すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

倒木パトロール 松川温泉〜姥倉山〜黒倉山〜大地獄谷〜七滝 8/17

2019-08-17 20:57:21 | 岩手山

台風通過後のお仕事は倒木パトロール。明日は日曜日なので、今日、手分けしてそれぞれの持ち場をパトロールしました。

まずは松川温泉キャンプ場の姥倉山登山口をスタート。ミズナラの巨木が点在する湯ノ森の急登は堪えます。。。

昨日の雨で、カラッカラだった山にも十分な潤いがもたらされました。

思ったほど倒木はありませんでしたが、手鋸で十分対応可能なものだったので、短時間で処理。

登るにつれ、斜度が増していきます。場所によりササが勢いよく伸びているところも。

姥倉山山頂が近づいてくると今度はノガリヤスが足元を濡らす。姥倉山の刈り払いは、もうちょっと先になりそうですが、登山に支障をきたすほどではありませんから、しばしお待ちを。

姥倉山山頂。思いの外、風は吹いておらず、逆に心地よい感じでした。

姥倉山山頂を過ぎると、大地獄分岐までは雫石側の管理となります。刈り払いは終わっていました。

姥倉山を過ぎると、徐々にお天気回復傾向。黒倉山が姿を現す。今日は山頂を経由せず、山腹を巻いて切通しへ。

写真左から登ってきて、右手前に行けば鬼ヶ城、右奥へ降れば大地獄分岐。

切通しから大地獄分岐手前までは、あまり視界が良くありません。

と大地獄分岐まで来れば、視界が開けますが、生憎今日は岩手山はガスの中。

七滝方面へ下っていくと、ガレ場にロープを設置していますが、よもや、一本のロープに大人数でつかまってないですよね?まさかガイド登山でそんなことやってるガイドいませんよね?一番てっぺんのロープは支点一つしか取ってません。しかもクライミング用のロープでもありません。このロープを使用する際には、一人ずつつかまってください。大人数でつかまると危険です。

七滝コースは途中渡渉が何箇所かあります。大雨が予想される場合は、このコースのご利用を控えたほうがいいでしょう。

昔に比べればかなり看板類を設置したので、七滝コースで道に迷うことは、もうないとは思いますが、上の2つの写真の渡渉2箇所は大雨の時には注意です。

降りてくるにつれ、日が差し込むようになったブナ林。

七滝コース、七滝から大地獄分岐までが我々の管理担当です。七滝から下、県民の森登山口までは、県民の森の管理となっております。面倒ですが、細かく決まっております。

とは言え、見てしまったものはしょうがない。倒木が微妙な感じで引っかかっています。このままでは危ないので、手鋸でカットして完全に処理しました。細かく決まっているとは言え、臨機応変に対応しないといけない時もあるでしょう。

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七滝コース刈り払い 8/4

2019-08-04 19:40:14 | 岩手山

建築業なら工期、製造業なら納期があるように、刈り払い業務にもなんとなく、「この時期には、このあたりまで終了しときたい。」という工期的なものがありますが、

途中まで刈ったところで放っておいた七滝コースの刈り払いも、そろそろ終了させたいところなので、本日は刈払い機を担いで大地獄谷まで。

なんせ暑い1日。大地獄谷に到着する頃には、着ているものはもうすっかりビチャビチャ。ここから一服峠を目指して、刈り払いしながら降りていきます。

年々刈る量が少なくなっていき、手数がかからなくなっていくのが理想。そして登山道脇は高山植物に埋め尽くされるような状態になってほしい。

泥濘区間も、担当分の刈り払いが終わったら、また整備の続きをしよう。

今日はフランスから来たカップルと会いました。このコースを歩いていると、意外と外国人に会うんです。岩手山の登山口に公共交通機関でアプローチ出来るのは、現在、七滝コースのみ。そういう理由もあるかと思います。

汗の乾く間もない暑さの中、今日の目的地一服峠まで作業終了。

今日はクマとニアミスはなし。エゾゼミ(?)の抜け殻は沢山。

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七滝〜大地獄谷〜お花畑〜御苗代湖 7/14

2019-07-14 19:26:36 | 岩手山

本日はラスティー生徒のKさん、Oさんのお二人を御苗代湖までご案内。

微妙な天気予報でしたが、スタートした時は日も差して、予報よりは良さそうなお天気に安堵。

しかし今日は湿度も高く、一服峠に着く頃にはかなり汗だく。。。

森林限界を越えれば空気も爽やか。お天気も1日持ちそうな感じ・・・と期待。今日は高山植物の勉強しながらの登山でしたが、かなり覚えましたね。

今日一番の難所は大地獄谷のガレ場。ここの通過も問題なく。

大地獄分岐からお花畑へ。山歩きの慣れない方には案外難しい河原歩き。スキーも登山も経験の積み重ね。

3連休の中日の割に訪れる人の少ないお花畑。

そして今日の目的地・御苗代湖。夏も良いですけど、秋も良いんです。この辺りから若干お天気は怪しくなり・・・。

残すところあと僅かで本降りの雨。。。ですが、雨の山もまたそれはそれで良し。

お二人とも、本日は大変お疲れ様でした。

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七滝コース刈り払い 7/12

2019-07-12 18:15:14 | 岩手山

今日は雨天につき、裏岩手縦走路の刈り払いから七滝コース刈り払いへ予定変更。

前回終わったところから、一服峠まで本日終了。

そして、七滝の焼切沢への下降路がヤグルマソウやらでバヤバヤとなってきたので、そこも手鋸で綺麗に整えてきました。

カッパを着てても、すっかりビチャビチャ。昨日までは雨が降らずに大地も乾き気味だったので、少々濡れたぐらいでは文句を言うまい。

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七滝コース 7/4

2019-07-04 19:23:29 | 岩手山

今日は七滝コースを七滝入口からしばし一服峠方面のブナ林刈り払い。

しとしとと降る雨はいかにも梅雨時らしく、ブナ林の緑をいっそう深くみせてくれます。

雨降りのブナ林はより鬱蒼とし、昼というのに夕暮れ時の様相。

こんな時は「箱根八里」の一節がついつい。

♫箱根の山は天下の嶮・・(中略)

 雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす

 昼猶闇き杉の並木

 羊腸の小徑は苔滑らか♫・・・(後略)

「杉」が「ブナ」に変われば、そのまんまです。

七滝登山口から七滝までの間に、20mほど林道を歩く場所がありますが、そちらも刈っておきました。意外と、この区間で迷う方もいるようなので。。。

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上坊登山口〜ツルハシ〜平笠不動〜お花畑〜七滝 6/18

2019-06-18 19:53:26 | 岩手山

今日は上坊登山口をスタートし、平笠不動、お花畑を経由して七滝へ下山。

上坊登山口からしばらくはミズナラの林ですが、早々にクマに唸られ、知らんぷりを決め込んで歩みを速める。ミズナラの林が終わるとコメツガ林。徐々に斜度が増していき、滴る汗が止まらない。

登山道脇には祠。幕末文政五年(1822年)の寄進。祠を担ぎ上げた古人の息遣いが聞こえるような。聞こえないような。

コメツガからアオモリトドマツの林へ。東岩手山のアオモリトドマツは西岩手山の林に比べると貧相。

上坊コース、焼走りコースは、焼走り担当公園管理員の方々の担当です。要所に土嚢を積んで歩きやすく補修してくれています。

アオモリトドマツがなくなりダケカンバの林になればツルハシは間近。

焼走りコース、上坊コース合流のツルハシと言ったり、ツルハシ分れと言ったり。

ツルハシから平笠不動まではちょうどシラネアオイのピーク。

途中、雪が残るところもありますが、問題になるほどではありません。岩手山の山開きには完全に露出していることでしょう。

ハイマツ帯になってくれば平笠不動避難小屋近し。

平笠不動避難小屋付近には水場はありませんので、宿泊に際しましては十分に水をご用意ください。

平笠不動からは登山道を整備しながら屏風尾根を下っていきます。登山道は両サイドがハイマツや潅木で狭いですが、迷いそうなところにはピンクテープやスプレーでマーキングしています。

岩稜帯にはイワウメが咲き始めました。

屏風尾根上は風が強いので、夏とは言えウィンドブレーカーを羽織る。

屏風尾根から、西岩手山カルデラ内の御苗代湖の俯瞰。

屏風尾根から離れ、一路お花畑目指して下降。

登山道脇の枝を払ったり、丈の高い植物もモシャモシャしているところは軽く刈り払いしながらの下降です。2011年の大雪崩跡地にも、潅木類が繁茂してきたので、適当に間引きながら。

登山者の少ない道ではありますが、思いの外歩きやすいと思います。シラネアオイやユキザサ、サンカヨウでいっぱい。

小さな湿原が現れたら御釜湖前の十字路はもう間もなく。

平笠不動から御釜湖前までエアリアマップには破線の登山道マークで、「ややわかりにくいので注意」と書いておりますが、それほどではないと思います。

お花畑の主役はヒナザクラからチングルマへ。

焼切沢本谷の残雪は前回よりもかなり減少。

コイワカガミは今盛り。土壌の酸性が強いと赤が濃いようです。

大地獄谷も以前のように迷うことはなさそうです。焼切沢本谷の渡渉を過ぎれば、あとは道通り歩けば問題なし。

急な下りはほとんどないので、膝にも優しい七滝コース。

七滝コース良い道です。一度歩いてみてください。

今日も一日よく歩いたわい。

明日からモロッコのツアーで、しばしブログもお休みです。

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七滝〜大地獄谷〜お花畑〜御苗代湖 6/11

2019-06-11 21:00:13 | 岩手山

 本日は七滝コースを大地獄谷経由で御苗代湖まで。

梅雨入り前ですが、梅雨寒の朝。曇天の七滝は少々肌寒い。

マイヅルソウ、チゴユリ、ユキザサ、ホウチャクソウ、登山道脇はユリ科の花が今盛り。

梅雨寒でエゾハルゼミはフリーズ。気温20℃を超えると鳴き始めるとのこと。

風通る稜線歩きもいいですけど、こんな梅雨寒にはブナ林歩きがちょうど良い。

一ヶ月前、一服峠手前にはたっぷり雪が残っていましたが、すっかり消え去った後に倒木現る。人力で処理しました。

ここまでさして急な登りではないのですが、一服峠では腰かけて一息入れたい。BGMに「アーオーッアオッ!」とアオバトの遠吠えのようなさえずり。熱帯雨林を彷彿とさせる鳴き声です。

一服峠からしばしブナとアオモリトドマツの混交林の山の小径。比較的新しい山体の東岩手山には見られないアオモリトドマツ。焼走りコースや柳沢コースにはありません。

左俣沢手前の泥濘区間。以前よりは歩きやすくなったはずですが。。。

一ヶ月前のパトロール時には、残雪豊富で難渋を極めたチバの滝周辺でしたが、もうすっかり消えて無くなっていました。

冬を越すたび道が細く痩せていく沢沿い登山道。

焼切沢本谷渡渉点。雪解け時もあまり増水しませんが、集中的な豪雨の際には注意が必要です。

森林限界を越えてもガスで展望なし。

今日のメインの作業はガイドロープ類、補助看板の点検、補修です。

大地獄谷ガイドロープは適宜新しいものにして張り直し。

大地獄谷最大の難所のガイドロープ、補助ロープも点検済み。

昨年新しくした巻道ガイドロープも張り直し。

七滝から大地獄分岐までは残雪なし。分岐からお花畑まではところにより残雪あり。

雪解け時期に見たいミネズオウ。

沢沿いはところにより障害物競走の様相。

雪はありますが、さしたる問題なし。

焼切沢本谷の涸沢と登山道が交差するところでは、残雪期に迷いやすいのですが、ピンクテープと看板を見落とさなければ迷うことなし。

お花畑をまずスルーして御釜湖前まで。「オカマコマエ」。「テクマクマヤコン」。「オカモトマヨ」。独り言です。

写真奥へ行けば御釜湖、御苗代湖方面。写真右へ行けば平笠不動。

積雪荷重に耐えられずビスが折れてしまった補助看板も補修。

御釜湖に着く頃には、岩手山山頂にかかっていたガスが上がる!

いつ来ても静寂の御苗代湖。最近、ドラゴンアイブームで騒々しかった八幡平界隈ですが、ここはいつ来ても良いですねえ。

お花畑に戻ってくればすっきり澄み渡る空に風に揺れるヒナザクラ。

登山道整備をしながらの下山中、往路では気づかなかったクマの食痕。生々しい上に毛も付着。

木漏れ日差す山の小径。エゾハルゼミの大合唱。気温は20°Cを上回ったようだ。

アブラゼミやクマゼミは7年ほど地中で過ごすと言われますが、果たしてエゾハルゼミは何年地中で過ごしたか?良い出会いがあることを祈る。

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七滝〜大地獄谷 5/13

2019-05-13 18:15:01 | 岩手山

融雪も進んできたところで、七滝コースのパトロール。

雪解けとともに、冬季の倒木が露出してきます。こういったものの処理も管理員の仕事。もちろん処理完了。

七滝の上部までは気持ち良く土の上を歩けます。ブナの新緑も眩しい季節になりました。

一服峠が近づいてくると、徐々に雪が現れます。

一服峠の手前はまだ分厚く残ってます。

ですが、峠までくれば簡易ベンチで一休み。

湯華採取跡までは、どちらかと言えば雪上を歩くこと多し。でも、この区間はあと一週間もあれば露出しそうです。

泥濘区間は完全露出。昨年設置の簡易木道は一冬越して、けっこう馴染んできました。

左俣沢に架かる橋は、今冬も持ち堪えてくれました。

湯華採取跡のガイドロープを張り直し、補助看板も真っ直ぐにして。

今日の核心部は、湯華採取跡を過ぎて、チバの滝手前から焼切沢の渡渉まで。今年は積雪量多く、特にチバの滝周辺を越えるのは一苦労です。雪上歩きに自信のない方はここで引き返したほうが無難でしょう。この区間はまだしばらく雪が残りそうです。

焼切沢渡渉前の補助看板。適宜、マーキングテープも付けてきましたが、あまり無理して突っ込んでいかないほうが無難ですよね。

渡渉が終われば、あとはいつもの大地獄谷。

大地獄谷の核心部のロープの点検もおこないました。ですが、大勢で1本のロープに捕まらないように。

昨年作った巻道は、看板とガイドロープも無事。管理員が設置した造作物の点検は疎かに出来ません。やって当然、誰かが褒めてくれる訳でなし、何かあればすぐに管理責任を問われるってな世知辛い世の中ですが、とにかく、他人が見てようが見てまいが、手を抜かず職責を全うし、皆さんに喜んでもらって何ぼです。

巻道の峠から焼切沢俯瞰。沢筋には例年より残雪多し。

そして大地獄分岐。鬼ヶ城北面もまだ雪タップリです。

今日は作業量多く大地獄分岐まででしたが、おそらくお花畑方面もまだ残雪豊富ではないででしょうか?これからの時期、道迷い、滑落等には十分お気をつけください。

七滝から上部は、まだ花をつけているものは少ないですが、県民の森ではスミレサイシンやエンレイソウが最盛期という感じでした。

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七滝 3/4

2019-03-04 16:38:07 | 岩手山

午前中、確定申告を終わらせ、午後に猛烈ダッシュで七滝へ。

気温上昇、ステップも良く効きますが、七滝まではツボ足でも問題なく行ける状態。最近の七滝は相当な人気のようで、かなり踏み固められています。

案内板もピンクテープも随所にあり、まあ迷うことはなさそうです。

昨秋設置の七滝入口の看板は雪の上。

このところ春めいてきたので、かなり融雪が進んでいるかと思いましたが、意外とそうでもなかったり。

焼切沢への下降路は、県民の森職員の方が立派な階段を作ってくれているので問題ありません。

七滝の氷瀑。すでにかなり落ちているかと思っていましたが、案外まだ形をとどめていました。しかしこの暖かさ。氷瀑ツアーももうそろそろ見納めでしょうか?

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七滝〜大地獄谷〜お花畑 11/1

2018-11-01 18:11:11 | 岩手山

今シーズンの自然公園保護管理員の仕事は本日をもって終了。 今日は七滝コース。

今年は八幡平、岩手山では遅い降雪でしたが、高山帯では初雪にして根雪となりそうな勢いです。七滝周辺の木々もすっかり葉を落とし、この一帯の冬支度はほぼ完了。

一服峠の手前から登山道に雪が現れる。

今日は先行の方がいらっしゃいましたが、雪で道が判然としないということで、大地獄分岐から下山してきました。

標高を上げるにつれ、積雪量が徐々に増していきます。

黒倉山の岩壁も雪化粧で白倉山に。

大地獄谷から下倉スキー場を俯瞰すれば、ダイヤモンドコースは樹海ラインを境に積雪。

地表面の温度が高めのところでは、やはり雪が積もりづらい。

大地獄谷最大の難所は、これぐらいの寒さと積雪のほうが転石が安定し、歩きやすかったりしますが、登山初級者はしっかりしたリーダーと来たほうがよろしいと思います。

難所を過ぎたザレ場を登れば、じきに大地獄分岐。見た目ほど怖くありません。

問題は分岐からお花畑まで。すれ違った下山者の報告通り、この辺の地理に疎い方はルートを失うリスクあり。

鬼ヶ城稜線上はガスがかかって空は開けていませんでしたが、白鳥の編隊が上空を通過しているようでした。早いグループはもう盛岡の高松池に到着しているようですが、いつも鬼ヶ城上空を通過するグループもいよいよやってきました。

写真の場所はまだ良いほうですが、山側のササやハイマツやナナカマドが登山道に覆いかぶさり、歩きづらいことこのうえない。ラッセル&障害物競走です。

1週間前はまだ秋でしたが、いきなり冬がやってきたお花畑。大地獄分岐からここまではアベレージ15cmぐらいのラッセル。

アオモリトドマツにもかなり雪が載っかってます。

空が一瞬開けた時に白鳥の鳴き声が聞こえましたが、姿は見えず。意外と見つけづらいんです。

また障害物競走が待っている。さあ帰ろう。

これからの時期、積雪に対応出来る装備でお越しいただくのがいいですね。さすがにスキーはまだですね。

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