すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

上坊登山口〜ツルハシ〜平笠不動〜お花畑〜七滝 6/29

2020-06-29 22:51:44 | 岩手山

今シーズンは新型コロナの影響で、岩手山の山開きイベントは中止になりました。ですが今日は、山開きの直前のこの時期恒例となっている、平笠不動とお花畑の間の登山道の手鋸を使っての簡易的な刈り払い作業です。

上坊登山口からツルハシ分れまでは登るにつれて傾斜が増していき、今日みたいな湿度80%はあろうかという日には滴る汗が止まりません。

ツルハシ分れから平笠不動の間も、何気に斜度がキツイところもありますが、シラネアオイの群落に励まされ慰められながら歩いていれば、そのうち着くさ。。。

岩手山上坊コースは、焼走りの管理員さんの担当でありますが、えぐれ箇所に土嚢や布団かごで対応してくれています。ありがたいことです。

平笠不動まで上がってくれば森林限界で、展望も開けるはずなのですが今日はあいにくのガス。

平笠不動小屋の掃除に、八幡平の山岳協会の方々が上がってきていました。ありがたいことです。こうした各方面の方々の協力があって、皆さんの歩く登山道や避難小屋は維持されているのです。

昨年平笠不動のお花畑分岐に設置した補助看板が、積雪で脱落していたので補修。

分岐からすぐのところ、いつも遅くまで残る雪渓もわずかですが、残っていました。

両サイドから低木類が迫っており、歩きづらいとは思いますが、踏み跡は明瞭についていますし、要所にはピンクテープをつけてありますので、道迷いの心配はないと思います。

平笠不動の分岐から道標2つ目で屏風尾根を離れ、お花畑へと下降を開始します。

下降しながら、下草類を手鋸で刈り払っていきます。

腰をかがめての長い手作業の後、御釜湖前の分岐手前湿原まで来れば、ほっと一息つけます。ヒナザクラの群落もあり、ここが本当のお花畑という感じで雰囲気の良い小湿原です

御釜湖前の分岐の補助看板、ロープ類の点検、補修O.K!

お花畑の分岐。チングルマの最盛期でした。

お花畑から大地獄分岐の間は沢沿い歩きが多いのですが、今年はかなり雪に持ってかれました。

危険度はそれほど高いものではありませんが、小さな崩落箇所が多数ありますので、ご注意ください。

大地獄分岐からは焼切沢本谷の小さな渡渉までは気が抜けない。

補助ロープ、ガイドロープも点検しながらの下山。

チバの滝上流部の登山道も年々融雪時に削られていってます。自然はつねに変化し続ける。

夏至も過ぎるとブナ林の葉も茂り鬱蒼とし、曇天の時には昼でも薄暗く、クマとの遭遇をつねに意識して歩いてください。

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三ツ石山 6/28

2020-06-28 22:25:06 | 裏岩手縦走路

今日は三ツ石山荘の様子も見たいと思い三ツ石山へ。三ツ石山は、雫石の自然公園保護管理員、そして振興局から派遣される管理員、と目が行き届いている場所なので、我々八幡平の公園管理員は比較的回数を通わなくてもいいのですが、だからと言って全く行く必要がないわけではありません。

まず松川登山口を出発すると、いきなりの階段の急登。文句の一つも言いたくなりますが、すぐ終わりますから耐えて忍んで。

八幡平側の奥産道からの合流までが我々の担当です。現在奥産道へのルートは進入禁止ですのでご注意を。

奥産道合流から三ツ石山荘の間の登山道は県道雫石大更線212号線です。なので、この間は振興局の管轄なのです。

登山道脇に飛び出している笹を刈ったり、残雪期用のピンクテープを外したり、やることはそれなりあるものです。

三ツ石山荘の周辺の湿原もすっかり夏仕様。

振興局の管理員のSさんが小屋の清掃してくれていたので、山荘の前のフキや笹も手鋸で刈ってスッキリさせ木道を出しました。

とここでお願い。三ツ石山荘の入口ドアは自動でも半自動でもありません。開けたら必ずご自分で閉めてください。お願いいたします。朝来てみたら、小屋の中でクマが寝てたなんてことになったらシャレになりませんので。

