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すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

ステップソール講習@モミ山 5/5

2025-05-05 20:23:37 | 八幡平(積雪期)

昨夜、八幡平温泉郷ではかなりの降雨があり、気温も下がりました。案の定、1200m以上では降雪となり、今日はアスピーテライン通行止め。

八幡平から源太森経由で黒谷地へのステップソールツアーは中止で、その代わり、モミ山でステップソール講習です。ゲートから板を担いでしばしの歩き。

モミ山斜面はストップ雪に覆われていて、昨日に比べれば難易度アップ。

ぐるぐるモードで足慣らしの後、いざ本番!

ベタベタ雪は足捌きの安定感に加え、ストックワークの正確性。

こんな日は外脚に意識がいってしまいがちです。よって、内脚処理は無意識レベルまで高めておきたいですね。

喜びのためのターンにも安全性を求めたい。スピードを出すところ、抑えるところ、自在にコントロール出来る技量。

アスピーテラインは通行止めでしたが、登り返してたくさん滑った!

振り返れば、モミ山には登り返した跡やシュプールがはっきりと刻まれています。趣味シュプール鑑賞。遠くから望むシュプールや登り返しの跡に、充実した時間を過ごしたことが見て取れます。

皆さん、アスピーテラインの往復含めお疲れ様でした。

 

ウルフルズ - 笑えれば

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ステップ講習@モミ山 5/4

2025-05-04 20:49:43 | 八幡平(積雪期)

なかなかお天気に恵まれないGWです。雨予報。雨降りです。ツアーは中止。

RASU-Tのスクール活動も残すところあと3日です。ファイナルカウントダウンです。ファイナルを迎えるにあたり、ツアーは中止にしようとも、残りの時間を使って伝えるべきを伝えないといけません。

一旦外に出てしまえば、少々の雨も気にならない!多分!

雨のおかげで雪は滑る。練習するにはちょうど良い。

一旦スイッチが入れば、皆さん全力プレー!

一言一句聞き漏らすまい!ワンターンごとに真心込めて。

「楽」を手に入れるためには「苦」も伴うね。

「コスパ」「タイパ」「生産性」が声高に叫ばれる中、テレマークはコスパもタイパも悪い、生産性も低い。

だけれども人生の中で、必死こいてドロドロになって頑張ることも必要だね。

技術論の前に精神論。

新しいことにも挑戦しよう。

歴が長くなると大概のことは出来ちゃうもんですが、出来ないことを出来ないままで終わらせないで。

練習は嘘をつかない。練習の量は嘘をついても、練習の質は嘘をつかない。

質も量も十分こなしていれば、いずれ結果は出る。

無意識化出来た末にブレイクスルー。先祖返りのない世界へと足を踏み入れることが出来るのです。

雨中、お疲れ様でした!

Europe - The Final Countdown (Official Video)

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ステップソール講習的ツアー@畚岳

2025-05-01 20:19:50 | 八幡平(積雪期)

お天気にも恵まれ、アスピーテラインも通行可能。今日は、畚岳へステップソールの講習的ツアーです。

登りではキックターンの練習をしながら時間をかけて。

昨シーズンは全層雪崩で近寄ることすら憚られた畚岳山頂部は、今シーズンは安定しており、登頂の後ダウンヒル。

一昨日降った白いストップ雪をなるべく避けながらです。

山頂からのダウンヒルの後は、唯一あった新雪が載っていない斜面を登り返しての練習です。

皆さん、際限なくガシガシ登り返して滑るので、強制的に休憩を取らせながら。

ステップソール講習名物グルグルモードも、もれなく付いてくる。

グニャグニャなテレブーツ・エクスカーションでもアグレッシブに滑れる手応え。

あっという間に月日は流れ、残り少なくなったスキーシーズン。不思議なもので、この時期になると急に滑走意欲が満ち満ちてくるものです。「あーー!練習してえーー!」

帰りは、やや厚みのある真っ白い雪を滑らないといけませんが、練習で取り組んだものを是非とも表現したい!

