すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

骨盤&圧のターン&小回り 1/31

2023-01-31 19:33:03 | レッスン

今日はラスティーレッスン初めてのOさんと、骨盤の日。。。という予定でしたが、どんどん進んで圧のターンやら、小回りやら、ついつい詰め込み教育。

まず最も簡単なスキーターンの理屈をプルークから入って、そこにテレマーク姿勢の前後入れ替えを挟んだら、、、

思いの外、すんなり受け入れてもらいました。テレマーク姿勢の特性を知れば、練習も捗る。外脚で圧のターン、内脚の処理まで一通り終えたら、2〜3日分のレッスンの終了。

自己流での練習では限界があり、理屈を知れば、練習の成果も確認出来ます。お袋の味か?料理のレシピ本か?

ストックワークもちょいちょい挟んで、テレマーク姿勢の横滑りの練習も終わったら、あとは小回り的なターンも終了寸前。

小回りのオーストリア式、フランス式の理屈も理解したし、ラスティーレッスンベーシックのかなりの部分を消化した1日でした。あとは情報をしっかり整理して、消化不良を起こさないように自主練で部分的ドラゴンの境地を増やして欲しいと思います。

本日はお疲れ様でした。

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オフピステ&ゲレンデ講習 1/30

2023-01-30 21:00:01 | レッスン

今日はA夫妻と半日オフピステ&半日ゲレンデ講習です。

午前中はツリーラン。足元はややパックされた雪に、林間特有のウネリのある斜面。一筋縄ではいきませんが、トライ&トライ!

これぐらいの雪温、雪質、積雪深ならステップソールでの登り返しもスムーズ。

落下、脱力、ストックワーク。内脚、外旋、外タング。

谷足足場を落とさずに、外足足場を前にも横にも動かさず、脚から動いた結果として、重心と足場の関係性がどう変化する?

落下だけでは回らない。ストックがあるから回るのです。回す気満々より落下優先。

午前中の反省を踏まえて、午後はゲレンデで、オーストリア式ワンステップターンの練習やら、後ろ横滑りの連続ターン。

急斜面を抑えて滑りたいんですもんね。技の引き出しの開け方を忘れないように、時々復習してください。

本日は大変お疲れ様でした。

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大黒森環境整備 1/29

2023-01-29 17:55:23 | 旧八幡平スキー場

今日は番長と環境整備です。昨日同様もしくはそれ以上の荒天。

まずラッセルで体を温め現場まで。

今シーズン中にやり遂げたい、新規ルートの完成。

番長に加勢いただいて、今日はおかげさまで捗りました。ありがとう。

スキー場閉鎖から15年以上も経てば、木々もそれなりに成長しています。これからも地道に作業を続けていくしかありません。

作業を終えたら、様子見がてらのダウンヒル。

忙しい日々を送っている番長に、手ぶらで帰ってもらうわけにはいきません。

環境整備のお礼です。山の雪を堪能してください。

と言いながら、ちゃっかり写真を撮ってもらいました。

普段偉そうなこと言って、山行って全然滑れなかったら説得力ありません。そこそこの雪で、そこそこのパフォーマンス。

見た目の格好良さだけ求めていては滑れません。理屈からのドラゴンの境地。

林間を滑るのは、そう簡単ではありませんが、合わせる力が重要です。雪質、斜度、地形。。。

どんなに理屈が分かっても、現場での量も大事。練習の質も大事ですけどね。頭でっかちではいけません!

世の中、口で滑る人も多いとか少ないとか。

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大黒森環境整備 1/28

2023-01-28 18:05:58 | 旧八幡平スキー場

昨日の好天から荒天。強風吹き荒ぶ大黒森。

政府の方針もウィズコロナで行くようなので、八幡平にも賑わいが戻ってくるかと思いきや、このところの極寒の天候のせいなのか、御在所の駐車場には昨年ほどの駐車台数はないような気がします。

とは言え、キャット運航は地道に行なっております。キャット運航の収益が環境整備費にも使われます。

−10℃以上に気温は上がらず、常時風も吹き付け、なかなか厳しい環境下でしたが、モロビコースの環境整備です。

旧八幡平スキー場の在りし日の姿を覚えている方も徐々に少なくなってきて、一元さんだったら、こんな手間のかかることやってるとは知らずに滑っていることでしょう。地道な作業を続けていくことで、往時の滑走環境に近づけていけたらと思います。

我々が思っている以上に木は成長している。細い木を間引いて、徐々に樹間を広げていきます。何が大変って、雪掘り作業が大変。時間のかかる作業です。快適ツリーランコースになるのはいつの日か。。。

寒すぎる。さあ、帰ろう。

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小回り&大回り 1/27

2023-01-27 20:20:43 | レッスン

昨日までは強風吹き荒ぶ低温下の八幡平。嗚呼!今日は風もなく青空広がる!

Uさん、なべちゃんのお二人と、小回り&大回り。急斜面ではズラし系小回り。

緩斜面では内脚の処理の仕方に、外スキーのインエッジをズラさない練習。圧の大回りでは、外スキーをズラさず滑りたい。

直滑降の入れ替えでは、後ろの脚の使い方、立ち方。手を使い方も。

八幡平名物詰め込み教育。1日いっぱい詰め込まれたなべちゃんですが、これからの指導の役にも立ちそうです。

Uさん、足場と重心の関係性を理解すれば、自ずと道は開ける。

外脚も大事だけど、内脚、内足大事でした。帰ってからじっくりと復習してください。たくさんの気づきもあって良かったです!

