転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



出勤途中に、広島電鉄のカープ優勝お祝い花電車に遭遇した。
朝からラッキー♪と嬉しくなった。
……何が(^_^;?とお思いになる方もいらっしゃるでしょうが、
広島市民としては、そーゆー気分になるものなのですよ(^^ゞ。


追記:セ・リーグ最終順位表(2017年10月10日)
1位 広島 勝88 負51 分4 勝率.633 優勝
2位 阪神 勝78 負61 分4 勝率.561 差10
3位 DeNA 勝73 負65 分5 勝率.529 差4.5
4位 巨人 勝72 負68 分3 勝率.514 差2
5位 中日 勝59 負79 分5 勝率.428 差12
6位 ヤクルト 勝45 負96 分2 勝率.319 差15.5

ファーム日本一も初めて勝ち取ることができた。
今年は本当に良い年になった。
若手の成長が何より嬉しいことだ。
鯉弟 日本一1軍より先に舞った V弾!坂倉MVP「結果を残せて良かった」(10月8日デイリースポーツ)
『「ファーム日本選手権、巨人2-5広島」(7日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)』『兄貴、お先に!ウエスタン・リーグ覇者の広島が5-2でイースタン・リーグ優勝の巨人に逆転勝ちし、26年ぶり2度目の出場で初の日本一に輝いた。七回に勝ち越し3ランを放ったルーキーの坂倉将吾捕手(19)が最優秀選手賞に選ばれた。33年ぶりの日本一を目指す広島1軍にとっても、大きな励みになる勝利となった。』『広島は前回、ウエスタン・リーグを制した91年も巨人と対戦。降雨コールドで引き分けとなり、翌日の再試合で敗れた。26年前の借りを返しての2軍日本一は、33年ぶりの日本一を目指す1軍にとっても大きな励みになる。水本2軍監督も「これを弾みに頑張ってほしい」とエールを送った。球団史上初の同時日本一へ、あとは兄貴が結果を出すだけだ。』

Trackback ( 0 )




(写真は、サントリーウーロン茶の中四国限定『菊池ボトル』
大正製薬リポビタンDの広島東洋カープ優勝記念 限定デザインボトル

広島26年ぶりウエスタンV 水本2軍監督ご満悦(日刊スポーツ)
『<ウエスタン・リーグ:広島7-6阪神>◇26日◇鳴尾浜』『広島がウエスタン・リーグの優勝を決め、“親子V”を達成した。』『デーゲームで阪神を下し、ナイターで中日がソフトバンクに敗れたため91年以来26年ぶりの優勝が決まった。水本2軍監督は「全体のレベルが上がっての優勝。経験を生かして1軍に上がって活躍するのが監督の願いです」と笑顔だった。』

今年は、カープは1軍とともに2軍も優勝することができた。
なんと素晴らしいシーズンだったことだろう(涙)。
ウェスタン・リーグでの優勝は26年ぶり!
これまで2軍は、かなり良い線まで行ったことは幾度もあったのに、
その都度、最後になって失速し優勝ができなかった。
今季、それをようやくやり遂げたのだ。しかも『親子V』、完璧だ。
とにかく、今のカープに関して嬉しいのは、
目に見える表の戦力だけでなく、その背後に更に埋蔵金のように、
潜在的な可能性を持つ選手が何人も在籍していることだ。
これは来季以降の大きな楽しみになり得る。頑張って欲しい。

ちなみに広島の市街地は、まだお祝いムードに酔っている。
私も乗っかっているクチだ(笑)。
単純に連覇が嬉しいのは勿論だが、私には特に、
「今、この貴重な機会に祭りをやらんでどうする!」的な気分があって、
記念デコレーションや限定グッズのチェックを、目下、優先的にやっている。
道楽の種類によっては、「何を」も大事だが「いつ」も重要な要素だ。
こういう遊びは、タイミングを逃すと値打ちがなくなるのだよ(^_^;。

冒頭にも貼ったドリンクの限定ボトル関係は、地元ならではで大変楽しい。
アンデルセンでは、優勝の翌日に「V8パン」が店頭に並んだ。
ミニゴーフルもV8特別デザイン缶が出たし、
フタバ図書では、さっそくカープ優勝ブックカバーがお目見えした。



