舅は、今週から「訪問看護」を頼み、
自宅で点滴を受けることになった。
初日の看護師さんは無難に作業だけして帰られ、
とりあえずなんの問題も起きなかったのだが、
昨日、二人目の看護師さんが、早くも舅を怒らせた。
まず、彼女は、地顔なのかもしれないが笑顔がなかった。
そして、支払い手続きのことを説明するのに、
舅が自分名義の口座を使いたいと申し出たら、
『ちゃんと残金はあるのか』
と、ずばり直球で尋ねて来た。
舅はムっとして言った。
「わしはサラリーマンではない、自営でずっとやって来た。
金が払えんなどということは、わしに限っては、ないっっ!!」
『退職したらいっぺんに駄目になるような月給取りとは、
ワシの生き方は違う、仕事の仕方も根本から違う』、
・・・という点が、舅のプライドを長年支えて来たのだから、
わざわざアキレス腱を蹴飛ばすようなことを
最初から言っちゃった看護師さんは、
シパーイしたとしか、言い様がなかった。
しかも、この方は、点滴までしくじってしまわれた(^_^;)。
数回さしても、探っても、血管がうまくとれなかった。
舅はついに怒髪天を突かれたようだった。
「もういいっ、帰ってくれ(--#)」
これで舅が訪問看護自体をとりやめる、
と言い出すかと、私はそっちのほうがハラハラした。
せっかく、居ながらにして点滴をして貰うという、
良い方法を探り当てたばかりだってのに、もう終わるのか!?
だが、舅は、その看護師さん個人を解雇?しただけだった。
そのあと、電話でケアマネさんと相談をし直し、
きょうからは、別の医院の看護師さんが来て下さることで、
もう一度、やってみることになった。
笑顔が炸裂していて、点滴が二回以内で入れられ、なおかつ、
舅に対して意見を述べない看護師さんであってくれ(懇願)。
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