すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

明日から中国ツアー

2010-06-28 22:16:06 | 海外の山
明日から中国・四川のツアーにて、本日上京。
その新幹線の車中にて、昨年中国ツアーをご一緒したTご夫妻と同じ車両に乗り合わせ、さらにはICI仙台店店長まで同じ車両・・・。世間は狭い。なんと言う偶然でしょうか!
ついでに、昨日は焼走り登山道で、この春ネパールトレッキングにご一緒したOさんにもすれ違っている。どういうこと?

ということで、明日出発。
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岩手山 焼走りコースの花

2010-06-27 13:31:25 | 岩手山
1732年の噴火の際、流れ出した溶岩流。それが焼走り溶岩流であり、国の特別天然記念物に指定されています。
北東山腹の標高1290~920mの5ヶ所の火口から1週間にわったて溶岩流を噴出し、長さ3.4km、最大幅約1.1kmの焼走り溶岩流を形成しました。(参考文献:岩手山・秋田駒ヶ岳自然観察ポイントマップ)
つい最近まで、火山活動の活発化にともない、入山が一部禁止されていた岩手山。今でも立派な活火山なのであります。

この時期の岩手山の目玉と言えば、第1火口からツルハシ分かれにかけての砂礫地帯のコマクサの大群落。
群落の規模で言えば、日本屈指間違い無し。秋田駒ヶ岳と岩手山で日本の1位2位を争う大群落でしょう。おそらく。

とは言え、登山口からコマクサの大群落までは、ほぼ樹林の2時間半。この蒸し暑い気候の中では、決して楽な道のりではありません。
 
歩き始め、ミズナラ林の林床の花はあまり多くありませんが、そんな中でイチヤクソウはよく目立つ。コバノイチヤクソウ?
  
地味なところでアオヤギソウ。シュロソウ属。コバイケイソウなんかの仲間です。そして、まさにユウレイと化したギンリョウソウ。ゲゲゲの鬼太郎の目玉のおやじ的。
 
ケヨノミの実(多分)。これから熟して、黒紫色になるのかな?そして、タケシマランの実。この間まで、花つけてたと思ったら、もう実ですか・・・。季節は移ろう。
  
ハクサンチドリは通常こんな色ですが、シロバナのハクサンチドリ発見!珍しい。コミヤマハンショウズルは岩手山ではポピュラーな花のひとつ。

ナナカマドの花に群がる虫たち。この時期、花という花に虫がいる。こんなに虫っているんだね。
 
第1火口を過ぎて、しばしザクザク道を登れば、いよいよ今日のメインディッシュ!コマクサの大群落。個体数で言えば、岩手山のほうが多そう。見応えという点では秋田駒ヶ岳。という感じでしょうか?
 
オヤマソバ、ミネヤナギ、ダケカンバなどに交ざって咲いているので、どうしても見応えという点では、秋田駒に軍配が上がる・・・かな?
 
しかし、ご覧あれ、この気品溢れる佇まい。やはり高山植物の女王は、このコマクサをおいて他に無し。
 
今日の目的は山頂にあらず。岩手山のコマクサに久しぶりのご対面をはたせば任務終了。焼走りを俯瞰しながら下山。すると・・・よよっ!トレラン愛好会の方々が下りて行きます。なんでも一番速い人は、登山口から山頂まで通常のコースタイムで5時間のところ、1時間50分で登ったんだとか・・・スゴすぎる・・・。

中国ツアーのため明日上京、明後日出発。しばらく八幡平の大自然ともしばしの別れ。
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渓流シーズン本番 結果を残す!

2010-06-25 16:30:50 | 釣り
昨夜はサッカーW杯1次予選、日本vsデンマーク。まさかテレビ観戦してたんじゃないでしょうね?
3時からじゃあ無理。・・・あ、スイマセン、テレビが映らないんでした、我が家は・・・。
起きて結果を確認すると、3-1とデンマークを圧倒(らしいですが・・・)し、日韓大会以来となる16強入り。
良かったね、岡田監督。あれだけのバッシングに耐えながら、結果を残す。なかなか出来るこっちゃないです。

W杯のテレビ観戦で寝不足になることも無く、朝からK太と近くの沢でテンカラで勝負!男は結果で勝負!
  
夏至も過ぎ、新緑から深緑へ。イワナもさぞや食い気に溢れ、今日は大漁!・・・と思っていたが、我慢の釣り。
  
ロケーションは申し分無い。男は結果だ!K太!試合終了のホイッスルが鳴るまで、攻め続けろ!
 
結果、私、尺2本。結果を残す!

K太は・・・。
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ラスティー看板

2010-06-24 16:19:47 | グッズ
この間、河原で、看板にちょうどいい流木を拾ってきたんですが、今朝、早起きしたもんだから、ちょいとラスティー看板作ってみました。
今まで、ラスティーハウスには表札も無ければ、看板も無し。これじゃ、いけないと思い、いつか作ってやろうと思っていたところで、今日完成!

ちょっと油塗り過ぎた感じですが、まあまあの出来。

これも商売になるかなあ?
とりあえず、発注あれば承ります。よろしくお願いします。
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御在所園地

2010-06-24 14:39:41 | 八幡平(無雪期)

和泉屋さんのブログに刺激を受け、じゃ、私も湿原へ行ってみましょってことで、八幡平・御在所園地へ。
 
一面のワタスゲを想像・・・いや妄想していたが、願いもむなしく、ワタスゲはすでに終わりかけており、チョボチョボ・・・。木道脇にツルコケモモが彩りを添えてはいるが、感動の嵐!・・・というわけでなし。
 
こうなったらモウセンゴケに接近戦を挑むのみ。よく見れば、めんこいヤツではないですか!ね?
  
そして、ルリイトトンボにも接近!意外と逃げないもんですね。どんな顔してるのかと思ったら・・・、
 
さすが肉食系。線の細さからは想像もつかない鋭い眼光。
湿原の植物はイマイチでしたが、今日のメインは、実は五色沼。

昨年の7月今年の春、ここに来た時には、これほどの鮮やかなコバルトブルーの湖面ではなかったぞ。いやはや素晴らしいではないですか!!前回2回はともに曇天。やっぱりお天気が関係してるんですかね?
これ見ただけで、今日は来た甲斐があったっつもんだね。

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ICIカスタムフェア@仙台 6/20

2010-06-23 17:11:38 | グッズ
羅須地人クラブログでも報告がありましたが、ICIカスタムフェアに行ってきました。

今年は、東北では仙台のみの開催となったせいか、会場いっぱいの来場者に若干押され気味。
ジョン&ヨーコご夫妻やら、6Mさんも来てたけど・・・、勝手に報道しますが、いいですか?
  
久しぶりのICI仙台店の荒川店長。じつに気配りの人です。そして、キャラバン社の禰津さん、塚崎さん。いつもお世話になってる禰津さんはともかく、初顔合わせの塚崎さんとも、お話し出来て良かったです。
 
ヨーコさんは、来期レディースモデル「アテーナ(右)」が気になり、早速足入れ。どうでしたかね?
ブードゥーのレディース版(左)や・・・、
 
NTN対応プロフェットのレディース版も来期登場。配色がカワイイ。バックカントリー用板も勢揃いでした。K2はもちろんオススメ。そして、カルフのテレマーク板の生産中止に対し、ロシニョールがステップ板を作ってきた!中身はフィッシャー、滑走面はカルフ的な感じです。中程の3ピン付いた板です。これは春の試乗会の時は無かった。写真にはないですが、ブルーモリスのミッドファット・ステップ・ショートスキーもちょっと気になった。

これ以外にも、アルペンスキー、ウエア、アクセサリー類の来期モデルも見て回りましたが、バックカントリースキーのブース以上に活況を呈しておりました。

我々が最も反応したのはKASKのイカ帽。全員で試着。・・・あやしい・・・。

S氏、主席、番長、K太、お疲れさんでした。
そして荒川店長、お忙しいところ、我々の相手になっていただき、ひじょうに恐縮でした。ありがとうございます。
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菊下さん、久しぶりの帰郷

2010-06-19 21:29:12 | 
菊下さんが久しぶりに中国から一時帰国し、八幡平のラスティーハウスにお越しいただき、これから飲み明かすとこです!
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岩手山、和賀岳ご案内 6/18~19

2010-06-19 09:27:12 | 岩手の山
6/17~6/19の3日間、田沢湖をベースに焼山、岩手山、和賀岳の3つの山をご案内。
・・・の予定でしたが、6/17は終日雨で残念ながら登山中止。雫石散策の1日。
 
翌、6/18は岩手山御神坂コースから山頂往復。梅雨の束の間の晴れ間、まあまあの天気でした。
 
先週はまだ咲いていなかったタカネスミレ、イワウメもちょうど見頃。
 
ガスったり晴れたりという天気でしたが、山頂に到着する頃には、八幡平温泉郷方面も見えました。
 
下山する頃には山頂はまたガス・・・。
下山後は雫石のアイス屋さん「松ぼっくり」でクールダウン。ここのアイスボリュームあって美味いです。
 
6/19は和賀岳甘露水口から。アカモノも咲き出し、夏っぽくなってきました。
  
先週に比べるとかなり融雪が進みました。コイワカガミ、チングルマに出迎えられて山頂到着。
 
5時間もかけて歩いてきた山頂を後にするのは名残惜しい。下山は3時間半。登山口に近いミズナラの大木で記念撮影。

という具合の3日間。皆さん、お疲れ様&ありがとうございました。
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アオダイショウ

2010-06-15 14:14:58 | 動物
一昨日のシマヘビグルグル巻き事件の後、不測の事態に備えて、釣りのザックにもポインズンリムーバーを入れとくことにしました。ヘビも怖いが、ハチも怖いし、今度スズメバチに刺されたら、ヤバイんです。もちろんこれは危機的状況の「ヤバイ」です。

明日からご案内するお客様に、イワナ食べてもらおうと思って、本日も近くの沢に入渓。
まずまずの釣果を得て、昼には竿をたたんで帰路につくと・・・、

「え?・・へ、ヘビ~!!」と、本日もヘビに遭遇。
体長1m以上もあろうかというアオダイショウでした。
ポンズンリムーバーがあれば、少しは強気に写真撮影にトライ。

アオダイショウの顔をよく見ると、意外と可愛い顔だったりして・・・。

こう立て続けにヘビに遭遇するということは、何か良いことがある予兆?宝くじ買った方がいいですかね?
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八幡平焼山縦走

2010-06-14 23:23:54 | 八幡平(無雪期)
下見シリーズ最終回かと思われた和賀岳。
・・・でしたが、え?何?焼山?・・・聞いてないですよ~・・・。
ですが,お客様のご要望に対しては、真摯に対応、親切丁寧(ウソクサイ)。

積雪状況も気になるので、やはり下見。
  
秋田八幡平・後生掛温泉から玉川温泉へ縦走でした。「湯治部をくぐり抜け~♪」と、後生掛温泉の湯治部の廊下をいつものように通過し、登山スタート。【後生掛温泉 9:00発】
出だしは木道が整備され、何ら問題なくブナ林を散策気分で歩けます。
  
タムシバの白が新緑によく映えます。ブナとトドマツの混交林の快適な緩斜面の登山道。国見台に向け徐々に傾斜が増し、所々雪に覆われてくる。半端な積雪量なので、踏み抜くこと・・・。
  
八幡平の登山道沿いに彩りを添えるイワナシ。そして、タケシマラン。パッと見、ユキザサですが、よく見てください。葉っぱの付け根から小さい花が垂れ下がってます。
国見台まで来れば、展望が開け、秋田八幡平スキー場が見えます。【国見台 10:10】
 
国見台から毛せん峠の手前にかけて、けっこう雪が残ってました。1週間ぐらいじゃ解けないですね。
毛せん峠では、コイワカガミ、ミネズオウが盛り。シラタマノキ、イソツツジはまだ。【10:40着 毛せん峠 10:55発】
 
ここのミネズオウの群落はかなり大きい。この界隈では1番かも?ヒメイチゲは小ちゃいながら、存在感あります。
  
毛せん峠からアップダウンしながら、鬼ケ城を目指す。途中、急斜面の雪渓の下り気味のトラバースあり。ここは要注意です。
 
鬼ケ城の焼山避難小屋。ちょっと狭いですが、トイレもあるし、悪天候時は心強い味方です。【11:30着 避難小屋 11:40発】
  
鬼ケ城を通過すれば、眼下には湯気を上げる湯沼を見下ろすようになり、そして、そこはコイワカガミのパラダイス。
 
このコイワカガミの群落の規模もなかなかのもんですぞ。今週あたりが、焼山のコイワカガミのピークとなりそう。【12:00 名残峠】

コイワカガミのパラダイス名残峠を越えると叫沢。ここのザレ場はよく滑るので、通過は慎重に。叫沢では硫化水素ガスが発生しており、滑落したら・・・・「ギャー」と叫んで助けを呼びましょう。
  
「ギャー」と言うこともなく、トドマツ林を抜け、気持よいブナ林。
 
道中一ヶ所しかない水場。【12:40着 水場 12:50発】美味しい水で気合いを入れる。ここまでくればもう少し、最後に急なコンクリートの階段を一気に下れば、岩盤浴の湯治客で賑わう玉川温泉。【13:15着 玉川温泉】
 
ここまで下ってくれば、イソツツジは最盛期。
  
ウラジロヨウラクも咲き始めました。花が開いてくると、「オバケのQ太郎」。毛が1本しかないですが・・・。
イワハゼ(アカモノ)もご覧の通り。

玉川温泉からバスに乗って、後生掛温泉に帰還。GWに滑った栂森の斜面には若干残雪あり。

そして、我が愛車バモスで帰宅。八幡平山頂P付近から焼山を望む。後の山は森吉山。

こうやってみると、もう今シーズンのスキーも終わりかなあ・・・。
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