デパートもまだまだやっている。
マジックカウントボードだったものは、今や優勝記念パネルに変身した。
左から、福屋八丁堀店1点と、福屋広島駅前店の2点。
(バティスタ、ちゃんとおるやんけ(^_^;)



福屋八丁堀店の外壁のカープ応援懸垂幕は、今年もきっと、
シーズンの進行に合わせて、このあとも掛け替えられるのだろう。
金座街商店街は大きなカープ坊やと見渡す限りのCマーク、
えびす通り商店街はV8・V8・V8……が遙か彼方までハタめいている。
中央通り商店街のは、カープとは書いてないが、野球の赤いユニフォームだし、
書体もカープのCロゴっぽいので、やはり優勝関連のデコレーションなのだよな(^_^;?



福屋駅前店では、店舗内の写真つき懸垂幕が優勝お祝い版になっており、更に、
春のカープファンフェストのときに宮島で祈願した、特大しゃもじも展示されている。
ハロウィーンにちなんだタオルも出るそうだ。……もう何でもやって(^_^;。
広島そごうの地下の階段も、昨年同様、真っ赤なV仕様。



JR広島駅も思い切っている。
駅ビルの懸垂幕はいつものことだとしても、
売店やコンビニがあちこち赤いし、
駅の入り口から改札に上がる階段の右壁面には大きなパネル、
自動改札までカープ坊やの駅長さんが居る連覇仕様だ。
路面電車もバスも、どれもカープ印になっている。




CSが始まるまでのひととき、手放しでリーグ優勝の喜びに浸ろう。
それくらい許されるだろう。
そして、………明日は明日の風が吹く(^_^;。
とりあえず今夜のヤクルト戦@マツダスタジアムは、雨天中止だ。
良かった(殴)。

Trackback ( 0 )




上野動物園パンダの赤ちゃん「シャンシャン」決定…お目見えは12月(スポーツ報知)

上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃんの名前が『シャンシャン』に決まった。
『シャン』の漢字は『香』だと聞いて私は、
「ああ、『夜来香(イエライシャン)』(YouTube)のシャンか」
と、まず思った(笑)。

今までに、もう和歌山では赤ちゃんパンダが続々と生まれ育っており、
近年では双子が誕生したことさえあったのに、これほど騒がれた記憶はなく、
どうして東京だけが特別扱いされるのかについては、やや疑問だし、
また、レンタル・パンダを日本が育てさせて頂く、という状況についても、
私なりに、もやもやと思うところが無いではないのだが、
この際まあいい、子パンダが可愛いのは事実だ(笑)。
公開されたら当分の間は上野動物園のアイドルとなることだろう。
シャンシャンという響きも字面も、なかなか綺麗で良いと思う。
どうか幸せな人生、…じゃないパンダ生になりますように(^^)。

ところで、『シャンシャン』と聞いて、宝塚ファンが連想するのは、
フィナーレでジェンヌさんたちが手に持っている、アレだろう。
”シャンシャン”持ってにこやかに。タカラヅカ風パレードを体験!(KANSAI WOMAN)
蝋燭のついたブーケっぽいのとか、紋章の入った盾みたいなの等々、
様々な形状の飾りに、2.2mのリボンが取り付けられた、パレード専用の小道具。
ジェンヌさんが、片手に飾り部分を持ち、もう一方の手にリボンを持って、
胸の前でさぁっと広げるときの幅や、リボンのたゆみ具合を
私はいつも興味を持って眺めているのだが、
生徒さんそれぞれに個性があって、なかなかに面白い。
私の個人的なコダワリは、男役ならば、このリボンを、
決して、ぴーんといっぱいまで張ることはしないで欲しい、というものだ。
振りとして最大に広げたときに、リボンが直線的に張り切る前で止めて欲しい。
リボンがたゆんでいる限り、それは無限の「幅」を連想させてくれるからだ。
男役は自分をひとまわり以上は大きく見せるべきなのだから、
広げたリボンに、なお「たゆむ」ゆとりがある、という演出は
視覚的に大変効果的であると、私は個人的趣味により信じている。

……あ、いや、つい、うっかりしていた、
男役の小道具の扱いを語ることが今日の目的ではなかった(^_^;。
パンダの名前が『シャンシャン』だというところに話を戻して。