技術論で解決出来ることもある。知った後、それを繰り返し練習して無意識化を図っていくこと。

でも最終的には精神論だったりする。

弱い道具で難易度の高い雪が滑れたら自信になるね。

たくさん登ってたくさん滑った!お疲れ様でした。

スピッツ / みなと

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ステップツアー@黒谷地〜源太森〜八幡平〜黒谷地  4/28

2025-04-28 19:41:51 | 八幡平(積雪期)

今日は、黒谷地口を出発し源太森から八幡沼を掠めてぐるりと黒谷地に戻ってくるステップツアーです。

お久しぶりでお手柔らかにとのご要望につき、ゆるゆると源太森。

源太森裏手の斜面は思いの外滑る雪で、久しぶりのKさんのメンタルにも優しい本日。

登り返しはしんどくても、、、

一本滑れば再び充電。

心配されたお天気も雨粒一つ落ちてこず。

登り返しての源太森から八幡沼へ。今日は今春一番滑る雪だったと思います。移動も楽。

八幡沼の水面は、まだ遥か雪の下。

アスピーテライン沿いに進路をとって南の景色を覗いた後は、滑走斜面を繋げながらトドマツ林の中を移動していきます。

こっちの斜面を滑ったらそっちの斜面へ、ステップソールの機動力を生かして即移動。

八幡平は小さい斜面を繋げて、たくさん滑るが良し。

登って滑っての連続性を途切れることなくストレスなく。

ピークを目掛けて行くスキーもあるだろうし、ピークなんか目指さないスキーもあるだろう。少々道草食っても良いじゃないか。

大切なのは達成感、満足感、喜びというところ。あなたには理解できない喜びがあり、私には理解できない喜びもある。人の数だけ違う喜びがある。

アスピーテラインは車の往来も多く、観光客で賑わいを見せていますが、道路を離れ、登山道を離れて歩けば、滑れば、そこは静寂。

久しぶりのツアースキーお疲れ様でした。

スピッツ「ヒバリのこころ」(LIVE DVD&Blu-ray「SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR "THIRTY30FIFTY50"」より)

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ステップツアー@八幡平〜黒谷地

2025-04-25 20:08:02 | 八幡平(積雪期)

今日はN子さんSさんとゆるゆるステップツアー。アスピーテライン県境から黒谷地まで。

アスピーテラインを車で上がって行く時にはまだ見通しが利いたのですが、歩き始める頃にはすっかりガスに包まれる。

ガスの中ですが、勝手知ったる八幡平。第2ドラゴン経由で第1ドラゴン鏡沼。ちょっと水が染み出してました。

八幡平の山頂を経由して陵雲荘でちょっと一息。

雨粒も落ちてきてきましたが、まだ雪残る八幡沼湿原を横断して源太森へ。

源太分れを過ぎたところで視界が開けましたが、一瞬でした。

源太森の裏手の斜面を横目で見ながら、ラスティーツアーの定番の斜面へ移動。

視界も良くないので、クラックの開いてそうな急斜面は避け、安心感のある緩いオープンバーンで登り返して、滑走満足感を満たしておきましょう。

シーズンも終盤です。ストップ気味の雪ですが、一本を大事に滑りましょう。

〆は黒谷地口へ向けての急斜面のダウンヒル。

あいにくの天気でしたが、こんなお天気でもライン取りさえ抑えておけば、迷わずに目的地に辿り着くことが出来ますよね。ラスティハウスに戻ってからは、今日歩いたライン取りを復習したので、晴れた時にもう一度独力で歩いてみてほしいです。

雨の中、お疲れ様でした。

一青窈 / つないで手

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黒谷地〜八幡沼周辺 4/22

2025-04-22 20:47:07 | 八幡平(積雪期)

午前中は用事があったので、お昼前からアスピーテラインを黒谷地まで上がって、八幡沼周辺の様子見に行ってきました。

源太岩展望台からの畚岳方面の展望。畚岳はいつも通りのクラックです。県境レストハウスから藤七温泉方面の斜面が全層雪崩がいつ起きてもおかしくないように見えます。

黒谷地口から黒谷地の間はまだ厚く雪に覆われています。

ふむふむ。あそことあそこの斜面には問題になるようなクラックは見えない感じ。

黒谷地湿原。昨年は展望デッキの支柱が見えていましたが、今年はまだ雪の下。

黒谷地から源太森へ目指して登ります。ストップ気味の雪で、ステップが良く利きます。

源太森の裏の斜面には各所にクラック有り。滑走に際しては十分に注意して。

源太森から八幡沼方面へトコトコと。水が染み出してくるにはちょっと早いですね。

八幡沼からアスピーテライン側へトコトコと。アスピーテライン側の斜面に全層雪崩一歩手前の緊迫感ある状態も認められます。

そして、レストハウスから藤七温泉方面へ降る斜面も全層雪崩一歩手前。

スキーを履いてウロウロするのには十分な積雪量ですが、急斜面の入り口のクラック、急斜面の全層雪崩の兆候を見逃さないようにしてくださいね。

黒谷地口から見えたあそこの斜面とあそこの斜面へ向けていいライン取を探しながら。

最初のオープンバーン。ややストップ気味の雪。

アオモリトドマツの中を潜り抜けまた次のオープンバーンへ。

最後に狭い急斜面を黒谷地口に降りて下見終了。標高の高いところは、まだストップ雪が完全には解けきっていませんね。

 

森山直太朗 - ラクダのラッパ / にっぽん百歌【鳥取砂丘】

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ステップソール講習@モミ山 4/12

2025-04-12 18:54:46 | 八幡平(積雪期)

今日は3名の方々とモミ山でステップ講習。無風。気温高めで滴る汗が止まりません。

まだアスピーテラインが開通していないので、冬季閉鎖のゲートからアスピーテライン沿いを30分ほどかけて登ります。春になると急にテレマーク率が上がるのは、八幡平に限ったことではないのかしら?今日も道中、事務局長一行と同じ方面へ向かいました。

お決まりの場所にベースを構え、あとは登り返しての練習です。思いの外、雪も滑って一安心。

基本のコンセプトを確認したら、それに対応する箇所を重点的に意識しながら。

ストップ雪ではストレッチング圧のターン。

先週は一歩ごとに体力を削られるような重さの雪でしたが、今日はそれに比べたらまだ楽なほう。

春は、急斜面の滑りの練習も欠かせない。

場所により、ターン毎に雪まくりがゴロゴロ・・・・

急斜面は落下に逆らわず、ストックを正確に使うこと。

転がってきた雪まくり。春らしい景色です。もう雪降らないでほしい。。。

急斜面でジャンプ系のターンが出来れば、低速で降りることが出来る安心感が得られます。

落下のエネルギーをもらいながら、ストックを上手に使い、必要以上の上下動をしない。

スクールを始めてからというもの、この斜面をどれだけ登り返して滑ったことか。テレマークターン練習のための道場と言っても過言ではありません。

皆さん、何度も登り返しの練習お疲れ様でした。

鬼束ちひろ - 流星群

スクールを始めた2002年に流行っていた曲。

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ゆるゆるステップツアー 4/8

2025-04-08 20:15:38 | 八幡平(積雪期)

今日もSさん、Mさんとゆるゆるステップツアー。今日は鉱山跡方面へ。

標高を上げると、ストップ雪が待ち構えているのは分かっているので、標高の低いところでの行動がベスト。

一旦メンタルの滑走モードに入ると、なかなかゆるゆるとは行かないものです。ガツガツ登り返して滑っては登る。

こんな時に、こんな場所に来るのは、まあ知り合い。隣同士で登り返しです。今日はここしかない。

グルグルモードをちょいと挟んで、ややレッスン色が強まりかけましたが、そこはツアーなので抑えて抑えて。

せっかくですので、松尾鉱山の歴史に触れる旅へ。

かつて松尾鉱山は、東洋一を誇る硫黄鉱山として一時代を築いたものの、硫黄需要の減少や、石油精製の過程から硫黄を回収出来るようになると、経営は苦しいものとなり、昭和44年には会社更生法を申請し倒産。その後、黄鉄鉱採掘を目的とする会社を設立し再出発するも昭和47年に倒産。これで完全に閉山となりました。

