12/16~12/17は山形の湯殿山スキー場で、昨年に引き続き東北プロガイドアバランチミーティングが行われました。今シーズンの課題は梱包と搬送。初日は、地域ごとに分かれて、室内で効率的な梱包の試行錯誤です。
スキーでソリを作って搬送というのも徐々にマイナー化していくのか?これからの主流はレスキューシートになっていくのかな。搬送で引きずる底面には強度のある生地を配し、スキーごと梱包してしまいます。トップ、テール、サイドにループがあり、手で持ったり、スリングを通したり出来る構造です。今までのソリを組み立て、ツェルトで梱包して・・・という方法よりも短時間で搬送作業に移れます。
参照→今井シート
東北各地から集まったガイドたちが持てる技術を出しあい、特に講師を招聘しなくてもかなり充実の研修会でした。年々いろんなところに改善が進み、梱包搬送の速さと快適さがアップしているようです。
これまた優れもののDKシェルター。かまぼこ型になっていてボトムにはゴムが通っており、体育座りなら最大8名中に入れます。袋に収納するとけっこうコンパクトになります。
全員でシェルターの端っこを持って、持ち上げてさっと中に入ってアッと言う間に避難完了となります。4人ぐらいならワカサギ釣りも出来そうなぐらいです。
翌日は屋外での研修です。正解は一つではありません。何度も試して良い方法を探していきます。
引き上げも行いました。1回ごとに反省会。自分の持ってる道具を使ってやってみますが、他人の道具を見ることもひじょうに参考になって良かったですね。
IDEHA、毎年のセッティング本当にありがとうございます。そして、東北のガイドの方々、お疲れ様でした。夜の部も楽しかったですね。