宝塚ファンとは異なり、広島人には『シャンシャン』と聞いて、
また別の連想がある。…はずだ。
広島弁で『しゃんしゃん』と言えば、主として女性や女の子が、
「しっかりしている」「気が強い」「(時に)でしゃばりだ」
という有様を表現する言葉だ。
「あんには(=あの人は)、しゃんしゃんしとる(=しっかりしている)」
のように使う。
必ずしも非難する文脈で使うと決まっているわけではないが、
「(とりあえず控えめな人ではない…)」的なニュアンスがあるので、
大絶賛のときには、この言い方はしない。
うちの村では、ここから派生した『しゃんとこべえ』という語もある。
「○○のヨメさんは、しゃんとこべえじゃけえ!」
と言うときには、仮に好意的な雰囲気の会話であったとしても、
話し手は当該の人物の性格のキツさに呆れている、と思うべきだ。(爆)。

さて、パンダのシャンシャン姫も、「しゃんしゃん」した子になる、かな(笑)?
しばらくしたら「実はオスだったとわかりました」
なんてことには、なったりしないだろうね(笑)?

Trackback ( 0 )




去年も思ったのだが、カープ優勝は広島にとって、
「新年が来ました!おめでとう!!」的な何かだという感じがする。
少し前からこの日が来るのはわかっていて、皆、心の準備があり、
商店街では、様々に趣向を凝らした飾り付けの準備が整っていて、
おめでとうイベントや大セールの企画があり、客のほうも買う気満々。
待って待って待ち続けて、カウントダウン、ついにその瞬間が来たら、
もう街が一斉に華やぎ、誰も彼も祝い合い、喜び合って、
見知らぬ人同志でも笑顔で「おめでとう!」「おめでとう!」、
歌って踊って、食って飲んで!………一体、何なんだこれは(笑)。

今朝、用事があって市街地を歩いたのだが、行く先々の様子が普通でなく、
予想できていたことではあったが、やはり感心した。
さすがに平日とあって、昨夜の大混雑や喧噪は解消されていたが、
それでも、朝早くからビールかけTシャツを買いたい人達の列が
福屋デパートの駅前店と八丁堀店それぞれの前で、大きなとぐろを巻いていた。
入ってみると、フロア各所にカープグッズのための専用レジが設けられ、
そこかしこに列ができており、
「カープうまい棒とかカープミニゴーフルとか、普段でもあるやろ…(^_^;」
と思ったが、そこはやはり、
優勝後に優勝記念パッケージのを買うことに意義があるという(^_^;。
三越のライオンは、去年は緒方のビジターユニを着込んでいたが、
今年は白いホームユニを着用、顔には「カ舞吼!−Kabuku−」にちなんで
歌舞伎風隈取りまで施されていたのであった(笑)。




広島銀行本店の気合いの入り方は昨年以上のものがあり、
確か、ひろぎんはカープのメインバンクではないのでは(^_^;?と思いつつ、
広島の金融機関としてはやはりカープを無視できないということだなと感じ入った。
もみじ銀行本店は丸選手がイメージキャラクターを務めているので、
『日本の頂点に立つその日まで まるごと勝つぞ!』のアドバルーン、
広島信用金庫八丁堀支店は、通りに面した壁全体の赤いパネル。



かねてよりカープ坊やは仕事を選ばないことで有名であり、
抹茶を点てる茶人カープ坊や、クリームもみじを作るパティシエ坊や、
袈裟を着たカープ坊主に六法片手のカープ・ローヤー、
広島交響楽団とコラボしたスゴい形相のベートーベン坊や、等々これまでもあったが、
昨今は堂々とお役所仕事に参入しているので畏れ入った。
広島県警、広島県庁までも、もはや臆面もなくカープ推しなのであった。
遠目にも目立つ『今年こそ決めるけえね!』の幟が数え切れないほどハタめき、
庁舎の壁にでかでかと『祝・優勝 広島東洋カープ』の幕が出ているのを見たときには
これってイイんだっけ…(^_^;?としばらく考えてしまったぞ?



カープ坊やは広島電鉄でも働いているし、JRの駅員さんもしている。
さすがに配達員坊やこそ居なかったが、広島駅前郵便局も
地域に根ざしているので、真っ赤になって応援中だった。



出たついでに、記念と思って新聞各種を買って来たのだが、
5月に阪神に9点差を逆転されたときと、8月にDeNAに3タテされたときとが、
カープの選手たちにとって精神的に最もつらい時期だったことが書かれており、
切り替えるために皆それぞれ、工夫や努力を重ねて来たことがわかった。
荒れて来ると、バットを投げたり判定に文句を言ったりする選手たちが出るものだが、
見る人は見ているし、雰囲気づくりの影響は大きいのだから、
「俺らは やらんとこうな」
と、タナ・キク・マル(田中・菊池・丸)らが話し合ったという逸話など
こうして改めて当事者たちの言葉として読むと、感慨深いものがあった。

連覇すると、どうしてもかつての思い出が蘇り、
これからがカープの再度の黄金期到来か、と期待したくなるが、
過去、黄金期とそれに続く暗黒時代をリアルタイムで眺めた私としては、
今後も「勝つこと」を最優先にはしないで欲しい、と思っている。
強いという評判を取ったチームはえてして、目先の一勝のために、
力のある投手を使い潰したり、発展途上の若手の起用や育成を怠ったりしがちだ。
しかしそれではその場しのぎにしかならず、有能な選手たちがすり切れて来る。
残りカスを集めるようにして優勝しても、来シーズンには繋がらない。
今後も今年のように、アンバランスな部分はあっても若手の成長を待ちながら
勝ちを重ねて行けるようだと良いな、と願っている。
将来有望な選手たちが数多く頭角を現し始めていて、
来季が待ち遠しくなるような状態をこそ、「黄金期」というのだと思う。

Trackback ( 0 )




広島 圧巻の37年ぶりセ界連覇 敵地・甲子園で緒方監督11度舞う
◇セ・リーグ 広島3―2阪神(2017年9月18日 甲子園)(livedoor NEWS)

カープが、連覇~~~!!!
去年優勝したとき、もう向こう25年、こんな日は来ないと思い、
これはカープの「二度目の初優勝」、
そして私がおそらく生涯で最後に見るカープの優勝、
……と感極まったものだったが、よもや今年、二連覇が実現しようとは(O_O)。
私ら世代の広島人だったら、自分が生きている間に、
カープの二連覇をもう一度目にすることがあるなんて、
少なくとも近年まで、これっぽっちも、想像したことさえなかったと思う。

厳しいチーム状況の中、本当にここまでよくやって来られた!!
凄い、凄いことだ。あり得ないくらい。
おめでとう、おめでとう、広島カープ!!!

Trackback ( 0 )




(写真は金座街のマジックカウンティングボード。光り輝く「M1」の文字。
既に商店街全体が「C」マークの旗やポスターで真っ赤に彩られている。)

昨日マジック2で迎えたマツダスタジアムでのDeNA戦はカープが勝ったが、
マジック対象チームの阪神×巨人@甲子園が引き分けで終わったため、
カープの優勝マジックは「1」となり、決定は明日以降に持ち越されることとなった。
『巨人は菅野が先発だから勝つに決まっているが、
カープがDeNAの今永から打てるわけはないので、こっちは負けるだろう』、
と私は試合前に勝手に予想していたのだが、ほぼ逆の結果になった(汗)。
本日はもともと、全球団とも試合のない日だったので、
カープと、パ・リーグのマジック1であるソフトバンクとが、
この後、もしかすると59年ぶりの、セ・パ同時優勝を決めるのか……!?
という方向で、目下、両チームの次のゲームが注目されている。

しかし地元にとってはそんなことより、明日明後日の試合があるのかどうか、
ということのほうが、今よほど深刻な問題だ。
なぜならば、台風18号が九州の先まで来ていて、
どうかするとこの週末3連休で日本縦断しそうな勢いだからだ。
明日は予報では、中四国地方は朝から雨となっており、
このままの台風の進路なら、明後日、暴風域に入る見込みで、
そうであれば、週末にマツダスタジアムで予定されている2試合は、
最初から中止か、やるとしても無理矢理な開催となってしまう可能性が高い。
それは、ホーム球場での優勝決定と胴上げの実現が、
難しくなったことを意味している(^_^;。

私自身は、別にホームでの胴上げにこだわらなくてもいいじゃないか、
と思っているのだが、今の時期の試合開催の可否は、
主催側の球団ではなくNPBの審判団が決定することになっているそうなので、
第三者に委ねるということなら、大人しく待つほかない。
西日本全体が悪天候となった場合は、甲子園も中止になるだろうから、
優勝決定を賭けたカープの試合は、18日(月)の阪神戦@甲子園、
まで延期されるかもしれない。

