転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



・本日のCOVID-19新規陽性者は、
大阪599人、兵庫211人、宮城200人、沖縄111人、と急激な増加となった。
東京は414人で、数は多いが増加曲線としては横ばいが続いている。
東京から流行が始まると思っていたが、予想が外れた。
しかし東京も時間の問題だろう。
緊急事態宣言を解除したら急速にリバウンドする、と予想したら
そのほうは大阪中心に全く見事に予想通りになって、いやはや。
広島県でも広島市に会食クラスターが2件出て、感染者数は20名となった。
鳥取県でもまた、送別会絡みのクラスター発生により、19名。
「飲み会はしないように」と言われると、きっちり飲み会をやる人たちが多く、
「やるなよ、絶対やるなよ」のダチョウ倶楽部か、と友人某氏。

・プロ野球は、全く何も期待していなかったカープがなぜか連勝し、
最大瞬間風速ながら、今夜、単独首位になった。
1位なんていつ以来だろうか、と思って調べてみたら、
2019年の5〜6月以来だそうだ。653日ぶりとか。
もはや前回のことなんて忘却の彼方。
貴重だから貼っておく。貯金できたのだって、いつ以来かねぇ。
こういうことが起こるのも、まだ5試合しかしてないからこそ(^_^;。
 1 広島 勝3 負1 分1 勝率.750 差-
 2 巨人 勝2 負1 分2 勝率.667 差0.5
 2 中日 勝2 負1 分2 勝率.667 差0
 4 阪神 勝3 負2 分0 勝率.600 差0
 5 ヤクルト 勝2 負3 分0 勝率.400 差1
 6 DeNA 勝0 負4 分1 勝率0.00 差1.5

・ヤクルトスワローズの6選手が、PCR陽性とその濃厚接触者ということで
きょうから登録抹消になった。選手もファンも、明日は我が身。
今年のプロ野球は、コロナに罹るか否かでも随分、明暗が分かれそうだな。
変異株の感染者は、従来株より長く多量のウイルスを吐き出すそうだから、
うっかりウツったら半月のロスだけで済むかどうか。
観る側もクラスターにならぬよう、地元以外はテレビ観戦がお勧めだろう、
が、そのようにハッキリ言うと途端に遠征し始める人が増えそうだな。
政府は隙あらばGoToを復活させたい意向のようであるし(汗)。

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出かける人に「気をつけてね」というと義実家&旦那からバカにされる。何がおかしいの?(mamasta)
『たとえば仕事に行くときに「気をつけて~いってらっしゃい!」とか、「雨だから気をつけてね!」みたいに気軽に使っていたら、新婚当時に旦那から鼻で笑われた。「気をつけてとか、言葉おかしくない?事故に遭うとでも思っているの?」みたいな返答をされて困惑したから、笑われて以降は「気をつけて」って言葉は使っていなかった。』『今日義実家に行ったときに義両親から、「明日雪のある地域に車で行くからタイヤにチェーンをつけないと」って話をされたから、「雪が多いと危ないですよね、気をつけていってきてくださいね~」ってサラッと言ったの。そうしたら「バカにしているの?お父さんが事故をするとでも言いたいの?」って義両親にまで鼻で笑われた』

……という記事を昨日読んで、そうだったのか……と感じ入った。
私は家族が出かけるときは必ず玄関まで見送り、
「行ってらっしゃい」「お気をつけて」
と言うようにしている。
それは我が母の教えによるもので、ちゃんと、理由がある。
しかし言葉の背景に何を感じ取るかは、生育歴も深く関係しているので、
もし身近な人に不快だと言われれば、私も改めるしかないだろう(大汗)。

歌舞伎で世話物など観ていると、出かける旦那に、
女房が火打ち石を持って来て、玄関先でカンカンと切り火をする場面がよくあるが、
あれは、家の外で災難に遭わないように「お清め」としてやっている。
私の「行ってらっしゃい」「お気をつけて」も、いわば、言葉による切り火だ。
きょうも元気で、何も困ったことなど起こらず、1日を過ごせますように、
と願を込めて、「行ってらっしゃい」「お気をつけて」と見送る。

