すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

ステップソール講習@モッコ岳

2014-04-30 23:52:29 | レッスン

本日は、モッコ岳でステップソール講習です。ご参加はキャサリンさん、Sさんのお二人。

お天気が心配されましたが、なんとか1日持ちこたえてくれ、とりあえず良かった。。。

基本的なところをビシッと徹底的に反復練習です!

何が基本なのか?まず理解して、表現する。

一瞬、青空が広がりましたが、一瞬でした。。。

ステップソールでは、シール登高に比べグリップ力が弱い分、登りのテクニックも重要となります。登り返しもスマートに、無駄なエネルギーを使わずに。

軽い道具ならではの、チェックホップにも挑戦してもらいました。

小回り技術の応用です。ちょっとしたコツさえつかめれば、けっこうイケル!

お天気がすぐれなかったので、道路に近い斜面での練習でしたが、最後はモッコ岳が見えるところまで。

お天気が悪くても、やるだけやれば充実します。

お二方とも、何度も登り返しお疲れ様でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八幡平~茶臼岳縦走ツアー

2014-04-29 18:56:04 | 八幡平(積雪期)

GWのツアー2本目。本日は、八幡平山頂から茶臼岳経由モミ山までの縦走ツアーでした。

ご参加はN夫妻と久しぶりのキャサリンさんの3名。これぐらいの人数でこじんまり行くのが、良いですね。

まさに絶好のツアー日和。こんな陽気に誘われて、八幡平山頂周辺にはたくさんのスキーヤー、登山客が来ていました。

山頂駐車場から八幡平山頂までは、あっという間。とりあえず、脚を運ばなきゃいけないでしょ?

登山道のまんま歩いただけでは、満たされない滑走満足度も、滑れるところを可能な限り滑れば、けっこうボリューム感あります。

まだ厚く雪の残る八幡沼湿原をスケーティングで駆け抜ける!シール付けてちゃ、こうはいかない。

茶臼岳まで登ってくれば、あとはお楽しみ、もしくは修行のダウンヒル!気温も上がり、微妙にブスブスと潜る雪は手強いぞ!

久しぶりのキャサリンさんは、手強い雪をご所望だったので、今日はご満悦か?

ステップソールなら登り返しも手間要らず。滑り終わったら即登る!

Nさんは昨年比2倍の安定感。本日のベストテレマーカー!前山の微妙な雪にも巧みに対応。

滑ったら、即登り返し!春はやっぱりステップソールに限ります。

最後のモミ山もやはり微妙、絶妙。でもこんな雪もエンジョイしちゃう!J子さんは安定感昨年比3倍増!

ボリューム満点な八幡平~茶臼岳縦走。

良いお天気と良い山で、皆さん、ご満悦です!

 

ご参加の皆様、お疲れ様でした。

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステップソール講習@モミ山

2014-04-28 18:28:06 | レッスン

本日は、モッコ岳でのステップソール講習の予定でしたが、山頂付近は濃いガスに包まれ、とても講習をする状況ではないので視界の良いモミ山まで移動。

とは言え雲行き怪しく、岩手山の東側には吊るし雲。お天気の様子を見ながらの講習でした。

こんなお天気、お寒い状況でしたが、講習は熱く、山を滑る上で必要な動きを何度も登り返して反復練習です!

まあ、お天気には勝てませんでしたが、良い一日ではなかったかと思います。

 

Fさん、お疲れ様でした。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焼山山塊・栂森ツアー

2014-04-27 18:13:40 | 八幡平(積雪期)

GWの一発目のツアーは、焼山山塊・栂森。

RASU-Tレッスンで腕を上げたFさんの初めてのツアーでした。初のツアーがステップソールとは、ナイスチョイスです。

歩き始めはブナ林の緩い斜面なので、余裕を持って周りの状況を観察しながら歩けます。

カモシカの溜糞発見!相当溜め込みましたね!臭いませんよ。ご心配なく。こんなものも観察の対象。

クマ棚もありますよ。クマが木登りして、ブナの実を食べた痕跡です。

そうやってブナの樹皮を観察すると、無数のクマの爪痕が!想像力たくましくして歩けば、ほっつき歩くのも楽しくなる。

ベコ谷地近くにはクマの足跡。いよいよ秋田八幡平のクマもお目覚めです。

スタートする時には遠く感じた栂森も、好奇心をもって歩けば、2時間であっという間に到着。

栂森のオープンバーンでは、何度も登り返して腕試し。微妙に潜る雪は、意外と侮れない。

スキー場の練習ももちろん大切ですが、何と言っても、テレマークスキーの醍醐味はツアーじゃないでしょうか?「歩く」と「滑る」のよどみない連続性。

その結果、栂森のオープバーンには、このような幾何学模様が刻まれました。

大型哺乳類との出会いを求め続けて、キョロキョロしながら歩きましたが、今日は残念ながら遭遇なし。でも、このブナ林ですから歩くだけでも十分です。・・・ですよね?

