goo blog サービス終了のお知らせ 
転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



ここまで予想外に忙しくて、5月分は皆勤には程遠いのだが、
なんとか継続できている。
どちらも初級編はさすがに開始二ヶ月目では余裕だ。
フランス語入門編は「初級文法」の講座なので私好みである。
特に水曜日の復習講座が、口頭での解答を求められる場面が多く
ぼーっとしている暇なく、やり甲斐がある。

しかし何より今期は応用編が素晴らしい。
昨期分の再放送なので初めてではないのだが、
秋~冬はろくに聴けない季節だったので、とても有り難い。
教養とはまさにこういうものだなと唸らされる内容で、
毎回、新しい扉が開かれる喜びがある。
フランス語における各種修辞技法とその効果の解説とともに、
17世紀フランスの社会学・哲学の入門編になっている。
Explication de texteも、短時間ながら実に深い指摘が多く、
スレット先生の日仏両言語による補足説明も簡潔で見事だ。

スペイン語初級編は、イルヴィン孝次さんのギターに乗せて
テンポよく元気よく進むので、朝いちばんの語学にピッタリだ。
Ponte a prueba『やってみよう』のところは発話量は多いが
答えがテキストに全部書いてある状態なので、
予習のとき正解を見ないで言ってみて→書いてみる、のが必要だ。

応用編は一昨年秋季の再放送だが、福嶌教隆先生は楽しいので
いつもスキットのオチで笑わせていただいている。
御自身で描かれている毎回の挿絵も本当に可愛い(笑)。
「接続法」というのが日本語話者には馴染みが薄く、難しいが、
フランス語同様、ヨーロッパの言語では避けては通れない重要な項目で、
半年間、接続法に集中して勉強できるこの講座は、
私の中で、この表現はフランス語ならこう、英語ならこう、
……と整頓できる機会でもあり、手応えを感じている。

あとは、欠かさず聴けるようでありたい、ということだけよ(^_^;。
そこが一番難しいのよ(^_^;。

Trackback ( 0 )




4月になり、NHKの語学番組も新開講の季節となった。
『まいにちフランス語』の初級編は新作『アユミと学ぶ初級文法』。
文法から攻める講座は私好みである(笑)。
フランス語圏の文化や習慣を紹介するChroniques francophonesは
リスニングだけでこれをなんとかしようというのは、結構難しい。
初心者は勿論テキストと日本語を読みながら聴くという設定だが、
中級以上の者は、やはりここで聴解力を磨くべきだろう(^_^;。

応用編は昨年度後期の『Art de la paroleを学ぶ』再放送。
かつてなく、教養を高めるという観点からハイレベルな内容で
この3月まで十分に聴くことができていなかったのもあり、
今回の再放送は大変有り難い。丁寧にやり直したいと思っている。
修辞法に着目しつつ、フランス語の文学作品を読む講座。
ただ、どの中級編や応用編にも言えることだが、
先生による全文和訳は無くて良いと私は思っている。
テキストに全部、載っているのだし、日本語を読むのは自分で出来る。
むしろ、どうしてその日本語になるのかが重要なので、
『語彙説明・構文のポイント』のところを充実させて貰えば、
全文和訳を放送で読み上げていただく必要はないと思う。

『まいにちスペイン語』、初級編が新作『つながるためのスペイン語』。
Ponte a prueba(やってみよう)のところで結構たくさん練習できるので
声を出す機会が多く、気に入っている。
応用編は2023年後期の『これで完璧!接続法』の再放送。
これまた、以前は後期だったために取り組みが悪かったので、
今回やり直しの機会が得られて嬉しく思っている。
2年前よりは私のスペイン語力も少しは向上したことだし。

ともあれ今年度も、各講座、無事に開講されて本当に良かった。
私はここ数年、年度末が近づくたびに、
ラジオ第二放送と語学番組の終了発表があるのではと憂えているのだ。
これでともかく次の3月までは、ラジオで語学をやれることが確定した。
……ラジオ講座がなくなったら、今の生活では私の語学も終わりそうだよ(^_^;。

Trackback ( 0 )




先日のホワイトハウスでの、米大統領・副大統領と
ウクライナのゼレンスキー大統領の会談のときに、
スーツを着たらどうなのか・持っていないのかと
保守派記者?から服装を咎められたゼレンスキーが、
「この戦争が終わったら衣装を着る」
と返答した、と日本語の記事に書かれていて、
意味はわかるが変な言い回しだなと思っていたところ、
本日、友人某氏がSNS上で、
「フランス語でスーツ(背広)のことをcostumeという」
と書かれていたので謎が解けた。

