午後、市内の某会場で、新型コロナワクチン7回目を打ってきた。
今回は、モデルナのオミクロン対応型XBB.1.5。
このワクチンは、現在支配的であるEG.5には効果が見込めるが、
少々嫌なのは、日本ではこれからJN.1が優勢となる見込みで、
この株がXBB系統でなく、免疫回避性も極めて高いと予想されていることだ。
今回のXBB1.5の1価ワクチン接種により、JN.1に対して、
一定の中和抗体価上昇が得られることはわかっているが、
それが即ち「効く」こと(=発症を防げる等)を意味するかどうか不明だ。
勿論、今回のは初回接種用でなく、誰しもここまでの接種歴があるので、
既接種者は、たったひとつの株にしかワクチンが効かない想定ではないが、
コロナの変異が速すぎ、最新流行株に最新ワクチンが追いつかないのが、
毎回、残念なところだ。
夏前にBA.4-5のワクチンを打っていた頃、既にXBB1.5が流行していたし、
秋からXBB1.5(とEG.5)のためのワクチン接種が始まったのも束の間、
もう、間なしにJN.1がやってくる(汗)。
ワクチンを打つか打たないかについては、個人の選択で良いのだが、
接種の有無に関わらず、「コロナに感染しない」ことが非常に大切だ、
と私自身は思っている。
「コロナはせいぜいインフル程度・何度罹っても気にしなければいいだけ」
式の意見には、既接種・未接種いずれの場合であろうとも、全く同意しない。
私は、外で意見の異なる人と議論したことは全くないし、
よそ様のことは不問にするが、自分自身が罹るのはどうしても嫌だ(^_^;。
上気道炎を装った全身感染症という、COVID-19のタチの悪さは、
ちょっと例が無いと私は思っている。
しかも、感染を繰り返すたびに痕跡が残り、体がボロくなる、という(汗)。
デルタまでは、ワクチンand/or感染による集団免疫の夢もみられたが、
オミクロン登場以降の状況では、一生に一度も罹患しないことは
世の中の大半の人にとって、難しくなってしまった。
明日は我が身と、私も常に思っている(^_^;。
感染が避けられないならば、せめて、生涯の合計感染回数は少ないほど良い。
そう思って、自分が感染しないために、私なりに努力を続けているのだ。
自分の日常生活で可能な対策は、最大限とるよう心がけているのと、
それでも罹ってしまったとき、自分の被害を最小限に食い止めるため、
ワクチンはリスクよりベネフィットのほうが大であると判断し、
こうして機会を見つつ接種している。
しかしそれでも、もし私が、自分の都合優先で
家に籠もったり人付き合いを断ったりできるなら、
ここまでの7回全部を接種する必要までは無かった。
感染拡大状況にあると感じたとき、自分の判断ひとつで
生活の在り方を変えて良いなら、もう少し、選択の余地はあった。
きょうの接種にしたって、もし、私にとっての年末年始が休暇で、
寝正月を決め込んでいられるなら、しばらくは打たずに待っても良かった。
10月11月に沈静化していた頃よりは、目下、感染拡大傾向が見えるが、
第○波がついに来た!的な状況にまでは、まだ、至っていないからだ。
こういうところは仕事優先なので、致し方ない。
三が日だけでも6000人超の参拝客をサバかなくてはならないのだから、
丸腰で臨むのは無謀というものであろうよ。
現在、接種から約5時間、接種部位である左腕上部に
それなりにはっきりした筋肉痛がある。
腕は上がるが、上げると明らかに痛い。
接種の瞬間は本当に全くと言って良いほど痛くなかった。
帰宅してからあともずっと、この筋肉痛を自覚するまでは、
接種に行ったことを忘れそうになっていたくらいだった。
夕食後くらいから、そういえば痛いな、と意識するようになった。
ほかには、なんとなく節々が気怠く、眠いような自覚があるが、
体温は36度4分で、今のところは発熱はしていない。
これまでの経験からすると、明日は多少なりとも熱が出るのでは、
と思うのだが、幸い、明日の仕事予定は無いので、
できるだけゆっくり過ごしたいと思っている。
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