小屋から見える景色の中にもはや雪はありません。

夏には涸れることの多い三ツ石の水場ですが、今日はじゃんじゃん出ていました。

小屋での作業を終え、山頂を目指します。冬を越すごとに土留めの階段も傷んできました。融雪後の転石もなるべく除去してきました。

紅葉の名所・三ツ石山ですが、緑の三ツ石山も良いじゃないですか。

三ツ石山を通過し、今日は三ツ沼まで。

三ツ沼手前の笹の原。裏岩手縦走路の刈り払い作業は7月になると始まりますが、昨夏に刈った両サイドの笹は良い具合に落ち着いています。足元のノガリヤスはかなり伸びてきましたが、晴れてさえいれば濡れることもなく問題なく歩けます。足元に柔らかい草の触る感じ、悪くないと思いますけどね。

三ツ沼。本日はここまで。作業しながらだと、ここまで来るのがやっとですね。さあ戻ろう。

三ツ石山山頂のホソバイワベンケイ。中国ではイワベンケイを紅景天と言って高山病に効く漢方薬として売られています。

そろそろ松川の登山口というあたりで、土留めの杭が一つ破損してしまっていたので、応急的な処置を施し完了。

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黒谷地 6/26

2020-06-26 21:33:51 | 八幡平(無雪期)

今日は市の職員と、雨中、黒谷地の木道の修繕のための視察。

木道を設置してからかなりの年月が経過しており、修繕の必要な箇所が多数あります。

こういう造作物は県が設置しているので、県に報告してどういう反応があるのかというところではありますが、市としては、出来得る箇所は応急処置的な対応で、安全策を講じるしかないというところでしょうか。

視察の後は、登山道脇の剪定作業。

最近、黒谷地から安比岳分岐にかけて、写真のように融雪直後の転石の整地作業をおこなっておりましたが、、、

本日はところにより登山道は沢と化し、整地作業は不可能。

と言うことで、黒谷地湿原の展望デッキ近くの剪定作業。毎年、刈り払い機での作業をおこなっておりますが、登山道脇の高山植物の成長を促す上でも、手で丁寧な剪定作業は欠かせません。

作業を終え車へ戻ろうとすると、いつの間にか増水。

視察の時には吐水口は水没していませんでしたが、あらま!

本降りの1日でしたが、雨天時の黒谷地口から黒谷地湿原にかけては増水で、木道が冠水する箇所もあります。今日のような日にはくれぐれもお気をつけください。

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八幡平〜茶臼口 6/24

2020-06-24 21:58:19 | 八幡平(無雪期)

朝の八幡平温泉郷は雲がかかり薄ら寒く、1枚多く着て出かけたところ、アスピーテラインを登り源太岩を過ぎたあたりから雲海を突き抜け、すっかり真夏の様相。岩手は寒くガスの中、秋田は日が照り暑くなるという夏にはよくあるお天気です。

夏至を過ぎ、ドラゴンアイも終焉を迎え、人出も一段落。融雪に伴う作業も無くなりました。

キスゲ通り分岐の源太分れ。八幡沼一周したい方は、ここでじっくり案内板を見て進路を定めて、決して源太森方面へは行かないように。

源太森から黒谷地の間もほぼ融雪完了。融雪直後は転石で歩きづらい箇所がありますので、そういうところは現在鋭意整地作業を進めております。

黒谷地湿原では、池塘の水面よりミツガシワが顔を出し始めました。

八幡平界隈の登山道では、毎年刈り払い機を使っての作業を行っておりますが、手鋸を使っての剪定作業も随時行ない登山道脇の高山植物の成長を促しています。

茶臼山荘手前の登山道。木漏れ日が涼やかな演出する山の小径。

そしてまた雲海へと向かって下山。茶臼岳の雪渓歩きもほんの少しを残すのみ。

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八幡平〜黒谷地 6/21~6/22

2020-06-22 22:44:10 | 八幡平(無雪期)

