転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



亡き父の銀行口座をいつまでも放置しておけないので、
相続手続を開始したい旨、各々金融機関に連絡した。
既に口座は凍結されて光熱費等の引き落としが止まっているのに、
このままでは私は怒濤の年末年始行事に突入して
ヘタをすると節分まで身動きできなくなってしまう。
私が提出できる書類等の部分だけでも、今のうちに早く済ませたかった。

この件の、そもそも始まりは本日ではなく、先週金曜日の午後だった。
たまたま、出先で、地元では最も大きな地方銀行Aの支店を見かけ、
手続のとき必要な書類だけでも先に貰えないかな、
と思って入って行った、
――のだが、今にして思うと、これはちょっと失敗だったのでした(^_^;。

これの前の日、私は事前に各々の銀行のサイトで、
相続手続がどうなっているか、どのような書類が必要か、調べてあった。
できるだけ用意しておきたかったし、予め記入できる書類は仕上げて、
手続の日に持参して、なるたけ一度で終わるようにしたかった。
謄本類や印鑑証明は既に取ってあったので、
「相続手続依頼書」及び「残高証明発行依頼書」という、
銀行独自の書面について、事前に受け取って帰り、家で記入して来れば、
実際の手続がスピーディーになるのではと考えたのだった。

そうしたら、そこからいきなり相続手続が始まってしまった。
私はそもそも、入口ドアを入って最初の受付の箇所で、
「口座名義人だった父が先日、亡くなりまして。口座は既に凍結されています。
きょう相続手続をするつもりはなく、ただ、事前に戴ける書類があるなら、
家で記入して、後日改めて手続に来たいと考えて来たのですが、
『相続手続依頼書』と『残高証明発行依頼書』というのは、貰えますか?」
と言ったのだが、言い方が間違っていたのだろうか(汗)。
故人の名前や生年月日、親族関係などを記入するよう紙を渡され、
「いや、この場で相続手続を開始するために来たのではないのですが」
と再度、言ったのだが、
「ええ、それ、書いて貰うだけですから、とりあえず、それだけですから!」
と言われて、書かされることになった。

記入が終わると、待つように言われ、これがまた結構な時間がかかり、
シマッタことをした、来なければ良かったな、
と思い始めた頃、呼ばれて、奥の衝立の陰の椅子に案内された。
そこでまた、別の係員の男性が登場し、相続手続についての説明を始めた。
そういうことはサイトで読んで来たのだが、と思ったが頑張って拝聴した。

この件に関係ないが、この方はノーマスクだった。
私のほうはマスク着用していたので、私から何かをこの方にうつす心配は、
とりあえずしなくて良かったが、毎日どんな人が来るか分からないのに、
こんな狭い空間で鼻突き合わせているのって、気にならないのだろうか。
インフルだって今まさに警報発令中なのだが……。
――などということは、しかし、私はおくびにも出さなかった。
「この状況だと、できればマスク着用なさったほうが…?」
などという意味のないお節介は私は言わない。
ただただ内心の自由はあるから、心で思っているだけだ(^_^;。

で、その日私は、法務局で「法定相続情報一覧図」の作成を申し込むつもりで、
父の除籍謄本類や住民票除票など一式をたまたま持って来ていたので、
それがあるならコピーを取らせてくださいとその係員さんに言われ、
拒否する理由もないので従ったら、またまた20分くらい待たされることになった。

「お待たせしました」
とようやく彼が戻ってきたので、私は再度、
「きょう手続をするつもりはなく、事前に戴ける書類があるなら、
家で記入してから改めて手続を開始したいと考えて来ただけと、
さきほども申しましたのですが。
『相続手続依頼書』と『残高証明発行依頼書』の紙を戴いて帰り、
自宅で必要な箇所を記入して、後日あらためて、
自宅最寄りの支店に出向く、というのは駄目なんでしょうか」
と尋ねた。