歩きと滑りの連続性、最後は滑って〆。

これから、どんどん山に行って、ほっつき回ってほしいです。

初めてのツアー、お疲れさまでした。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上倉沢~源太ヶ岳~大深岳 ピストン

2014-04-26 18:54:47 | 源太ヶ岳

本日は、樹海ライン上倉沢から源太ヶ岳。

まずは雪の回廊をスコップで掘って、階段作りからのスタートです。

トドマツ林を登っていけば、意外と近い源太ヶ岳。

でもクマもほっつき回ってますから、ご注意。

この間は松川温泉から源太ヶ岳の東側を登ってきましたが、今日は南側から山頂。山頂の融雪も進んでいます。

大深岳方面へは少し夏道を歩いて、再びスキー装着。

大深岳東側はクラックが開き始めています。面倒でも西側を大きく巻いて歩いたほうが、リスク減。スキー装着状態でクラックに落ちると、面倒なことになります。

裏岩手縦走路、小畚山から三ツ石山の山並み。GW後半はここを歩きます。

再び源太ヶ岳経由で樹海ラインへ下山。

松川玄武渓谷前近くの道路沿いのミズバショウもいよいよと言った感じ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八幡平山頂P~大深山荘 裏岩手ピストン

2014-04-25 17:27:38 | 八幡平(積雪期)

本日から樹海ラインもオープンして、いよいよ春本番の八幡平。

アスピーテラインの朝の通行止め解除は8:30でも、本日の樹海ラインのオープンは10:00から。。。

樹海ラインのオープンを待っているわけにもいかないので、アスピーテライン山頂Pから、いったん藤七温泉まで下った後、モッコ岳の登り返し。

今日はノーシールのステップソール一本勝負!緩やかな起伏の続く裏岩手縦走路は、ステップソール向きなところです。シールの着脱なんてしてられない!裏岩手縦走は、ステップソールが最強の道具でしょう。

登ったら、そのまんま滑走!モッコ岳の山頂は、今日は割愛して先を急ぐ。

だだっ広い諸桧岳の山頂は、夏の登山道通りには歩きません。アオモリトドマツの密々としたところは、雪面がうねっていて歩きづらいので、オープンなところを縫うように。

諸桧岳を振り返ってみると、縞枯れになってます。北八の縞枯れ現象と理屈は一緒。

前モロビの山頂から嶮岨森へ。稜線上のルート取りはクラックが開き始め危険。慎重に。

嶮岨森も稜線付近よりも、東側を十分高度を落として巻くように行ったほうが無難。

嶮岨森をの東側を巻いて、再び稜線上に上がり、クラックの広がる稜線東側を避けながら大深山荘へ。

今シーズンは雪多いです。入り口がビチッと閉まっていなかったので、中に雪が溜まっていました。避難小屋使用後は、戸締まりよろしくお願いします。

大深山荘の除雪作業の後、再び八幡平山頂方面へ戻っていくと・・・よっ!クマの足跡!しかもさっき来た時のトレースの上に新しい足跡がくっきりと。どうやら、このへんのクマもそろそろお目覚めのようです。

また戻ります。ご覧の通り、稜線東側は雪庇が張り出しております。これからクラックが広がってきますので、雪庇には近づかないように。落ちますよー

嶮岨森直下の鏡沼はまだ解氷せず。

気温上昇とともにクラックがどんどん広がります。斜面変化の場所、注意してください。

前モロビ直下。厳冬期に大きな雪崩でもあったか?けっこう太いダケカンバが吹っ飛ばされていました。

モッコ岳が近づいてくると、やっと安堵感。

振り返って諸桧岳。ガスったら、迷いやすいところです。

 ヘロヘロなので、帰路もモッコ岳山頂を割愛。

樹海ラインを渡って、モッコ岳方面を振り返る。今年は雪が多いですが、モッコ岳へ続く夏道付近はいつも雪付きが悪いので、早くも笹が出始めてます。

そして、登り返して山頂P到着2時過ぎ。。。さすがに疲れました。。。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上坊の一本桜

2014-04-24 19:54:37 | 八幡平(里)

実家の一関のほうは、桜は満開から散り始め?

盛岡のあたりが今良い感じ?

八幡平の桜の名所・上坊牧野の一本桜はというと・・・、まだちょっと先になりそうです。

開花は、5月に入ってからかな?最近とみに知名度がUPし、この景色を狙って、たくさんのアマチュア写真家の方がいらっしゃるようになりました。

個人的にも、岩手山が一番カッコ良く見えるのが、この位置ではないかと。颯爽として、伸びやかで、アンシンメトリーなとこ。

一本桜が咲く頃が、一番好きです。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

源太ヶ岳ツアー

2014-04-23 18:09:16 | 源太ヶ岳

本日は、絶好のツアー日和。Sさんを好天の源太ヶ岳へとご案内です。

ブナ林を汗だくになりながら登ると、徐々に源太ヶ岳の山頂直下のオープンバーンが見えてくる!はやる気持ちを抑えきれない!