会談の映像をあたってみたら、なるほどゼレンスキーは
"I will wear costume after this war will finish."
と発言していたのであった。
"I will wear a suit when this war is over."
の意味で言ってたのですね(^_^;。
聴く側にフランス語の前提が無くても
前後関係から彼の言うcostumeが何を指しているか明白だし、
これは和訳する側がわかってあげて欲しかった。
っていうか誤訳やないかい(爆)。

ときに、ゼレンスキーが常に身につけているのは、
ウクライナの国章の入った、
「略式軍服」とか「軍用服」などと言われるものである。
戦時下では軍服こそが「正装」である。
それでも「略式」なら、さすがに「正礼装」より格が下がると(私は)思うが、
かつてチャーチル英首相も、空襲時用に自身が考案した「つなぎ」を着た姿で
ホワイトハウスを訪問した写真が残っているので、これはこれでアリなのだろう。
一方で、メンズ・スーツはというと、こちらも国際儀礼では「平服」であり、
「正礼装」や「準礼装」よりドレスダウンした服装ではある。
つまるところ、言うほど両者は不釣り合いではなさそうな気がするのだが、
現在のホワイトハウスには、他所とは異なる決まりがあるのかもしれない。
ドレスコードはそれぞれ独自のものがあっても不思議ではないから。

Trackback ( 0 )




なんと、今更気がついたのだが、
昨年7月3日からあと、このカテゴリーは一度も投稿していなかった。
7月最後に母の入院騒動が勃発、8月下旬に自分がコロナに罹り、
そこから、秋祭→七五三→母の葬儀→年末年始、と雪崩れ込んで、
加速度的にラジオ講座どころではなくなって行った。
それでも、とびとびには聴いていたのだが、
両言語とも、特に初級編は自分にとっての既習事項が中心だし、
以前の年度の再放送なのも相まって、
たまに聴いてもなんとなくわかるものだから、
聴けていない日が相当多いという自覚さえ、持っていなかった。

気がつけば、真っ新に近いテキストが溜まり続けて、半年あまり。
ようやく2月の第二週あたりから、心身が平常に復してきて、
朝のラジオ講座も落ち着いて聴けるようになった。
初級編は設定を知っているし、レベル的にも十分、途中からでも入れたが、
新作の応用編は、あちこちわからないまま、なし崩しの復帰となった。
フランス語応用編は、物語の筋が積み重ねになる系ではないからまだしも、
スペイン語の応用編のほうは、私の知らない間に
フリーダ・カーロの人生が次々と展開を見せ、
ディエゴは知ってたが、ラ・カトリーナって誰だっけ(殴)状態。

フランス語初級編は、ちょうど中性代名詞や接続法を扱うところで
戻って来ることができたので、良かった。
きょうもあったが、
J'en voudrais une de chaque(それらがひとつずつ欲しい)
みたいな文が、会話のテンポでサっとつくれないのが、
私のフランス語の大きすぎる弱点である。
語順が、秒未満の速さでは決められず、もたもたしてしまうのだ。
その程度の拙さで、どうやって仏語検定準2級の面接に通ったのか、
と言われそうだが、あれはIl y en a (数詞)と J'en ai (数詞)の
2種類さえ覚えておけば、なんとかなるので(逃)。

スペイン語初級編も接続法をやっている。
相変わらず活用があやふやな私にとって、
接続法現在と直説法現在とを並べて見せてくれる今回のテキストは
本当に痒いところに手が届く構成だ。
新しい法や時制を習うたびに、
最初にやった直説法現在に立ち返る必要が、私には、ある(汗)。
ar動詞なのかer動詞なのかir動詞なのか、
不定形ではなく直説法現在の活用を確認して安心したい気分が常にある。
――我ながら、変な言い方だとはわかっているが(汗)。
スペイン語作文も短い文ばかりなので、作りやすく、有り難い。
今年はスペイン語検定5級を受ける勢いは、たぶん無いな(汗)。

Trackback ( 0 )