県を跨いだ移動の自粛が緩和された初の週末。ドラゴンアイ騒動も一段落したと思ったら、依然客足の途絶えることのない八幡平。

見返り峠WCからキスゲ通りの遊歩道。雪もなく歩きやすい。スニーカーでも全然平気。。。

キスゲ通りの展望台から県境レストハウスを俯瞰。まだ雪はありますが、さすがにスキーヤー、スノーボーダーの姿は数えるほど。

キスゲ通りを源太分れ方面へ下り始めると間もなく、若干残る雪上歩き。平らな舗装道になれた現代人にとっては、少しの雪上歩きもかなり難渋している様子なのでステップを掘って対応しております。

下りきって沼の畔に出るところでは、すっかり雪も融けコバイケイソウが葉を広げ始めています。

源太分れの分岐から源太森、さらに源太森の裏の雪田手前までは、若干の雪が残っていますがトレッキングシューズを履いていれば、道迷いも踏み抜きも問題無し。安比分岐から黒谷地まではほぼ融雪。時折、八幡沼一周の予定の方が間違って黒谷地のほうまで降ってくる方がおりますが、要所に十分な補助看板も設置しております。これ以上看板増やすわけにもいきません。地図を携帯をするか、スマホにGPSアプリ入れるかしたほうが良いかも知れませんね。面倒見きれません。

週明けの今日は静寂を取り戻した八幡平。

今日は登山口駐車場の補助看板の設置やその他細かい作業です。

黒谷地口から黒谷地湿原までの間の木道は、老朽化が進み木道の腐食や破損箇所が多数あります。自分たちで出来る範囲の修繕は可能な限り行っているのですが、我々の手に負えないものが増えており、訪れる方々には大変歩きづらい思いをさせてしまっております。

熊の泉は冷たい水がじゃんじゃんと湧いております。水汲みにいらっしゃる方も多いのですが、どうぞ足元に十分気をつけて歩いてください。

1日毎に緑濃くなる黒谷地湿原。最近来る度、湿原の真ん中でカラスがいます。クロサンショウウオかヤマアカガエルの卵でも突ついているのかな?

黒谷地湿原から源太森の間の安比岳分岐。雪も融けたので、冬期に外していた補助看板を設置しました。そして、必要の無くなった誘導用の竹竿を回収しました。時期には時期のやることがあるのです。

この間「久しぶり来たけど、ここは昔はもっとシラネアオイが咲いてたよ!」とのお言葉をいただきましたが、花の開花時期は、気温、日照、降雨、融雪スピードによって毎年違います。カレンダー通りに花は咲きませんので、あまりご立腹せずにそういうもんだと思って受け入れてください。思い出は美化されがちです。

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八幡平〜黒谷地 6/19

2020-06-19 17:58:42 | 八幡平(無雪期)

融雪が進む八幡平。

アスピーテライン県境登山口から鏡沼分岐を経て鏡沼手前まで、遊歩道上には雪がなくなり、手間のかかるステップ掘りもほとんどしなくて良い状態となりました。

鏡沼のドラゴンアイはもう間もなく終焉を迎えそうですが、今日はギリギリまだドラゴンアイと言って差し支えない状態だったでしょうか。

鏡沼から山頂の間で、一番迷いやすいところが蒸の湯登山口への分岐。この写真の状態よりも雪があり、看板も雪の下に隠れ、足元しか見ていないとついついまっすぐ行ってしまいそうですが、この間「八幡平山頂⇨」の補助看板を設置しましたので、これで迷うようでは困ります。

