すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

七滝〜大地獄分岐 10/26

2020-10-26 17:07:02 | 岩手山

降雪によりアスピーテラインの通行止めが続いておりますが、今日はアスピーテラインの路面状況の関係のない七滝コースへ。

七滝周辺の紅葉もピークを過ぎた感あり。

落葉が進み、明るさが増す登山道。落葉フミフミ行く外国人の登山者。

暑かろうが涼しかろうが休みたい一服峠。

大地獄谷が田頭鉱山と呼ばれていた第2次大戦前、温泉をお里に引っ張るためにヒューム管が敷設され、今でも登山上にその産業遺産とも言えるそのヒューム管があちこち露出しています。現在はもう使われてはおりませんが、それを再利用して、泥濘区間の簡易的歩道として今日も二本設置してきました。管の中には泥んこが詰まっているので、すこぶる重たいものです。昨年設置したものはすっかり馴染んでいるので、今日設置したものも一冬越せばグラグラしなくなるでしょう。

黒倉山下部のダケカンバはすっかり葉を落とし、稜線付近はもう冬支度完了。

ロープを設置している場所の確認も怠らず。必要なところはやり直し。

大地獄谷のロープ設置箇所のアンカーも全てハンマーを使って打ち直し。

「一人ずつつかまって!」の看板区間は、大勢で捕まらないでください。

大地獄分岐手前からは登山道上に雪。たいした量ではありませんが、ちょっと緊張感が高まります。

大地獄分岐からお花畑へは雪。場所により、登山道が笹に覆われたり、雪があって分かりづらかったり、これからの時期、急に難易度が上がります。

岩手山は真っ白です。

鬼ケ城北面も真っ白。これから稜線上から冬が徐々に降りてきます。

今シーズンの管理員業務の残り日数も少なくなってきました。あと少し頑張ろう。

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岩手山 上坊コース 10/20

2020-10-20 18:36:58 | 岩手山

今日は上坊コースから岩手山山頂を目指し、ドローンを使った空撮も交えながらの環境省の岩手山PV撮影です。

早朝の焼走り登山口に集合し、上坊登山口へ移動です。朝焼けに染まる岩手山。風もなく、終日穏やかなお天気となり、まさに撮影日和となりました。

環境省のスタッフ3名に撮影スタッフ3名の方々と共に、上坊コースの急登を登山道上に残る古い道標の撮影をしながら、ゆっくりと登っていきます。

ツルハシからはそれまでの一本調子の登りから、急登とトラバースの繰り返し。落葉のザレ道は意外と歩きづらいんです。

平笠不動からは空撮班と地上班に分かれて、山頂へは地上班のみで、撮影しながらの登山。そして平笠不動から操縦するドローンが山頂への登山の様子を撮影していきます。なんというテクノロジーの進歩。

火山としての岩手山、信仰登山の対象としての岩手山が今回の撮影のメイン。これだけ絶好のコンディションもそうありせん。前回、七滝コースからのアプローチで撮影した御苗代湖もよく見えます。この上坊コースの良いところは、山頂までのコースタイムの短さと、文政年間の古い石標が残り信仰登山が盛んに行われていた往時を偲ぶには、雰囲気があって良いコースです。

普段ならお鉢の手前ぐらいから風が強くなるのですが、今日は山頂も微風。良い画が撮れたようです!

環境省選りすぐりのスタッフが、モデル役として撮影に花を添えます。

足並みも揃い、今日はお鉢巡りも出来ました。

信仰登山としての岩手山なら、岩手山神社奥宮も詣でておかねばならんでしょう。

と、順調に終わった撮影。焼走りから仰ぎ見る岩手山はいかにも高く、威風堂々とし、古より山麓の住民が手を合わせてきたのも、なるほど頷けます。

撮影スタッフ、環境省のスタッフの皆さん、本日は大変お疲れ様でした。

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七滝〜大地獄分岐〜御苗代湖 10/7

2020-10-07 22:05:32 | 岩手山

朝起きてみると、岩手山山頂に冠雪が見られました。これは盛岡のほうからは確認出来なかったでしょうか?初冠雪の報道はなかったように思いますが?

このように徐々に秋が深まるにつれ、あちこちから雪の便りも届くようになってくるんでしょうね。

今日は、撮影の案内をしに七滝コースから御苗代湖まで行ってきました。秋の深まりとともに、いろんなキノコも出てきます。ツキヨタケもあちこちに見られるようになってきました。

紅葉も徐々にお里へ向け下っております。黒倉山下部の紅葉は良い色合いに染まってきました。

大地獄分岐まで上がってくると岩手山の山頂が見えますが、山頂部にちょこっとまだ白いものが残っているように見えました。

今日の終点は御苗代湖。静寂の湖面に映る紅葉が見事です。山頂を目指さない山もありではないでしょうか?

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七滝〜大地獄分岐〜平笠不動〜焼走り 9/30

2020-10-01 18:35:58 | 岩手山

前日の登山道整備に引き続き、本日は環境省職員、市役所職員の方々と七滝コースの視察です。

環境省の盛岡管理官事務所には管理官(レンジャー)とその補佐としてアクティブレンジャーがおります。アクティブレンジャーはレンジャーの補佐役として比較的長く同一地域で働きますが、管理官(レンジャー)はおよそ2年の任期で転任してしまいます。赴任後、新任地の状況を把握するのも一仕事です。

今回は市の申し出により、新任の管理官が七滝コースの視察に応じてくれた形です。ありがたいことです。

一般の方にはどうでもいい話でしょうけど、七滝コースは行政的には管理がなかなか難しいところなのです。

安倍政権から菅政権へと代わり、何かと話題に上る行政改革。問題とされる縦割りや、前例主義。ゆえに臨機応変な対応が苦手。しかし、法律は変わらなくても、人が変わると動き出すというのもまた事実。今回はそのきっかけとなりそうな。。。

時間をかけてコースを視察。大地獄分岐から、お花畑、御釜湖と見て、御苗代湖へ。御苗代湖はいつ来ても静寂。

と湖畔に、見慣れない真っ黒い小型のトンボを発見。調べてみると、どうもムツアカネ♂のようです。

御釜湖前から平笠不動までは、屏風尾根までの登りがかなり堪えます。

視察しながらの管理官の所見を伺うことは、管理業務にかなり参考になりました。

屏風尾根に取り付いても、平笠不動まではもうひと踏ん張りしないといけません。管理官事務所には管理官とアクティブレンジャーしかおりません。日頃、デスクワークの多い管理官はかなり脚にきていた模様。。。

平笠不動手前から屏風尾根を振り返る。

朝6時すぎに七滝登山口を出発し、平笠不動に12時頃到着。あわよくば岩手山山頂も、、、と希望していましたが、視察しながらではやはり時間がかかります。

通称「おすなご」のコマクサの咲き終わったザレ道を自衛隊の演習場を見下ろしながら下山です。

第1噴出口からの焼走り溶岩流。1732年の噴火で出来た溶岩流台地です。間も無く大噴火から300年。大地獄谷での小さな水蒸気爆発が1919年。もう100年が経過。岩手山は活火山です。また近いうちに噴火するんでしょう。噴火により大きく植生が変化し、そして今でもその遷移の途上にあるのが東岩手山なのです。極相とも言える西岩手山とは植生も違います。

焼走り登山口への長い下りも、管理官の赴任地でのエピソードなど聞いているうちに登山口到着。かなり有意義な視察となりました。

環境省のお二方、八幡平市役所公園担当のお二方、大変お疲れ様でした。年に1度はこういう機会を作って欲しいと思います。

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七滝〜大地獄谷〜お花畑 9/29

2020-09-29 22:42:57 | 岩手山

お天気の良い日はなるべく足を遠くまで伸ばし、刈り払い期になかなか出来なかった作業をしたいところです。

七滝コースを大地獄分岐まで、その後お花畑までの登山道整備です。

泥濘区間に僅かばかりですが、板を敷いて簡易木道的な処置をしてきました。

チバの滝の紅葉も始まりました。

黒倉山山頂直下も色づいています。

コメツツジ等の小さな紅葉もこれから鮮やかさを増していくでしょう。

大地獄谷のロープ、看板類も点検し、大地獄分岐からはこの間刈り払いをしたお花畑へと至る登山道の笹掃除。

今年の刈り払いでは大量に刈った笹があったので、登山道を覆っているものを携帯熊手を使って掃除。だいぶ歩きやすくなったと思います。

焼切沢本谷のそろそろ枯沢となる辺り、小さな渡渉点があるので、マーキングをはっきりさせました。

お花畑手前の木道で破損し通行不能となった箇所には、横を刈り払って通行しやすくしておきました。

お花畑のチングルマの紅葉。

お花畑から御釜湖前へ。看板類も大丈夫。

御釜湖前から平笠不動方面。分岐から10mほどはガイドロープを張っておりますので、ここで迷う方もいないかと。山と高原地図では平笠不動まで破線マークの登山道ですが、よっぽどの初心者でもない限り問題なく平笠不動まで行けると思います。

岩手山のカルデラ内の紅葉はこれから本番。隠れた紅葉の名所です。

七滝コースの最難所。凍結破砕作用で砕けた礫が登山道を覆っているので、時々除去しています。

登山道を維持するのも一苦労なのです。

お彼岸も過ぎれば、帰る頃にはブナ林の中は薄暗くなっています。クマも笹薮の奥でガサガサ言ってます。暗くなる前に早めに下山することをお勧めします。本当に。

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澄川 9/20

2020-09-22 22:09:09 | 岩手山

★先輩との沢登り2日目。先輩は魚のいない沢には興味ないので、今日は澄川。

入渓ポイントでは大規模な堰堤整備工事を行っているので、平日の入渓は出来ないと思います。

ポイントごとで竿を出しながら、ちょいちょい釣果を上げていきながら登っていきます。

テレマークスキーとアルペンスキーをよくテンカラ釣りと餌釣りに例えますが、成果が上がるまでテレマークもテンカラも勘所を抑えるまで時間がかかりますが、そこを克服すれば新しい世界が広がります。

澄川のほうが水温が低いような?昨日よりも足が冷たい。

まさか入渓者がいるとは思いませんでした。こっちは釣りをしながらの遡行なので、前進速度が遅いんです。この沢最大の滝で先に行ってもらいました。

ここの滝は思いの外手強く、最後はロープを出して確保しながらの高巻きでした。

滝の上は難しいところはなし。苔むす良い雰囲気の渓相です。

★先輩もいたくお気に入りな様子です。

14年振りに一緒に行く沢登りでしたが、まったく違和感なし。まだ何者にもなっていない学生時代に一緒に時間を過ごした間柄は、時を経ても変わらないものなんだなあと。そして夢見がちな若者が、齢を重ねることにより、未来よりも過去のほうが多くなり、不確かなものよりも思い出の重さが増してきて、振り返りたくなるということか?人を人たらしめるもの、それは記憶。ということなのか?

登るにつれ、水を分けるにつれ、水量は減っていきます。

二俣をちょっと右俣へ行ってから若干の藪漕ぎの後、1/25000地図にもある湿原マークの場所へ。時期に来れば、花もけっこう咲いていることでしょう。湿原の上手へやや進んだ後、少しの藪漕ぎで左俣へまた戻ります。

小さな二俣を繰り返しながら、徐々に水は細くなり、、、

所々枯沢状を呈してくると目的地も近い!

そして、沢の最終目的地、犬倉と姥倉鞍部の水場です!小岩井ミルクマークの銀の柄杓で記念の給水。

登山道を登り姥倉山を目指し、南峰でコーヒーブレイク。

コーヒーブレイクの後は、この間刈り払いした姥倉登山道を下山です。自分が刈り払いした登山道を先輩に歩いてもらえて本当に嬉しいです。

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姥倉山 刈り払い 9/15

2020-09-15 19:12:56 | 岩手山

刈り払い作業の残りも僅か。今日は、松川温泉キャンプ場の姥倉山登山口と姥倉山までの登山道の刈り払いが、全て完了しました。

姥倉山登山道の担当区間は山頂から「1.2km姥倉山」標識まで。結構登りがキツイんです。

前回は、山頂到着と同時に本格的に降り始め、ビチョビチョに濡れながらの作業でした。

今日は朝方は日も差して、気温もちょうど良いぐらいです。湯の森まではミズナラ林の急登ですが、汗だくになる程ではありません。

湯の森まで上がれば、少し緩くなります。ブナの巨木が点在する松川の森は、森の恵みも与えてくれます。春はタケノコ、秋はキノコ。

「1.8km姥倉山」の標識を過ぎると斜度が徐々に増していきます。刈り払いしていないところでも、毎年の刈り払いの甲斐もあり、コンディションは問題無し。

作業開始前は裏岩手縦走路の遠望も出来たのですが、徐々に雲行きが怪しくなっていきます。

急登の刈り払いは足場も滑りやすく、細心の注意を払いながらの作業です。

雨が降る前に、目標とする「1.2km姥倉山」標識に到着。このところの降雨で足元が悪いので、結構時間かかりました。

そして、このところの気温低下でいよいよツキヨタケが出始めました。これは良い兆候です!しかし、雨とともに下山。降らない日はありません。。。

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大地獄分岐〜お花畑 刈り払い 9/7

2020-09-07 20:09:35 | 岩手山

今日は七滝コースから登り、大地獄分岐からお花畑へ向けての刈り払いの続きです。作業が進むにつれ通勤距離が遠くなりますが、致し方なし。

稜線上には秋の気配も漂い始めていますが、ブナ林はまだ夏。そして汗だく。。。

大地獄分岐からお花畑へ向かうとすぐ狭い場所を通過しますが、、、

笹はスッキリさせ、高山植物は適度にトリミング。

焼切沢本谷横の沢沿の登山道は山側から笹が覆いかぶさっていましたが、かなりスッキリさせました。今シーズンは通行に支障をきたすこともないでしょう。大地獄分岐からお花畑の間は、刈った笹のお掃除も必要なところは済ませました。

毎年定期的に刈り払いを行なっていないので、作業には時間を要します。

お花畑の分岐到着後は、御釜湖方面と不動平方面の笹の濃いところも刈り払い。

お花畑の分岐から不動平入り口はジャングル状態でしたが、さっぱりさせました。時間の都合上、刈った笹のお掃除までは出来ませんでしたが、少しすれば落ち着いてくるでしょう。

お花畑分岐周辺の木道の老朽化が進んでおります。通行に際してはご注意ください。

機械を担いでガレ場を下るのは一苦労です。

今日は刈り払い以外にも、看板の設置、赤スプレーでマーキング。今日歩いた範囲での道迷いの心配はないかと思います。

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七滝コース 刈り払い 9/1~9/2

2020-09-03 17:27:28 | 岩手山

七滝コースの刈り払いは、一服峠より上がまだ手付かずの状態でした。7月の天候不順がスケジュールに大きく影響しています。

新たになった七滝入り口の看板。県民の森の方に立派なものを作っていただきました。ありがたいことです。

9月に入り、秋めいてきたとは言え、標高の低いブナ林の中は歩けば汗が滴り落ちます。

一服峠の少し上から作業を始め、刈るもの刈って残すもの残す。

日を改めて前日の続きを大地獄分岐をまず目指します。

分岐から次にお花畑を目指します。分岐からお花畑の間の担当が曖昧なところです。ですが、登山者にとっては誰が担当かなんて関係ありませんからね。

機械を使って、一度しっかり型をつけておくことが肝要です。

今年はお花畑まで機械を使って刈り払いをする予定です。

帰路はロープ設置箇所の点検も怠らず。

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上坊登山口〜ツルハシ〜平笠不動〜お花畑〜七滝 6/29

2020-06-29 22:51:44 | 岩手山

今シーズンは新型コロナの影響で、岩手山の山開きイベントは中止になりました。ですが今日は、山開きの直前のこの時期恒例となっている、平笠不動とお花畑の間の登山道の手鋸を使っての簡易的な刈り払い作業です。

上坊登山口からツルハシ分れまでは登るにつれて傾斜が増していき、今日みたいな湿度80%はあろうかという日には滴る汗が止まりません。

ツルハシ分れから平笠不動の間も、何気に斜度がキツイところもありますが、シラネアオイの群落に励まされ慰められながら歩いていれば、そのうち着くさ。。。

岩手山上坊コースは、焼走りの管理員さんの担当でありますが、えぐれ箇所に土嚢や布団かごで対応してくれています。ありがたいことです。

平笠不動まで上がってくれば森林限界で、展望も開けるはずなのですが今日はあいにくのガス。

平笠不動小屋の掃除に、八幡平の山岳協会の方々が上がってきていました。ありがたいことです。こうした各方面の方々の協力があって、皆さんの歩く登山道や避難小屋は維持されているのです。

昨年平笠不動のお花畑分岐に設置した補助看板が、積雪で脱落していたので補修。

分岐からすぐのところ、いつも遅くまで残る雪渓もわずかですが、残っていました。

両サイドから低木類が迫っており、歩きづらいとは思いますが、踏み跡は明瞭についていますし、要所にはピンクテープをつけてありますので、道迷いの心配はないと思います。

平笠不動の分岐から道標2つ目で屏風尾根を離れ、お花畑へと下降を開始します。

下降しながら、下草類を手鋸で刈り払っていきます。

腰をかがめての長い手作業の後、御釜湖前の分岐手前湿原まで来れば、ほっと一息つけます。ヒナザクラの群落もあり、ここが本当のお花畑という感じで雰囲気の良い小湿原です

御釜湖前の分岐の補助看板、ロープ類の点検、補修O.K!

お花畑の分岐。チングルマの最盛期でした。

お花畑から大地獄分岐の間は沢沿い歩きが多いのですが、今年はかなり雪に持ってかれました。

危険度はそれほど高いものではありませんが、小さな崩落箇所が多数ありますので、ご注意ください。

大地獄分岐からは焼切沢本谷の小さな渡渉までは気が抜けない。

補助ロープ、ガイドロープも点検しながらの下山。

チバの滝上流部の登山道も年々融雪時に削られていってます。自然はつねに変化し続ける。

夏至も過ぎるとブナ林の葉も茂り鬱蒼とし、曇天の時には昼でも薄暗く、クマとの遭遇をつねに意識して歩いてください。

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