これは、お祓いにも一脈通じるところがあるように思う。
特に「何が」と言うほどの大きな出来事がなくても、
日常の些細な動きの中で、穢れは埃のように知らず知らず寄って来て、溜まる。
本人に特に悪いところがなくても、向こう側から禍はやって来る。
だから、私たちが、出入りのたびに「気をつけて」いるのは、
様々な、良くないことから身を守るために、望ましいことなのだ。
「あんたは間抜けだから、外では注意しろ、きっと危ない目に遭うぞ!」
などと、命令したり、呪いをかけたりしている、のではない。んなワケあるか。
「事故に遭うとでも思っているの?」に対しては
「絶対に・100%遭わない、とまで思うことはできない」と返答するほかない。
万が一の、あるかないかわからないほどの禍でも避けたいから、言っている。

工事関係者がよく言う、
「ご安全に!」
という挨拶もなかなか味のあるものだ。
それに対して、もし、
「バカにしてるの?事故をするとでも?」
と返答するとしたら、そりゃ無いぜ(^_^;、というものだろう。
あれは建設作業等で危険が前提だから言うのであって、
自分の日常には何も「気をつける」ことなどない、
と思うとしたら、それこそが禍を呼び込む慢心だと、私は思うがな(^_^;。

ちなみに、「行って来ます」というのは、
まず「行って」、そして必ず家に帰って「来ます」という意味だ。
出かけるほうも挨拶によって、無事の帰宅を誓っている。
うちの村では、方言だろうと思うが、登校する小学生たちは、
朝、道で会う村人らに、「行って帰りぃ」と挨拶する。
文字通り、これから「行って」夕方には「帰り」ます、という訳だ。

母が、よく言っていたのだが、
「私が『気ぃつけて』と見送った人は、必ず、無事に帰ってくる」と。
私もこの教えに倣い、家族を見送っているのである。

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中村吉右衛門 一時心肺停止か、直前まで歌舞伎座で公演…食事中に倒れ緊急搬送(Sponichi Annex)
『歌舞伎俳優で人間国宝の中村吉右衛門(76)が28日夜に緊急搬送されていたことが29日、分かった。都内のホテルのレストランで関係者と食事中に倒れた。』『複数の関係者によると、吉右衛門は食事中に体調不良を訴えて倒れた。居合わせた人により心臓に電気ショックを行うAED(自動体外式除細動器)による処置が行われ、そのまま近くの病院に搬送された。予断を許さない状況が続いているという。』

吉右衛門が突然倒れて、『搬送時は心肺停止状態』だったという報道もあり、
それについては『確認できていない』との関係者の言葉も別の記事で見たが、
急変であったことは間違いなく、今も治療中であるようだ。
今朝のテレビのワイドショーでは、
「脳や心臓には異常が認められず、原因がわからない」
とも言われていたのだが、それが本当なら、一体どういう状態なのか?

しかしともあれ、場所がホテルのレストランという、人目も設備もある場所で、
しかも東京都港区という、全国一と言ってよい医療環境に恵まれた土地柄で、
状態は深刻ながらも、大播磨はなかなか運の強いお人だ。
「医者の目の前で倒れる」の次くらいの好条件ではないか(汗)。
ホテルスタッフたちの救急対応は、そのへんのシロウトとは違うぞ。
事実、ただちにAEDによる処置が行われ、近くの病院に搬送されたとある。

大播磨、どうか最善の治療を受けられ、よく療養され、
また歌舞伎座に戻っておいでになってください。
じゅふたん(丑之助)が、待っておりますよ!


