すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

能登半島地震災害ボランティア

2024-04-28 17:43:57 | Weblog

能登半島でのボランティアで、長期不在にしておりました。

大学の専攻の同級生は輪島、クラブの同期も珠洲。能登半島には行ったことはありませんでしたが、何かと馴染みのあるところなのです。

ボランティア活動するにあたり、一般的なルートは石川県災害対策ボランティア本部に登録した上、金沢からボラバスで日帰り作業、よくて1泊2日ということで、何処か良いところはないかと探していたところボラキャンすずを見つけました。モンベルアウトドア義援隊がテントを提供し、オートキャンプ場に長期滞在しながらのボランティア活動を支援しています。

世界は、遠くから画面越しに見ているだけでは分からないことだらけ。実際行ってみなきゃ分からないものです。幹線道路はかなりの部分で通行可能なところまで復旧していますが、穴水あたりから、倒壊家屋が目立つようになってきます。

初めての能登半島、せっかくですから寄り道しながら。穴水のボラ待ち櫓。

地震の爪痕が残る能登半島でも、時期になれば桜も咲くし、燕も巣を掛ける。

安心して走れるところもありますが、油断してると段差でジャンプしそうなところも多数あり気が抜けません。

珠洲の観光名所の見附島、別名軍艦島は大規模崩落で軍艦らしさが無くなってしまいました。

全壊半壊家屋の撤去作業には、法律的な壁や、費用負担等の問題もあり、発災直後からほとんど景色が変わっていない場所も多い。このような場所では、専門的な技術を持ったチームが作業に入らないと先に進みません。

河口付近で地盤が軟弱なところでは液状化で下水管のマンホールが人の背丈ほど持ち上がられたところもあります。珠洲市内では下水の復旧はまだまだで、多くの場所で仮設のトイレが設置されています。

専門家により、家屋の安全性が判定され、危険性の高い家屋の入口にはこのような紙が貼ってあります。

仮設住宅の設置や、電気工事等、多くの職人さんも被災地入りして復旧に従事しています。

鉢ヶ崎オートキャンプ場にあるボラキャンすず。1泊¥500。テントに車を横付け出来ます。電源もあります。水道使えます。広場中央ではWifiも使用可能です。市内のドラッグストアで十分に買い出しも出来るので、長期滞在でも心配ありません。北は岩手県、南は福岡県、全国から集まった皆さんとの交流も楽しい。

トイレは仮設ですが、清潔な水洗トイレです。

キャンプにはコインシャワーもあるのですが、野々江にある「海浜あみだ湯」に通って、作業の汗を流します。地元の方は無料で入れますが、ボランティアは¥500です。安いです。番台のお姉さんの「明日もまた来てくださいね!」の言葉には、この災禍を生き延びてきたからこその実感がこもっています。駐車場に停まっている車ほど、中は混んでません。シャンプー、ボディーソープは持参したほうが良いですね。

珠洲市内の幹線道路は通行可能ですが、段差や傾斜あり、マニュアルの軽トラを運転していると、常にシフトチェンジを強いられ、余所見もダメ、飲み物も飲めません。

大袈裟ではなく、古い家だけではなく新しい家も、ほとんどの家が能登瓦が乗っかった屋根。古いお家では、分厚い重い瓦の下に土。相当屋根が重いはずです。

作業の合間に、地元の方々とのコミュニケーションも大事にしたい。作業場所近くの神社の春の祭りの神事にお呼ばれ。

能登半島北部木ノ浦海岸では、隆起した海岸線が白く縁取られていた。

ボラキャンすずからは、珠洲市ボラセン、能登町ボラセンに派遣しています。遠方からお越しの方には、高速道路無料措置がありますので、ボラセンで手続きしてください。

カーシェアリングにより、あちこちから軽トラが集まっています。ボランティア作業ではゴミ出し作業が多く、マニュアル免許持っている方は重宝されます。

能登の里山の景色は、後世に残したい風景です。今回の震災で、より過疎化、高齢化が進むことが考えられますが、行政は法律の柔軟な運用と必要十分な人員配置で、まずは復旧のスピード感をアップしてほしいと思います。

