転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



風邪
先週水曜の晩から自覚した風邪は、ほぼなおったのだが、
まだうっすらと咽頭炎の感触があって、鼻炎もある。
全快した、と言うには、あと少しはかかりそうだ。
風邪のウィルスは100種類以上(もっとか?)あると聞いたことがあるが、
確かに、罹るたびに微妙に経過が違うのは実感のあるところで、
全然熱が出なくても、咳や倦怠感が長く続くしつこい風邪もあれば、
ハデに寝込んでも数日でどんどん回復するようなのもあり、様々だ。
また、こちらの体力や疲労度など、受け入れ側の状況も関係があるだろう。
今回のは、最初はシンドくて症状が強かったが、幸い、咳に発展しなかったし、
発表会含め、スケジュールにはほとんど影響しないで済んだので、
かなり良いほうの部類だった、……と、思うことにしよう(^_^;。
ちなみに先に始めた主人も、今は咳払いが残っているだけになった。

追記:……と褒めていたら、夜から主人も私も風邪が再燃してきた。
ふたりとも咽喉の不快感がまた募ってきた。まだ終わっていなかった。


ピアノのおけいこ
日曜日にマズルカの本番が終わったので、私は一応、元通り、
ハノンとツェルニー30番とバッハの小プレリュード、
という、のどかな練習の日々に戻った。
テッテー的に勉強するような、クドい練習も良いが、
こういう、筋トレか何かみたいな(笑)稽古も私は嫌いではない。
次なる目標としては、これは一生の課題曲のひとつになりそうだが、
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第24番『テレーゼ』作品78をやろう、
と今は思っている。
この曲は、一楽章も二楽章も嬰へ長調だ(変ト長調ではない!)。
この調性は私にとってとても魅力のあるもので、
ショパンだと『舟歌』が嬰ヘ長調だが、
現世とは質の違う、天国の光が射している調だと私は感じている。
ときに、嬰へ長調は♯が6つもあって譜読みしづらいという人もいるが、
考えようによっちゃ、どの音も大抵♯つけとけば良いってことでは(爆)。

広島のマエストロ!
大植英次さんが指導 「第九ひろしま」の合同練習(RCC)
年末恒例の「第九ひろしま」、今年は『広島のマエストロ』が指揮をなさる。
Twitterによると『メトロノームと小節線は音楽の敵です!』との
歴史的名言(笑)もあったそうで、日曜は熱い指導の一日となったようだ。
リンク先からRCCニュースの動画で練習風景も見られるようになっている。
小柄な大植氏なのに、こうして舞台に立っていると、
全員をむこうにまわして、ひとりで包みこんでしまうほど存在感があり、
全身から音楽が発散されている感じだ。
今年は、ひとつ新しい第九が完成するかもしれない(^^)。

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