フランス語もスペイン語も、基本的に、ちゃんと聴いている。
なにかと忙しくて、ここに記録する機会を逸していただけだ。

毎月、神社に朝早く出ないといけない日が数回あり、
行けば忙しいので午後の再放送にも間に合わず、聴き逃すことが多い。
そういうときのために『らじる★らじる』があるのだが、
私はどうも、放送時間にラジオの前に座るほうが性に合っていて、
「いつでも聴ける」となると際限なく後回しにしてしまい、
結果的に聴かずに終わってしまうことが大半だ。

   

フランス語・スペイン語ともに、応用編もこなせなくてはいけない、
と、最近は心を入れ替えて(笑)自分を戒めることにしている。
特にスペイン語は、永遠の入門者として楽しむつもりではあったが、
スペイン語検定などを受けると、やはり欲が出て来る。

NHKが語学放送をやめてしまったら、私は仏語西語難民になりそうだな。
私ほど真面目にNHKの視聴料を払っている人間は多くないと思うのだが、
そのような者の切なる願いに限って、聞き届けられないのよねぇ。
公共放送であればこそ、視聴率最優先でない番組作りの余地を、残して欲しかったのに。
NHKラジオで第二・第三外国語を勉強できる幸せな日々も、いつまでか……。

Trackback ( 0 )




4月から新講座が始まった。
フランス語・スペイン語ともに、今期は「初級編」「応用編」の組み合わせだ。
体感として、「中級編」と「応用編」の区別はあまりつかないが(汗)、
「入門編」と「初級編」のレベルの違いはわかる。特にフランス語に関しては。
以前一度は勉強したことがあるのを前提にしているので、
最初から多彩な文法事項に触れてあるし、語彙も入門編よりずっと幅広い。
初級文法の良い復習になるので、今の私にはこのほうが有り難い。

フランス語初級編は『ゾエと学ぶフランス語』、
姫田麻利子先生とアルベリック・ドリブル先生。
姫田先生は、以前の講座でもそうだったが、いかにも初級者の考えそうな、
疑問や間違い等を提示して、「この場合はどうですか?」のように
ドリブル先生に意見や訂正を求めてくださるので、学習者として
「そうそう、それが聞きたかったのですよ」と思うことがよくある。
とても聞きやすい講座で、気に入っている。
ドリブル先生は4月の初め、かなりの鼻声で、「お風邪?花粉症?」と
聴いていて心配になったが、3週目と4週目は少し改善された感じがした。
5月以降、更に良くなられると良いのだが。
フランス語は鼻に抜ける鼻母音があるので、鼻炎のときは辛そうだ(汗)。

フランス語応用編は、この3月まで聴いていた昨年後期分の再放送で、
西山教行先生とジャン=フランソワ・グラツィアニ先生による
『フランコフォニーとは何か』。
毎回、素材の文章が大変に読み応えがあり、私好みである。
今期は二度目であることと、放送前に予習してから聴いているので、
よく理解できて、手応えがある。
『練習』の和文仏訳も、語彙がわからないとき以外は正解できている。
ただ、きょうの文章を最初に通して聴いたあと、
「聴き取れましたか?」
と西山先生が仰るのだが、それは私にはほぼ無理だ(^_^;。
このレベルの文章は、私には自分のペースで黙読してちょうどで、
ネイティブが読み上げたものを聴くだけで理解することは不可能だ。
予習で読んで、内容を知った上で聴けば一応はわかるが。
放送でリエゾンやアンシェヌマンが確認できるから、
復習として音読を取り入れれば良いのよね(汗)。

スペイン語初級編は、中島さやか先生とヴァレリア・フィシェレフ先生の
『ショウタと旅するコノ・スール』。
6月のスペイン語検定5級受験が今、頭にあるので、
このレベルのスペイン語は聴いてわからなくてはならない、
という自覚をもってやっている(^_^;。
ダイアログはストーリーがあるような・無いような、ふんわりしたものなので
「ラウラって昨日、朝寝坊してぼんやりしてたんだっけ」
と先日思ったのだが、それはフランス語初級編のゾエのほうだった(汗)。
語学講座は、往々にして若い主人公や友人が外国を旅をするので、
私の頭の中で話や設定が混ざることが結構ある。すみません。

応用編は長谷川信弥先生とベルナルド・アスティゲタ先生の
『一歩先のスペイン語』、2022年後期の再放送だ。
これもフランス語応用編と同様、『今日の表現』の文章を
最初に聴いたあと、長谷川先生が当然のように
「聴き取れましたか?」
と仰るのだが、私には無理である(汗)。
予習で読んでいるから内容は知っているが、
各種動詞の接続法まで含めた活用形は、瞬時には頭の中で意味をなさない。
英文法と同じ理屈になっている箇所が大半なので、
説明されている文法事項や構文は問題なく理解できるのだが、
適切な活用形が私の頭の中で完成されるまでにはとてつもなく時間がかかる。
不規則活用などは辞書で調べないと心許ないのが多い。
……頑張ります(^_^;。

Trackback ( 0 )




LAタイムズ記者「大谷よ、大人になれ」米国民、日本語会見に違和感(MINKABU)

米国の野球ファンは、日本から来た選手は英語ができるべきだ、
直接英語でファンに語りかけるようでなければならない、と思っているらしい。
勿論、そうできるのならそれに越したことはない、と私も考えては、いる。
単純に、英語が「できる」か「できない」かの択一なら、
「できる」のが良いに決まっている。
大谷は英語ができなくても構わない、という話を、ここでしたいのではない。
米国で働く以上、基本的に英語は必要だ。巧いほど良い。明白な話だ。

しかしそれなら、日本に来る助っ人外国人選手(大半が米国系)が
全然日本語ができるようにならないのは、なぜなのだ。
何年居ても彼らは日本語で取材が受けられるようになど、到底、ならない。
自分たちだって、日本のファンに直接日本語で語りかけるべきではないのか。
なぜいつまでも「アーリガート」と「コニチワ」レベルに終始しているのか。
自分のところに来る日本人には英語を要求する風土で育っている一方で、
自分らが日本に行くときは、日本語ができるようにならなくてはならぬ、
とは、なぜ、考えないのか。

たとえばカープの投手だったクリス・ジョンソンなど、
日本に7年もいて、NPBで大活躍して沢村賞まで受賞して、
そもそも本人は父方祖母が日本人というクォーターだったが、
ヒーローインタビューはいつもいつも、球団通訳がつきっきりだった。
前のDeNA監督のアレックス・ラミレスに至っては、
来日して23年になるのに日本語が話せない、もしくは話そうとしない。
自分の日本語で健気に頑張ってくれたことで思い出せるのは、
カープのスペイン語通訳の(!)クレートさんくらいだよ、私は(^_^;。

日本人や日本の野球ファンは、それをどうこう言ったことなどない。
日本人とのクォーターでありながら、日本語が自由にならないジョンソンを
カープファンは皆、心から愛していた。
八丁堀を歩く彼を見かけると、片言の英語で話しかけたのは広島市民のほうだった。
ラミレスが「ヤジ飛ばされても、何言ってるか分からなければ楽」と英語で言えば、
それもそうだなあ、と笑って受け入れるのが日本人だ。
日本に居ながら自国語しか話さない外国人選手を、日本人はとやかく言わない。
日本語は、諸外国のどこの公用語でもなく、
日本を1歩出たらどこへ行っても通用しない(ので、外から来た人に日本語は無理)、
という前提に、日本人は慣れている。

一方、英語圏の人達は、英語が国際語であることを当然の前提にしている。
各国なまりの英語が存在する状況を、自然なことと捉えている。
だから自分の国に来る外国人も、英語を話すのが当たり前だと考える。
それでいて、自分たちが日本に行くとき、日本語ができなくてはならない、
とは考えない。
言語同士が対等であることを考えるとき、
この感覚は英語話者の驕りであり、
英語が世界語であることに甘えた自己中心であると私は思っている。
言語間に客観的な優劣は無く、各々の場所にはそれぞれの公用語がある。
米国で仕事をしているのに、大谷は英語ができないなんて不自然だ、
と主張するのであれば、
日本で野球をやっているのにいつまでも日本語ができない米人選手らも、
やはり不自然であると、彼らは非難しなくてはならないだろう。

使いものになる言語は英語ひとつだけ、という北米人は普通に多い。
彼らは、学校で習った外国語(スペイン語やフランス語)は喋れない。
ならば、日本で生まれ育った者が日本語しか話せなくても、
学校で習った英語を喋れなくても、何もおかしくないではないか。
「通訳を使わず英語で自分の意見を言うべき」と大谷に要求しておきながら、
日本に観光旅行に来て「コンビニ店員に英語が通じない」
などと、勘違いするアメリカ人を私は許さない(逃
「英語で道案内くらいできるようになりたい」
と言って英会話教室に通う日本人がよくいて、
そのくらいの英語もできない自分が恥ずかしい、などと謙虚なことを言うのだが、
むこうも英語ひとつしかできない人々なのだから、そんなに甘やかすことはない。
日本のただ中で、日本語以外で道を尋ねて通用すると考えるガイジンのほうが
間違うとるのだ(逃

Trackback ( 0 )




後期は毎年、何かと多忙で学習者としては完成度の低い時期だ。
今回も余すところなく学習したとは言い難い状況だが、
なんとかここまで継続して来ることができた。

 

フランス語初級編は、再放送のうえに内容が易しいので楽勝だ。
月~水はとても気楽な気分でやれている。
テキストは見ないでやる、というのを一応、自分に課している。
本当はディクテをやって、聴いてわかったつもりのところが
書けるかどうかも確認すると良いのだ、……とわかってはいるが、
そこまでする向上心も今のところ、無く……(殴)。

フランス語応用編は、内容的には満足してはいるのだが、
ある程度長さのあるフランス語の文章を音読したあと、
それの和訳を講師の先生が仰る、という構成に関しては、
私個人はあまり有意義であると思えない。
これは、今季の西山先生への不満ということではなくて、
ほかの言語の中級編や応用編でも同様に感じることが多い。
大学の90分や100分の講義なら、訳そのものも味わえて面白い筈なのだが、
講座では「たった15分しかない」ことへの、勝手な焦りが私には毎回あり、
「そんな、テキストに書いてある日本語を放送でまた読みあげるなんて」
という気分が、どうしても拭い去れないのだ。

限られた時間なら、その構文がどうなっているか、なぜその法や時制なのか、
熟語がどういう単語の組み合わせから成り立っているか、等々の、
文法的な解説や分析のほうを、私は主として聞きたい。
全訳はテキストに出ているので、いつでも見ればわかる。
それより、どうしてその日本語になったのかについて、
放送時間だから聞けるような話が聞きたいのだ。
多分このようなことは、以前、ロシア語の中級編だか応用編だかを
聴いていたときにも書いた気がする(汗)。
私の、ヘキなのであろうよ。

スペイン語は、入門編と言えど接続法まで網羅する講座なので、
2月は未来形・線過去・前置詞を伴う関係代名詞・llevar+時間+現在分詞、
等々、駆け足で多くの文法項目が扱われた。
スペイン語検定5級受験希望者のワタクシには有り難い内容であった(^_^;。
acabar de +不定詞、である一方planearやdecidirにはdeは付かず、
いきなり不定詞が続くんですね(^_^;。
私の頭の中で同じハコに入っていて、みんなdeだと思ってました(殴)。
だって、ほら、英語は全部to-不定詞ではないですか。
動詞のあとにいきなり動詞の原形とか、抵抗があって……(逃)。

スペイン語応用編は、非常に面白く聴かせて戴いている。
接続法だけに3ヶ月費やす講座で、私にはこなせない時制も出て来るのだが、
毎回のスキットが楽しいのと、初級を卒業した講座には珍しく、
スキットの全文をクリスティナさんのあとについて読むことになっていて、
この「くまなく学べる」感じがまた、私の性に合っている。
一方で、ある程度分量のあるスキットをすべてリピートするために、
やはり時間はかかるので、あとの練習問題は部分的にしか取り上げられない。
この内容の講座なら一回が30分あればいいのに、といつも思っている。

ということで、今期も3月号の終わりまで、あと少しとなった。
もはや、幾度となく迎えた、各期の終わり(^_^;。
365歩のマーチの如き私のフランス語・スペイン語ではあるが、
それでもときどきに1歩ずつは進んでいる、と思っている(^_^;。

Trackback ( 0 )




西検サイトが更新され、2024年度の試験日程が出た。
私が受けるとしたら5級で、一次試験しか無いから、
夏季は6月23日(日)、冬季は12月8日(日)だ。
村の神社の夏祭や年越祭と重ならないといいけどね(汗)。
そうでなくとも、仏検の準1級が秋しか実施されず、
七五三祭のために私はもうずっと機会を逃し続けているのだ。
DELEやDELFなどの国際試験は受験料が高いし、広島でやってないし(^_^;。
5000円くらいから気軽に近所で受けられる、
国内限定の力試し的なのが、趣味の語学にはほどほどでイイのよ(^_^;。