全国各地から集まる現場の皆さん、役人さん、職人さん、ボランティアさん、本当に一生懸命やってます。ありがとうございます。

能登の皆さんに一日も早く心の平安が訪れますよう。

荒井由実 - 瞳を閉じて - 1974

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謹賀新年 2024

2024-01-01 20:25:19 | Weblog

2024年は、能登の大地震と日本海側広い範囲での津波警報で幕開けとなりました。まだ予断を許さない状況で、夜が明ければ、被害の全容も明らかになることかと思いますが、ひじょうに心配です。

2024年が明けると、地元の熊野神社へ元朝詣り。地元の鈴木には、2系統の鈴木があると言うことで、源義経の都落の際の家来・鈴木三郎重家の系統の鈴木と、この地に熊野神社を創建した際の神主としてこの地に落ちついた鈴木とあると、そんな話も聞く。熊野信仰あるところに鈴木あり。

実家の一関市東山町から八幡平へ戻るには、山を越えて水沢に出ますが、その山を越えてすぐのところにあるのが、歴史も古く曹洞宗の中でも格式の高い正法寺です。特段、信心深いわけではありませんが、年明けに、こう言うところに来て、ただ手を合わせるだけでも、欲にまみれて喪われてしまった心の清らかさが、ひととき取り戻せるように感じます。

八幡平へ戻ると、テレビは能登の大地震一色。被災された方々にはお見舞い申し上げます。大学の同期も無事でいるだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すずらん通り 12/16

2023-12-18 21:20:02 | Weblog

久しぶりに学生時代を過ごした町に行った。大学の校舎は昔の面影すらないが、この商店街にはまだ学生当時の雰囲気がそこここにあった。

もう生まれ故郷以上に、八幡平に住んでいる時間のほうが長くなったかな。でも若い時に過ごしたこの場所は、たかだか4年程度だというのに、八幡平以上に長い時間をそこで過ごしたように感じる。ジャネーの法則。

大学時代のクラブの同期と久しぶりに会った。30年ぶりに会う同期もいた。飲んで喋っているうちに、30年以上も引き出しの中に仕舞いっぱなしだった記憶が、スルスルっと蘇ってくるのは不思議だね。みんな、30年歳とったけど、根っこは全く変わらなかった。こんな歳にもなれば、人生を振り返ってみるのも悪くない。

馬場俊英 LIVE - 人生という名の列車 (Official Lyric Video)

この曲はまさに、我々世代ど真ん中の応援歌とでも言うべきか、この歌を地でいく人生だったような気がする。勝ち組ではないが。

もう同期が全員揃うことはないが、自慢の同期達に負けないように、人生という名の列車が終点に辿り着くまで、おじさんも頑張らないとな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スケッチツアー@村上 12/4~12/6

2023-12-11 20:49:15 | Weblog

先週は、山里寿男先生のスケッチツアーのお手伝いに行ってきました。先生は山岳画家として、沢山の絵を描いてこられ、著作も多数ある方です。齢90を越えてなお現役。お弟子さんを引き連れて、国内外に足跡を残してきました。今回のツアーは新潟県村上市。

例年、三面川を遡上する鮭の漁が終わった12月上旬から中旬まで、町屋に塩引き鮭を飾って「塩引き街道」のイベントを開催しており、それを狙ってのスケッチツアーでした。ところが、今年は漁獲高が本当に少なかったようで、軒先に並ぶ鮭の数が寂しい感じでしたね。その塩引き街道に飾られる鮭を作っているのが、次元の子どもたち。村上の小学生は元気に挨拶してくれる子が多く、なんだか嬉しくなっちゃいました。

宿泊は瀬波温泉大観荘。日本海に沈む夕陽を眺めながらの露天風呂が有名です。佐渡島も見える。

今回のツアーはお天気恵まれ、町並みの彼方に朝日連峰も遠望出来ました。三面川は朝日連峰に源を発する二級河川で、決して大きな川ではありませんが、古来より村上の鮭文化を育んできました。

絵になる場所に事欠かない村上。黒塀通りにある安善寺楼門は正徳二年(1712年)の建立。古い文化財と町づくりのコラボレーション。また何年かしたら、この町づくりがどうなったか見に来たいですね。

村上に来たら、井筒屋の鮭ご膳を召し上がれ。

鮭のいろんな部位を趣向を凝らして出してくれます。村上の鮭文化を堪能出来ます。

手作り無添加の塩引き鮭を作っている「きっかわ」では、今シーズンの塩引き鮭をちょうど作り始めたところでした。

斜向かいのお団子屋(お団子がでかい)の軒先を借りて、鮭の「きっかわ」と酒の「益甚」の並びを絵を描く。こういう町屋は描くのが難しいですが、お弟子さん達も年々腕を上げているようです。なかなかの出来栄えでした。

村上の酒「大洋盛」や「〆張鶴」を扱う酒屋さんの「益甚」。前回の下見では、ご主人にアドバイスをいただき、村上の見所をご教授いただき、お買い物で恩返し。先生を始め、お酒好きのお弟子さん達は良いお買い物が出来たかな。

最終日は笹川流れの眼鏡岩付近。遠く粟島も見えます。双眼鏡を使えば、町の様子も覗くことが出来ました。

建物を描くのも難しいですが、大自然の切り取り方もまた難しい。先生の言葉に耳を傾け、それに応えようとペンを走らせるお弟子さん達。どんな画材を用意してくるかは、事前の下調べも大事ですね。何でもかんでも教えてもらうのではなく、自分で考えることを要求する先生。そうだなあ・・・と納得。それはスキースクールでも一緒ですね。

岩場をつたって近いところまで行ってみましたが、こうして見ると、スケール感が分かりますかね。どこで切り取るかが難しいんです。何でもそうですけど、極めようと思えば奥が深い。極めようと思うから面白いんだと思います。

門前の小僧で、先生にくっついて歩いていると、絵を描く目の付け所みたいなのが、分かって来たように思いますが、気のせいかしら。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟県村上市 11/13~11/14

2023-11-15 22:56:49 | Weblog

下越最北の村上市。塩引き鮭や笹川流れで有名です。今回は、来月のスケッチツアーお手伝いの下見。

人口約54000人の城下町村上。町の方々の尽力もあり、古い町屋の町並みが保存されています。塩引き鮭を食べたいのであれば、井筒屋でしょうか。鮭料理は、雰囲気、味、ともに良し。パフォーマンスに対してのお値段もちょうど良し。

千年鮭きっかわの物販部門の奥には、見学可能な御座敷と蔵。天井から吊るしてある鮭は圧巻ですが、これはディスプレイ用でしょうけど、見せ方も大事ですよね。

点在する町屋の中でも、目を引く和菓子屋の早撰堂の町屋。ここも店舗の奥の御座敷を見学出来ます。古い町屋内部の匂いは、母親の実家の匂いそのものでした。お饅頭も和菓子も美味しい。町の人たちとのやりとりも楽しい。

この古い町屋を保存するにあたり、通りに面した部分には補助金が出るとのことですが、奥の方の修繕には相当な自費負担もあり、実際には大変なようです。伝統を守る矜恃だけでは町並みを維持出来ないでしょうけど、一方で、市民の協力が得られないトップダウンでは上手くいかない。伝統を途絶えさせるのは一瞬。

笹川流れ。日本海の荒波に浸食された奇岩や岩礁が約11kmにわたって連なる。道路の整備が進んだ現在でも、多くのトンネルを通過しながらのワインディングロードが続き緊張します。伊能忠敬も日本地図を作るにあたり、この険しい海沿いを測量して歩いたんでしょう。容易ならざる行程であったことは想像に難くありません。