「そういうことだったんですか!」
と彼は初めて聞いたらしく、急いで奥へ引っ込み、
私の言う2種類の書類を携えて戻って来た。
そして、これらを記入し、印鑑証明や実印、通帳などを揃えて、
手続に行く支店には事前に必ず電話をして日時を予約し、
改めて行ってください、と言った。
どこの支店に行く予定かとも尋ねられたので、
自宅の最寄り支店を答えたら、彼は、
「では、きょう戴いたコピーは、そこへ送っておきます!」
とも言った。
それは有り難いことだった。
少なくとも、戸籍謄本類提出はこれで済んだことになるだろう。

――という出来事があったうえで、私は今日改めて、
自分が近日中に出向こうと思っているA銀行某支店に電話をかけた。
大きな銀行なので致し方ないが、
電話が繋がるまで結構待たされ、上記のいきさつを簡単に話したら、
「ウェブでも来店予約はできるんですよ?」
と言われ(必ず電話しろと言われたから、それに従って電話したんだがよ)、
書類が来ているかどうか調べて、折り返し電話すると言われてまた待つことになり、
10分くらいして、確かにコピーが届いていた由、連絡があった。
そして、相続手続のためにはこれから二度、店頭に出向く必要がある
ということがわかった。
二度もか!とガックリ来たが、その場でその二度をいつにするか予約を取った。
私が動ける日など限られているのだ。

ちなみに、第二地方銀行Bと信用金庫C(イニシャルにする意味なし)は、
電話してみたところ、希望すれば郵送だけですべての手続ができるとわかった。
望外の有り難さであった(涙)。
私の休日が消費されないし、母の自筆署名も私の都合だけで取りに行ける。
その他、父の口座はJAとゆうちょ銀行とがあるが、
JAは係の方が、実家でも私の自宅でも来てくださるので超簡単、
ゆうちょ銀行は事前の予約が要らないので、
私の時間ができたとき、突然行っても大丈夫なことがわかった。
更に、ゆうちょ銀行はサイトに、銀行独自の書類もアップされており、
貰いに行かなくてもダウンロードして準備して行くことができる。

相続人は母と私しか居ないし、全部母の口座に移して貰っても構わないので、
今わたしが知りたいのは、どうすれば最も簡単に終わらせられるかだけだ。
折しも、法務局が予定より遙かに早く「相続情報一覧図」を完成させてくれたので、
きょうの夕方、所用で出たついでに受け取ってきた。
法務局は、これの作成を受け付けたとき、その場で戸籍と照合したうえで、
「これでも違うところとか訂正箇所があったら、こっちでなおしときますね」
「2週間以内にお渡しできる予定ですが、早くできたら電話します」
ととても現実的なことを言った。
数ある役所に手続に行ったが、法務局では嫌な思いをさせられたことが無い。
話が一発で通じるし、言ったことが忘れられず、かつ仕事が早いので、
私は広島法務局だけは高く評価している(何サマ)。

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広島にも薬不足の波 せき止め・解熱鎮痛剤
…医療現場に危機感 後発薬メーカー不正や感染症流行で
(2023/11/29 中国新聞)
『製薬会社の相次ぐ不正や新型コロナウイルスの流行で全国的に処方薬不足が続く中、広島県の医療現場もせき止め薬、解熱鎮痛剤、降圧薬などの不足に直面している。薬局は医師に相談して別の薬に変更したり、一度に渡す量を減らしたりして窮状をしのいでいる。』

昨日、半年ぶりに花粉症的な鼻炎があって耳鼻科を受診したのだが、
いつも通りの内容の処方箋を持って行った薬局で、
抗アレルギー剤のひとつについて、
「今、お薬が足りなくて、いつもと違う会社のジェネリックなんですけど、
内容は同じですから……」
と、前回までとは異なるパッケージの錠剤を出された。
同じ成分の薬も今はまだ一般のドラッグストアで販売されているので、
この薬を出して貰えなくなっても、私が直ちに困る訳ではなかったが、
やはりこういう状況なのかと、暗澹とした思いになった。

X(旧Twitter)で、今年の夏くらいから、医師や薬剤師の方々のアカウントが、
解熱鎮痛剤や咳止めがない、とポスト(tweet)されていて、
特に小児科関連は、合成ペニシリンもカロナールも底をつきかけていることが
幾度も指摘されており、今も解決していない。
COVIDやインフルエンザの検査薬も、足りなくなりつつある。
折しも、中国や韓国で、マイコプラズマ肺炎が大流行しているのだが、
これに効くマクロライド系抗生剤も、かなり厳しい状況だ。
クラリスやジスロマックは供給中止や限定出荷ばかり。
もしも日本に入ってきて子供達の間で流行ったら、小児科がパンクする。
マイコプラズマ肺炎はいきなり死ぬ病気ではないが、
経過が長く苦痛が大きいので、抗生剤が無ければ体力勝負になる。
例えば咳き込みが長く続いて肋骨が折れても仕方ない、ということだ。

こういう話は、病気にならなかったり、家に子供が居なかったりすれば
完全な「ひとごと」であり、何も感じないのだろうが、
いざ自分や家の子が高熱が出たり救急にかかったりすると、
「診断はついたが手当が受けられない」状態になりかねず、
そこで初めて事態を知ってキレ散らかしたところで、何も解決しない。
無いものは無いのだ。

個人レベルでとりあえず今、できることは、
「自分に可能な限りの感染防止対策を駆使して感染症にならないよう努めること」
「今の日本の医療の状況は、これまでとは大きく異なるので、
自分の想定している検査や治療が受けられない覚悟だけは、しておくこと」
ではないだろうか(汗)。
治療に期待できなくなっているのだから、そもそも罹らないようにする、
それでも罹ってしまったときには、腹を括り、体力と運に賭けて耐える(大汗)。
あとは、街の薬屋さんで買える範囲の解熱剤や咳止めその他は
心がけて常備しておくこと、か。
ドラッグストアの棚が空になる事態も、いずれあり得るかもしれないが、
現状ではOTC医薬品ならば、まだ潤沢にある。

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父の保険証と原爆手帳の返却 done 12/6
「忍び草」追加となった二箇所手配 done 11/29
某家宛て、「忍び草」として送る商品券購入 done 11/29
両親の携帯電話解約 done 12/9
実家の固定電話を社務所へ譲渡&移設の件 done 11/30
納骨祭のお供物準備 done 12/2
納骨祭の御礼手配(某宮司さん・総代長・石屋さん) done 11/29
送金(運送会社・石屋さん) done 11/29
支払(父診断書代・母歯科治療代) done 11/29
実家電気・水道 名義変更と口座登録申し込み done 11/29
実家 下水道 名義変更と口座登録申し込み done 12/4
・遺産分割協議書作成
金融機関4箇所 相続手続←諸手続の予約or書類送付完了 11/30
準確定申告 done 2/17
・土地の登記
神宮大麻支払(神社社務所会計) done 12/3
正月授与品確認&取り置き分の確保 done 12/28
正月神社駐車場警備会社連絡 done 12/17
書類仕事3件 done 11/28
耳鼻科受診(花粉症内服薬&点鼻スプレー) done 11/29

……ほかに何かあったかね(^_^;

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両親がお世話になっている(いた)某サ高住のスタッフさんが、
父のためにと花束をくださった。
私はこういう白とグリーン系だけの花束というのがとても好きで、
活けたらまたことのほか巧く行ったので、とても嬉しく思った。
ありがとうございました~~!!

本日、ようやく休暇である。いつ以来か!?
この日記の更新が月に10回未満というのは、2020年3月以前と同様で、
そういう意味では、コロナ禍が社会的には終わったことが、わかる。
私が自分のペースで休むことが、全く許されなくなった。
コロナ前より更に若くないんで、まじキツいんですけど(^_^;。

きちんと仕事を果たす、責任感の強い人に限って、
「過労うつ」その他のメンタル不調に陥りやすい、
という話がよくあるが、私は今のところその点はまだ大丈夫だ。
そもそも私は、きちんと仕事をしていないんだろうよね(^_^;。
いかなる場面でもおよそ、
「悲しさ」「寂しさ」「空しさ」「孤独感」「無力感」「絶望感」
などの陰性な感情は、私にはほぼ、縁の無いものだ。
クヨクヨと「涙が止まりません」というのも全く経験が無い。
かわりに往々にしてあるのが、烈火の如き「怒り」(^_^;。

「残りあと10分!間に合ってくれ~~!!!!」
みたいな瞬間が日に何度もあるのに、
横合いからそれを中断させる者・物が現れると、
私は容易に爆発しそうな怒りを覚える。
今、私に話しかけるな!邪魔じゃ!構っとれんのじゃ(--#)!!と。
特に嫌いなのが電話だ。
何をしている最中であっても、手を止めて相手をしてやらないと、
ヒトを急き立てる呼び出し音が鳴り続ける。
スマホを叩き割りたいと思ったことも一度や二度や三度ではない。

このようなことを言う自分が自己中なのは、よくわかっている。
しかし、自分の状況を適切に分析できるのは、
時間的余裕があるときだけだ。
これが天将星&総画39の晩年、ということなのでしょうか(^_^;。
50代になってからの多忙さ・時間の無さは、これまでの人生最高だ。
いくら90過ぎの父親だと言っても、死んだのがこうもなんともないなんて、
私はやはり多少おかしいのではないかと、我ながら思っている。
親が居なくなったことの意味が、自分の心に全く染み通って来ていない。
何しろ、焼き場から帰ったその場で十日祭どころか忌明けの祓いまで済ませ、
すぐに普段どおりの生活に戻ったので、喪に服する暇も皆無だった。
文字通り忙殺されていて、まともな情緒など消し飛んだ感じがする(汗)。

幸い、娘が独立して久しく、転夫ころもんも自立したヒトなので、
同居家族の世話はほとんど要らなくなった。
むしろ私が世話して貰っている(^_^;。
主人に洗濯をやって貰ったり、晩ご飯を調達して貰ったり。
なんてよくできた夫なのだろうか(T_T)。
そういう意味では、有り難い巡り合わせだったと感謝しているのだが、
もうちょっと、こう、スケジュール的なバランスを取りたいというか……。
具体的には、仕事量が今の半分くらいにならないかな、という。
59歳は、昭和だったらとっくに定年退職しているトシだ。
自分、能力的にも老化で落ちてきている筈だし、無理を感じる(汗)。

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2013年に腎盂結石を治療してから10年目、
年1回の定期検診に、今年も行って来た。
本当は10月20日に予約していたのだが、
父が死にそうになっていたのと(爆)、私自身が風邪気味だったのとで、
そのときは一旦キャンセルして、予約を取り直したのが、今日だった。
時間は午後イチの13:30の予約だったが、
早めに入ったので結果的に検査の順番も早く、とてもスムーズだった。

尿検査、レントゲン、エコー、すべて、問題なかった!

石のモトになるようなものが全くできていないとも思えないのだが、
成長する前に自然排石できているのかどうか知らないが、
とりあえずこの10年の間、発作などは起こしたことがない。
しかし無罪放免とはならず、先生から来年また来るようにと言われたので、
どうやらこの検診に終わりはないようだった(^_^;。
まあ、少なくともこうして定期検診に来ていれば、
前のように気付いたら1.5センチの石、などということは無いだろう。

帰り道にあるいつもの神社にお詣りして、御礼を申し上げてきた。


(それから、某銀行に行って法務局に行って進物の○進に行って、
きょうも忙しい一日が終わった。)

