転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



夏本番!なカンカン照りの中、朝から
フランス語検定準2級の二次試験に行ってきた。
二次試験はフランス語の面接だ。
とは言え、準2級だから高度な口頭表現力などは問われない。
私の感触では、英検3級二次の仏語バージョン、という印象だった。

じゃあ出来たんだな!?と突っ込まれると、
果たしてあれで良かったのか、答え方には自信がないところもあるのだが、
訊かれたことはほぼ全部わかったし(早合点や聞き間違いでなければ・汗)、
一応、答えに詰まるということも無かったように思う。

まず集合時刻の20~30分くらい前に受付に行くと、
氏名と受験級を(もちろん日本語で)確認され、控え室に案内された。
受験票には「20分前に受け付け開始」とあったがそこまで厳格ではなかった。
同時に胸に貼り付けるシールタイプの名札と受験の心得のプリントを渡され、
待っている間に名札をつけ、文面に目を通しておくように指示された。
やがて時間が来ると一人ずつ呼ばれて、面接会場の手前の廊下で待ち、
前の人が終わると、しばらくして指示があり、入室となった。

試験の段取りそのものは、仏検対策本に出ている通りの内容だった。
きょうの私の会場の試験官は、一見すると「フランス人!?」と
思ってしまうような、お洒落な雰囲気の日本人マダムだった。
大きめの下敷きくらいのカードに、
フランス語の文章とイラストが印刷されていて、
まず1分間でそれらに目を通し、次にフランス語文章の音読、
内容とイラストに関する、フランス語の質疑応答、という流れだった。

問題文は現在時制中心の平易な文章で、長さは4~5文程度、
一次試験を通った者にとっては、意味内容は簡単にわかるものだった。
ただリエゾンやエリジョンなど、フランス語の発音の規則に則って
適切に読めるかどうかは、慣れや練習量の問われる部分だと思った。
全体で5分程度の面接で、特に困るほどのことはなく、終わった。
どの程度評価されるかされないかは、結果を見ないとわからないけれど。

ところで、仏検二次試験の「集合時刻」は独特だ。
今回の私の受験票には「10時2分」ととても細かい指定がされていて、
仏検関連の掲示板に出ていた、ほかの方々の体験談でも、
「11時16分」とか「15時58分」などと、物凄く刻んでいるのだ。
初めて見たときには、誰しも目を疑うのだが、
同一の集合時刻に一斉に受験生が受付に殺到しないよう、
細かく数分ずつズラすことで、本人確認がスムーズに行くようにしている、
……という仏検ならではの工夫なのだそうだ(笑)。

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