続報救急搬送の中村吉右衛門、入院して引き続き治療専念(日刊スポーツ)2021年3月30日12時58分
『28日夜に都内のホテルで体調不良を訴え、救急搬送された歌舞伎俳優で人間国宝の中村吉右衛門(76)について30日、関係者は「入院して、引き続き治療に専念しています」と話した。』『吉右衛門は28日に、歌舞伎座「三月大歌舞伎」の第3部「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」の出演を終えた後、食事していたホテルのレストランで体調不良を訴えた。』『同公演は翌29日が千秋楽で吉右衛門は休演、松本幸四郎(48)が代役をつとめた。』

中村吉右衛門が救急搬送でICU治療中 28日出演後「ちょっと具合が悪いみたいだ」体調に異変(スポーツ報知)2021年3月30日 6時0分
『吉右衛門の体に異変が起きたのは28日午後8時半ごろ。今月は東京・歌舞伎座「三月大歌舞伎」第3部「楼門五三桐」で、「絶景かな、絶景かな」の名セリフで知られる石川五右衛門を豪快に演じ、元気ぶりを印象づけていた。28日も出演を終え、食事のため港区内のホテルへ。手洗いから戻り、落ち着こうとした吉右衛門は「ちょっと具合が悪いみたいだ」と発すると、脱力した感じになり、そばにいた人物がいち早く体調の変化に気づいた。「倒れた」と伝わっているが「バタン」というような激しいものでも、急に苦しんだりするものではなかったという。』『ホテルスタッフの冷静で迅速な判断もあり、極めて短い時間で都内の病院に搬送され、緊急入院した。現在、ICUで治療を続けている。一部では心肺停止とも報じられたが、真偽は定かではない。関係者の説明では、現時点で脳や心臓には異常のようなものは見つかっていないという。はっきりした原因が分からない状態で、手術なども行われていない。数日間、意識を低下させた状態にして様子を見る方向だという。』

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午後から神社の御守授与所を開ける仕事があったので、
その道すがら、昼御飯を調達して、某ホームの両親のところに届けた。
相変わらず面会禁止が続いているので、スタッフさんに電話で予告してから、
ホームの受付フロントのところで、食事各種の入ったバッグを預けた。
牛肉のグリル+まいたけ添え、ポテトサラダ、
アボカドと島豆腐とひじきのサラダ、ほうれん草のキッシュ、
サラダ巻き、赤飯、栗おこわ、
それにショートケーキ2つ、上生菓子2つ、姫路銘菓『玉椿』。

神社のあたりも桜が満開でとても綺麗だった。
あいにくの雨で、きょうは花見は無理だな、……と思いながら眺めたが、
夕方前に帰宅するとき市街地に差し掛かったら、
太田川の河川敷で、小雨の降る中テントを張って、
何組も、賑やかにバーベキューをやっているのが見えた。
花の時期は短いし、きょうは日曜なので逃したくなかった、のはわかるが、
コロナがそろそろ再燃しつつあるというのに、チャレンジャーな人々……(大汗)。
飲食を伴う花見は今年は駄目、ってテレビでも言ってなかったっけか。
知らんぞ、ホンマに。

マツダスタジアムでは、きょうはカープ開幕カード3試合目、対中日戦。
最近のカープは「優勝以外許されない!」みたいなキリキリした感じはしないので、
観る側としても、良くも悪くも長閑な気持ち(爆)で見守っているのだが、
打ってるのに打線がつながらず、毎日パっとしない(^_^;。
しかし、去年はコロナ騒動で世の中が止まり、開幕が遅れに遅れたことを思えば、
いろいろ制限つきながらも今年は予定通り、プロ野球ができている、
というのを、有り難く思わないといけないな(^^)。

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去年のこの時期、StayHomeのさなかに復活させた趣味のひとつが、
「編み物」だった。
手芸はもともと嫌いではなかったのだが、近年は忙しくて時間がなかったし、
何かひとつ仕上げるような「やる気」が長らく出なかった。
しかし1年前、本当に久しぶりに心身が潤うほどゆったりと過ごしてみて、
そういえば編み物でもやってみたいな、という気分になった。
それで昨年は、花模様のモチーフを48枚編んで膝掛けにした。
思ったより小ぶりになったので、これからもう48枚編み足して、
倍のサイズに作り直したい構想もある。
また、それとは別に、今回は中細毛糸で多角形のモチーフを編んでいる。
どこまで続けるかによるが、たくさん繋げばソファカバー程度にできるかもしれない。

