今日は源太ヶ岳の全層雪崩の通行困難エリアの視察と整備、八瀬森分岐の道標設置です。
松川温泉を出発し、風通しの悪いブナ林を大汗かきながら、まずは源太ヶ岳直下の大深山荘方面の分岐を目指す。
上倉の水場は、水量こそ少ないものの涸れることはなく、冷たい水が喉を潤してくれます。
分岐直前まで来ると、土砂に覆われたデブリがまだ解けずに大きな山になっています。ですが、通行可能です。
分岐の雪は消えていました。
分岐から大深山荘方面の支障木を処理して、通り安くしておきます。
前回の視察の際も手入れをしましたが、若干の融雪により、倒木で歩きづらくなっているところは枝払い。
ピンクテープの位置も付け直して、大深山荘から源太ヶ岳分岐までは、だいぶ通りやすくなりました。
分岐から源太ヶ岳方面も登山道消失箇所にピンクテープを付けておきました。
山頂直下には、わずかに残雪がありますが、注意して横断してください。
源太ヶ岳山頂から大深岳の間は、快適な高山帯歩きです。
大深岳から八瀬森分岐の間も雪もなくなり問題なし。
一冬ブルーシートで包んでデポしていた道標も、半年ぶりに元の位置に戻りました。さあ帰ろう!
源太ヶ岳山頂直下の登山道消失箇所は、このところ晴天続きで、前回よりも地面が乾いていて歩きやすくなっていましたが、雨天時はひどく泥濘むことが予想されます。
一部登山道が生き残っているところもありますが、、、
土砂や、デブリの雪で登山道はかなり覆われています。
土砂に覆われたデブリの山はしばらく消えることがなさそうですが、一応、通行困難であることに変わりはないですが、ピンクテープをつけたり、倒木の枝払いをしたので、通行可能な状態です。