優勝できるだけでALL OK、細かいことなどどうでも良いようなものなのに、
ここまで来ると「最後にどう決めるか」にファンが思い入れをしてしまい、
世間の空気も熱く、やはりなかなかに、気の揉めることなのだった(汗)。

 (左は三越広島店、右は福屋八丁堀店の、マジックボード)
    

(↑それにしても、福屋のマジックボードにきょう登場すべきはバティスタだろう(汗)。
松山と今村の働きを決して否定はしないが、昨日の得点に関しては、
バティスタのホームランとタイムリーがあってこそ取れた点数だったぞ?
福屋のは毎回、前日の試合で活躍した2選手の写真と、マジックナンバーとを掲げていて、
なかなかきめ細かくて良いと思っていたのだが、
もしかして、新人のバティスタの掲示用写真はまだ作っていなかったのか??
私なら、バティと、その横に小さく通訳のクレートさんの写真も付けて出すくらいの遊びをしたいが(逃)


追記(2017年9月16日):朝から雨だったが、昼過ぎに曇りになったので、
なんとかマツダスアジアムでの試合は実施されたが、カープが逆転負け(爆)。
よって、本日もまだマジック1のまま。
経済効果を考えたら、きょう決めて欲しかったという大人の事情はわかるが、
やはり、無理はいけないね(^_^;。
残念だが、リーグ優勝だけで御の字なチーム状況だと思うので、
こういう試合で負けるのも、カープらしいというか。まあ仕方がない。
唯一良かったのは、甲子園球場が早くから雨天中止になっていたことだ。
お蔭で、カープ優勝か否かが、阪神の試合結果に左右されることがなかった。
阪神が勝てば何も問題になることはないが、
カープが負けて、阪神までたまたま負けて、それで優勝決定~~、
などという展開になっていたら、後味が悪すぎて困るところだった。

Trackback ( 0 )




(写真は、RCC広島中国放送のマジックボード)

会社が休みだったので、舅姑の墓掃除・墓参りに行った。
お彼岸が近いので、一度綺麗にしておきたかった。
うまく時間が取れて本当に良かった。
このあとできればお彼岸の週にもう一度お参りしたいものだ。

帰りに、日頃できない所用を片付けようと市街地をうろうろした。
カープの連覇目前とあって、どこもかしこも真っ赤だったが、
特に、広島銀行がカープ銀行と化していたのには圧倒された。

   

広島そごうもエディオン広島店も、去年同様のマジックボードを掲げていた。

  

現時点でマジック2ということは、今夜の試合でカープが勝つことと、
マジック対象チームの阪神が巨人との試合に敗れること、の両方が成立したとき、
カープの2年連続のセ・リーグ優勝が決まるということだ。
いずれかが・或いはいずれもが成らなかった場合は、
明日は試合の無い日なので、Xデーは明後日以降となる。

残り10試合でマジック2となれば、疑り深い私のような人間でもさすがに、
優勝するのは時間の問題だとわかるので、焦らなくても良さそうなものだが、
台風18号がだんだん西日本に接近しているという予報で、
悪天候になっては、マツダスタジアムでの試合ができないから、
できれば天気がモっている間に、なんとかなってくれんものかな、
というのが地元民の得手勝手な願いなのであった(^_^;。
今度の日曜いっぱいまでで決まれば、地元での胴上げが見られるし。

……なんでも、地元広島での優勝決定・胴上げという展開は、
もし今回実現すれば26年ぶりなのだそうだ。
しかし26年前のことは、私は知ってはいるが、さほど記憶に残っていない。
当時は広島市民球場に閑古鳥が鳴いていて、
ファンはともかく、地元民がカープの優勝に泣いて感激することはなかった。
カープ黄金時代の、実は終焉となる時期だったのだが、
あの頃は、そんなことになるとはつゆ知らず。
いずれまたすぐ優勝すると思っていて、有り難みが無かったようだ。
なんという罰当たりな(^_^;。
今はつくづく、良い時代になったと思わずにいられない(^_^;。

Trackback ( 0 )