省みれば、編み物と出会ったのは小学校4年生のときで、
学校の必修クラブの時間に手芸部に入ったのが始まりだった。
クラブでは、最初はアートフラワー、ぬいぐるみ、スウェーデン刺繍等を習い、
気温の下がる秋口から、かぎ針編みを教わるようになった。
記念すべき第一作は「まっすぐ編めばできる」と先生に勧められマフラーになった。
完成するまで、どこへ行くにも編みかけのマフラーを袋に入れて持ち歩いていて、
夕暮れどき、そろばん塾で友達が終わるのを待っている間にも、
黄色いマフラーを、しこしこと編んでいた記憶が、今も残っている。

大学に入ってからは、同じ下宿にいた同学年の友人が、
棒針編みが趣味で、以前からセーターを自分で編んで着ていたのと、
その頃買っていた雑誌non-noに手編み特集が時々あったりしたのとで、
私も棒針編みをやるようになり、大学4年間で編んだセーター何着かは、
その後もしばらく普段着として活躍した。
夜更けの下宿で、友人とお互いの新作を見せ合うのも楽しかったし、
自分で編めば毛糸代だけでできるので、買うより経済的で、
サイズやデザインを自分用に自由に変えられるのも魅力があった。
飽きたらほどいて毛糸の状態に戻すことも可能だったし。
尤も、「彼氏にセーターを編んで贈る」というのはしませんでしたね(^_^;。
そもそもの彼氏が、おらんかったので(爆爆)。

その後も、芸は身を助ける、……というほどのレベルでないので残念だが、
昔取ったキツネヅカ(違)くらいの意味はあって、
娘の中高PTAバザーに出す手作り品としても、私は編み物を選んだものだった。
洋裁や刺繍などより、編み物のほうが私には遙かに馴染みがあり、敷居が低かった。
自分で自分の日記を検索してみたら、あれは2007年の夏。娘が中1のときだったのか。
ちなみに私がやるのは秋冬用の毛糸編みだけだ。
サマーニットやレース編みは、やってみたことはあるがハマった経験はない。
自分は、ウールの毛糸の感触が好きなんだろうかなと思っている。

こうして私はずっと身につけるものを編んで来たのだが、
かぎ針だろうと棒針だろうと、「モチーフつなぎ」という作り方には
全く関心がなかった、……というか明らかに敬遠する気持ちがあった。
小さなモチーフを1枚1枚編み溜めてつなぐのは、
恐ろしく根性の要りそうなことに思えて、手を出す気にもならなかったのだ。
しかし、去年と今年と、現在の私の編み物はモチーフ編みだ。
今の心境としては、細切れのような時間でも1枚仕上げることのできる、
モチーフ編みは、とても取りかかりやすくて楽しみになっている。
たくさん編み溜めて行けばベッドカバーのような大きな作品になるし、
少なめの枚数でやめて、クッションカバー等にすることもできる。
短時間でも完結し、編みながら予定を変更することもできて、
モチーフつなぎは、やってみたらなかなか柔軟で良いものだった。
年を経て初めて良さのわかるようになるものもあるのだなと、感慨深い。

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先日来、LINEのセキュリティの問題が報じられているが、
私はLINEというツールとは極めて縁が浅く、
私用としては主人・娘・私の間でしか使っていない。これさえも、
  転夫「これから帰ります」
  転妻「お疲れ様~」
だけで1日分が終わったりして、使用頻度はかなり少ない。

また、私は「友だち検索」で他人から見つけられないように設定してあるので、
原則的に、「友だち」は増えないことになっている。
しかし、断然LINEがいい!と希望して来る仕事関係者等もあるので、
これでも、主人と娘以外の「友だち」登録が現在までに5人出来た。
しかし、そのうち2人は実質的に仕事が終了し関係が終わっているので、
残りの2人の仕事関係者と、馴染みのインテリアショップとの連絡のために、
今の私のLINEは存在している。
私の個人情報が他国に関心を持たれるようなものかどうか定かでないが、
とりあえずLINE上で、私が大した活動をしていないのは事実だ。

LINEが嫌いな理由とは?ラインが苦手で返信が遅い人への対処法を紹介
という記事があり、私のような人間のことが書いてあるかもしれぬと思い、読んでみた。
自分としてはLINEを積極的に嫌っているつもりはなかったが、
しっくり来ないという意味では『苦手』なのだろうという自覚はあった。
なるほど、記事内容は確かにいくらか当てはまっているように思われた。
本社が韓国なので外国に情報を抜かれる可能性があるかも?
というのは当初から耳にしてはいたが、そのことよりも、
やはり業務連絡一往復で終わる訳に行かないところが、どうも……、
というのは常々、気になってはいた。
チャットみたいに万全の体制で張りついているときならともかく、
LINEは前触れもなく始まり、開いて一旦既読をつけてしまったら最後、
私がそこに居ることがバレて(殴)、話を唐突に切ることが出来なくなるので、
私には扱いづらいのだ。

一方で私は『LINEが嫌いな人の特徴7. 些細な内容でもすぐ電話をかけてくる』
には全くあてはまらない。
私は電話のほうが、LINEなどとは比較にならないほど苦手だ。
相手が電話に出られる状況かどうかを考えると、かけるのは気が重くてイヤだし、
私が何をしていようとおかまいなしにかかってくる電話も嫌いだ。
私は要は、やりとりに関しては、ライブよりオンデマンドが良いのだ。
自分も相手もお互い、都合の良いときに見て、
手の空いたときに、必要であれば返答する。
せいぜいメールくらいが、私の日常にはちょうど良いと感じている。

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昼に、天気が良かったので縮景園に行ってみた。
今年、広島は桜の開花宣言が全国でいちばん早かったのだが、
きょうの時点で、花はまだ満開にはなっておらず、
どの枝にも、咲き始めのつややかな花と、固い莟みとが混在していた。
   

近年は毎年そうだが、私の「花見」は、文字通り花を見ることであって、
下に座り込んで飲み食いし大騒ぎをすることではない(^_^;。
かつて、職場では毎年花見があって、私はそれも仕事のうちと捉えて、
できる限り参加していたのだが、実は私はそういう席が大嫌いだった(逃)。
昔の恨み言を言うようでアレなんだが、本当に嫌いで嫌いで。

飲み会を断らない女』が先日、話題になっていたが
私自身は、あの発言の意味が実感として理解できる。
今でこそ、多少なりとも各自のプライバシーが尊重される世の中になったが、
現在五十代くらいの女性が働き始めた頃は、飲み会も仕事であり義務だった。
男性でもそれは同様だったのではないか。
バブルの頃なんて、全員二次会三次会が当然で。違いますか(汗)。

少なくとも私は、体質的に全然飲めないにもかかわらず、
独身時代は宴席に基本的に全部行くようにしていた。
断るのは、欠勤に等しい罪悪感があった。
上機嫌で盛り上がるオッサンらの話を、何時間でも笑顔を絶やさずに聴き続け、
自分は喋り過ぎずに巧い返しをするように心がけ、
頃合いを見計らいながら席を移動し酌をし続け、ヘタしたら開始から6~7時間も。
苦痛でない訳がないじゃありませんか(汗)
それでもそういう席に欠かさず行くことに意味があったのは、
酒の席に「居る」のと「居ない」のとでは、あとの仕事が違って来るからだった。
自分の立ち位置とか、上司や周囲との意思疎通とか、任される仕事内容とか。
そういう席だからこそ手に入る情報も多々あったし。

しかし、現在の私はもう、そのようなものから一切、自由になった。
そもそもコロナ禍で、飲み会そのものが「悪いこと」と見なされるようになった。
とりあえず現時点では、大人数での宴会など、やってはならないのだ。
今、私は真っ昼間に思いつきで出かけることができ、誰の話も聞かなくて良く、
ただ、見たい花だけを存分に、自分本位に、眺めて楽しむことができる。
きょうは、平日午後で人も少なく、心ゆくまで桜を眺めて、極楽であった。

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舅宅に仏様の小像が何体かあったので、こちらに持って来て、
それらのうち中くらいの大きさのものを、居間のテレビの上の棚に飾った。
立像が2体と、座像が1体。

