本日から樹海ラインもオープンして、いよいよ春本番の八幡平。
アスピーテラインの朝の通行止め解除は8:30でも、本日の樹海ラインのオープンは10:00から。。。
樹海ラインのオープンを待っているわけにもいかないので、アスピーテライン山頂Pから、いったん藤七温泉まで下った後、モッコ岳の登り返し。
今日はノーシールのステップソール一本勝負!緩やかな起伏の続く裏岩手縦走路は、ステップソール向きなところです。シールの着脱なんてしてられない!裏岩手縦走は、ステップソールが最強の道具でしょう。
登ったら、そのまんま滑走!モッコ岳の山頂は、今日は割愛して先を急ぐ。
だだっ広い諸桧岳の山頂は、夏の登山道通りには歩きません。アオモリトドマツの密々としたところは、雪面がうねっていて歩きづらいので、オープンなところを縫うように。
諸桧岳を振り返ってみると、縞枯れになってます。北八の縞枯れ現象と理屈は一緒。
前モロビの山頂から嶮岨森へ。稜線上のルート取りはクラックが開き始め危険。慎重に。
嶮岨森も稜線付近よりも、東側を十分高度を落として巻くように行ったほうが無難。
嶮岨森をの東側を巻いて、再び稜線上に上がり、クラックの広がる稜線東側を避けながら大深山荘へ。
今シーズンは雪多いです。入り口がビチッと閉まっていなかったので、中に雪が溜まっていました。避難小屋使用後は、戸締まりよろしくお願いします。
大深山荘の除雪作業の後、再び八幡平山頂方面へ戻っていくと・・・よっ!クマの足跡!しかもさっき来た時のトレースの上に新しい足跡がくっきりと。どうやら、このへんのクマもそろそろお目覚めのようです。
また戻ります。ご覧の通り、稜線東側は雪庇が張り出しております。これからクラックが広がってきますので、雪庇には近づかないように。落ちますよー
!
嶮岨森直下の鏡沼はまだ解氷せず。
気温上昇とともにクラックがどんどん広がります。斜面変化の場所、注意してください。
前モロビ直下。厳冬期に大きな雪崩でもあったか?けっこう太いダケカンバが吹っ飛ばされていました。
モッコ岳が近づいてくると、やっと安堵感。
振り返って諸桧岳。ガスったら、迷いやすいところです。
ヘロヘロなので、帰路もモッコ岳山頂を割愛。
樹海ラインを渡って、モッコ岳方面を振り返る。今年は雪が多いですが、モッコ岳へ続く夏道付近はいつも雪付きが悪いので、早くも笹が出始めてます。
そして、登り返して山頂P到着2時過ぎ。。。さすがに疲れました。。。