村上と言えば『ぶどうスキー場』ぐらいしか知りませんでしたが、こうしてじっくりと歩いてみると、なかなか見応えの多い良いところ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謹賀新年 2023

2023-01-01 16:06:47 | Weblog

あけましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いいたします

奥州市にある曹洞宗の古刹・正法寺。コロナ禍となって以来、年越しを実家ですることがありませんでしたが、今年は年越しを一関市東山の実家過ごし、正法寺はその道すがらにあり、久しぶりに初詣が出来ました。

人と人とが争わず、傷つけず、皆が自分の寿命を全うできる、平和な1年になることを願います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐原/銚子 11/30~12/1

2022-12-02 23:16:02 | Weblog

スケッチツアーのお手伝いで、北総の佐原・銚子へ出かけていました。

我が実家は一関市東山町長坂にありますが、一関市と合併する前には東磐井郡と言いました。鎌倉以降、磐井郡を治めていたのは千葉常胤の七男頼胤を始祖とする千葉氏で、出身中学のすぐ近くに千葉氏の居城・唐梅館がありました。岩手県南に千葉姓が多いのはそのためで、千葉県とは浅からぬ関係なのです。・・・と千葉県に勝手に親近感。

そして佐原といえば伊能忠敬。隠居して暦学を学ぶため江戸に出るまで、商売を営んでいた水郷佐原。

古の面影残す小江戸の佇まいが人気の、北総でも屈指の観光スポットになっているようです。この日は、社会科の見学授業の生徒たちで賑わってました。

関東の最東端・犬吠埼から少し西へ移動すると屏風ヶ浦。高さ30~50mの海食崖が約10kmわたって続く景勝地です。「東洋のドーバー」とガイドブックには書いてありますが、イギリスのドーバー海峡の白亜(チョーク)の壁にちなんだものと思われます。

写真で撮れば一瞬ですが、スケッチともなればそうもいきません。小さい頃はお絵かき少年でしたが、今ではもうその面影はなし。スケッチする皆さんには脱帽です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステップゆきむし ステップソールテレマーク

2022-02-16 18:39:09 | Weblog

ステップゆきむし ステップソールテレマーク

75mmノルディックノルムのビンディング、ブーツの生産が年々右肩下がりの状況で、さらには来季以降の生産中止を公表するメーカーも出てきました。資本主義経済の枠組みの中では、需要と供給の関係で市場は動いており、売れないものは作らないという理屈は分かるが、果たしてこれで良いんだろうか?効率性や生産性の最大化を目指す社会の中では、受け入れてもらえなくなっているのだろうか?

一時その技術すら忘れさられたテレマークターンを復活させたのは、コロラドのヒッピーみたいな連中だったわけで、そもそもがサブカルチャーの様相を呈していたテレマーク。そんなところに安全性や生産性を言い始め、テクノロジーを進歩させ続けたら、またいつか来た道を再び歩くことになるのじゃないか?

テレマークスキーは滑るだけなの?テレマークスキーは歩くだけなの?

その半端なところが良いのであって、どちらかに片寄ってしまえば、テレマークターンが幻の技術として埋もれてしまった歴史を繰り返すことになりはしないか?・・・ということを危惧しているのです。最近動画をアップしているのは、絶滅危惧種の抵抗とでも言えましょうか。

テクノロジーをどこまで受け入れて良いのか?というようなアーミッシュライクな規範が、今必要だと思いますがねえ。これはテレマークに限った話ではなく、これから社会が直面する問題と同じだと思います。

とか面倒くさいこと言ってますが、楽しくなきゃ続けてませんよね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謹賀新年 2022

2022-01-01 13:19:29 | Weblog

新年あけましておめでとうございます

世界中に健康な日々が戻ってくることを願います。皆様もどうか健康な1年でありますように。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謹賀新年 2021

2021-01-01 16:49:33 | Weblog

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いします

どうぞ皆さま、健康でお過ごしください

 

Creedence Clearwater Revival - Have You Ever Seen The Rain (Official)

良いものは時を経ても色褪せない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする