久しぶりに4人集まってのクラブ山行。猪去沢登山口~
箱ヶ森(865m)~西赤林~毒ヶ森(ぶすがもり)~
南昌山(なんしょうざん・848m)~南昌山神社というコースでした。
このエリアは意外なブナスポットであります。
盛岡近郊とは思えないブナ林、特に赤林~毒ヶ森のブナ林は奥羽山系のブナにも勝るとも劣らない太いブナがたくさんあります。そして、ヤマモミジの紅葉、登山道に敷き詰められた落ち葉も良かったですねえ。
しかし、1000mにもみたない低山ながら勾配のきついアップダウンは、かなり登りごたえがありました。殊に南昌山から神社までの鬼のような下りは、とてもハイキングの範疇には入らないような急勾配でした。フィックスされているロープなしでは、恐ろしくて下山出来ません。これは
羽後朝日岳の部名垂沢(へなたれさわ)の下降に匹敵する急勾配ですね。
1/25,000の地図には箱ヶ森~南昌山は登山道の表記はありませんが、この縦走コースは新しく開削して作った登山道ではなく、往時はかなり通行量のあった道ではないかと思います。
しかし所々笹で道が覆われていたり、不明瞭であったり、初心者だけでこのコースの縦走はあまりオススメ出来ません。特に志和三山縦走標識20番の西赤林と毒ヶ森の分岐は知っている人じゃないと分からないほど不明瞭。分岐を知らせる指道標もありません。20番からちょっと行った先ですれ違ったグループのおじさんに教えてもらわなかったら、かなり時間をロスして、また同じ道を箱ヶ森に引き返していたかも・・・。おじさんありがとう!
志和山域は小さいながらも、いろんな要素が詰まった面白いところです。今回は志和二山(箱ヶ森、南昌山)にとどまりましたが、次回は東根山(あずまねさん)ですね。
心地よい疲労、充実の1日でした。
会長、番長、K太、お疲れさん。
詳しくは
会長の報告を待ちたい!