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マジで忙しい。
神社仕事が年末に向けて加速度的に増えているところに
今年は、父親死後の始末が重なっているので、心身がキツい。
そんなときに東京に行ったりしているから更に時間がなくなったのだが、
『マハーバーラタ戦記』は何を犠牲にしてもどうしても!観たかったので、
お前が悪いと言われれば、はい、一言もございません(^_^;。

きょうは午前中1時間半ほど自由時間が取れたので、
徒歩圏内にある市役所サービスコーナーまで行って、
父の「住民票の除票」を取って来た。
これがないと法定相続情報一覧図の作成ができないのだ(汗)。
戸籍謄本や印鑑証明は、年金関係の手続のときに取ったのだが、
住民票除票だけがまだだった。
ようやくこれで、書類が揃った。
このあと法務局で法定相続情報一覧図を交付して貰うための、
申出書と法定相続情報に必要事項の記入は、既に昨夜、終えてあった。

……のだがそれを持って法務局に行く時間は、残らなかった。
行くだけなら帰り道に寄れるから片道10分くらいだが、
まさか行って5分で交付される訳ではない。
現地での、用件そのものの所要時間に加え、
家まで帰る時間+昼食時間も確保しておかねばならないし。
午後から村のえびす祭があって社務所に行かねばならないので、
ケツは決まっており、延長不可能だ。
仕方ないから、河岸を変えて某銀行のATMの用事を済ませることにした。
こっちのほうが短時間で完了できることがわかっていたからだ。
母の通帳の記載欄がいっぱいになっていたので、
葬儀後に届いた香典(玉串料)を入金しがてら、通帳更新をしてきた。

私は今、父の死後処理の多くの事柄について、
「どうしたらよいかわからない」ということは無い。
何を解決せねばらないか、そのために何が必要で、
どこに連絡し、どこで手続したら良いか、等々、
手順や段取りは、すぐに幾通りかのオプションが頭の中に浮かぶし、
不明な点は誰に・どこに問い合わせれば良いかも、おおよそ見当がつく。
ただ、それらを実行に移し、やり遂げるまでの十分な時間が無いのだ。
百万回書いたことだが、10分の隙間時間が10回あっても意味がない。
まとまった一時間なり一時間半なりが確保されない限り、
着手しようのない仕事というのは多いのだ。
私にとっては、そのことが日々、ストレスになっている。
わかりきっているのに時間が貰えず、用事の積み残しが解決せず、
刻一刻と締切ばかりが迫る、という(大汗)。

……昼食をとりながらこの文章を打ち込む間にも、電話が3回入った。
内容は、新年安全祈願の予約と七五三の申し込み。
決定した祭典や行事は、スケジュール管理アプリに入れておく。
例えば明日は新嘗祭のほか、外祭2件、社頭祈願3件で、神職2名出勤だ。
行事や祭典の内容や必要な授与品、外祭の場合は現地住所、
その他、依頼者・施主さま等の連絡先も入力してあり、
これらを、神職・総代会幹部らの登録メンバーは誰でも見られるので、
急遽の変更や欠勤などがあった場合も、残りの者で対処できる。
こういう工夫だって、私が始めたのである(自画自賛!)。

ひとり居なくなったら他の誰もかわりができないような状態は、
組織として駄目だ。
既に村の神社は5年前とは違う。
日々、祭典があり、年間行事の規模が大きくなり、全く人手が足りない。
来年は神職ほか職員の増員、総代会の拡大を図らなければ、
もはや回らぬ(大汗)。
電話番もこの際、正式に雇って欲しいわ。
私の片手間ではもう無理。何をしていても電話が鳴る。

ということで、それではこれからいっちょ、実家の村まで行ってきます(T_T)。

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行ってきた!
16日(木)昼夜、17日(金)昼と、歌舞伎座を観てきた。

今度こそ、『マハーバーラタ戦記』を、全身全霊をあげて!堪能した。
初演時は「超絶面白かった!!!!!」のみで強制終了させられた感
(同じ日の夜がポゴレリチのリサイタルだったので)だったが、
今回は、『マハーバーラタ』のみを、心身ともに正対して、隅々まで観た。
やはり、物凄い傑作だとの思いを新たにした。
新作歌舞伎の試みは様々にあるが、この作品が芸術祭十月大歌舞伎で初演され、
6年後の今、また歌舞伎座の、しかも吉例顔見世大歌舞伎で再演されたのは、
まことに相応しいことであり、未来に繋がる出来事になったと、嬉しく思った。
また、観れば観るほど、哲学的にも深いテーマの作品だった。
戦争と平和を繰り返す人間の姿と、シヴァ神が踊ればこの世が滅ぶという件は、
世界中が戦争を始めた今であるからこそ、いっそう胸に迫るものがあった。

それにつけても、
ほれご覧、芝のぶは素晴らしいと、私の言った通りであろう!?
と誰にか分からないが一人で勝ち誇りたい気分になった(笑)。
そして、小さい丑之助が、あまりにも神々しかった。
神であった。文字通り。
それこそ、最強のシャクティを授けられて生まれた子なのでは(大汗)。

*****************

幕間になるたびに、神社用スマホに4~5件、着歴や留守録が入っているのには閉口した。
その意味では、今回は観劇時以外は全く解放されず、
せっかく良い舞台を観に来たのにとムカつき、しまいにスマホを叩き割りたくなった。
「○○建設です。ファックス送信しましたのでご確認ください」
「株式会社○○です。新年安全祈願の件で」
「○○神社総代です。祭の授与品の清算について、また電話します」
「○○町の○○です。七五三の予約をお願いします」
「○日に参拝します。御朱印いただけますか」
「○○社えびす祭について、確認です。よろしくお願いします」
「○○(=総代長)です。お疲れ様です。社務所の裏に熊が出たそうです」

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実家父が10月21日に亡くなったのだが、
折しも村の神社の祭と時期的にカチ合い、シぬほど忙しかったので、
私は今回、相続関係を某税理士さん&司法書士さんに、
年金関係を某JA窓口に、丸投げした。
相続は、きょうだいがいない分、基礎控除の少ないのがいけないが、
揉める余地はゼロで、手順どおりの、極めて単純な話だ。
年金は、共済組合と日本年金機構には私が電話連絡して話をつけたので、
ここからあとは、書類手続だけという状態だ。
世帯主変更は、実家には母しか残っていないので問題ないだろう。
生命保険等は以前から私が指定代理人になっているので、請求を進めている。
故人の銀行口座の凍結は既にされている。

しかしこれらに含まれていない、健康保険証や原爆手帳は、
私が返却に行かねばならないのだよな?と思い至り、
本日、自分が休みで時間がとれたので、某区役所に電話をかけた。
このテのものは、役所民間問わず、出かける前に、とにかく電話だ。
果たして、後期高齢者の保険証や、被爆者関連手続は、
区役所でなく、総合福祉センターの管轄だとわかった。
建物も場所も全然違う。
いきなり出かけなくて良かった(^_^;。

後期高齢者医療保険者証・介護保険被保険者証・介護保険負担割合証
これらの返却の際に持参するものは、
・火葬許可証
・喪主の普通預金口座通帳

被爆者健康手帳
通称「原爆手帳」、舅も姑も原爆手帳は持っていなかったので、
これの手続をするのは、考えてみると今回が初めてだった。
原爆の担当は上記の保険証類とは別の課で、返却の際には
火葬許可証の申請者として名前の記載のある者(喪主の私)が出向く必要があり、
持参するのは、
・火葬許可証
・死亡診断書(←コピーは十分にとってある。過去の経験から私は学習したのだ)
・喪主の普通預金口座通帳
父は健康管理手当は貰っていなかったので、返却は手帳のみ。

というのが、本日判明した事柄であった。
これら保険証や原爆手帳の返却に、死後○日以内に等の期限はないそうだが、
一般的に葬祭費の請求は葬式から2年が過ぎると無効になる筈で、
その範囲で手続すれば大丈夫そうだった。
今週来週等と焦りまくる必要まではないとわかり、安堵した。

余談だが、この役所の電話の、保留音として流れる音楽が、
私の卒業した高校の校歌に激似で、笑えた。
細部は異なるので、もちろん違う曲なのだが、あれは一体、何の歌なのか。
もしかして、作曲者が同じなのかもしれないが、
校歌の節回しと同じ音程の旋律が、随所に出て来るので、
全体的にそっくりで、聞きながら歌い出しそうになった(^_^;。

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国立劇場が閉鎖されている間、菊五郎劇団の新春初芝居はどうなるのか、
と心の片隅で気にはしていたのだが、忙しくて検索できていなかった。
今朝、改めて調べたところ、新国立劇場中劇場で公演があるとわかった。

令和6年初春歌舞伎公演(日本芸術文化振興会)
2024年1月5日(金)~2024年1月27日(土)新国立劇場中劇場
午後1時開演(午後4時50分終演予定)
一、梶原平三誉石切 一幕  鶴ヶ岡八幡社頭の場
二、芦屋道満大内鑑 一幕三場 -葛の葉-
三、勢獅子門出初台 常磐津連中

一方、通常なら菊五郎劇団二番手格の松緑は、今回は上記の公演に出ない。
歌舞伎座で『荒川十太夫』の再演があるのだ。
壽 初春大歌舞伎(歌舞伎美人)
2024年1月2日(火)~27日(土)歌舞伎座
昼の部:一、當辰歳歌舞伎賑 二、荒川十太夫 三、狐狸狐狸ばなし
夜の部:一、鶴亀 二、寿曽我対面 三、息子 四、京鹿子娘道成寺

歌舞伎のことだけ考えていれば良いのなら、
神社の正月奉仕がほぼ終わる1月15日以降のどこかで行けば
一泊二日で両方観られるのだが、
今年の1月後半には、某P氏が来日しているのである(汗)。
まず、20日(土)21日(日)で、私は大阪と豊田を聴くことが決まっている。
そして、このかたの東京公演が1月27日(土)にある。
イーヴォ・ポゴレリッチ ピアノ・リサイタル2024
2024年1月27日(土)19:00 開演 東京/サントリーホール

短期間で何往復もしたくないとなると、最短ですべてを満たすには、
1月26日(金)の始発で行って歌舞伎座昼夜を観て、
翌27日(土)に新国立の千秋楽を観て、その夜にP氏のリサイタル。
夜公演では、おそらく夜行のサンライズ出雲・瀬戸には間に合わないから、
27日も泊まって、28日(日)のなるべく早い新幹線で広島に帰る。
28日に、仮に厄祓いその場の予定が全くなければ、
多少は東京でゆっくりしても良いのではあるが、
そもそも歌舞伎がどちらも27日千秋楽なので、28日に東京に居ても、
食にも観光にも関心のない私には、たいして意味がないのである。

こういうのは首都圏に住んでいればどうにでもなるのにと思い、残念である。
せっかくの良い公演を、短い滞在期間に無理に詰め込んで、
どれもこれも消化不良に終わるようなことは、本意ではないのだが、
時間も予算も体力も限度がある中で回しているので、選択の余地がない。

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ポゴ氏はどうやら、「日本は1月」と決めているらしい。
2025年1月の来日予定がひとつ、発表されていた
(情報を下さった某氏、感謝!!)。

読売日本交響楽団 2024/2025 シーズンプログラム(PDF)
2025年1月21日(火)19:00 読響定期演奏会 ショパンP協奏曲2番@サントリーホール
年間会員券は2024年1月13日(土)発売

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