秋になった。祭りの季節だ。
うちの村の八幡さんは11月初めに例祭があるのだが、
その前に9月と10月は、村のあちこちの小さな神社で秋祭りが順番にある。
「こもしき」さんと呼ばれる、祭りの世話人さんが主になって準備をするのだが、
当日は、我々のように昔からの地域の住人もまた、手伝いに行くことになっている。
近年までは父がしていた役割だったが隠居同然なので、今は当主代理?の私の仕事だ。
ちなみに「こもしき」とは、神主さんをお迎えするのに
「薦(こも、=ゴザ)」を「敷く」係、ということからついた呼び名らしい。

昨日は、うちの実家から車で20分ほど山のほうに入った某神社の祭りだった。
それだけ離れていても、途中に家がほとんどないので、
「隣」というと言い過ぎだが「同じ村」という程度のつながりはある場所だ。
私は長年のペーパードライバーなので、知らない山まで車で行く才覚はなく、
下(「しも」。山側に行くほど「上(かみ)」と言う)の某家のおじーさんに
予め頼んで、その人が車で出るときに拾って貰った。
道幅2メートルだろうかという小さな道路をぐいぐいと車で入って行かれるので、
「ここ、車で通れる道なんですね~」
と私が感心したら、運転中の某おじーさん曰く、
「ようは知らんが、アスファルトになっとるけ、大丈夫」。
判断の基準は、舗装してあるか否か、だったのね(^_^;。
対向車が来たらどうにもならない道だったが、まずは車など来ないので、
あまり心配しなくて良いそうだ。…どういう解決だ。

田んぼと山の間を細い一本道が延々と続いているだけで、
ガードレールのないところも多く、若葉マークでは脱輪しそうだった。
街灯なども無く、暗くなったら地元の人でも迷うとのことだった。
「なんぼ回っても家に帰れんのじゃそうな。谷が違うとると」。
昼だって、谷が違っても景色はほとんど同じだ。夜間では迷宮入りだろう。
携帯電話の無かった昔は、酔っ払い運転も今より多かった筈なのだが、
酩酊状態で違う谷に迷い込み、連絡手段なく付近に民家も無し、
となると、皆、どうやって生還していたのだろうか。
誰かが死んだら村で大評判になるから、
五十過ぎの私が、そういう話に記憶がないところを見ると
さしたる事故なく、なんとかなっていたと思うしかないのだが……。

しばらく行くと山間に忽然と幟が見えて来て、上から太鼓の音が響いていた。
56段の石段の上にある典型的な山奥神社での祭りを手伝い、
滞りなく終了し、直会(なおらい=祭後の酒盛りその他)があり、
地元の人たちは生粋のキツい広島弁で、私は意思の疎通にやや困難を来たしたが、
それでもお下がりの野菜など少々分けて貰って、
命からがらという気分で、また車に同乗させて貰って両親宅に戻った。
今時なので、運転する某家おじーさんは、さすがにお酒は飲んでいなかった。
実家のところでおろして貰って、家にあった一升酒を御礼に渡して別れた。
車で20分の今日の道を、昔は大半の人が徒歩で行き来していた、
という昔話を父から聞いた。
このへんの人間が皆、健脚なのは知っているが、
雪の季節など途中で遭難しなかったのだろうか。
なんかもう何もかも、ワタシには無理(爆)。

そして、やれ疲れた、うちの神棚を拝んでから帰るか、と思って座敷に行ったら、
……??
なにやら、縄みたいなものがゆるゆると座卓の下で動いているではありませんか。

え、何の、ひも……?
………な、ワケはなくて、
しぇ~~~っ!!
マムシ!?いや、わっかの模様がないからアオダイショウ?

私がやって来る足音に驚いたらしく、ヘビはシュルシュルと凄い勢いで逃げ、
座敷から、開いていた障子の向こうの縁側に出て、見えなくなった。
ゴキとは違うので、基本的にヘビの駆除や捕獲はできない。
自然に出て行ってくれるのを待つのみだ。
「座敷にヘビがおったよ。アオダイショウやろと思うけど(^_^;」
と私が報告したら母は、
「暖かいからねえ。土蔵の窓が開いとったから、入って来たんかねぇ」
とのどかに言った。
「縁側のガラス戸は閉まっとったから、まだ家の中におるかもしれんよ」
と重ねて言ってみたが、
「私はそのヘビ見てないから怖ないもん。
もしヘビがおっても、この脚やから(=母は脚が不自由)逃げられへんし」
と母の答えはどこまでもイミフであった。

やはりあそこは現代の秘境だ。
と思った。

Trackback ( 0 )