貯水池、中和処理施設を見下ろせるところまでステップ板でトコトコと。松尾鉱山華やかりし往時を偲ばせるアパート群は、日本を代表する近代産業遺産と言えば聞こえは良い。昭和47年に完全に鉱山の幕を下ろすまで、最盛期には15,000人の人々が住み、一つの街を形成し、かつては雲上の都市とまで言われた松尾鉱山。今では住む人はおらず、ここがそんな場所であったとは想像出来ません。

閉山から50年経った今でも、鉱山跡から強酸性の地下水が流れ出ており、年間6億円かけて24時間体制で中和処理しているのです。この負の遺産の景色を目に焼き付けてほしい。

帰りはショートカット。植生回復事業も行われておりますが、この標高本来の植生を取り戻すにはどれだけの歳月を要するのか。

最大限のショートカットで、車まで大幅に短縮。車に到着する頃になるとポツンポツンと雨が落ちてきたのでした。

お二人とも大変お疲れ様でした。

 

春だったね/吉田拓郎

昭和47年にはこんな歌が流行っていた。

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ゆるゆるステップツアー 4/7

2025-04-07 19:42:05 | 八幡平(積雪期)

昨日は超湿雪で修行的ツアーでしたが、今日はそうはなるまいと標高を落としてストップ雪に悩まされないように、ゆるゆるステップツアーです。

まずは旧八幡平スキー場第1ゲレンデを身軽に練習的にダウンヒルを2本。

ストレッチングの圧のターンの練習で、湿雪対応滑りを確認。これでツアーの準備万端。

場所により、ストップ的な雪もありますが、昨日に比べたら30倍天国です。

足慣らしを終えたら、御在所沼へ向けてゆるゆるツアー。ところどころ融雪により雪が途切れているところもあるので、ライン取りは経験がものを言う。

五色沼の東屋で一休みの後、ぐるっと御在所沼を一回り。

御在所沼を一周した後は赤川上流部へ林の中へ。熊の爪跡がたくさん付いたブナの木に感嘆!

ぐるっと大きく回ってまたゲレンデに戻ってきました。ステップ板だとアップダウンに関係なく、手間なくゆるゆるツアーが楽しめます。

滑走満足度も大事なので、滑り足りない部分は登り返して練習も兼ねてのダウンヒル。

前進速度が遅い雪には、そういう対応が必要です。エンジョイよりは練習モード強めで滑って今日は終了。

 

春咲小紅

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ステップソールツアー@前山 4/6

2025-04-06 19:41:25 | 八幡平(積雪期)

今日は4名の方々と茶臼岳へのステップソールツアーの予定でしたが、飽和状態の湿雪により途中の前山まで行ったところで折り返しとなりました。

恵比寿沢から前山の台地に取り付きましたが、気温高めで最近積もった雪がほぼ水。ステップはよく利くのですが、あまりの重さに一歩ごとに体力が削られていきます。

前山の直下まで来たところで茶臼岳へは断念して、前山の東斜面でまず1本滑ってみましたが、雪の重いこと重いこと。。。前に進まないこと、今シーズン最強クラス。

そこは、日頃鍛えしラスティ生。悶絶の雄叫びを上げながらも、なんとか滑り降りてきます。

そんな中でも一人で平均年齢を下げてくれたH君の滑りは、今日のMVPでした。

先輩方も、若手のナイスランには触発されました!

個性豊かなメンバーが集うラスティです。みんなが刺激しあって、お互いで高め合う!

予報よりお天気が良くなり、雪も滑らない。

技術だけではどうしようもないことは気合いでカバー。

今シーズン最強の修行モードの雪でしたが、これはこれで血となり肉となる。

最終的には適温ワックスの選択が重要ってことと、ベンディング的なターンよりもストレッチング的な処理ですね。

ご参加の皆さん、大変お疲れ様でした。

 

一青窈 - ハナミズキ

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