両サイドのテラコッタの象は、舅宅にあったのではなく、
十年以上前に私が見初めてペアで購入したもので、もとから我が家にあり、
当時は仏教的な意味での白い象にちなんだ訳ではなかったのだが、
こうして並べてみると、偶然だが巧い取り合わせになったように思う。
また、向かって左側の香炉は舅宅にあったものだが、
右側の2つの金色の壺みたいなかたちのフラワーベースは、
これまた私が単に雰囲気で気に入り、数年前に梅田のFrancfrancで買ったもので、
仏教美術に関係のあるシロモノではなかったのだが、なんとなく似合っているような。

小像それぞれの来歴は私には知る由もないが、
信心深かった転姑ばーちゃんが、折に触れて集めたものなのだろう。
これらの前に、大きめな座像2体を、昨年、和室のサイドボードの上に置いたのと、
一番背の高かった観音像は仏壇の隣にうまく配置することができたので、
これで舅宅の仏様方が、だいたい納まったかなと嬉しく思っている。
 
あとは、ここには写っていないが、ミニチュアのように小さい仏像があと3体ある。
真ん中のいちばん大きいものでも、高さ10センチくらいか。
これらは、いつかキュリオケースのようなものを買ったら飾ろうと思っているが、
今のところは主人の書斎のブックケースのガラスの扉の中に安置してある。

ホントに、前も書いたけど、神仏習合を実践する日々である(笑)。

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・自覚した日から10日ほどかかって、肩凝り&眼精疲労が徐々に回復してきた。
最初は後頭部全体の筋緊張性頭痛を、朝起きたときから1日中感じていたが、
数日後には、重苦しさが右肩から右頸、右後頭部に限局してきて、
疲れの出る夕方から夜にかけてのみ、頭痛が起こるようになった。
そのあとは、頭痛が消えて、顎関節症のように、食事で咀嚼するときだけ
右こめかみから右耳にかけての、右側頭部に鈍い痛みを感じる程度になった。
今まだそれらが完全になくなった訳ではないが、
最初の頃よりは、更に気にならなくなってきている。
鍼灸治療が効きそうだと思ったのだが、出かける時間が取れず、
とりあえず軽快してきた実感はあるので、まだ行っていない。
この後まとまった暇ができたら、メンテかたがた行ってみるかもしれない。
感染対策が多少、気にはなるが、これまでのところ鍼灸院でクラスター、
というのは聞いたことがないように思う。
耳鼻科、歯科など、いかにも「ありそう」な場所で意外に発生していないのは、
それだけ現場の方々の警戒が厳重だということなのかもしれない。


・お彼岸になったので、墓参りに行った。
昨日午後は実家の墓がある霊園に、きょうの昼には舅姑の墓のあるお寺に行き、
前者は榊、後者はスプレー菊を供えて、それぞれお参りをして来た。
そろそろ桜が咲き始め、霊園でもお寺でも周辺の景色が華やいできた。
エアコンの要らない、一年でいちばん過ごしやすい季節がやって来る。
片付け等々、体を使うことはこれから集中的にやっておくべきだろう。
私の実家のほうは、やるべきことはわかっているので実行あるのみだが、
舅宅は、仏壇をこちらに移して以来、本当に行く必要がなくなってしまい、
最近は数ヶ月に一度しか行っていない。
家の中に残ったものを点検したのち、土地ごと売却することになると思うのだが、
そちらは主人の管轄なので、私は消極的に舅宅の庭掃除に少々手を出す程度。


今年最大の小惑星、22日に地球に最接近 衝突の恐れなし
『【3月21日 AFP】今年地球に接近する小惑星の中では最大の「2001 FO32」が日本時間の22日、最接近する。太陽系の形成初期にできた天体をつぶさに観察できる貴重な機会となる。』『2001 FO32が地球に最接近するのはグリニッジ標準時21日午後4時(日本時間22日午前1時)ごろ。場所によってはアマチュア天文家も観察できる可能性がある。』

天体観測としては面白そうな話で、今回のはなかなか結構だが、
仮にこれが地球に衝突するようなものだったら、何か対策が立てられるのだろうか。
前も書いたが、「危ない!」「危険が迫っている!」という話のうち、
私が価値を認めるのは、それを知ることにより、前もって避難できる等の
現実的な対策が立てられるものだけだ。