蒸の湯分岐から30mほどで山頂展望デッキです。

山頂からガマ沼展望台の間の残雪も、もう間もなく無くなるでしょう。

八幡沼展望台からの八幡沼。

ドラゴンアイ騒動も一息ついて、八幡沼湿原にもしばしの静寂が訪れる。

源太分れ〜源太森〜安比岳分岐はまだ少々雪がありますが、トレッキングシューズを履いていれば問題ありません。

この時期、一番厄介なのが安比岳分岐から黒谷地の間の登山道がえぐれた地峡地帯。融雪の過程で踏み抜き地獄と化しますが、あらから融けました。

残っているところも、ある程度落としたので、激しく落下するようなことはないかと思います。

黒谷地湿原のチングルマが咲き始めました。

湧き上がる積乱雲。夕方には激しい雨となりました。

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モッコ岳登山口〜大深山荘〜松川温泉  6/18

2020-06-18 19:07:53 | 裏岩手縦走路

今日はモッコ岳登山口から大深山荘を経由して松川温泉まで。

前回6/4のパトロールから2週間経過し、目に入る景色には残雪が少なくなり、その代わりに高山植物の開花が順に始まっています。

積雪量により雪が残っているところが多々ありますが、道迷いの心配はほぼなし。

諸桧岳山頂付近の笹原は早くから登山道が露出していました。

雪の下に隠れていた倒木が融雪とともに露出。

チェーンソーがあれば手間はかかりませんが、背負っての移動を考えると、背中も気分も重くなるので、最近はよっぽどの太さでもない限り手鋸処理。上腕の三角筋に相当刺激が加わります。

諸桧岳から石沼への下りも若干の残雪がありますが、道迷いの心配なし。

石沼の水量はまだ豊富。融雪が落ち着いて降水量が少なくなってくれば、石沼と呼ばれる由縁がわかりますが、水を湛えた状態では「何故石沼?」と言う疑問も致し方なし。

石沼から前モロビの登りは、苔むした石段が好ましい雰囲気。

前モロビを通過すれば、嶮岨森から大深岳へ至る奥羽山脈主稜線の遠望が利く。

前モロビと嶮岨森鞍部は完全融雪。

シラネアオイやゴゼンタチバナ咲く急登をヒョイっと登って嶮岨森。

お里のほうは気温が高い状態でも、稜線上には気持ち良い風が吹き抜けていく。

最近、鏡沼と言えば八幡平のドラゴンアイの鏡沼ですが、ここ裏岩手縦走路にも鏡沼がありますよ。忘れずに。

稜線東側が切れ落ちて展望が開ける所がありますが、遠くが見えるって良いですね。嶮岨森から大深山荘の登山道もほぼ露出。

大深山荘では清掃と小屋の周りの刈り払いを行ないました。この時期、暑い日が続いたりすると、トイレからハエが大発生することがあります。毎日掃除しに行けるわけではありませんので、ご了承ください。無人の避難小屋が綺麗に保たれるかどうかは、我々管理員の作業だけでは足りません。小屋の中には掃除道具が置いてありますので、使用後の清掃に積極的にご協力頂けますと、次使用される方が気持ちよく過ごせます。よろしくお願いします。

大深湿原の水場は問題なく勢いよく流れています。そして雪もすっかり融け、滑落の心配なし。

大深湿原から松川温泉へはショートカットルート経由。シラネアオイが今盛り。

ショートカットルートの標高最高地点にはまだ少し雪がありますが、問題なし。ですが、源太ヶ岳山頂直下の雪渓はまだ若干残っています。源太ヶ岳山頂へ向かう方は、滑落したくなければ、ストック、ピッケルあったほうがいいですよね。

源太ヶ岳分岐からは松川温泉まで登山道露出。道迷い、滑落、踏み抜きの危険はなくなりましたが、これからはタケノコ食べにクマが笹薮の中をウロウロしてますので、よーく耳を澄まして危険察知に努めてください。