山頂まではひたすら登りなので、ステップ板にシールを装着した状態。

源太ヶ岳のオープンバーンは、いつ来ても気持ち良い斜面ですが、厳冬期には容易に人を寄せ付けません。

山頂付近は融雪が進み、いよいよ登山道が出てきました。徐々に夏山シーズンが近づいてきます。

Sさん、初源太にしてこの天気。ホントに良かった!

山頂直下オープンバーンは、一見滑りやすそうですが、微妙に潜るので油断ならない。日頃鍛えし技術力をもって体当たり!

こんな絶好のコンディションですから、もちろん登り返し!

登り返しはシールなしでステップを効かせながら。ステップソールの歩き方やキックターンの仕方も含め、日頃の鍛錬です。

 登り返して、基本的なところをしっかり洗い直します!

林の中に突入すると、さらに難易度UPのザラメ深雪状態で、基本通りに動かないとやっつけられる!

ブナの巨木揃いの最高のロケーション。こんなところを一人でほっつき歩けるようになったら言うことなし。

奥産道入り口の湿原のミズバショウもようやく開花し始めました。春です。

しかし、春スキーのシーズンは雪がある限り、まだまだ続きます。

 

Sさん、お疲れ様でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八幡平の沼巡り

2014-04-22 17:43:35 | 八幡平(積雪期)

焼山山塊・栂森の下見の後は、かねてからの懸案でありました、熊沼、夜沼の沼巡り。

アスピーテラインから、いきなり急斜面をズドーンと熊沼までの滑降です。熊沼はいまだ雪の下。いつもは上からの俯瞰でしか見えていなかった景色を今日は下から見上げます。

茶臼岳直下の南西側は馬蹄形にガケになっており、熊沼、夜沼はそのガケの下にあります。そのガケは滑落崖と呼ばれるのもので、太古の昔発生した大規模な地滑りによる崩落で、このような地形になってます。

記憶に新しいところでは、岩手宮城内陸地震の際、荒砥沢ダム上部の山が一瞬で消えてしまったニュース映像を覚えている方もいらっしゃるかと思います。その際、このように馬蹄形に山が崩壊していました。八幡平や栗駒のように積雪量の多いところでは、土砂の中に水分を大量に含んでおり、地震や豪雨をキッカケに崩壊した時に、このような地形が形成されます。

そんなことはともかく、今度は夜沼。微妙な起伏が、まさにステップソール向き!

とそして、ライン取りによっては滑る斜面もある。なるほど。

スタートから20分ほど夜沼です。いつもは上から見下ろす夜沼ですが、今日は茶臼岳を仰ぎ見る。

こんなところに来る物好きはそうそういない。渡り鳥の良い休憩場所になっているようですが、突然の来訪者にびっくりしていっせいに彼方へと。。。

夜沼から今度は戻りながら石ガタ沼。先ほどの水鳥たちを再び驚かせ、再び彼方へ。

ここはアスピーテラインからは見えない、言わば幻の沼!・・・でも茶臼の山頂からは見えますけどね。。。

ほとんど人跡未踏の地に近いところですから、動物たちも緊張感なし。遠くで、気配を感じると、キツネがジッとこちらを凝視。

スタートから1時間ほどで、また熊沼に戻ってきました。しかし、最後、またあの急斜面を登らないといけない。。。

と、無事に急登を登りきって、スタートから1時間半で沼巡り終了。

これは、ライン取りによって面白いツアーコースになりそうです。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焼山山塊・栂森

2014-04-22 16:53:16 | 八幡平(積雪期)

本日は焼山山塊の栂森の様子見。

後生掛温泉からスタートし、まずはベコ谷地を目指します。

後生掛温泉付近のブナ林は、巨木揃いでとってもいい雰囲気です。秋の紅葉も、そりゃ見事ですが、残雪期のブナ林はあっちこっちほっつき歩けて最高です!

ベコ谷地からは栂森や国見台も見えます。今日は良い天気で、汗もしたたる。。。

ステップソールでザックザック歩いてきたら、1時間ちょっとで、トドマツ林を抜けオープンバーン下部に飛び出す!

山頂からは焼山越しに、森吉山もよーく見えました。

栂森山頂オープンバーンを1本滑って、国見台へ。立ち枯れのトドマツが印象的な景色です。

振り返れば先ほど滑ったシュプールがくっきり。なかなかよろしい!

国見台の斜面はザクザクとして微妙に潜る。

ぐるっと1周2時間ちょっとで下見終了。

帰りに秋田八幡平のビジターセンターにご挨拶に寄って、情報収集。今年はまだクマの目撃情報はないそうですが、もうじきウロウロし始めると思います。大沼周辺、長沼方面には熊棚いっぱいあるそうです。そのへん、クマ密度の高いところですから、クマに遭いたい方は、お越しください。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする