)が痛む。
そのうちなおるかと思って放置して来たが、一週間近く経つ今も改善しない。
仕事でパンプスを履かなくてはならないので、結構キツく、困っている。

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私の居住区は同じ市内ではあるが被災地域とは違うので、
現時点では私は、支援者側として動きたいと思っている。

広島土砂災害 義援金受付:
誰でもどこにいても可能なことのひとつが、寄付だろう。
当面、個人的・私的なものより、公的な性格の義援金が確実で、望ましいと思う。
代表的なものとしては、日本赤十字社広島県支部やNHK広島放送局など。地域では、
中国新聞社会事業団(中国新聞)
イオン株式会社・サンフレッチェ広島・株式会社イズミ・株式会社フジ、他一覧、随時更新

避難者情報(避難所ごとの氏名リスト):
地元の友人知人に心当たりのある場合は、こういうリストが助けになるかもしれない。
広島土砂災害 避難者名簿(中国新聞)

法律関連情報:
被災者支援や罹災証明関連・保険関係などについての情報は、
えてして、本当に必要としている人のところにうまく届かないことがあるので、
支援者側など、少しでも余裕のある状態の者が一緒に理解しておくのが良いと思っている。
土砂災害に遭われた方や、支援者の方へ(桜丘法律事務所『桜丘便り』)

NHKの情報サイト:
避難指示関連、災害詳細等の情報のほか、
ライフライン関係の現状と連絡先、交通網の復旧具合、
更にはゴミ回収や風呂提供などの生活情報も。
例えば、「緑井ガーデンハウス」と「佐東老人いこいの家」の浴室が、
被災者の入浴のために無料開放されているとある。
広島放送局 大規模土砂災害情報(NHK ONLINE)

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昨日は、3年ぶりに乳がん検診に行った。
マンモグラフィー、視触診、エコーの三点セット。
ありがたいことに、今のところ問題となるところは無かった。
肥満と運動不足という不安材料がもとからあったところへ、
50歳の節目ということで広島市から無料クーポンが送付されてきたので(^_^;、
この機会に、思い切って乳がん検診に出向いてみようという気になったのだ。
(ちなみに、市の無料クーポンは「視触診+マンモ」のみ。エコーは自費。)

前回2011年11月は、近所の総合病院外科で検査を受けたのだが、
今回は初めて、居住区内にある乳腺専門のクリニックに行ってみた。
当日に予約が取れ、待たずに検査できて、結果もその場でわかり、
とても精神衛生の面で良かった。
最初にマンモグラフィーをやり、撮影が終わってしばらくすると診察室に呼ばれ、
「マンモグラフィーについては、悪いところは見当たりません」
と、まず先生が言って下さり、受診者の心理に対して、
とてもきめ細やかな配慮があることを感じた。
視触診、エコーについても、ひとつ終わるたびに、
「問題はありません」「異常ありません」
「このように映っていますね。正常な乳腺です」
とすぐに教えて下さるので、大変助かった。

私は健康診断の類いを決して心から信頼しているわけではなく、
仮に異常なしと言われても、それはその時点での記念写真的な意味しかなく、
将来を保証するものではないと常々思っているのだが、それでも、
ときどきは専門家に、「きょうのところは大丈夫」と言って貰うことが、
精神面でのケアあるいは治療にさえなる、という気がしている。
私は医療ヲタで、かつ心気症的な傾向があるので、
たまにデータを確認しないと、妄想のほうが勝手に大きく育ってしまい、
精神面でモたなくなるのだ。
かと言って、一年に一度は必ず人間ドックに出向くなどというのは、
その都度ストレスになるし、検査項目が多いと何かに引っかかる可能性も高く、
かえって健康問題を意識しすぎてしまうので、私のような者には良くない。
自分の機嫌との兼ね合いがあり、なかなか加減が難しいのだ(^_^;。

ときに、相変わらずマンモは全く痛くなかった。
過去、三箇所の、違う検査機関でマンモを経験したが、
どこでやっても私は余裕だった。
苦痛皆無で結構なことだが、テッテー的にノされてもなんともないってのは、
私の胸はハリもなんもなく、乳腺なんかとっくに老衰してるんだろうかね(爆)。
授乳に使用した時代も、あったんだがね……(遠い目)。

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昨日からお盆明けの仕事で、しかも夕方に歯科治療の予約があった。
考えただけで、朝から気が重かった(汗)。

それでも、会社のほうは、行けば感覚が戻って楽しかったので、
とりあえず結果オーライだった。
皆の、休暇中のお土産がオフィスの冷蔵庫の上に積み上げられていて、
どれが誰からのものか、数が多すぎて不明なくらいだった。
私ももちろん知床土産のチーズシフォンケーキを提供したわけだが
ほかに松山のパイやら沖縄の何かやらどこかのお饅頭やらがあり、
中にはキリル文字で商品名やメーカーが書かれた箱まであって、
「すごーい、ロシアに行ったの、誰(^^)!?」
とアメリカ人某嬢が笑いながら開封していた。
ここでは各自、気に入った箱をあけて自由に食べて良いのだ。
何であれ、すぐに食べ尽くされて、なくなるから(笑)。

仕事のあとは、夕方から、予約してあった歯医者に行った。
お盆前に定期検診ということでチェックして貰ったら、
左下6番がC2なので今のうちに治療したほうがいいと言われ、
休み明けの昨日と来週とで、なおすことになっていたのだ。
6番は俗に「6歳臼歯」と言われ、子供のころ最初に生える永久歯なので、
虫歯になりやすく、私の場合も初めてこの歯を治療したのは12歳のときだった。
こういう治療跡のある歯をなおすには、更に大きく削らねばならず、
麻酔も必要だと予め言われており、私は行く前からウンザリだった。

しかし私にとって不幸中の幸いだったのは、6番を削ることにより、
かねて懸案だった7番の治療も併せてできるようになったことだった。
左下は、8番(親知らず)が若干前に傾いて生えているせいで、
その陰になる7番の奥側が虫歯になりかけていたのだが、
治療しづらい部位だということで、とりあえず経過観察をされていたのだ。
それが、今回6番を大きく削ることで作業しやすくなったか何かで、
「7番もついでになおせることになりました」と先生がお喜びだった。

ということで、昨日は削って型を取り、仮止めして終了。
来週、6番と7番のアンレーだかクラウンだかが出来上がって来るので、
それを調整して被せて終わり、となる予定なのだが、
「きょうのは仮止めなんで、取れないように気をつけて下さいね(^_^;」
と、帰り際、歯科衛生士の女性に言われた。
運悪く、今週末は先生の学会出張のため臨時休診が数日あるのだった。
「取れたらすぐ処置はできますので、木曜までだったらいつでも来て下さい。
そのあと金曜から火曜までは休診なんですよ、だから金曜からは………、
……木曜までだったら、取れたらすぐに来て下さいね」
言及のない週末に外れちゃったらアウト、なのね(T_T)。
(一応、広島県歯科医師会の口腔保健センターなら
休日9時から15時までは開いているようだが……汗)

麻酔してさえも、乾かすのにエアーをかけると6番には痛みがあった。
万が一、詰め物が取れたら、どんなに染みることだろうか(T_T)。
何より、来週、この仮止めを外して治療を再開するときには、
おそらく悶絶モノに違いない。嗚呼。

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私が北海道へ行っている間に、ポゴレリチの年末来日公演の
チケット発売予定がKAJIMOTOから発表された。
来日決定の報からしばらく日にちが経っていて、
なかなかチケットが発売されないなあと少々心配になっていたところだったので、
いよいよ具体的になったことが感じられ、嬉しく思っている。

●個性的すぎるピアニスト!?二題
―― I.ポゴレリッチとP.アンデルシェフスキのチケット発売日・曲目が決まりました

(KAJIMOTO音楽日誌)

ポゴレリチに関しては、以下の通り。
[イーヴォ・ポゴレリッチ ピアノ・リサイタル]
12月14日(日)19時 サントリーホール
曲目:
リスト: 巡礼の年第2年「イタリア」から
     ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)
シューマン: 幻想曲 ハ長調 op.17
ストラヴィンスキー: 「ペトルーシュカ」からの3楽章
ブラームス: パガニーニの主題による変奏曲 op.35

カジモト・イープラス会員限定先行受付
9月11日(木)12時 ~ 15日(月・祝)18時
一般発売
9月21日(日)10時~

**************

以前も書いた通り、カジモトイープラスは普通のイープラスとは違うので、
会員限定先行での購入を今回初めて希望するという場合には、
事前に、カジモトイープラスの会員登録を行う必要がある。
詳しくは、カジモト・イープラスとは