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小回り&大回り@極寒 1/26

2023-01-25 20:05:10 | レッスン

今日は一日−12~15℃と言うような極寒の環境下。近年、こんなに冷え込んだのは、あまり記憶にありません。

Hさんの2日目のレッスンは、小回り&大回り。寒すぎて板が滑りませんが、「とにかくやることはやる!」と言ってみたものの、あまりの寒さに指先が軽く凍傷っぽい感じに。午前中の反省を踏まえて、午後は中休みを入れて。

ですが、気合十分のHさんは全然平気の熱量!2日間のレッスンで、小回りクルクル感もつかめたかな?あとは、今日不十分だった大回りの練習を地元で積んで、またお越しくださいませ!ありがとうございました。

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骨盤&圧のターン

2023-01-24 20:36:10 | レッスン

今日は初ラスティーレッスンのHさんと、骨盤&圧のターンです。

まずゲレンデレッスンの前に、入念にホワイトボード、スケッチブックを使って、テレマークターンの理屈についてご理解いただきました。理屈を理解して体を動かすことが肝要。そして、正しい動きの時には、どのような感覚だったかを感じてほしい。

ゲレンデに出てからは、ラスティーレッスンの入門編の話から始まって、ストックワークの話も交えながら、午前中にはすでに圧のターンまで進む。

午後は内脚の処理も練習し、伸脚の方向性の練習を直滑降の入れ替えなども交えながら、最終的には上下動のない圧のターンまで進みました。さらに、明日の小回りレッスンのさわりの部分もちょっとやったところで本日終了。

なかなか出来栄え点でした。明日はどこまで進めるのか楽しみです!

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大回り&小回り 1/23

2023-01-23 21:41:17 | レッスン

今日は1年ぶりのTさんと、圧の大回り&ズレの小回り。

大回りでは、重心に対して外足の遠い滑りを内脚処理を含めてワイドなスタンスで軸の傾き練習。山の難しい雪には、軸の傾き、孤の深さが重要。圧のターンは必須です。

ズレの小回りでは、いろんなドリルを挟みながら内脚集中。ズレのターンも圧のターンも内脚処理の重要性。

大回り、小回り、ズレもキレも、足場と重心の関係性を理解することが重要です。そしてテレマーク姿勢の特性をよく知り内脚処理。上級者だからこそ、理屈も抑えてほしいです。質を高めて、山も安全に滑りたいですね。

今年も遠路ありがとうございました!

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小回りの日 1/22

2023-01-22 19:44:37 | レッスン

今日は3名の方々にお集まりいただき小回りの日。

小回りに必要な練習を各種取り揃えての午前中。ネジレの解放でトップを落とし、落下の力をターンへ替え、横滑りで姿勢を安定させ、ストックワークの理屈をプルークで練習したり。AKBさん、昨日の実戦では良いパフォーマンスでしたが、今日はその反省を踏まえてゲレンデ特訓!

午後は内脚処理を大回りでゆっくり確認した後の、午前中の内容を踏まえて小回りで〆。

切替から前後差入れ替え。足場と重心の関係性を考えて。Mさんは肩の水平キープ出来たら、もっと良い!

前後差入れ替えから踵が上がる曲面。テレマークターンの完成度を高める上では、まずは内脚処理の完成度を高めてからの外脚処理が良いんですよね。Kさん、だいぶ自主練の成果が出てました!一安心。

と、ほぼ内脚集中の1日でした。ご参加の皆さま、大変お疲れ様でした。

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山講習 1/21

2023-01-21 20:43:53 | レッスン

昨晩は大荒れで風成雪が30cmほど積もる。今日の山講習は、今日のスケジュールをどうするかというところからスタート。山に入る時に、考えてほしいのは2つのコンディション。山のコンディションと自分のコンディション。山のコンディションは1週間程前からの気象情報があれば、ピットチェックをする前に、およその積雪内部の状態が想像出来ます。自分のコンディションはパーティーの他人が口出ししてはいけない。他人の顔色を伺ったり空気を読んだりしてはいけない。

1週間ほど前からの天気を見て、現在の積雪内部の様子を推測する。現地のリアルタイム情報があるならなるべく入手するなどして、斜面の向き、雪崩のリスク、風向、風速を考慮に入れて、今日の可能性を探ります。最終的には、ご参加の皆さんにスケジュールを決定してもらいました。それは、当初、私が考えていたものとほぼ一緒。簡単にキャンセルしてゲレンデでの講習でも良かったのですが、良い判断出来たと思います。

現場へ出発する前に、まずビーコンの特性を確認し、チームレスキューの手順を考えてもらいました。こういうことも現場でのトレーニングを積んでほしいですね。ビーコンは自分が助かるためと言うより、他人を助けるためにある。

出発前に予想した通りの雪質、天候。雪崩のリスクと斜度感で選択した場所での滑走も十分可能です。

強風下でパックされたウィンドウクラスト。雪質難易度は5段階で3.5ぐらいかな。

滑りの練習にはちょうど良い具合の雪です。チャレンジすべき時にはチャレンジしてほしい。

ビンディングの違いによる山向きのキックターンも抑えておかないとね。キックターンごとにジタバタしてると、3時間の行程なら30分は違ってきますよ。

こういう雪の時には、どんな滑りが適しているのか?

経験を積み上げていくに従い、自然と選択出来るようになると言うもの。

少ないチャンスを活かして、今日は良い講習になったと思います。どうでしたか?

皆さん、お疲れ様でした。

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