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黒谷地口〜茶臼口 6/17

2020-06-17 20:10:33 | 八幡平(無雪期)

昨日は断続的に激しい雨の降る1日で、八幡平の融雪も相当進みました。

黒谷地口から黒谷地湿原の木道はほぼ露出しましたが、木道の老朽化が進み、雨が降った翌日はよく滑ります。気をつけてください。

黒谷地湿原はかなり緑濃くなってきました。デッキ周辺にはヒナザクラが咲き始めています。

黒谷地湿原から茶臼山荘の間もほぼ露出。この間までは登山道上を雪解け水が勢い良く流れていましたが、それもかなり減りました。

茶臼岳山頂から俯瞰する景色にも、残雪は残りわずかとなりました。

茶臼山荘から茶臼口の間は、例年遅くまで残る雪渓を残し融雪。

山頂直下の雪渓には適宜ステップを掘っていますが、高温、強風、降雨であっという間になくなります。油断なく。ですが、雪渓歩きは距離で30mほど。10日もすればすっかりなくなると思います。

融雪が早かったところから、猛烈なスピードで緑濃くなっていってます。以前は両サイドを笹に覆われていた登山道でしたが、毎年のチマチマした剪定作業で、登山道脇の高山植物が勢いを増しています。毎年来ている方は気づいている思いますけど。。。

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八幡平〜黒谷地 6/14

2020-06-14 17:36:40 | 八幡平(無雪期)

ドラゴンアイ騒動も今週末でひと段落しそうな感じの八幡平。

水面に青空映す八幡沼。遠目に見ても雪がほとんどなくなりました。

八幡沼湿原はすっかり融雪し、踏み抜きの心配のない状態となり、いよいよ花も咲き始め夏が始まる。

見上げれば春の名残の環水平アーク。

源太森の手前から安比分岐の間はまだ雪が残る箇所がありますが、ここはまだ大事に至ることはありません。

源太森裏雪田のステップも階段に合わせ新しいものを掘りました。

ここ3〜4日は安比分岐から黒谷地の地峡地帯の踏み抜きに注意です。

かなり融雪が進んでいるので、来週末にはすっかり融雪するかと思います。

黒谷地湿原から黒谷地口の間の木道はほぼ露出しましたが、木道の腐食箇所が多く、十分注意して歩いてください。全面的な改修が望ましいのですが、なかなか実現いたしません。

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茶臼口〜黒谷地口 6/13

2020-06-13 20:18:18 | 八幡平(無雪期)

今日は茶臼岳の山頂直下雪渓のステップ掘り。日毎、雪渓は小さくなっていき、いよいよ雪渓ステップのファイナルステージです。

茶臼口から山頂直下雪渓までは、スニーカーでも来れそうな気もするのですが。。。

いざ現場に来てみると、歩き慣れていない人にとっては、ちょっとビビりが入る斜度感かもしれません。6/17に整えたステップは3日もすれば、かなり解けています。積雪期の安全性の高いルート取りは、夏道よりもやや高い所にあるので、雪渓が小さくなってきたところで、夏道沿いにステップを掘り直します。

積雪量が少なくなるにつれ、雪が固くなってきます。掘るのも一苦労です。

山頂直下雪渓を30mほどトラバースすれば、あとは茶臼山荘までは雪の心配なし。場所によってはちょっと泥んこ。

茶臼山荘から黒谷地までは雪解けした場所はかなり歩きやすくなってきましたが。。。

融雪のキワの部分の踏み抜きは注意してほしいところです。茶臼山荘から黒谷地の間は、踏み抜いても大事に至ることもまずありませんが、トレッキングシューズでくれば、靴の中がビチョビチョになる確率75%ぐらい。長靴なら安心。

黒谷地湿原。完全夏仕様までカウントダウンと言った感じですが、黒谷地から源太森の間は、まだ残雪豊富で踏み抜き注意な状況です。

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