私がかつてTOEICにあれほど注力したのも、ひとえに受験料が安かったから。
TOEFLのほうが、試験としては頑張り甲斐があると思うのだが、
PBT時代に二度ほど受けたのみで、iBTになって以降は受験料が上がり縁が切れた。
さすがに、留学予定が全然ない者の道楽英語テストに1度で4万円近く出すのは、
私の金銭感覚では「無駄使い」としか思われなかった。
余生が無限にある訳ではないので、このあとはもう、
英語の試験は受けないだろう。多分(^_^;。

ときに、小学校英語指導者資格については、今年、更新をやめた。
資格取得後、単発の仕事は幾度か貰って、まあまあ使ったのだが、
還暦だし、もういいかなと思っている。
通訳案内士のほうも、確か2020年から、5年に1度の通訳案内研修が必須となり、
私は受けに行っていないので、県の登録は抹消されているかもしれない(^_^;。
どのみち通訳案内士として実働していないので、実害も皆無ではあるが。

ちなみに、検定と関係ないが、
運転免許証もそろそろ返納しても良いかなと思っている。
これから運転することは無いだろうし、更新だけ続けるのも面倒だ。
写真付きIDなら、運転経歴証明書でも良いしマイナンバーカードもあるし。
私が最も懇意にしているタクシー会社は、免許返納による割引を受けられるのが
65歳以上からとなっているのだが、ほかには年齢制限のない会社もあるし、
買い物やクリーニング、水道修理関連の、値引きその他の特典もあるので、
少なくとも次回更新はしない予定だ。
こういうところも終活というか、要らないものは終わらせ、
片付けて行くことが必要だなと思っている。

Trackback ( 0 )




1月は聴けていない日が結構多くなってしまった。
神社の用件が多くて早朝出発になる日は、朝の放送が聴けず、
余裕があれば帰宅してから午後の再放送を聴くとか、
らじる★らじる』で聴き直すなど、いろいろと対策を講じるのだが、
1月は連日朝から夕方まで忙しかったので、追いつけないまま、
『らじる★らじる』の聴き逃しも配信終了することが続き、
穴だらけになってしまった。

いずれ隠居して、1日の多くの時間を自分のために使えるようになり、
もっと丁寧にラジオ講座で勉強できる境遇になるのが
昨今の最大の夢であり目標であるのだが、
その頃にはNHKラジオ第二放送がなくなっていそうだよね(大汗)。
いつまでラジオ語学講座が存続してくれることだろうかと
最近は戦々恐々だ。
テキスト代(現在580円)だけで、これほど充実した講座を
たっぷり一ヶ月勉強できるなんて、本当に有り難いことなのに……。

ともあれ、先日、2024年度のNHK語学講座の予定が公開され、
フランス語スペイン語のラジオ講座は変わりなくあることがわかり、
私に関しては来年度もこのまま継続ということで、
ひと安心し、テキストも早速1年分を予約した。
両講座とも、前期の月~水は入門編でなく初級編という位置づけで、
若干レベルが上がる可能性があるが、新作なので聴いてみないとわからない。
木金の応用編はどちらの講座も再放送で、
フランス語は今放送中の『フランコフォニーとは何か』がすぐ再放送、
スペイン語は22年後期講座『一歩先のスペイン語』の再放送だ。
後期は忙しくて手薄になるので、前期講座としての再放送は有り難い。

2月に入ってからは、時間的に余裕ができてきたので、
今のところ聴き逃しは無く、継続できている。
スペイン語入門編、点過去・線過去・現在完了、
……過去分詞の性数一致を考えなくてよいのでフランス語より楽、
等と侮った気分で気持ちよく聞き流していたら、
deber+不定詞とdeber de+不定詞で意味が違う、
というのが出てきて、100万年ぶりに思い出した気分であった。
そういえばありましたよね、そういうの(^_^;!!
今まで全然意識しないで文脈で判断してました(殴)。
deberは英語のmustみたいなもん、という大ざっぱな理解でいたが、
deber+不定詞が「~しなければならない」、
deber de+不定詞が「~に違いない」、
と形でちゃんと区別があったのですよね(殴)。
つくづく、頭がザルだ。そこからかよ!

Trackback ( 0 )



« 前ページ