やはり今日もアスピーテラインは通行止め。ゆえに今期は今日をもってアスピーテラインは冬季閉鎖になりました。
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と言うことで七滝コース。昨日は急速に発達した低気圧の通過により、降雪のあった八幡平。七滝もご覧の雪景色。
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ゴオーッと北西の風がブナのてっぺんをかすめ吹き抜けていきますが、森の中はいたって静かなものです。
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森の中に小さな動物たちの痕跡もなく、荒れ狂うお天気をジッとしてやり過ごしていたんでしょう。
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まるで彫刻刀で削って模様をつけたようなウリハダカエデ。昔の人は、「ウリハダ」と上手い名前をつけました。
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ツララの先端が赤くなっているのは、なんかの樹液かな?土から染み出したなんかの成分?
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昔、湯花を採取したというところの滝。勝手に湯花の滝と呼んでいます。
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この角度の黒倉山が一番かっこよく見える。
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大地獄谷を慎重に登っていくと・・・、おっ!うごめく小さな動物たち。ウサギとテンの足跡です!
生きていくためには、エサを求めて歩かなきゃいけない。時には逃げなきゃいけない。身軽で自由な彼らですが、つねに危険と隣り合わせ。
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真っ白な岩手山。夏の真っ黒な岩手山も良いですが、雪を頂くお姿のほうが神々しく見えます。
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ラッセルしての切通し。
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晩秋とも初冬とも言えるこの時期、薄い積雪で、岩場が若干凍っていたり・・・、そんな時にとっても頼りになるのがスパイク長靴。残雪期や雪の降りたてのところに強いんです。スパイク長靴の中でも、長年愛用するミツウマの岩礁55は、耐久性や防水性も問題なし。ひじょうに完成度が高い。雪も入ってきませんよ。でも、「岩礁」と言いながら、岩場が若干苦手。
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今日は黒倉山まで行くぞ!トドマツ林の中、新雪をサクサクラッセル。
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程なく黒倉山山頂。
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地熱の高いところから蒸気が上がり、触ってみると暖かい。この地下深いところでマグマだかが、活動している証なんでしょう。このへんは、いわゆる火山フロントってところです。
湯気の向こうに下倉スキー場、その向こうに八幡平山頂方面。
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姥倉山の稜線も地熱高めで雪が融けています。火山があるから温泉も湧く。ゆえに毎晩温泉に入れる。
見えない地下深くの現象を観測して予測するって、火山噴火予知って難しいんでしょう。
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黒倉山山頂から岩手山を見ると、3年前に発生した大雪崩でトドマツがなぎ倒されたところがよく観察出来ます。
まったくもって、大自然の前には、我々の存在なんてなんてちっぽけなことか。
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往きにはなかったヤマドリの足跡。森の中をうごめく動物たちを想像するだけで楽しくなる。
あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む とこんな歌もあったなあ。。。
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森の中をうごめくちっぽけな人間。
動物たちは、その身一つでほっつき歩けるというのに、人間は荷物背負って歩かなきゃいけないんだから不便だ。
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戻る頃にはだいぶ雪も融け、落ち葉の道が露わになってくる。まだ冬本番とまではいかないところ。
ですが、時計の針は着実に進んでいるようです。