小惑星や巨大隕石が地球に衝突する確率が○%くらいある、的な、
言っていることの大きさの割に具体性に欠ける話は、学問的にはともかく、
一般には役に立たないどころか単なる害悪だと私は思っている。
そのテの話をして脅す人とか、どうしようどうしようと言って来る人に対しては、
「それっていつ?何日?何時何分何秒?」と問い詰めたい心境になる(←小学生か)。
○月○日までに落下予測地点から半径何キロ以遠へ逃げろ、
等と具体的な対処方法があるならまだしも、
なすすべもなく、ただただ「大変なことになるかもしれない!怖い!」
と毎日ビクビクすることに、どういう利益があるのか、私には全く不明だ。
私は、自分に要る情報と要らない情報を分けたい、と常に思っている。
要らない情報については、仮に知っても、私は意識的に黙殺する。
知っても知らなくても同様に死ぬしかないなら、知るメリット皆無ではないか。
地球の終末理論なども同様だ。どんだけヒマなんか(--#)。娯楽にしても筋が悪い。
私の人生は有限であり、目の前に現実的な課題が山積みで、
そんな、雲をつかむようなことを思い煩うために割く時間は無いのだ。

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・数日前、母が夜9時過ぎになってから電話してきて、
「おじいちゃんが(←今回は私の祖父のことではなく父のことであった(汗))、
特にどないしたということもないんやけど、今晩、なんや機嫌が悪うて、
今もう寝たんやけど、様子がおかしぃて、考えてみたら私らもだんだん老いて、
少しずつ、いろいろ変わって行くんやなあと思うて」
と、具体性のない心配ごとを53分間に渡って話した。
長年連れ添った母の感触で『今夜の夫は変だ』と感じたのだとしたら、
当たっていないこともないのだろうが、90歳にもなる人の様子がどうでも、
もはや、どうしようもないではないかと私は思った。
「そいでも、すぐに死にそうな気もせえへんねん。もし私らが家に居ったら、
若い人らに労られて、どんどん惚けてしもとったやろけど、
ここに来てからは老人ばっかりやから、競争でトシとっとるようなもんで、
惚けとる暇もないし、皆、昨日も今日も変わらへんねん」
と、その後も延々、意味がわかるようなわからんような話であった(^_^;。
とりあえず、今は『労られて』はいない、ってか(逃)。

・明日はいろいろあって、ほぼ1日、実家で過ごさなくてはならない。
朝9時半から人が来る予定で、13時、15時と小刻みに予定があって、
最後の来客は16時から。話の短い人であってくれ。頼む。
その他、父が放置した土地の揉め事も、まだ残り火みたいに小さな懸案があるし、
母の預金口座のひとつにも解決せねばならない問題のあることがわかったし、
実家関係には、入り組んでいて鬱陶しい「やり残し」が実に多い。
やはり、父の寝室だった洋間を、今年は私専用の場所として整えたい、
と私は今、強く願っている。
せめて、心和む快適な居場所くらい無かったら、やってられるか(--#)。
とりあえずカーテンを取り替えるのは決まっているので、
今月から不要品を処分してテッテー的に掃除をしよう。
文句を言って来る兄弟姉妹も親戚も居ないので、
この際、家の手続関係も家そのものの内装も、全部私の思い通りにしてやる!
田舎ゆえに近所が何か噂しているだろうが、知ったことか。ふんっっ(--#)。

・某大学の公開講座がオンラインで受講できることが偶然わかり、
今夜、初級中国語講座をひとつ、意を決して申し込んでみた。
中国語をやるのは実に久しぶりで、以前やったことは皆忘れているし、
ほぼ完全な入門者として再スタートしたいと思っている。
実際の授業開始は来年度になってからなのだが、今から楽しみだ。
昨年来、首都圏その他、県外のNHK文化センターの講座も時折受講しているし、
相変わらずストリーミングのライブも毎週のように楽しんでいる。
コロナの御蔭で、……と言わざるを得ない、こういう変化については
本当に感謝している。

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