私が忙殺されている間に、カープは勝ち続け、
あっという間にマジックがヒトケタになり、
本日朝は8だったが、今夜は既に7になった。

今週アタマにあった2位阪神との直接対決が
有り難い巡り合わせでホームゲームのマツダスタジアムだったこと、
特に3連戦の初戦の競り合いをサヨナラで制したことが、
勢いを掴む決定打になったという印象だ。
始まる前は、8月中盤からの弱り具合からして阪神に3タテされるのでは、
……という心配すらあり、せめて1勝できればと思っていたのだが、
勝負は、やってみなければわからないものだ(汗)。

CS進出も昨日の勝利により決定したので、
きょうは市内の百貨店その他では、
早速にカープCS進出お祝いセールが始まっていた。
広島地元は、カープが勝ってさえいれば盛り上がる。
去年のこの時期同様、今は市街地のどこへ行っても、
店頭の赤いポスターやデコレーション、マジックボード等が目につき、
カープのTシャツやユニを着て歩いている人達も、
いつも以上に赤々と華やいでいる様子だ(笑)。

ありがとう、ありがとう広島カープ(T_T)。
お蔭で、きょうも元気でる。

      

*****************

セ・リーグ順位(2017年9月10日現在)
1 広島 勝81 負46 分4 勝率.638 差M5
2 阪神 勝71 負55 分1 勝率.563 差9.5
3 DeNA 勝63 負60 分4 勝率.5122 差6.5
4 巨人 勝64 負61 分1 勝率.5120 差0
5 中日 勝52 負71 分5 勝率.423 差11
6 ヤクルト 勝42 負85 分2 勝率.331 差12

    

Trackback ( 0 )




広島マジック「12」再点灯、安部のサヨナラ逆転2ランで4連勝
『「広島8-7阪神」(5日、マツダスタジアム)』『広島が安部のサヨナラ逆転2ランで4連勝。リーグ優勝へのマジック「12」が再点灯した。』『歓喜するスタンドのファン。安部はお立ち台で「サイコーです!」と何度も絶叫した。九回は1死から途中出場の野間が内野安打と暴投で二進。その後の一発に安部は「正直つなぐ気持ちで打席に入った。今までチームに迷惑をかけてきたので…」などと興奮気味に振り返った。』

 8月8日優勝マジック33点灯→8月9日消滅
 8月15日優勝マジック27再点灯→8月24日消滅
 8月25日優勝マジック21が再々点灯→8月30日消滅
 9月5日優勝マジック12が再々々点灯 ←←今ココ

点いたり消えたり点いたり消えたり、まさにマジックな今年の終盤。
大抵の先発が、援護点を全部はき出すヘロヘロ具合で6回までに降板、
中継ぎは日々酷使され、8回が良ければ9回が駄目あるいはその逆で、
今夜もその例に漏れず、結果的に勝ったから良いようなものの、
実に反省点の多い、カープの悪いところがたくさん出た試合だった。
表ヒーローが松山と安部、裏ヒーローは田中と野間、勝てたのは彼らのお蔭。

ほんの5年くらい前は、鉄壁の投手陣がいても貧打貧打のカース打線で、
「無失点でも打たなきゃ勝てんわ(--#)」と毎晩思っていたものだったが、
最近は、それなりに打つ人たちがいるのに、今度は投げるほうが腰砕けだ。
先発6人のうち、シーズン通してゲームを作れたと言える投手が何人いるか。
エースのジョンソンが不在の間、皆が力を合わせて頑張ったのは立派だったが、
力及ばぬ部分のシワ寄せが、毎度毎度、中継ぎ陣のほうに行ってしまった。
秋のドラフトでは来季の投手を補強することが第一だろう。
広陵の中村選手などという高校生野手に手出しをする余裕は、
今のカープには無いはずだ。


セ・リーグ順位(2017年9月5日現在)
1.広島 勝76 負46 分4 勝率.623 差M12
2.阪神 勝68 負53 分1 勝率.562 差7.5
3.DeNA 勝62 負56 分4 勝率.525 差4.5
4.巨人 勝62 負59 分1 勝率.512 差1.5
5.中日 勝51 負68 分5 勝率.429 差10
6.ヤクルト 勝40 負82 分2 勝率.328 差12.5

Trackback ( 0 )



« 前ページ