また、会員登録が完了したら、本番のチケット予約開始日以前に、
カジモトイープラスで現在、会員限定先行予約をやっている公演のサイトを
何でも良いからひとつ開いてみて、どのような手順でオンライン予約ができるのか、
一度、練習(笑)をしておくのが良いと思う。
最後に購入決定のボタンを押すことさえしなければ、
行かない公演のチケットを実際に買うはめにはならないので、
手順のリハーサルは可能だ。
そのあたりについては、拙ブログの以前の記事も参考にして頂けましたら。
前哨戦(2013年07月01日)

上記の文章をUPしたのが去年の7月1日であったことを考えると、
公演期日そのものはどちらも12月で、一週間ほどしか違わないのに、
今年のほうがチケット発売は2か月近く遅いということになる。
「なかなか発売予定が出ないな…」
と漠然と感じていた私の不安は、やはり正しかったのだな(^_^;。

……いや、まだもうひとつ不安材料があった。
値段がわからない(爆)。発表が待たれる。なんぼ??

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昨日は夕方に羽田に着き、夜7時半に東京を出る新幹線で広島まで帰った。
車中、私はもう名古屋も知らず広島駅の手前まで爆睡した(^_^;。
やはり、飛行機と違い、地上を走行していると思うと安心なのだった。

友人や職場へのお土産は知床のお菓子や、監獄の出所祝いクッキー、
知床峠観光記念のキャンデー、木彫り細工、
監獄ロック、という駄洒落のミニチュア鍵も買った。
これが駄洒落になるのは日本語ならでは。
それと、舅姑用にラベンダーお線香(笑)。

旅の後始末は、旅行中の衣類の洗濯だ。
広島が暑いのを良いことに、きょうは午前と午後、
二度、洗濯機をまわした。
午後は俄雨になってしまい、結局、外には干せなかったが(汗)。

**************

今回の旅行では、念願叶って網走~知床方面に行くことができたのだが、
これまで観光した札幌・小樽・函館とは、かなり違う印象を持った。
道東には、開拓時代を今も肌で感じられる部分があったし、
北方領土の問題も、日常生活の中に生きていることを感じた。

網走監獄の受刑者たちを使った強制労働、
あるいは後のタコ部屋労働などがなければ、
道東の幹線道路建設や河川工事は成らなかったし、
初期の入植者たちが苦難の中で切り開いた土地や道がなかったら、
観光客が峠まで登る道路も、今のようなかたちにはなっていなかった。
現在の私達はただ、「できあがり」だけを甘受しているわけだが、
開拓の歴史の陰に、大勢の人達の犠牲があったことを忘れてはいけない。

また、漁業が町や村を支えているオホーツクの海沿いでは、
国境がどこになるかが、すなわち領海を決定する死活問題であり、
漁船が拿捕される等の出来事も、日々の仕事の現場の話だから、
北方四島の返還は悲願そのものなのだ。
その切実さは、本州の者には普段なかなか思い及ばぬところだと、
このたび思った。

それと同時に、私はウトロの鄙びた静けさや、
地域の拠点とはいえ慎ましやかな網走の風情に、
なんともいえない愛着を感じたのも本当だ(笑)。
街っ子の主人や娘は恐らく共感しないだろうと思うのだが、
私は山奥の寒村の出だからか、ああした、人家もまばらな、
交通の便も良くない場所で、山や海の顔つきを眺めながら、
皆がささやかに暮らしを成り立たせている情景には、心安らぐものがあった。
勿論、そのような日常が、現実には美談で済まされないものであることも、
私自身が僻地の育ちであるだけに、よく知っている。
ヨソモノには務まらない面だってあるだろうとも思っている(^_^;。

しかしともあれ、日本全国、大きな街も小さな村も、
どこも皆、誰かの大事な故郷なのだよなと
当たり前のことをしみじみ感じた、この夏の旅だった(笑)。

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(写真は、女満別出発直前のJAL1188便。ボーイング767-300、約260席。
羽田―女満別の路線でこんな大きな機種が使用されているとは想像していなかった。
実際に乗るまでは、これより100席くらい少ない737クラスかと思っていた。)

飛行機は偉大だ(笑)。
あっという間に、暑い東京に帰って来た。
暑い。気候が全然違う~。

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